LINEで友達の表示名を変更してわかりやすくする方法！相手に通知や反映はされる？

日本で最も多くのユーザーが利用しているSNSはLINEです。現在日本国内だけで8,000万人以上のユーザーがLINEを利用しています。おそらく家族、学校、職場などありとあらゆる所でLINEが利用されていることでしょう。環境が変われば人も変わります。

中学から高校、高校から大学、大学から就業、といった人生のあらゆる転換期に新たな出会いや交流が生まれ、その都度自分のLINEの友達の連絡先のリストが長くなって行きます。知り合いが増えることは良いことですが、時として友達の表示名を変更しなければならないことがあります。それはなぜでしょうか。

自分のLINEアプリの友達の連絡先にたくさんの名前が表示されます。身近な人であればすぐに分かりますが、中には友達の名前を見ても、まったく誰なのか見当も付かないことがあります。本名で表示されないことが多いからです。

1人や2人ならまだ理解できますが、まったく思い当たらない友だちの表示名が自分のLINEアプリにズラリと何十人もいたら、正直当惑するはずです。誰なのか予想は付きますが確信はありません。切り出したい話題をトークしても通じる友達なのか、それとも不快に感じる友達なのか、頭を抱えてしまいます。

本名を使わない友達の多くは、どんな基準でLINEの表示名を決めているのでしょうか。友達の表示名にはどんな由来があるのでしょうか。

実は、LINEの表示名に統一性がなく、本名を使っている人や、自分が付けたことない表示名で保存されている人などが無造作に連絡先に保存され、なおかつ並び順もバラバラなことには理由があります。原因は、LINEの友達に追加した方法が違うことです。基本的に方法は3つあり、友達を追加する方法が異なれば表示方法も異なります。

相手をLINEの友達に追加する1つ目の方法は、電話帳とLINEを同期させる方法です。この方法で友達を追加すると、友達の表示名は電話帳の表記と同じになるので、友達の本名が表示名として追加されます。

しかしこの追加方法は条件付きです。相手と自分がLINEと電話帳を同期していなければ、本名が表示名としてLINEの友達に追加されることはありません。相手のLINEアプリの設定を確認し、「友達自動追加」がオンになっていなければなりません。

相手をLINEの友達に追加する2番目の方法は、LINEのID検索、QRコード、ふるふるといった、電話帳とLINEの同期以外の方法でLINEの友達に追加する方法です。このような方法で追加すると、相手が登録したニックネームが反映されるので、LINEの友達にも相手の本名ではなくニックネームが表示名として追加されることになります。

相手をLINEの友達に追加する3番目の方法は、自分のLINEとFacebookを同期させる方法です。この方法で友達を追加すると、表示名は相手のFacebook登録名になります。登録名と言っても本名を使っていることもあれば、ニックネームを使っていることもあります。Facebookは同じ名前で2つ以上のアカウントの開設はできません。

ですから相手が2つ以上のFacebookアカウントを持っている場合、登録名は本名の可能性もあれば、ニックネームの可能性もあります。またあえて本名を隠し、ニックネームでの設定にしていれば、登録名はニックネームとなり、その登録名がLINEに反映されるので、LINEの友達に追加すると登録名であるニックネームが表示名として保存されることになります。

LINEの友達の表示名が常に本名でない理由は友達の追加方法にあること、特にLINEとFacebookを同期させておくと相手の登録名がLINEの友達の表記名になるので、ニックネームになることもありえる、とい点を考えました。

統一性がないLINEの友達連絡先を整理して見やすくするため、友達の表記名を変更したいと思いますが、どのタイミングで行うべきでしょうか。

LINEの友達の表記名を変更するベストなタイミングは2つあります。その1つ目はLINEを交換するときです。LINEがFacebookと同期していれば、LINEの友達の表記名はFacebookの登録名になることはすでに考えました。同期は自動で行われます。

つまり多くの場合、自分のLINEアプリに保存されている友達のすべてと、直にLINEを交換したわけではないと言うことです。それで直にあってLINEを交換する機会が訪れた時に、Facebookの登録名などで使われていたニックネームなどを変更し、分かりやすい変更名に名前を変更します。

LINEの友達の表示名を変更するベストなもう1つのタイミングは、相手が誰だか分かったときです。表示名にニックネームなどが使われていると最初は困惑しますが、Facebookなどを閲覧していて、そのニックネームの持ち主のページに遭遇し、その際にそのニックネームがFacebookの登録名だったことに気づくこともあります。

あるいは他の友達のFacebookを閲覧していて、そのニックネームの持ち主がコメントを投稿したり「いいね」をしたりして、素性が分かることもあります。分かった時点ですぐに、LINEの表示名をニックネームなどの登録名から、自分が容易に見分けられる名前に変更できます。

ではこれからLINEの友達の表示名を変更する方法を説明します。変更方法を覚え、自分だけの連絡先リストを作成し、一目で誰だか分かる明快さと統一性を持たせましょう。LINEの友達の名前を変更するには、LINEに実装されている「表示名の変更」機能を使用します。ステップ・バイ・ステップで説明して行きます。

まずスマホのLINEアプリを開きます。LINEホーム画面下部にある「メニュー」から「友達」を選択します。「友達」画面に表示される友達から名前を変更したい友達を選択します。選択した友達の画面の表示名の右に小さく「鉛筆」マークがありますので、それをクリックします。「表示名の変更」画面に新しい名前を入力します。

その後「保存」をクリックします。選択した友達の画面に新しい名前が載せられています。

LINEの友達の名前はこれで変更できました。しかし表面上は変更したように見えても、プロフィール名、つまりオリジナルの表示名は残ります。LINEのプロフィール名は知らないと困ることがあるので、表面上表示名を消してしまった結果、本来のプロフィール名を忘れてしまうと大変です。

それでこれから変更して消してしまった本来のプロフィール名をどのように確認するかを説明します。先ほど名前を変更した友達の画面に戻ります。名前の下に「下矢印」がありますので、それをクリックします。本来のプロフィール名が表示されます。

変更した表示名や名前は、基本的に戻すことを意図して行うことはありません。しかし元の表示名や名前に戻す必要が生じることがあります。たとえば、変更したものの、新しい名前が嫌いなので戻すことを考えるかもしれません。あるいは変更した名前に飽きたために元に戻すことを考えるかもしれません。

さらには変更したことがバレるのではと恐れ、元の名前に戻すことを考えるかもしれません。元の名前に戻すことを考える理由は様々ですが、一度変更してしまった友達の名前を元に戻すことはできるのでしょうか。もしかしたら、変更前の名前は、元のプロフィール名とも異なるかもしれません。

また名前を変更してから1ヶ月以上経過し、変更前の名前も覚えていないかもしれません。名前をもとに戻すことはできるのでしょうか。名前を戻すことはできます。それも簡単に戻すことができます。これから元に戻す方法を説明します。先ほど名前を変更した友達の画面に戻ります。名前の右側にある「鉛筆」マークをクリックします。

「表示名の変更」画面の「表示名入力ボックス」に薄く変更前の名前が表示されています。それを入力し「保存」をクリックします。これで元の名前に戻すことができました。

ここまでで、LINEの友達の表示名に統一性がない理由や、表示名の変更方法、本来のプロフィール名の確認の方法、そして変更した表示名を元に戻す方法を考えてきました。ここで疑問が生じます。変更した友達の表示名は、相手に通知されてしまうのかどうか、という疑問です。通知されたら一大事です。

相手にしてみれば、自分のお気に入りの名前を表示名にしたのに、自分の許可なく変更したことに憤慨するかもしれません。また自分のLINEアカウントが他人にコントロールされていると感じる可能性もあり、決して好ましい結果は期待できません。LINEの友達の表示名を変更したら、自動的に相手に通知されるのでしょうか。

結論を言えば、通知されることはありません。変更したのは、自分のLINEアプリ内の自分だけの連絡先なので、それが他の人に通知されることはありません。変更した名前が反映されるのはあくまでも自分のLINEアプリ内のみです。

通知されないと言っても、それはLINEの機能に変更通知機能が実装されていないために、LINEアプリそのものが変更を通知することはないと言うだけであって、相手に知られることは100%ないと断言できるわけではありません。どういう意味でしょうか。

もう一度強調しますが、通知されないと言っても、それはLINEの機能に変更通知機能が実装されていないために、LINEアプリそのものが変更を通知することはないという意味であって、けっしてバレないと言う意味ではありません。つまり自分の不注意でバレてしまう可能性もあるということです。

例えば、自分のLINEを他の友達に見せながら話をする傾向があるなら、ふとした不注意で相手に変更した名前が見られてしまうかもしれません。あるいはスクショを相手に送信する習慣があるなら、やはり気が緩んだときに第三者から名前の変更があった事実を通知される可能性もあります。

LINEの機能上、通知されることはなくても、人為的なミスで「通知」されるリスクがあることは覚えておきましょう。

LINEの友達の名前や表示名を変えて、一目で誰かが分かるように工夫して、それだけでLINEアプリの友達連絡先が整理され見やすくなるわけではありません。なぜでしょうか。その理由はLINEの機能にあります。LINEは機能上、「友達」と「グループ」の順番を変えることができません。

基本的には、日本語表記であれば、「あ・い・う・え・お」順で並べられ、英語表記であれば、「A・B・C・D・・・・・」順で並べられます。ですから毎日トークをする友達をリストの先頭に持って行くことはできません。それでもLINE機能の範囲内で「見やすく使いやすい友達リスト」を作ることはできます。これからその方法を2つ紹介します。

LINE機能の範囲内で「見やすく使いやすい友達リスト」を作る1つ目の方法は、「お気に入り」機能を活用することです。LINEの「お気に入り」機能は、「お気に入り」に追加した順番で配列されて行きます。ですから最も頻繁にトークをする人を順番に「お気に入り」に追加して行きます。一度追加したら表示されている順番を変えることはできません。

変えたいときはもう一度一からやり直さなければなりません。「お気に入り」に友達を追加する手順を説明します。スマホのLINEアプリを開きます。「友だち」画面に表示されている友達のリストから「お気に入り」に追加した友達を選択します。選んだ友達の画面右上に「星印」があるのでそれをクリックします。これで「お気に入り」に追加できました。

LINE機能の範囲内で「見やすく使いやすい友達リスト」を作る2つ目の方法は、関連付けをしてグループ分けをすることです。これは「お気に入り」内に追加した友達以外の友達を簡単に見分けるためのテクニックです。例えば、下記のようにグループ分けと友達との関連づけを行えます。

 

毎日利用するLINEなので、トークする友達の表示名を変更してすぐに誰だか分かるようにし、LINEアプリを開いたらすぐにトークしたい友達にたどり着けるような、自分だけの「LINE友達リスト」を作ってみましょう。トークしたい友達をすぐに見つけることができないイライラをしないため、LINEの表示名を変更してみましょう。