Spotifyの音質を変更する方法!高音質の設定やイコライザの使い方は?
世界一の音楽ストリーミングサービスとも称されるSpotifyを使っている方は多いと思います。ですが皆さんはSpotifyの音質を変更する方法をご存じでしょうか?今回はSpotifyの音質やイコライザの使い方についてご紹介いたします。
目次
Spotifyの音質について
皆さんはSpotifyをご存じでしょうか?Spotifyとはスウェーデンの企業のスポティファイ・テクノロジーが運営している世界一の音楽ストリーミングサービスです。2018年の時点で月間のユーザーが1億8,000万人を超えています。登録されている曲数は4000万曲以上で、ほとんどの洋楽はSpotifyで聞くことが可能です。有料会員になればオフライン再生もでき、アカウント一つでPC、スマホ複数台で聞けます。
今回はそんなSpotifyの音質について詳しく解説していきます。実はSpotifyでは音質を様々な設定から選べます。上手に活用すれば、モバイルデータ通信量を抑えることもできます。これからわかりやすくSpotifyの音質設定を比較して説明していきます。Spotifyの音質が悪いなと思った方も是非参考にしてください。
4段階のビットレートが用意されている
大手ストリーミングサービスとしてApple Musicも挙げられます。Apple MusicとSpotifyどちらの方が音質が良いか気になる方もいらっしゃいますので結論を申しますと、音質で選ぶならSpotify一択です。その理由を今から解説していきます。Spotifyでは4段階のビットレートが用意されています。
- 低音質(24 kbit / 秒)
- 標準音質(96 kbit / 秒)
- 高音質(160 kbit / 秒)
- 最高音質(320 kbit / 秒)
Spotifyの最高音質320kbpsに対してApple Musicの音質は最高音質は256kbpsですからSpotifyの方が勝っています。
無料プランでは最高音質は選択不可
先ほどSpotifyでは4段階のビットレートが存在するとお話しましたが、無料プランでは最高音質は選択不可ですので注意してください。もしも最高音質を試してみたいという方はSpotifyの無料のお試し期間を使用するのをおすすめします。お試し期間中は有料会員と同じ全ての機能を使えますので、是非最高音質を聞いて比較してみてください。
音質はどれぐらい違う?比較してみた
実際に自分自身Spotifyの音質設定を変え比較してみました。自分のような一般の方はあまり音質に拘らないかと思いますが音質が良いことに限りはありません。普通のどこにでもあるようなイヤホンで四段階のビットレートを聞いたところ、確かに音質の差は感じました。高音質になるにつれて、音のクリア度や低音まで拾う能力が上がったと感じました。
Spotifyの音質を設定する方法
Spotifyについてはご理解頂けたところで、次にSpotifyの音質を設定する方法をご紹介します。最大で4段階のビットレートから選択できます。比較することで音質の良い悪いを簡単に感じられます。
ストリーミングの変更
まずはSpotifyのアプリを開いてください。今回はスマートフォン版でご紹介しますが、PCでもほとんど同様に設定を変更できます。Spotifyを開いたら、ホーム画面右上の歯車のアイコンをタップしてください。
するとSpotifyの設定画面に移ります。さらに設定の中の「音質」をタップしてください。
Wi-Fiのない環境では自動がおすすめ
音質の設定では大きく分けて「ストリーミング」と「ダウンロード」の設定ができます。ストリーミングとはインターネットを使用して音楽を聴く場合に再生される方法です。ダウンロードされてなければ基本的にストリーミング再生されています。ストリーミング再生では常にネットワークを使うのでWi-Fiのない環境では自動にするのをおすすめします。
一方「ダウンロード」はその名の通り、音楽を一度ダウンロードしてオフライン上で再生することです。Wi-Fiの環境でダウンロードする方は高音質、最高音質に設定するのをおすすめします。ただしSpotifyのダウンロードサービスは無料会員ではできないので注意してください。Spotify無料会員で出来るのはストリーミング再生だけです。
Spotifyの音質を上げる方法
それではSpotifyの音質を上げる方法を四つほどご紹介いたします。
有料プランに加入する
まず一つ目のSpotifyの音質を上げる方法は有料プランに加入することです。始めにお話した通りSpotifyには4段階のビットレートがあります。無料プランだと高音質までですので最大で160kbpsです。しかしSpotifyの有料プランに入れば、最高音質の320kbpsで音楽が聴けます。
もしも最高音質で聴きたいという方はSpotifyの無料のお試し期間を使用するのをおすすめします。お試し期間中は有料会員と同様に全ての機能を使えますので、是非Spotifyの最高音質を聞いて他の音質と比較してみてください。高音質でも悪い様に聞こえるはずです。
ストリーミングはWi-Fi接続で聴く
二つ目の方法はSpotifyのストリーミング再生をWi-Fi接続で聴くことです。ストリーミング再生の音質を自動にしている場合、その状況に応じたビットレートで曲が再生されます。またWi-Fiのない所でストリーミング再生をしてしまいますとモバイルデータ通信量を超えてしまう可能性もあります。意外と通信量がかかりますからSpotifyを使用する際はWi-Fiに接続して聴いてください。
悪いイヤホンやスピーカーを替える
今まではSpotifyの設定を変えることで音質を上げる方法をご紹介いたしましたが、他にも方法はあります。それは悪いイヤホンやスピーカーを替えることです。もちろんSpotifyの設定で音質を上げることも大切ですがもっと身近なイヤホンやスピーカーを替える方法もあります。
例えSpotifyの有料会員になって最高音質を利用しても、質の悪いイヤホンやスピーカーを利用したら意味がありません。折角、最高音質を利用するならイヤホンやスピーカーもそれなりに良いのに替えて音楽を楽しみましょう。イヤホンやスピーカーはそんなに買い替えたりするものでもありませんですから、質の良いものを選びましょう。
オーディオノーマライズをオフにする
四つ目のSpotifyの音質を上げる方法はオーディオノーマライズをオフにする方法です。オーディオノーマライズとは全部の曲を同じ音量に調整し再生してくれる機能です。曲の音量はその曲によってバラバラですから音量に統一性を与えてくれています。しかしその一方で、音量が少し小さ過ぎてしまってたり、曲のメリハリが無くなってしまう恐れもあります。
Spotifyのデフォルトではオーディオノーマライズはオンになっている場合が多いので、もしも音質が悪い、小さいと感じる際はオーディオノーマライズをオフにしましょう。オーディオノーマライズをオフにする方法も今からご紹介いたします。まずは先ほどと同様にSpotifyの設定画面を開きましょう。今度は設定の中の「再生」をタップしてください。
「再生」の設定は色々できますが、画面真ん中にある「オーディオノーマライズを有効」をタップしてオフにしましょう。以上がSpotifyの音質を上げる4つの方法でした。Spotifyの音質が悪いなと思った際は、自分に合った方法で実践してみてください。
Spotifyのイコライザで好みの音質に調整する方法
それでは最後にSpotifyのイコライザで好みの音質に調整する方法をご紹介します。イコライザとは自分の好みの音質に変えてくれる機能です。音の重みが好きな人や楽器の音量は下げて、歌手の声をもっと聞きたいなど、人それぞれ好みがあります。まだ好みがわからない人はこれを機に色んなイコライザを試して、自分好みのものを見つけてください。
それではSpotifyのイコライザで好みの音質に調整する方法をご紹介します。まずSpotifyの設定から「再生」をタップして、その中の「イコライザ」を選択してください。下の画像の様に表示されるはずです。
プリセットから簡単に選べる!任意の設定も可能
Spotifyのイコライザ機能は60Hz, 150Hz, 400Hz, 1KHz, 2.4kHz, 15kHzの6段階で分けられています。これらの音量を変えることで、自分好みの音にできます。60Hz, 150Hzの低音域を上げるとドラムなどの重く低い音が強く聞こえます。逆に15kHzの様な高音域を上げると音がシャカシャカした感じになります。
自分で調整するのは難しいと思う方もいるかもしれません。そんな方におすすめするのはSpotifyのイコライザのプリセットです。画面下の方に英語で色々書いてある覧があります。それをタップするとグラフが変わり自動でイコライザを調整してくれます。色んなタイプがありますので、色々比較して自分好みの音質を見つけてみてください。
Spotifyの音質を変える方法は様々!自分好みに合わせよう
いかがだったでしょうか?Spotifyの音質を変更する方法またビットレートやイコライザについてご紹介いたしました。無料で世界中の音楽を聴けるのはSpotifyだけです。是非今回ご紹介した方法を使い、比較して自分好みの音楽を見つけてください。