2019年10月07日更新
LINEスタンプの登録の申請方法!審査の承認までの期間や気をつけるポイントを解説!
LINEスタンプを作った後に、販売するためには申請をしなければなりません。ところが、LINEスタンプの申請は思った以上にリジェクトなどが多いです。今回はどうすれば作ったLINEスタンプが素早く承認を得られるのかを解説します。
目次
LINEスタンプを申請して販売するには?
今やスマホを持っている人であれば、ほとんどの人が利用していると言っても過言ではないLINEですが、イラストが得意な方であればLINEスタンプを自作してみたいと思うことはないでしょうか。しかし、LINEスタンプを作っても意外に販売まで審査の期間が必要だったり、リジェクトを受けてしまい。手直しが必要になってしまうことが多いようです。
今回は、申請してからスムーズに販売まで行えるようにどこに注意したらいいのか、リジェクトされないスタンプをどうやって作ったらいいのかを解説していきます。
まずはクリエイターマーケットへの登録
まずLINEスタンプを販売するには、クリエイターズマーケット(https://creator.line.me/ja/)への登録が必要です。アプリをダウンロード後にLINEで設定したメールアドレスとパスワードを設定してログインします。ログインが成功すると注意事項の確認画面が表示されますので内容を確認して「同意する」をタップします。
その後、申込者情報の入力になりますので、個人でLINEスタンプの販売を行う場合は「個人」を選択してから申込みを完了します。
クリエイタースタジオのダウンロード
クリエイタースタジオは、スマートフォンで撮った写真を加工してスタンプとして販売できるアプリです。ダウンロードは「LINE Creators Studio」をApp StoreやGoogle Playで配信されています。パソコンからはダウンロードすることができませんので注意が必要です。
クリエイタースタジオからは、審査申請や販売もスマートフォンから行うことができます。スマートフォンで申請まで簡単に行うことができことがクリエイタースタジオの利点といえます。
写真でスタンプを作る方法
以前はイラストだけがLINEスタンプの作成方法でしたが、写真を使ってスタンプを作ることができるようになりました。その方法はクリエイタースタジオをダウンロードして写真を撮影、今まで撮ったことのある写真を使う場合はカメラロールをタップして写真をトリミングしてから右上の編集ボタンを押して文字等を入力します。
スタンプを同じ手順で8個作れば、販売ボタンを押して販売を申請することができます。
イラストでスタンプを作る方法
まずは当然ですが何らかのイラストを書く必要があります。クリエイタースタジオでも絵を書くことができますが、スマホだけでスタンプ用のイラストを作成するのは大変なので、パソコンのペイントソフトの使用をオススメします。無事にイラストを作成した後は、クリエイターマーケットでスタンプを審査登録して承認されるまで待ちます。
どのくらいの個数を作れば承認される?
スタンプの数は、8個、16個、24個、32個、40個から選んで販売することができます。以前は40個でしか販売できませんでしたが、選択式に変更されました。40個あればいいようにも思えますが、企業が配布しているスタンプなどは16個が多くなっています。使わないスタンプが多いよりも厳選された16個や24個のほうが購入する方も嬉しいのではないでしょうか。
LINEスタンプの申請に料金は必要?
LINEスタンプの申請に料金は発生しません。何度でも申請することができます。ただ、無料と言っても申請したスタンプはなるべく早く承認されたいと誰もが思いますので、できるだけリジェクトが無いように気をつけて申請をしましょう。何度も申請をしていたのでは時間もかかってしまいます。
LINEスタンプの申請から販売までの流れ
LINEスタンプは申請してからすぐに販売される訳ではありません。販売されるまで申請の期間が必要となります。今回は具体的な申請の方法や申請前に簡単なチェック方法を紹介します。
LINEスタンプの申請方法とは?
申請の方法は、パッケージの編集画面の下部にある「販売申請」をタップします。販売するスタンプの数を設定し、メイン画像と販売情報を設定します。この時の販売情報には「タイトル」「説明文」「写真の使用」「販売価格」「プライベート設定」「コピーライト」「販売エリア」「テイストカテゴリ」「キャラクターカテゴリ」があります。
それぞれの項目を設定してた後でプレビューで内容を確認して、問題がなければ「上記の内容に同意します」にチェックを入れて「リクエスト」をタップします。「審査をリクエストしますか?」という表示がでるので、問題がなければ「OK」をタップして申請完了です。後は承認されるまでしばらく待ちます。
申請前にチェックする事は?
まずはLINEの審査基準をよく確認することです。リジェクトで多い理由は背景が透過されていないなどが大きな理由になります。
審査期間はどのくらい必要?
以前はスタンプの販売を申し込んでも承認されるまで審査待ちに1週間以上、実際の審査に1ヶ月以上の期間が必要とされていました。現在はかなり期間が短くなって、2日程度で販売承認されるようになりました。クリエイタースタジオを利用しても申請から承認までの期間は同じとなっています。リジェクトがあった場合は再審査となるのでまた時間が必要となります。
審査の時間を短くするコツは?
以前と比べて、審査の期間が短くなったと言われるLINEスタンプの販売審査の申請ですが、それでもできるだけ早く承認してほしいのであれば、一番はリジェクトされないように気をつけることです。他にもに著作権のある物の二次創作ではないことを証明できれば大きな時間短縮となります。
土日でも認証してもらえる?
LINEスタンプは土日でも登録してもらうことが可能です。認証される時間が少しでも短ければその分売れることが期待できるので、販売者の方には嬉しい対応と言えます。
LINEスタンプの申請が通らない画像とは?
申請に通らない理由にリジェクトされてしまうケースが多くあります。せっかく早く申請してもリジェクトの回数が多くなってしまっては承認までの時間も必要となってしまいます。
よくあるリジェクト例を解説
今回はよくあるリジェクトの例を上げて、これからLINEスタンプを登録申請する方が少しでも短い期間で承認されるように解説します。
似た画像が多い
まず、似た画像が多いケースです。イラストを書くことが面倒になってもアイデアが出なくても一つのイラストをコピーして少しだけ変えたスタンプを何個も作っても違うものとは認証されません。
画像が簡単でシンプルすぎる
画像がシンプルで簡単すぎるものも販売承認拒否の原因となります。キャラクターとして成立していれば問題ありませんが、丸や一本の棒だけのようなあまりにも簡単なものは販売の認証はされません。
ドット絵の画像
ゲームのようなドット絵の画像も承認拒否の対象となっています。オリジナルのドット絵の画像であれば承認されますが、どこかで見たようなゲームのキャラのドット絵は禁止です。
特定の団体を想像させるマークを使っている
実在の企業のロゴを使うのは問題外ですが、「赤十字」のように、特定の団体のシンボルとなっている画像を使用して作ったLINEスタンプも承認されません。著作権的にアウトになってしまいます。
下品な画像を使っている
一言で「下品」といっても定義が広いのでどこまでが認証されて、どこまでが認証されないのかはスタンプにもよります。「おなら」までなら販売認証されているようです。また、日本では販売できるけど、国によって販売できないとされることもあるようです。暴力的なスタンプも同様です。「叩く」表現があるスタンプなども非認証となることがあります。
LINEスタンプの申請が通らないテキストの例
イラストは承認されてもテキストが原因となって登録されないケースもあります。どのようなテキストがLINEスタンプの販売登録されないのかを解説します。
リジェクトの理由になるテキストとは?
テキストが原因で登録されない理由は、イラストが原因のリジェクトよりは多くありません。手直しもイラストや写真よりも簡単で時間もかかりませんので、慌てずに修正しましょう。
英文に全角の文字が入っている
登録時に記入する英語版のタイトルやスタンプ説明文に全角の文字や記号は承認されません。♪や★などの記号が含まれていないか、うっかりカッコが全角になっていないかなどに気をつけましょう。機種依存の文字もリジェクトの対象になります。
LINEがタイトルに入っている
タイトルや説明文に「○○日発売!」などの告知や「LINE」の文字はリジェクトの対象になります。簡単なうっかりミスで申請までの時間を伸ばさないように気をつけましょう。
コピーライト漏れがないかを確認
コピーライトの記入漏れもリジェクトの原因となります。具体的には
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LINEスタンプの申請を効率よくクリアしよう
LINEスタンプの申請方法自体は簡単ですが、承認されるまで様々な原因で再提出になることが多いようです。せっかく作成したスタンプも販売承認されなければ売られませんので、できるだけスムーズに承認されるようにチェックを行ってから販売を申請しましょう。