Steamのインストール方法!ダウンロードやアカウント登録など導入手順を解説!

Steamを使ってゲームを遊ぶためにはインストールが必要です。ですが、Steamはプラットフォームですから、初めて使うためにはアカウント登録をしてからインストールするという手順が必要になります。その手順の解説と合わせてSteamとは何なのかをご紹介します。

Steamのインストール方法!ダウンロードやアカウント登録など導入手順を解説!のイメージ

目次

  1. 1Steamって何?
  2. PCゲームのデジタル配信システム
  3. Steamの4つの機能とは
  4. 2Steamのダウンロード・インストールからの導入方法
  5. Steamクライアントソフトをインストールする方法
  6. Steamのアカウントを作成する方法
  7. 3Steamソフトインストール後の設定方法
  8. 設定の場所について
  9. 基本的な設定について
  10. 上級者向けの設定について
  11. 4Steamのメリット・デメリット
  12. Steamのメリット
  13. Steamのデメリット
  14. 5SteamをインストールしてPCゲームを楽しもう

Steamって何?

始めに、Steamとは何なのか。Steamとは、PCゲームのプラットフォームです。世界最大規模と言われるこのプラットフォームは、非常に多い数のゲームを配信しています。ユーザーはお金を払い、ゲームデータをダウンロードすることによって、その場で新しいPCゲームを始めるられます。

PCゲームのデジタル配信システム

SteamはPCゲームの配信システムをさします。配信されているPCゲームは、Steamのホームページで確認する出来ます。PCゲームは購入し、ダウンロードすることで遊べるようになりますが、その時は常にSteamのクライアントソフトを導入し、認証する必要があります。

ThumbSteamとは?スチーム版のPCゲームの遊び方を初心者向けに解説!
Steam(スチーム)とはPC版のゲームを紹介するゲーム配信サービスです。今回はスチーム版(...

Steamの4つの機能とは

Steamのアカウントを設定しPCゲームを遊ぶために、Steamでは4つの機能を提供しています。Steamが世界最大規模と呼ばれるPCゲームのプラットフォームとなった機能です。

ストアについて

ストアの選択

始めにご紹介するのは「ストア」機能です。PCゲームを購入するための機能で、ストア上でゲームを選び、購入出来ます。この機能はSteamのクライアントからだけではなく、Steamのホームページから「ストア」を選択することでも確認出来ます。これはアカウントを作らなくても見られますので、遊びたいゲームがあるか、まずは確認してみることをお勧めします。

ライブラリについて

ライブラリの選択

「ライブラリ」では、Steamストアで購入したゲームの一覧が見られます。「ライブラリ」からゲームの起動、アンインストール、そして設定の変更まで行える、とても便利な機能です。

コミュニティについて

コミュニティの選択

コミュニティ」は、一種のSNSです。掲示板での会話や、画像のアップロード機能を含め、仲の良いメンバーで集まれるグループの作成機能などもあります。気になるゲームがあるけどもう少し情報が欲しい、そんな場合にはコミュニティでゲームの情報を交換し、スクリーンショットを見ることが助けになります。

ニュースについて

ニュースの選択

最後に「ニュース」の機能です。この機能はアップデートやセールなどのSteamの情報が配信されています。ゲームで遊ぶのにあまり関係ないためか、Steamクライアントでも片隅にひっそりと配置されています。

Steamのダウンロード・インストールからの導入方法

SteamでPCゲームを遊ぶためには、まず、クライアントソフトのインストールが必要です。導入方法を説明します。

Steamクライアントソフトをインストールする方法

クライアントのインストール

Steamクライアントソフトのインストールは、Steamのホームページからダウンロードして行います。ホームページの右上にある「Steamをインストール」ボタンを押すとインストール画面に進みます。

対応OSについて

Windowsなら、Windows 7以降(Windows XP及びVistaは2019年1月1日をもってサポートを終了しています)。MAC OS Xなら 10.11(EL Capitan)とそれ以降をサポートしています。またLinuxにも対応していますが、Ubuntuの対応済みのタイトルはWindowsやMacに比べて少ないタイトルに留まっているため、遊びたいゲームが対応しているのかどうか、確認してください。

ダウンロード方法

インストールの選択

ダウンロードはSteamのホームページから行います。Steamのホームページ上側にある「Steamをインストール」を選択するとインストールするOSを選ぶ画面に移動します。Windowsユーザーが多いのか、大きく表示されているボタンはWindowsです。macOSやLinuxへインストールしたい時は、そのすぐ下のマークからダウンロードします。

インストール手順

セットアップの実行

Windowsの場合は、インストールボタンを押すとファイルの保存場所について聞かれます。好きな場所に保存してください。エクスプローラーで、保存したファイルの場所を開き、ダブルクリックで実行することでインストールが開始されます。

Steamのアカウントを作成する方法

Steamアカウントの作成も、Steamのホームページから行います。クライアントソフトのインストールだけでなく、アカウントを作成することがSteamの導入には必要です。アカウントを作成し、Steamに登録する方法を説明します。

アカウントを登録する手順

アカウントの作成

Steamのホームページを開き、右上のログインボタンをおします。ボタンを押すと、ログインページに移動しますが、「サインイン」と書かれたログインの隣、ページ中央に「作成」と書かれた場所があります。ここがアカウント登録の場所です。「Steamに登録」ボタンを押して、メールアドレス、居住国を入力し、利用規約の確認をします。

アカウント登録後の確認メールについて

確認を終えて次に進むとメールアドレスの認証が行われます。先ほど登録したメールアドレス宛にSteamからメールが届いています。もし届かない場合には、登録メールアドレスが間違っていたか、迷惑メールフォルダに入っているかもしれません。メールが届いていたら、メール中の「アカウントを作成する」のURLにアクセスしてアカウント作成は終了です。

Steamソフトインストール後の設定方法

Steamのクライアントソフトのインストール、アカウントの登録が済んで、これでSteamの導入は終了です。好きなPCゲームを購入して遊んで下さい。ですがもう少し、Steamの設定についても説明を加えます。すべてが今すぐに行うことではありませんが、SteamでPCゲームを遊んで行く上で知っておいたほうが良いことです。

ThumbSteamのゲームが起動しない/できない時の対処法!インストールから初回セットアップでのエラーまで解説!
大人気のゲームプラットフォーム「Steam」が起動しない、インストールできな、ゲームが起動し...

設定の場所について

設定を開く

設定は、Steamのクライアントソフトを起動し、右上のSteamメニューを開いて行います。「Steam」を選択するとメニューが開きますので、そこから「設定」を選択してください。

基本的な設定について

設定のメニュー一覧

設定メニューには「アカウント」「ファミリー」「ゲーム中」「インターフェース」……、と多くの項目があります。これらのほとんどは、すぐに設定を変える必要はありません。デフォルトのままでしばらく遊び、気になったら見てみるという程度で十分です。ここでは基本的な設定だけを説明します。

アカウントを設定する方法

設定メニューの一番上に「アカウント」の設定があります。ここで重要なのは、「STEAMガード・アカウントセキュリティ管理」です。万が一、アカウントが乗っ取り等の被害に合った場合、それまでに購入したゲームが遊べなくなる可能性があります。ぜひSteamガードモバイル認証を登録して下さい。

アカウントの設定

他には、ベータへの参加設定があります。正式リリース前のベータ版でも遊んでみたいという場合には、有効にしてください。

ゲーム中の設定について

ゲーム中の設定

設定メニューの上から三番目に「ゲーム中」の設定があります。すぐに変更が必要な項目はありません。オーバーレイやスクリーンショットの設定項目がありますので、ゲームをしてみてから気になるようであれば設定を変更してください。

インターフェイスの設定について

インターフェースの設定

「インターフェース」の設定では、使用する言語や、起動時の画面など、Steamクライアントソフトの見た目の設定をします。ここは個人の好みで設定して構いません。GPUアクセラレーションやDirectWriteなど、少し専門的な用語が使われている項目は、内容を理解してから変更してください。分からない場合にはデフォルトのままで構いません。

ダウンロードの設定について

ダウンロードの設定

「ダウンロード」の設定では、PCゲームをインストールする先のライブラリフォルダの設定や、ダウンロードする先のサーバーの設定があります。ダウンロード地域は、自動的に最寄の場所が設定されているはずです。日本でSteamを使う場合には「Japan - Tokyo」になります。もし違っていた場合には設定し直してください。

ブロードキャストの設定について

「ブロードキャスト」の設定は、ゲーム画面を配信したい場合に使用します。個人でPCゲームを楽しむ限りにおいては設定変更の必要はありません。ブロードキャストを使えば、Steamを使っている相手限定になりますが、自分のゲーム画面を見せられます。

ボイス・ミュージック・Webブラウザの設定について

フレンドリストの設定

「ミュージック」ではボリュームの設定が、「Webブラウザ」ではホームページの設定が出来ます。「ボイス」はSteamで登録したフレンドとのボイスチャットの設定です。ボイスの設定だけは、今まで見て来た設定メニューにはありません。Steamのフレンドリストから歯車のマークを使って設定ウィンドウに移動します。

ボイスの設定

「ボイス」設定では、ボイスチャット時のボリュームや、使うデバイスの選択をします。テスト機能もありますので、実際にボイスチャットを行う前に、一度テストしてみて下さい。

上級者向けの設定について

上級者向けにはコンソールからSteamクライアントソフトを設定できる方法もあります。Steamクライアントソフトの起動時に、パラメータとしてconsoleを追加するか、もしくは、Windowsの「ファイルを指定して実行」から「steam://open/consple」を実行します。

コンソールの起動

コンソールモードは、GUIメニューからの選択ではなく、コマンドラインから実行出来るモードです。開発者向けの機能ですので、知識のある方だけ行ってください。

Steamのメリット・デメリット

Steamのインストール、アカウントの登録、クライアントソフトの設定と、Steam導入の方法を説明してきました。では改めて、Steamを導入することのメリットとデメリットについても説明します。

Steamのメリット

Steamを導入することのメリットについて説明します。もっとも目立つメリットは、世界最大規模と言われるだけあって、とても多くのゲームが配信されていることです。しかし、それだけではありません。多くの人はSteamを導入し、大規模に拡大したのはいくつものメリットがあるからです。

ThumbSteamのおすすめPCゲームランキング2019年版!名作や人気RPGまで!
SteamのおすすめPCゲームランキング2019年版!名作や人気RPGのゲームを紹介します。...

ログインするたびに自動アップグレードされる

Steamから配信されているゲームはダウンロードして遊びます。追加コンテンツや、バグ修正でのアップグレードもダウンロードされますが、これは自動的に行われます。手間を掛けずに常に最新の状態をキープしてくれるのです。

ユーザー同士のチャットやゲーム参戦ができる

Steamでは、ユーザー同士がチャットをする機能や、フレンド登録した相手が参加しているゲームに参加することも出来ます。

通常のパッケージ版より安価な価格設定

Steamで配信しているゲームはSteam専用だけでなく、パッケージ販売されているゲームが配信されていることもあります。その場合には、パッケージ版よりも安価な価格設定になっています。それだけでなく、頻繁にセールが行われているため、さらに安価に手に入ることも珍しくありません。

認証可能なPCは無制限

Steamではアカウント認証出来るPCの数が制限されていません。自宅のデスクトップPCと、外出先のノートPC、さらにはネットカフェのPCであってもSteamで購入したPCゲームを遊べます。もちろんネットカフェ等、他人と共有するPCの場合には、アカウント情報が漏れないように細心の注意が必要です。

実績データ表示による達成感が味わえる

ゲーム中に特定の条件をクリアすることで達成できる実績がSteamのシステムにあります。達成しても特にゲームが有利になったりはしませんが、モチベーションアップになります。

MODを導入できる

MODというのは、大まかに言えば改造データのことです。Steamでは、一部のタイトル向けにユーザーが作成したMODがコミュニティの一つ「ワークショップ」にて公開されています。これを組み込むことによってゲームが変化し、より楽しむことが可能です。有名タイトルには数多くのMODが公開されています。

Steamのデメリット

しかし逆に、デメリットも存在します。Steam導入のデメリットについても説明します。

日本語対応のゲームが少ない

Steamは多くの国でサービスを展開しています。その分、日本以外のメーカーが開発したゲームも数多く配信されています。それは、配信されているゲームの中で、日本語に対応しているゲームが少ないと感じる原因になるでしょう。また、タイトルは日本語になっていても紹介文は英語だったりと、混在した表記のものが少なくありません。

クライアントソフトも英語表記が主体

ゲームに日本語対応が少ないのと同様に、Steamのクライアントソフトにおいても英語表記が多く見られます。設定やメニュー等は日本語に対応していますが、ゲームの内容や、ユーザーからのカスタマーレビューにおいては英語表記が主体です。

国ごとに購入条件が異なる

国毎に販売の有無が分かれているゲームも配信されています。ニュースなどで新しいゲームの配信情報をみても、日本で買えるかどうかは別問題です。

プレイするたびにユーザー認証が必要

配信されているゲームはオフライン専用のゲームであっても、ゲーム開始の度にインターネットを通してユーザー認証が必要になります。常時接続の環境であれば気にならない程度ですが、必要な時だけネットに接続する環境では非常に使い難い条件です。

選択可能な支払い方法が少ない

Steamの支払いはクレジットカードかPayPalなどの決済サービスが中心で、持っていない人には高いハードルとなっていました。2019年になってやっとコンビニ決済にも対応し、クレジットカードを持っていなくても購入が出来るようになりました。

ThumbSteamプリペイドカードのチャージ方法!ウォレットへの入金・購入/決済方法も解説!
Steamプリペイドカードの使い方をご存知ですか?本記事では、SteamプリペイドカードをS...

プラットフォーム利用に年齢制限がある

Steamが利用できるのは13歳以上です。ゲームにもCEROレーティングによる制限はある以外に、Steamの場合にはクライアントソフトの利用自体に13歳という年齢制限があります。

SteamをインストールしてPCゲームを楽しもう

Steamはクライアントソフトのインストールとアカウントを作成と、導入の手間はかかりますが、数多くの海外メーカーのゲームも楽しめる素晴らしいプラットフォームです。ぜひSteamを導入して新しいゲームを楽しんでください。

関連するまとめ

Noimage
この記事のライター
tateyama