2019年04月04日更新
Safariのページを翻訳する方法や拡張機能!MacとiPhoneで日本語でサイトを読む方法は?
MacやiPhoneのブラウザでSafariを使っていて外国語ページが翻訳できず困ったことはありませんか?実はデフォルトではSafariにはページの翻訳機能がありません。この記事ではSafariでの翻訳の方法とその設定について紹介します。
目次
- 1Safariページを日本語に翻訳する方法は?
- ・Safariの拡張機能を使って翻訳する
- 2SafariページをMacで翻訳する〜Translate〜
- ・「Translate」をインストールしよう
- ・「Translate」の設定方法
- 3SafariページをiPhoneで翻訳する〜Translator〜
- ・「Translator」をインストールしよう
- ・Safariページで「Translator」を呼び出す方法
- 4SafariページをiPhoneで翻訳する〜Microsoft 翻訳〜
- ・「Microsoft 翻訳」をインストールしよう
- ・Safariページで「Microsoft 翻訳」を呼び出す方法
- 5Safariで翻訳をマスターし海外のページを読もう
Safariページを日本語に翻訳する方法は?
サイトを見ている時に翻訳したいなと思うときはありませんか?使用しているブラウザによってはサイトの翻訳機能がデフォルトで備わっているものもあります。しかしApple社の製品であるMac/iPhone/iPadの標準ブラウザであるSafariには翻訳機能が付いていません。
英語やその他の言語のウェブページを日本語で翻訳・表示させたい場合は、Safariの拡張機能「Translate」をインストールすることでサイトの翻訳が可能です。
Safariの拡張機能を使って翻訳する
Safariを使う上でさらに機能性を良くするには機能拡張という物を使用するのがオススメです。Safariの拡張機能(アドオン)を利用することで、利便性や作業効率を高めることができます。その拡張機能のなかで今回ご紹介するのが「翻訳機能」です。その他の拡張機能については下記のリンクを参照してください。
SafariページをMacで翻訳する〜Translate〜
MacPCを使う際に翻訳機能を追加したい場合は、Safari拡張機能「Translate」をインストールする必要があります。
「Translate」をインストールしよう
MacのブラウザSafariを使って拡張機能「Translate」のインストールをしましょう。実際の画面を使い説明していきます。
Safariを開く→「Safari」→「Safari拡張機能」をクリックします。
「Safari拡張機能」をクリックすると、AppleのSafari拡張ページに移動します。スクロールしていくと「Popular」のところに「Translate」があります。(▲上画像)もし見つからない場合は「Search」→「Translate」と入力しましょう。
「Translate」クリックすると、インストールへのリンクが付いた画面に移動します。(▲上画像)「Install now」をクリック→完了画面に遷移します。次の画面になればインストール完了です。
この画面になれば無事インストールは完了しています。(▲上画像)次に設定方法を説明します。
「Translate」の設定方法
インストールが完了したら詳細を設定しましょう。
Translateボタン(▲上画像)を長押しします。
すると画像のようなメニューが表示されます。その中の「Open Setting」をクリック(▲上画像)すると、設定画面が開きます。
ほとんどの場合、デフォルトのままでも使うことができます。ですがこだわりがあるという人もいるでしょう。設定では「Google」か「Microsoft Bing」の二つの翻訳エンジンから選ぶことができます。(▲上画像)その他、翻訳のタイミングなど自分好みに設定することが可能です。
画像では翻訳されてしまい不自然な日本語になっていますが、「いつ翻訳します。」(英語表記の場合"When to Translate")は、「自動(Manual)」にしておくと便利です。この設定にした場合、外国語ページにアクセスすると本文を自動的に日本語へ翻訳します。
外国語ページにアスセスすることで自動翻訳されるこの機能は、Macで外国語ページをよく見る、いちいち手動で翻訳するのは面倒という人にはとてもおすすめです。
事前に設定する方法以外にも、ページを翻訳したいと思ったその場でも翻訳エンジン「Google」か「Microsoft Bing」の二つから選ぶこともできます。
その方法は、翻訳ボタンを長押し→「via Google」「via Microsoft」(▲上画像)→このどちらかを選択→その場で翻訳エンジンを変更できます。デフォルトではBing翻訳になっていますが、「via Google」を選べばGoogle翻訳に、「via Microsoft」でBing翻訳に切り替えることができます。
特定の単語、センテンスだけを翻訳することもできます。まず翻訳したい部分をドラッグで選択→右クリック→「Translate”◯◯”」をクリックで可能です。(▲上画像)ポップアップに選択した部分だけが翻訳され、表示されます。全文翻訳が必要ない時に大変便利です。元に戻す場合は、画面上に表示されている「原文を表示」を押す、またはもう一度「Translate」を押すと元に戻ります。
【注意】インストールした際に気をつけることがあります。インストール前から既に開いている英語サイトを翻訳したい時は「リロード」が必要です。インストールし、最初に使う時だけ気をつけましょう。
SafariページをiPhoneで翻訳する〜Translator〜
iPhoneのSafariには標準では翻訳機能が備わっていません。「Translator」という翻訳アプリを利用する場合のインストールから設定までを説明します。
「Translator」をインストールしよう
まずはアプリをインストールします。アプリをインストールしたら設定をしましょう。アプリを開く→翻訳する言語を選択→「日本語」を選択します。しておくと便利な設定は「省電力モード」です。使っていてアプリが落ちてしまう、または翻訳が失敗する場合におすすめです。
その後の設定はSafariを開く→外部アプリを呼び出す→「その他」から「Translater」をオンにします。(▲上画像)すると外部アプリの一覧に「Translater」が表示されます。これで設定は完了です。
Safariページで「Translator」を呼び出す方法
呼び出したい場合は、翻訳したいページで「Translator」をタップしましょう。タップすればいつでも翻訳できます。
SafariページをiPhoneで翻訳する〜Microsoft 翻訳〜
iPhoneには、先ほど説明した「Translator」を使って翻訳する方法と別にもう一つやり方があります。
iPhoneのSafariで外国語ページを翻訳するのに、「Microsoft Translatorr(翻訳)」というアプリを使用する方法です。注意する点は「Microsoft Translator(翻訳)」はただiPhoneに入れただけでは機能しません。それでは設定方法・使い方を説明していきます。
「Microsoft 翻訳」をインストールしよう
「Microsoft Translator(翻訳)」アプリのインストール手順を説明します。
App Storeからインストールしましょう。iPhone内に入っているApp Storeのアプリの検索で「Microsoft 翻訳」と入力すると「Microsoft Translator(翻訳)」のアプリを見つけることができます。通常のアプリをインストールする時と同じように、「Microsoft Translator(翻訳)」をタップしてiPhoneにインストールします。
次に、「Microsoft Translator(翻訳)」の拡張機能をSafariで有効にする設定を説明します。
iOSデバイスでSafariを開く→何かのウェブページを開き、下部にある「共有」をタップ→画面下部に並んでいるアイコンを右から左にスクロールさせ「その他」アイコンをタップ→「アクティビティ」内の「Microsoft Translator」のトグルスイッチを有効にします。(▲上画像)これでSafariで「Microsoft 翻訳」の機能拡張が有効化されました。
Safariページで「Microsoft 翻訳」を呼び出す方法
Safariページで「Microsoft 翻訳」を呼び出す方法を説明します。
実際に外国語ページを翻訳するためには、iOSデバイスでSafariを開く→翻訳したいウェブページを開く→画面下部にある「共有」をタップ→「Microsoft Translator」をタップすると翻訳できます。(▲上画像)呼び出し方法は設定の手順と似ているので一度してしまえば簡単にできます。しかし初めて使う場合は少し注意が必要なので注意点を説明します。
初めて使用する場合は「Microsoft Translator」で翻訳する言語を設定する必要があります。iPhoneの「Microsoft Translator」アプリは外国語ページを様々な言語に翻訳可能です。もしも「このページはすでに英語です」と表示された場合、設定を変更する必要があります。ではiPhoneの「Microsoft Translator」アプリでSafariの翻訳言語を変更する手順を紹介します。
iPhoneのSafariアプリ上で別の言語に設定する場合、「Microsoft Translator」のアプリで変更します。「Microsoft Translator」アプリを起動する→画面右下の歯車マークをタップ→「Safari選択言語」をタップ→「Safari機能拡張」の画面が表示される→ここで言語を選択します。
もしも「英語」にチェックが入っていたら「日本語」に変更しましょう。その後Safariの「共有」ボタンをタップ→「Microsoft Translator」アイコンをタップすると日本語に翻訳できます。
Safariで翻訳をマスターし海外のページを読もう
Safariの拡張機能「Translate」をインストールすれば、MacやiPhoneのSafariで簡単に翻訳することができます。英語以外の言語にも対応していますので、外国語のサイトを見たい時に大変便利です。ページ全体の翻訳はもちろん、一部だけの翻訳機能もできます。なので、ちょっと分からない単語を調べるだけでも翻訳機能を入れていて損はないと言えるでしょう。
ぜひSafariの拡張機能「Translate」を使って海外のページを読んでみましょう。