写真整理アプリ「Scene」の使い方！フォトブック・アルバムの作成方法を解説！

写真はカメラで撮影する、というのは今や過去の話です。スマホとSNSの世界的な普及によって、写真はスマホで撮影するという新たな概念がユーザーに植え込まれました。

15歳から54歳までの男女2,659人を対象にしたある調査によると、写真撮影で最も多く使うのは「スマホのカメラ」と応えたのは84.9%で、10代の女性だけを見れば、その数は96.8%にもなります。

さらにスマホで撮影した写真保存枚数については、平均1,351枚で、10代の女性だけを見ればその数はなんと3,072枚に上ります。スマホは手軽でどこへでも持ち運べるので、気軽に日常生活のシーンを撮影することもできれば、決定的瞬間を写真に収めることもできます。

しかし貯まった写真を整理するのは大仕事です。簡単で便利な写真整理アプリなどあるのでしょうか。それが今回紹介する「Scene」です。

「Scene」とはどんなアプリでしょうか。「Scene」は、誰でも手軽に写真の整理、編集、また管理ができるアプリです。このアプリさえあれば、面倒な写真の整理を簡単に行えます。また貯まってしまったスマホの写真をアルバムに編集し、写真の整理整頓をしてくれます。

さらに電子的に写真の整理と編集ができるだけでなく、フォトブックにして大切で想い出の詰まる写真を保管することもできます。

「Scene」アプリには様々な使い方があります。これから「Scene」アプリの3つの主要な使い方について解説します。

写真管理アプリ「Scene」の最初の使い方は、アルバムの作成と共有です。アルバム作成は普通、大切な想い出作りのために作成しますが、「Scene」アプリのアルバム作成はそれだけが目的ではありません。写真をアルバムに編集することによって整理し、過去の探したい写真を簡単に見つけられるようにする目的もあります。

また作成したアルバムは、友達や家族と簡単に共有できます。

写真管理アプリ「Scene」の2番目の使い方は、フォトブックの作成と注文です。「Scene」の機能の中で最も人気があるのがこのフォトブックの作成と注文です。「Scene」アプリで選択したスマホ内の写真を手軽な冊子タイプのアルバムに作成してくれます。

「Scene」アプリのフォトブック作成機能がユーザーの間でとても評判が高かったこともあり、「Scene」アプリは2014年と2015年の2年連続でGoogle Playベストアプリに選出されました。

写真管理アプリ「Scene」の3番目の使い方は、お気に入りを異なるシーン別に編集しフォトブックにすることです。スマホに保存されているお気に入りの写真は、様々なシーンやテーマの集合体です。フォトブックの作成が高額なら、最も大切なテーマの写真のみを選択しなければなりません。

しかし「Scene」アプリのフォトブックは低価格に設定されているので、アプリ上で作成した様々なテーマやシーンごとにアルバムを編集し、フォトブックを作成できます。編集されフォトブックにされたアルバムは、すぐに取り出して閲覧したり、友人や知人に見せたりできます。

写真管理アプリ「Scene」は、iOS搭載のiPhoneでも、Android搭載のスマホでもダウンロードして利用できます。iPhoneの場合は、「App Store」から、Android端末の場合は「Google Play」からそれぞれアプリをダウンロードできます。

写真管理アプリ「Scene」の人気の秘密は、簡単に作成できるフォトブックだということはすでに考えました。安価でフォトブックが作成できるとは言え、価格はどれほどでしょうか。注文可能なフォトブックのサイズにはバリエーションがあるのでしょうか。注文してから納品されるまでにどれほどの時間がかかるのでしょうか。これから詳しく解説します。

まず紹介するのは、「Scene」アプリで注文できるフォトブックのサイズ、価格、そして配送料です。サイズは正方形で145mm×145mmと決められています。価格はフォトブックのページ数によって決まります。最も安いものは16ページで400円、最も高いものは48ページで840円です。配送料は購入するフォトブックの値段によって決まります。

1,499円までは配送料が330円かかります。1,500円~5,999円までは165円です。購入金額が6,000円以上なら、配送料は無料になります。

次に紹介するのは、フォトブック納品までのスピードです。基本的には注文してから納品されるまでの納期は8営業日以内です。土日や祝日はカウントしないので、週末や祝日をまたぐ場合は、それらを除いた8営業日以内と言うことになります。早めに注文すれば、納品も早くなりますので、急ぎで欲しい場合はこのことを心がけましょう。

最後に紹介するのは、フォトブックの支払い方法です。フォトブックの支払い方法は、基本的に3つです。クレジット払い、コンビニ払い、銀行後払いの3つです。銀行後払いを選択した場合、手数料がかかるので、どの方法でフォトブックの支払いをするか、慎重に考えてください。

写真管理アプリ「Scene」は無料でサービスを楽しめるアプリです。しかし「Scene」には、月額料金を払いより多くのサービスを利用できる「Sceneプレミアム」というサービスがあります。無料版のサービスと有料版のサービスを共に試してみたい人にはおすすめです。

「Sceneプレミアム」の月額料金は360円です。

「Sceneプレミアム」には、ストア内の印刷商品を毎月1度無料で注文できるサービス、プレミアム会員限定特別価格での購入、12ヶ月継続して会員になると送料が半額になるサービス、動画の整理と共有サービス、アルバムの容量の3倍増量サービス、PC・Macで同期できる写真枚数が無制限になるサービスなどがあります。

無料の「Scene」アプリにはないサービスと特典が楽しめます。

ではこれから、写真管理アプリ「Scene」を使ってどのようにフォトブックを作成するのか説明します。フォトブックの作成は2つの方法で行えます。1つはアプリ内で事前にアルバムを作ってから作成する方法で、もう1つはアプリで写真を1枚ずつ選んで作成する方法です。順番にそれぞれの作成方法を説明します。

フォトブックを作成する最初の方法は、アプリ内で事前にアルバムを作ってから作成する方法です。どのように「Scene」アプリ上でスマホ内の写真をアルバムに作成するのでしょうか。これから解説します。

「Scene」アプリを開きます。トップ画面下部のメニューに表示されている「写真」をクリックします。その後、同じ画面上部に表示されている「整理」をクリックします。次の画面の下に、スマホ内の写真を「新規アルバム」に移動させる方法が説明されています。

それに従い、選んだ写真を長押しし、指を離さずに画面左にある「新しいアルバム」にスワイプして移動させます。「新規アルバム」の名前を入力するように指示が出るので、名前を入力し作業を続けアルバム作成を完了させます。

作成したアルバムは、家族や友達と共有することができます。共有をするために、「Scene」に新規登録をする必要があります。家族や友達とのアルバムの共有方法を説明します。「Scene」アプリを開きます。トップ画面下のメニューから「アルバム」を選択します。「アルバム」画面から共有したいアルバムを選択します。

選択したアルバムの下に「アルバムを共有」がありますのでそれをクリックします。次の画面で「家族や友達に共有」か「ウェブで公開」かの2つの選択肢が表示されるので、「家族や友達に共有」を選択します。

これから作成したアルバムをフォトブックにする手順を説明します。アプリのトップ画面下にあるメニューから「ストア」を選択します。表示される商品の一覧から「フォトブック」を選択します。次の画面で注文するフォトブックのページ数を決め「注文する」をクリックします。そしてフォトブックのカバーデザインを次の画面で選択します。

その後フォトブックにしたいスマホ内のアルバムを選択します。

アルバムを選んだら、次にフォトブックの表紙カバーの写真、および注文するフォトブックのページ数に対応する数の写真を選択します。プレビューが表示されるので「次へ」を選択します。続く画面では、フォトブックのタイプを選べます。

ソフトカバーの通常版か、ハードカバーの「グランフォロブック」の2つの選択肢があるので、選んだら「保存」をクリックします。その後「注文に進む」を選択し、購入手続きへと進みます。

フォトブックを作成する2番目の方法は、写真を個々に選んでフォトブックを作成する方法です。どのように「Scene」アプリ上でスマホの写真のアルバムを作成するのでしょうか。これから解説します。

まずアプリを立ち上げます。トップ画面の下にあるメニューから「ストア」を選択します。表示される商品の一覧から「フォトブック」を選択します。次の画面で注文するフォトブックのページ数を決め「注文する」をクリックします。

フォトブックのカバーデザインを次の画面で選択します。「印刷する写真を選択」画面に変わりますので、「すべての写真」を選択します。続く画面でフォトブックに納める写真を選択しますが、注文したページ数に対応する数の写真を選びます。選択できたら「完了」をクリックします。

注文するフォトブックのプレビューが表示されますので「次へ」をクリックします。次の画面でフォトブックのタイプを選べます。選んだら「保存」をクリックします。そして次の画面で「注文に進む」をクリックし、購入手続きを行います。

この記事ですでに紹介しましたが、「Scene」でフォトブックを注文すると、注文したフォトブックは8営業日内に配送されます。ですから1週間以内には手元に届くことになります。

ここまでで、写真管理アプリ「Scene」がとても簡単に、貯まった写真の編集や管理が行え、アルバムを作成し友達と共有できたり、写真をフォトブックにしたりする機能を備えた便利なアプリであることを考えました。便利であるとは言え、すべてのアプリに言えることですが、このアプリにも長所と短所があります。

これから写真管理アプリ「Scene」のメリットとデメリットを紹介します。

まず紹介するのは、写真管理アプリ「Scene」のメリットです。どんなセールスポイントを持っているのか注目しましょう。

写真管理アプリ「Scene」の最大のメリットは、写真整理とフォトブックの作成がワンセットでできることです。通常は、写真整理をまず整理し、その後写真を選択してフォトブックの作成を扱うサービス機関に注文します。

しかしこのアプリは、アルバムという「フォルダ」をテーマごとに作り、その「フォルダ」に該当するすべての写真を振り分けて写真を整理します。そして作成したアルバムごとフォトブックに作成できます。しかもそれらすべて簡単に行えます。

次に紹介するのは、写真管理アプリ「Scene」のデメリットです。どんなウィークポイントを持っているのか注目しましょう。

写真管理アプリ「Scene」のデメリットは、他のサービスよりも値段が高いことです。ソフトカバーの場合は、最安値が16ページの400円、最高値が48ページの840円です。ライバル社であるドコモのdブックの場合、30ページのフォトブックを注文すると、税金と送料込みで280円です。

他のライバル社であるしまうまプリントの場合、30ページのフォトブックを注文すると、税金と送料込みで292円です。ですから他社とのサービスを見て、慎重に検討することをおすすめします。

写真管理アプリ「Scene」でフォトブックを注文する際、覚えおくべき注意点が1つあります。それは、注文事項の変更やキャンセルは、注文確定から1時間以内でないと受け付けてくれないことです。それで注文する前によく吟味しましょう。

写真管理アプリ「Scene」は、貯まった写真の編集と管理、アルバム作成、またフォトブックの注文を簡単に行うサービスを提供しているだけではありません。他にも便利なサービスを提供しています。この記事の最後に、写真管理アプリ「Scene」が提供する他の3つのサービスを紹介します。

写真管理アプリ「Scene」が提供するフォトブック作成以外の便利な1つ目のサービスは、写真のプリントです。既存のアルバムに追加したい写真や、フォトフレームの写真をプリントしたい場合は、このサービスを活用できます。

写真管理アプリ「Scene」が提供するフォトブック作成以外の便利な2つ目のサービスは、グランフォトブックです。グランフォトブックは、通常のソフトカバーのフォトブックとは違い、高級感のあるハードカバーでフォトブックを仕上げてくれます。

フォトブックの印画紙も高品質なものを使用しているので、特別に編集したフォトブックを知り合いなどにプレゼントする際にはおすすめのサービスです。

写真管理アプリ「Scene」が提供するフォトブック作成以外の便利な3つ目のサービスは、フォトシールです。フォトシールとは、写真をシールにしてくれるサービスのことです。用途も様々で、手紙に貼って送ったり、勉強や仕事などで使う筆記ノートに何気なく貼ったりできます。

写真管理アプリ「Scene」は様々な機能を備えた便利なアプリです。写真のプリント、スマホ内の写真の編集や管理、フォトブックの作成などを簡単に行えます。簡単にテーマごとのフォトブックを作成できるので、いつでも参照できます。便利な簡単操作の写真管理アプリ「Scene」を活用し、お気に入りのフォトブックを作ってみましょう。