2019年11月12日更新
【Mac】OpenOfficeの無料ダウンロード・インストール方法!開かない対処法も解説!
Macで利用可能なOpenOfficeのダウンロード・インストール方法を紹介します。OpenOfficeは無料のオープンソースソフトウェアで、Microsoft Officeと同等の機能をMacで利用することができます。
目次
- 1OpenOfficeって何?Macでも使えるの?
- ・OpenOfficeは無料のオフィス系アプリケーション
- 2MacにOpenOfficeを無料ダウンロードするには?
- ・MacにOpenOfficeをダウンロードする手順
- 3MacにOpenOfficeをインストールするには?
- ・MacにOpenOfficeをインストールする手順
- 4MacにインストールしたOpenOfficeが開かないときはどうする?
- ・OpenOfficeが開かないときの対処法
- ・怪しいソフトを起動しないための環境設定が原因
- 5MacにOpenOfficeをインストールして起動するには?
- ・OpenOfficeをインストール後起動する方法
- ・文書ドキュメント
- ・表計算ドキュメント
- ・プレゼンテーション
- ・図形描画
- ・データベース
- ・数式
- 6MacにOpenOfficeをインストールして活用しよう!
OpenOfficeって何?Macでも使えるの?
皆さんはOpenOfficeというソフトをご存知でしょうか?MacのなかにもNumbersやPagesなど、WindowsのOffice系ソフトウェアと類似した機能を利用できます。またGoogleドキュメントやOffice Onlineを利用するというオプションや、Microsoft Office for Mac 2019などを購入するというオプションもあります
ですが、それらのうちオンライン系のOfficeアプリはネットに接続している必要があり、Microsoft Officeは有料ソフトです。そんな方のために開発されたのが無料で利用可能なOpenOfficeです。
OpenOfficeは無料のオフィス系アプリケーション
OpenOfficeは無料のOffice系アプリケーションで、Windows・Macに両方に対応しており、簡単なOffice系ソフトウェアの編集・閲覧・管理ができます。無料のオープンソースソフトウェアなので、自分でソフトウェアを使いやすいように改変することも可能です。
OpenOfficeについている機能は6つ
OpenOfficeで利用できる機能は下記のリストを参照にしてください。
ワードプロセッサ | プレゼンテーション | データベース操作 |
表計算 | ドローイング | 数式エディタ |
このように基本的なOffice系ソフトの操作はすべてOpenOfficeで対応可能です。
OpenOfficeはWindowsでもMacでも使える
OpenOfficeはWindows・Mac両方のOSで利用可能です。Windowsユーザーでも、Microsoft Officeを持っていない方もOpenOfficeを利用すれば、Microsoft Officeと同等の機能を利用することが可能となります。Microsoftとの互換性もあるのでおすすめです。
次の章からはMacにOpenOfficeを無料ダウンロードする方法や、インストール方法、OpenOfficeが利用できない場合の対処法まで詳しく解説しています。本記事を参考にMacユーザーの方はOpenOfficeを利用してみてください。
MacにOpenOfficeを無料ダウンロードするには?
本章ではMacにOpenOfficeをダウンロードする方法を紹介します。OpenOfficeのダウンロードはすべて無料ですので、実際に本章を読み進めながらOpenOfficeをダウンロードしてみてください。
MacにOpenOfficeをダウンロードする手順
MacにOpenOfficeをダウンロードする手順は下記の通りです。
- OpenOffice公式サイトにアクセスしダウンロードをクリック
- OSの種類で「mac OS X」を選択
上記の順番でOpenOfficeをMacにダウンロードしていきます。次の章からは画像付きで詳しいダウンロード手順を順番に紹介します。
(1)OpenOffice公式サイトにアクセスしダウンロードをクリック
OpenOfficeは公式ページでダウンロード可能です。上記のOpenOffice公式ページにアクセスして、画面中央部分にある【ダウンロード】をクリックしてください。
(2)OSの種類で「mac OS X」を選択
OpenOfficeのダウンロードページが表示されます。【Select your favorite operation systme,language and version】という項目で【OS X (version >= 10.7)(DMG)】を選択し【Japanese】>【4.1.6】を選択してください。選択が完了したら【Download full installation】をクリックします。
【SOURCEFORGE】というサイトに自動でジャンプし、OpenOfficeのダウンロードが開始されます。OpenOfficeの無料ダウンロード手順は以上です。
MacにOpenOfficeをインストールするには?
続いて本章では、MacにOpenOfficeをインストールする方法を紹介します。
MacにOpenOfficeをインストールする手順
MacにOpenOfficeをインストールする手順は下記の順番に実行します。
- ダウンロードフォルダ内の対象ファイルを選択
- 「OpenOffice」のアイコンをドラッグしてドロップ
上記の順番でOpenOfficeをMacにインストールしていきます。次の章からは画像付きで詳しいインストール手順を順番に紹介します。
(1)ダウンロードフォルダ内の対象ファイルを選択
OpenOfficeのインストーラーは【.dmg】ファイルとしてダウンロードフォルダに保存されています。Finderを起動して【ダウンロード】>【Apache_OpenOffice.dmg】ファイルをダブルクリックしてください。インストーラーが起動し自動でインストールを開始します。
またはブラウザ画面下部に表示されるダウンロードファイルをクリックすることで、OpenOfficeのインストーラーが起動し自動でインストールを開始します。
(2)「OpenOffice」のアイコンをドラッグしてドロップ
OpenOfficeのインストールが完了すると上記画面が表示されます。【OpenOffice.app】を【アプリケーションフォルダ】にドラッグ&ドロップしてください。OpenOfficeの無料インストール方法の手順は以上となります。【Launchpad】からOpenOfficeを起動してください。
MacにインストールしたOpenOfficeが開かないときはどうする?
続いて本章ではMacにインストールしたOpenOfficeが開かない時の対処法を紹介します。Macの設定によっては、OpenOfficeが開かないという問題が発生する場合もあるので、対処法を覚えておくと便利です。
OpenOfficeが開かないときの対処法
OpenOfficeが開かない時は下記の対処法を実行してください。
- OpenOfficeアイコンを右クリック
- 表示されるメニュー一覧から【開く】をクリックする
上記の対処法をわかりやすく画像付きで解説します。OpenOfficeが開かなくても、上記の対処法でOpenOfficeを起動することができます。
(1)「OpenOfficeアイコン」を右クリック
OpenOfficeのインストールが完了すると、上記画像のようにLaunchpad上にOpenOfficeアイコンが表示されます。ここでOpenOfficeアイコンをクリックしてもOpenOfficeが起動しない場合は、Firefoxで【アプリケーションフォルダ】を開いてください。
(2)メッセージ表示後「開く」ボタンを選択
【アプリケーションフォルダ】から【OpenOffice.app】を右クリックします。表示されるメニュー一覧の最上部にある【開く】をクリックしてOpenOfficeを起動してください。これでOpenOfficeが開かない場合は、Macの環境設定が原因で開かないと可能性があります。
次の節ではMacの環境設定の変更方法を紹介しますので、上記の対処法でもOpenOfficeが開かない場合は、次の項に進んでください。
怪しいソフトを起動しないための環境設定が原因
Macには、App Store以外から非公式のソフトウェアをダウンロードした場合、ウイルス感染防止のために上記の確認画面が表示されます。OpenOfficeもApp Store以外の場所からダウンロードされたソフトウェアのため、確認画面から【開く】をクリックしなければOpenOfficeが開かないことがあります。
またMacの初期設定では、App Store以外からのソフトウェアやアプリケーションを起動しないよう設定されています。この場合、OpenOfficeは開かないので下記の手順でMacの環境設定を変更します。
- 画面左上の【(Appleアイコン)】をクリックして【システム環境設定】を選択します。
- 表示されるアイコンメニュー一覧から【セキュリティーとプライバシー】をクリックしてください。
- 【一般】タブから【ダウンロードしたアプリケーションの実行許可】項目にある【App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可】を選択してください。
設定後再度OpenOfficeを起動してください。それでもOpenOfficeが開かない場合は【ダウンロードしたアプリケーションの実行許可】項目にある【全てのアプリケーションを許可】を選択して、再度OpenOfficeを起動してください。
MacにOpenOfficeをインストールして起動するには?
本記事最後の本章ではOpenOfficeインストール後、起動後の設定方法や簡単な使い方を紹介します。
OpenOfficeをインストール後起動する方法
前の章でも述べましたが、OpenOfficeアプリは【アプリケーションフォルダ】または【Launchpad】から起動します。
(1)「OpenOfficeへようこそ」で「次へ」を選択
OpenOfficeをはじめて起動すると上記の初期設定画面が表示されます。【次へ】をクリックして設定を進めてください。
(2)「姓」「名」「イニシャル」を入力し完了
続いて「姓」「名」「イニシャル」の入力画面が表示されます。ここで入力した名前やイニシャルはOpenOfficeのドキュメントやテンプレートに使用されます。名前を登録しておけば、簡単に自分の名前とイニシャルをファイルに挿入可能になります。名前やイニシャルをファイルに挿入したくない場合は入力せずに【完了】をクリックしてください。
(3)OpenOfficeスタート画面から使用してみる
OpenOfficeのメイン画面が表示されます。ここで作成したいドキュメントの種類を選択します。【開く】をクリックするとFinderが起動するので、開きたい既存ファイルを選択してください。
文書ドキュメント
OpenOfficeの【文書ドキュメント】は、Microsoft Officeの【Word】にあたる機能です。インターフェースもMicrosoft Officeの【Word】とほぼ同じで、Wordで利用できる機能のほとんどがOpenOfficeの文書ドキュメントでも利用可能です。OpenOfficeで作成した【文書ドキュメント】ファイルは、MicrosoftのWordでも開くことができます。
表計算ドキュメント
OpenOfficeの【表計算ドキュメント】は、Microsoft Officeの【Excel】にあたる機能です。インターフェースもMicrosoft Officeの【Excel】とほぼ同じで、Excelで利用できる機能のほとんどがOpenOfficeの表計算ドキュメントでも利用可能です。OpenOfficeで作成した【表計算ドキュメント】ファイルは、MicrosoftのExcelでも開くことができます。
プレゼンテーション
OpenOfficeの【プレゼンテーション】は、Microsoft Officeの【PowerPoint】にあたる機能です。インターフェースもMicrosoft Officeの【PowerPoint】とほぼ同じで、PowerPointで利用できる機能のほとんどがOpenOfficeのプレゼンテーションでも利用可能です。
上記の画像のように、プレゼンテーションを開くと複数のテンプレートからプロジェクトを選択することが可能です。
OpenOfficeで作成した【プレゼンテーション】ファイルはMicrosoftのPowerPointでも開くことができます。
図形描画
【図形描画】は簡単なスケッチから、複雑なスケッチまで対応する無料グラフィックツールです。GIFやJPEG、PNG、WMFなどの画像ファイルにも対応しており、2D、3Dのグラフィックを作成することが可能です。作成したグラフィックはOpenOfficeのその他のドキュメントだけでなく、Microsoft OfficeやMacでも利用することができます。
OpenOfficeの【図形描画】機能について更に詳しく知りたい方は、下記のOpenOffice公式ヘルプページを参照してください。
データベース
【データベース】は様々なニーズに対応できるデスクトップデータベース管理システム(DBMS)です。プライベートでは利用する機会はほぼありませんが、物品管理や在庫管理など複雑なデータを管理するためには必須のツールです。
デスクトップデータベース管理システム(DBMS)について更に知りたい方は下記のOpenOffice公式ヘルプページを参照してください。
数式
【数式】は【Mathematica】のように微積分など、通常のドキュメントでは表示しづらい数式を表すのに使われるツールです。【数式】機能について更に知りたい方は下記のOpenOffice公式ヘルプページを参照してください。
MacにOpenOfficeをインストールして活用しよう!
本記事ではMacでもMicrosoftのドキュメント編集や管理ができるOpenOfficeについて紹介しました。OpenOfficeを利用すればOffice Onlineや、有料のOfficeソフトウェアを購入しなくても、無料でMicrosoft Officeソフトとほぼ同等の機能を利用できます。本記事を参照にOpenOfficeを利用してみてください。