2019年11月11日更新
【Android】スマホのフリーズの対処法!画面が固まって動かない原因も解説!
Androidスマホを使っていれば、フリーズした、画面が固まってしまった、という事態に遭遇することもあります。スマホがフリーズするのは一体どんな原因があるでしょうか。原因が分かれば対処も出来るかもしれません。原因をご説明します。
目次
- 1Androidスマホの画面が動かない・固まる原因とは
- ・長時間の連続使用による高負荷
- ・スマホや電池パックが熱を持ってしまってる
- ・空き容量の不足
- ・スマホの故障
- ・ウイルスに感染している
- 2Androidスマホのアプリがフリーズした時の対処法
- ・バグでアプリが動かない時の強制終了方法
- 3Androidスマホ本体がフリーズした時の対処法
- ・フリーズしたスマホの強制終了・再起動方法
- ・スマホの初期化方法
- 4Androidスマホの故障でフリーズした時の対処法
- ・販売店やキャリアに問い合わせる
- 5Androidスマホがフリーズしないように予防する方法
- ・不要なデータやアプリは削除する
- ・アプリを使わない時は終了させる
- ・バックグラウンドで起動しているアプリを無効にする
- ・ウイルス対策アプリをインストールしておく
- 6Androidスマホがフリーズした時は対処法をためしてみよう
Androidスマホの画面が動かない・固まる原因とは
Androidのスマホを使っていて、固まってしまったり、タップしても反応がなかったりと、フリーズしてしまった経験はありませんか。なぜこんな現象が起こるのか、どういう原因で起こるのかについてご説明します。
長時間の連続使用による高負荷
長い時間スマホを使った時、いくつものアプリを動かしてスマホに高負荷を掛けている場合には、スマホが固まって動かなくなってしまうことがあります。アプリを一つだけ切り替えて使っているつもりでも、きちんとアプリを終了しないと、バックグラウンドでアプリが動いていることがあり、それがいくつものアプリが同時に動いている状態になります。
いくつものアプリが動いている状態では、スマホの動作が重くなったり、一時的にフリーズ、固まってしまったりします。対処法はアプリの数を減らすことです。スマホ本体の再起動でも可能ですが、一々再起動するのは手間です。アプリの終了方法については後でご説明します。
スマホや電池パックが熱を持ってしまってる
スマホも電子機器です。あまり熱を持つと正常に動かなくなってしまい、フリーズすることがあります。いくつものアプリを動かしたままですと熱を持ちやすいですし、気温の高いところや直射日光があたる場所で使い続けていると、スマホが熱くなってきます。そして熱のために固まってしまったり、正常に動かなくなってしまうことがあります。
夏場の野外でスマホを使う場合、周囲の気温が高いですから、熱を持ちやすい環境です。長時間の映像を再生していて、スマホが熱くなり、手に持っているのが辛くなったことはありませんか。スマホ用の冷却ファンも販売されているように、熱を持つのは特別に稀なことではありません。
空き容量の不足
スマホの空き容量に余裕はありますか。アプリは動作中、一時的にスマホのストレージにデータを確保することもありますし、もっと直接的に大きなデータをダウンロードしようとすると、それだけの容量を使用します。空き容量がほとんどない状態では、少ない空き容量でどうにか動かそうとして、画面が固まってしまったり、動きが遅くなったりすることがあります。
ストレージの空き容量の確認方法は後で述べます。稀にですがアプリのバグで不要にストレージを占有されてしまう場合もありますので、ストレージの空き容量には注意して下さい。
スマホの故障
スマホを落とす等、衝撃を与えてしまったり、あまりに長時間高熱で動かしたりすることで、スマホ自体が故障してしまうことがあります。その場合は、当然ながら正常に動きません。一見、正常に動いているように見えても、何かのときに突然固まったり、再起動することがあります。また、故障までいかなくても、microSDカードや、simカードが外れしまうことで、問題が起こることもあります。
操作の有無に関わらず、頻繁にフリーズしたり、再起動するようであれば、アプリのバグよりも故障を疑ったほうが良いかもしれません。故障時の対処法についても後で述べます。
ウイルスに感染している
スマホがウイルスに感染することで正常に動けなくなってしまうことがあります。Androidは世界中で使われているOSですから、ウイルスも決して少なくありません。アプリに見せかけたウイルスも存在します。ウイルスが原因だった場合には、また、ウイルスに感染した場合、バックグラウンドでウイルスが動作するために、複数のアプリを動作させた時よりももっと動作が重くなることもあります。
ウイルスが原因だった場合には、ウイルス対策用のアプリで治せる場合もありますが、システムを壊されてしまっては完全に復旧することは難しくなります。
Androidスマホのアプリがフリーズした時の対処法
原因さえ分かれば対策が出来ますが、常に、完璧に、とはいかないのが世の常です。うっかりAndroidスマホのアプリをフリーズさせてしまった、固まってしまった、そんなときの対処方法をご説明します。
バグでアプリが動かない時の強制終了方法
アプリが動かない時というのは、問題のアプリだけがフリーズしている、けれど、ホーム画面に戻ったり、他のアプリを動かすことは出来る。という状態のことを指します。スマホ本体には問題がなくても、アプリのバグでフリーズする場合があります。特定の操作をするとフリーズするバグや、特定の機種で使うとフリーズするバグなど、多くのアプリの中にはバグを持ったアプリも存在します。
その場合には、一旦、ホーム画面に戻りましょう。ホーム画面へ戻るには、画面下部、もしくはスマホ本体の下部にあるナビゲーションキーをタップします。ホーム画面へ戻れたら動かないアプリを上にスワイプして終了します。
特定のアプリでだけ何度もフリーズする場合には、アプリを最新バージョンにアップデートすることでバグが解消されるかもしれません。もしくは一度アンインストールしてから再インストールすることで改善することもあります。アプリをアンインストールする時には、消えて欲しくないデータまで消えないように、データの確認やアカウントの引継ぎしてからアンインストールして下さい。
再インストールしても、スマホを再起動しても、特定のアプリで固まる場合の対処法は難しい問題です。アプリにあるバグが最新版でも解消されていないのかもしれません。個々のアプリの名前で対処法を検索してみることをお勧めします。
Androidスマホ本体がフリーズした時の対処法
アプリだけではなくAndroidスマホ本体がフリーズしてしまった場合です。ホーム画面に戻ろうとしても操作を受け付けない、固まってしまった。電源ボタンを押しても電源を切ったり、再起動するメニューが出て来ない。そんな場合の対処方法をご説明します。
フリーズしたスマホの強制終了・再起動方法
スマホ本体がフリーズしてしまった場合、普通に電源ボタンを押しても反応しなくなってしまい、電源を切る、再起動をするというメニューが出なくなってしまいす。その場合には強制終了をすることになります。
強制終了・再起動の方法は機種毎に異なりますので、スマホの取扱説明書を調べるのが正確です。例を上げますと、電源ボタンを長く押し続ける、電源ボタンと音量の上の同時押しを続ける、電源ボタンと音量の下の同時押しを続ける等があります。
スマホの初期化方法
何度再起動しても、またフリーズしてしまう。そういう場合には、スマホを初期化するという手段もあります。初期化とは工場出荷時の状態に戻すことを言います。自分で入れたアプリやデータが失われてしまいますので、出来れば取りたくない手段です。再起動しながらでも、データのバックアップを取ってから行いましょう。
スマホを初期化する注意点
初期化をしてしまうと、アプリ、音楽、画像など、全てのデータが消えてしまいます。microSDやクラウド、パソコンを持っているのであればUSBケーブルを介してパソコンにバックアップを取るのもいいでしょう。
アプリの中には、引継ぎコードを発行しておく等、事前に手続きを取っておく必要がある場合があります。再インストールした後で同じアカウントで使用する。同じゲームの続きをする。そのための手続きは初期化する前に行います。十分な準備をしてから初期化を実行して下さい。
Androidスマホの故障でフリーズした時の対処法
スマホの故障が原因のフリーズの場合、再起動してもまたフリーズしたり、初期化まで行っても症状が改善しないことがあります。
スマホを落としてしまって物理的に破損してしまう場合があります。また、スマホを落とした時、本体の故障まではいかなくても、microSDカードが外れかかったり、simカードが外れてしまうことがあります。動作がおかしい、操作をしていないのに突然再起動する、などの症状が出たら、一度、カードを外してから指し直して見て下さい。
長い時間使っていて経年劣化で故障してしまう場合もあります。スマホは電子機器ですので、基本的に水には弱いものです。多くのスマホは生活防水機能で、多少の水には影響を受けないように設計されています。しかし、長い間使っている中で、ケースに傷がついたり、隙間が出来たりと防水機能を失われてしまう可能性もあります。
販売店やキャリアに問い合わせる
スマホの故障が原因の場合では、個人で直すことは困難です。スマホを契約しているキャリアに問い合わせるか、販売店の窓口に行ってみましょう。simフリーのスマホの場合には製造メーカーのサポート窓口に問い合わせてみてください。
Androidスマホがフリーズしないように予防する方法
Androidスマホがフリーズする原因や、対処法について説明してきました。出来れば始めからフリーズせずに動いて欲しいものです。フリーズしてから対処するのではなく、フリーズしないように、予防するにはどうすればいいでしょうか。
不要なデータやアプリは削除する
フリーズの原因の一つに空き容量の不足がありました。不要なデータやアプリを削除して、空き容量を確保することで、フリーズし難くなります。ストレージの容量を確認してみて下さい。空き容量が十分でない場合には、原因も確認して見て下さい。アプリでしょうか、動画でしょうか、使わないものはアプリは削除し、画像や映像も削除するかmicroSD等に移動すると空き容量が増やせます。
ストレージの容量は、設定メニューから「ストレージ」を選択することで確認出来ます。ストレージを選択すると、種類別の容量も確認できますので、どんなデータがストレージを圧迫しているのか確認してみて下さい。
もし、空き容量が十分にあってもある日からフリーズを繰り返すようなら、別の原因が疑われます。その日にインストールしたアプリのバグが原因かもしれません。もしくはそのアプリをインストールすることで、以前から使っていたアプリのバグが顕在化したのかもしれません。不要はアプリを消してしまう方がリスクは低下します。
アプリを使わない時は終了させる
アプリをいくつも立ち上げたままにしておくと、アプリによる一時的なストレージの使用、メモリの圧迫などスマホ本体の動作が重くなります。アプリによってはバグを持っていて、起動しているだけでスマホ本体に影響がある場合もないとは言えません。使わないアプリは出来るだけ終了しておいて下さい。
アプリの終了はスマホの画面下部からスワイプして行います。複数起動している場合には、横にスワイプして目的のアプリを表示、上にスワイプして終了します。
バックグラウンドで起動しているアプリを無効にする
アプリを起動した覚えがなくても、バックグラウンドで動作している場合があります。バックグラウンドで動作している場合でもメモリを使用しますから、不要なアプリは停止しておくのが安全です。
「常駐アプリ」とも呼ばれるアプリは、Androidの自動アップデートや、新しいメールが届いたのを通知してくれたりと便利なものが多くあります。それでも、この通知は必要ないとか、今は動いている必要がないものも存在するのは事実です。
スマホに最初からインストールされているアプリ、メールなどのメッセージアプリ等がバックグラウンドで動作しているアプリの代表的なものです。何かあったときに、画面上部にメッセージで通知が入るものは全てバックグラウンドで動作しています。
これらを停止するためには設定メニューから「アプリと通知」を選択し、通知を止めたいアプリを指定します。
アプリを選択したら、「無効にする」を実行します。これでバックグラウンドで動作しているのを停止することが出来ます。いつも通知が出て来るけれども必要ない、そんなアプリがあったら無効にしていくとスマホで動作しているアプリを減らせます。
ウイルス対策アプリをインストールしておく
万が一のウイルス感染に備えて、ウイルス対策アプリを入れておく方法もあります。インターネットへのアクセスが多い場合や、添付ファイルのやり取りが多い場合には、どうしてもウイルスに感染する可能性が高くなります。スマホを使う人間が完璧に対応出来れば不要かもしれません、ですが、操作を間違った、勘違いして動かしてしまった、という理由でウイルスに感染することもあります。
怪しいサイトからアプリをインストールしていませんか、差出人に覚えのないメールの添付ファイルを開いていませんか、迷惑メールに書かれているURLに不用意にアクセスしていませんか、中にはウイルス感染の警告に見せかけたウイルスも存在します。
一方、ウイルス対策アプリも、動作中はスマホのメモリを使用します。わざわざ対策として起動するアプリを減らしているのに、ウイルス対策アプリを動かすのはどちらがより安全なのか、悩ましいところです。
Androidスマホがフリーズした時は対処法をためしてみよう
Androidスマホがフリーズする原因とその対処法についてまとめてみました。フリーズした時の対処法を知っておけば、トラブルがあっても安心です。とは言ってもフリーズするのは困ります。普段の使い方を工夫するだけでもフリーズし難くなりますので、不要なアプリを終了することだけでも習慣にしましょう。