2019年08月30日更新
楽天モバイルの支払いを口座振替にする方法!使える銀行や振替手数料についても解説!
格安SIMの支払い方法といえばクレジットカード支払いがメジャーですが、楽天モバイルでは口座振替支払い(ゆうちょ銀行や地方銀行の口座にも対応)が可能です。楽天モバイルで支払い方法を口座振替に設定する手順や振込手数料、メリットとデメリットを説明していきます。
目次
- 1楽天モバイルで支払いを口座振替にする方法
- ・口座振替対応の金融機関は銀行・ゆうちょ・信用金庫など多数
- ・楽天モバイルの全プランで口座振替ができる
- ・楽天モバイルの口座振替申し込みは手続きが簡単
- 2楽天モバイルで支払いを口座振替にするメリット
- ・クレジットカードが持てない人には良い
- ・加入後支払い方法の変更は自由
- ・振込手数料が良心的な100円(税抜き)
- 3楽天モバイルで支払いを口座振替にするデメリット
- ・振込手数料がかかる
- ・楽天スーパーポイントで支払いができない
- ・端末代金の分割払いに口座振替は使えない
- ・期日に引き落としができないと口座振替が解除される
- ・銀行口座の名義人と契約者の一致が必要
- 4口座振替が使える他の格安SIMの条件は難
- 5楽天モバイルで支払いを口座振替で考えてみよう
楽天モバイルで支払いを口座振替にする方法
みなさんは月々の携帯電話の代金をどのように支払われていますか。携帯電話の中でも、格安SIMの月々の支払いはクレジットカードが主流ですので、学生等、クレジットカードを持っていない方の場合は、支払方法に困ってしまうときもあるのではないでしょうか。
格安SIMの楽天モバイルでは、支払い方法を口座振替に設定することができます。クレジットカードを持っていない方でも口座があれば、そこから自動で引き落としすることが可能です。楽天モバイルで口座振込に設定変更する方法について、紹介していきます。
口座振替対応の金融機関は銀行・ゆうちょ・信用金庫など多数
楽天モバイルの口座振替対応の銀行は、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、ジャパンネット銀行、ソニー銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、セブン銀行、じぶん銀行、イオン銀行、新生銀行、信用金庫ほかです。大手だけでなく、ゆうちょ銀行や地方の銀行でも対応しているので、非常に便利です。
格安SIMの会社によっては、口座振替は対応しているが、ゆうちょ銀行等の口座は設定できないといったところもあります。ゆうちょ銀行、地方銀行、セブン銀行等幅広い銀行口座に対応していることが強みです。
楽天モバイルの全プランで口座振替ができる
楽天モバイルの全プランで支払い方法を口座振替に設定することができます。他社の格安SIMでは、特定のプランでは口座振替に対応していないこともありますが、楽天モバイルではそういった制限はありません。
楽天モバイルの口座振替申し込みは手続きが簡単
支払い方法の変更手続きというと、複雑で面倒なイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、楽天モバイルの口座振替申し込み手続きは非常に簡単です。楽天モバイルの支払い方法の変更手続きは、ネット上のサービスを使って行います。ですので、手書きで申請書のようなものを記入したり、印鑑などの捺印も必要ありません。
新規で楽天モバイルを契約する場合は、公式サイトから利用プランを契約する際に、支払方法に口座振替を選択し、口座情報を登録するだけでできます。既に楽天モバイルを利用中の場合は、メンバーズステーション画面で『月額基本料のお支払い方法』に口座情報を登録するだけで、口座引き落としの設定は完了します。
楽天モバイルで支払いを口座振替にするメリット
ゆうちょ銀行含む多数の金融機関口座に対応しており、利用中のプランに関係なく設定でき、申込書の記入・押印が不要、といった口座振替に設定変更するまでのハードルが低いことを説明してきました。では一体、楽天モバイルで支払い方法を口座振替に設定するメリットは何なのでしょうか。
クレジットカードが持てない人には良い
スマホの月々の支払い方法といえば、クレジットカードを思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、すべてのユーザーがクレジットカードを持っているわけではありません。学生だから、浪費しないため等、様々な理由から持たない人もいます。クレジットカードを持っていない方にとっては、口座振替を支払方法に選択できるのはメリットであるといえます。
加入後支払い方法の変更は自由
既に別の支払い方法で契約している場合でも、口座引き落としに変更できます。クレジットカード支払いをやめて口座振替にしたい場合も、楽天モバイルならネットで簡単に変更することができます。
振込手数料が良心的な100円(税抜き)
口座振替の場合、毎月振り込みする際に手数料がかかってしまいます。この振込手数料は、月々の引き落としの際に利用料金と合わせて請求されます。口座振替の振込手数料は200円以上するのが一般的ですが、楽天モバイルだと税抜き100円しかかかりません。この点、楽天モバイルは非常に良心的であるといえます。
楽天モバイルで支払いを口座振替にするデメリット
メリットだけでなく、当然デメリットも存在します。楽天モバイルでの支払い方法を口座振替にするデメリットについて説明します。
振込手数料がかかる
楽天モバイルで口座振替にするメリットで振込手数料が安いと説明しましたが、お金がかかってしまっている時点で、考えようによってはデメリットともいえます。楽天モバイル等の格安スマホのユーザーの中には、月々の利用料を安く抑えようと考えている方も少なくないでしょう。少額でも毎月お金がかかってしまう点はマイナス面でもあります。
楽天スーパーポイントで支払いができない
月額基本料、通話料、事務手数料、契約解除料等を楽天スーパーポイントを使って支払うことができません。支払い方法がクレジットカードやデビットカードならば、これらは支払い可能です。楽天スーパーポイントの利用の有無も、支払い方法を決める際に考慮した方がいいでしょう。
端末代金の分割払いに口座振替は使えない
支払い方法が口座振替の場合は、端末やアクセサリーの購入費用は代金引換での対応となり、口座からの引き落としでは支払うことはできません。口座振替では端末の分割購入もできないので、一括での支払いとなります。端末代金を分割して支払いたい場合は、口座振替以外の方法にしましょう。
期日に引き落としができないと口座振替が解除される
口座振替の場合、当該月分の支払いは翌月の27日に自動的に行われます。残高不足や口座を解約した等、何らかの理由により支払い期日に引き落としができなかった場合は、口座振替の設定が一度解除されます。その後は、メンバーズステーション画面で再設定しないといけません。手間なので、毎月期日前になったら口座残高を確認しておくのがいいでしょう。
ちなみに、期日に口座引き落としができなかった月の支払いは、楽天モバイルから送られてくる振込用紙をもとに行います。用紙を書いて提出する手間も考えると、不安な方は毎月27日までに口座残高を確認しておきましょう。
銀行口座の名義人と契約者の一致が必要
楽天モバイル口座振替の支払いでは、銀行口座の名義人と契約者が一致していないといけません。配偶者や代理人の口座では口座振替を設定できないことも念頭に入れておきましょう。つまり、楽天モバイルを口座振替支払いにする場合は、契約者本人が口座を持っていることが必須条件になります。
口座振替が使える他の格安SIMの条件は難
口座振替が使える他社の格安SIMの条件を表にまとめました。
口座振替 可能な他社名 |
音声 SIM |
データ SIM |
口座振替を支払い方法に設定する条件 |
OCNモバイルONE | 〇 | 〇 | カスタマーズフロントから口座振替申込みをすること |
BIGLOBE SIM | 〇 | × | 音声SIMはBIGLOBEのネット回線で口座振替を設定している場合のみ可能 |
ぷららモバイルLTE | 〇 | 〇 | 口座振替での支払いを希望で、かつ新規ご入会の場合は、電話でのみ入会受付可能 |
DTISIM | 〇 | 〇 | 申込み用紙に必要事項を記入のうえ、申込むこと |
インターリンクLTE SIM | 〇 | 〇 | オンライン口座振替受付マネージャーにて、『預金口座振替依頼書』を印刷して申込むこと |
もしもシークス | 〇 | 〇 | 代理店経由で申込むこと |
トーンモバイル | 〇 | 〇 | スマホ本体代金以外について、店舗申込み時のみ可能 |
Nifmo (ニフモ) |
〇 | 〇 | 利用中のniftyサービスが『tabalまるごと決済』または『KDDI請求』の場合のみ可能 |
Ymobile | 〇 | 〇 | MyY!mobileより手続きすること |
mineo | 〇 | 〇 | eo光を口座振替で利用している場合のみ可能 |
表を見るとわかりやすいのですが、楽天モバイル以外の格安SIMで口座振替を設定する場合は条件が複雑で面倒なものが多いです。設定変更のためだけに、電話したりや窓口に直接足を運ぶのは非常に手間です。その点、楽天モバイルの場合条件はほぼないようなもので、ネットで簡単に申請ができるので他社の格安SIMに比べて便利です。
楽天モバイルで支払いを口座振替で考えてみよう
楽天モバイルは料金や通信速度、各種サービスが充実しており、シェア率No1の格安SIMです。支払いの利便性についても例外ではなく、口座振替に変更する条件や手間が、他社に比べてシンプルで簡単です。店舗に足を運んで振込依頼書を書かなくて済む点は特に便利といえるでしょう。
ゆうちょ銀行や地方銀行の口座にも対応していて、クレジットカードがなくても利用できる点が強みです。しかし、支払期日に引き落としができないと設定解除されるため期日前に残高を確認する、口座の名義人と契約者が一致しないといけない、といったデメリットもあります。こういった点を踏まえて、楽天モバイルで口座振替支払いを検討してみてください。