2019年06月20日更新
iPhoneのWallet機能の使い方!Apple Payの設定やカードの追加方法は?
iPhoneのWalletの使い方を説明します。、iPhoneのWalletの使い方は、Walletを開き、「カードを追加」から「クレジット/プリペイドカード」を選択し、カードを写真で写すと情報を登録できます。追加は、Walletの右上の「+」から行います。
目次
- 1iPhoneのWalletの使い方は?
- ・パスの管理
- ・Apple Pay
- 2iPhoneのWalletの使い方〜クレジットカードの登録〜
- ・Walletを開いてクレジットカードを登録する
- ・カードを追加する
- 3iPhoneのWalletの使い方〜Apple Payの設定〜
- ・請求先や連絡先の情報の変更
- ・メインカードを設定
- ・登録したカードを削除
- 4iPhoneのWalletの使い方〜パスの管理〜
- ・Walletにパスを追加する
- ・Walletからパスを削除する
- ・Walletのパスを使う
- ・Walletのパスの設定を変更する
- 5iPhoneのWalletの使い方〜Suica〜
- ・WalletからSuicaを転送か追加する
- ・Suicaにチャージ
- ・交通機関で使う
- 6iPhoneのWalletの使い方〜電子マネー〜
- ・電子マネーとして対応店舗で使う
- 7iPhoneのWalletの使い方を覚えて活用しよう
iPhoneのWalletの使い方は?
iPhoneでWalletを使うには、以下のアイコンのアプリをクリックします。Walletは、デフォルトでiPhoneに設定されています。iPhoneのWalletは、iPhone7やiPhone7 Plus、iPhone8や iPhone8 Plus、iPhoneX以降のデバイスで利用できます。
パスの管理
iPhoneのWalletを使うと、パスにより、iPhoneに搭乗券を自動で表示させたり、iPhoneに映画のチケットを紐付けることができる仕組みです。フライトの便や時間などの詳細や、映画の座席番号の情報などを知ることができ、iPhoneで発券もできるので非常に便利です。
また、ポイントカードもパスを使って登録でき、Walletにまとめてしまえる仕組みになっています。また、お店に近づくと、自動でチケット、クーポンを表示する機能もあります。
Apple Pay
Apple Payは、iPhoneに「Suica」やクレジットカードを紐づけることで、全国のコンビニやスーパー、ドラッグストアなどで、iPhoneでお買い物ができる仕組みです。
お手持ちのカードをiPhoneのApple Payに登録すれば、iPhoneのApple Payで電車に乗ったり、支払いをしたりできます。iPhoneのApple Payは無料で利用でき、iPhoneにクレジットカード情報を保存しないので、安全に使用できる仕組みです。
iPhoneのWalletの使い方〜クレジットカードの登録〜
ここでは、iPhoneのWalletにクレジットカードを登録する方法をご紹介します。iPhoneのWalletアプリと写真アプリを使い、流れに沿って行えば、簡単に登録できます。
クレジットカード情報も、iPhoneのカメラでクレジットカードを撮影することで、iPhoneから情報が自動的に反映されるので、便利です。
Walletを開いてクレジットカードを登録する
iphoneのWalletを開き、「カードを追加」をクリックします。
以下の画面が表示されますので、「続ける」をクリックします。
カードの種類を聞かれます。今回はクレジットカードを登録するので、「クレジット/プリペイドカード」を選択します。
「カードを追加」画面が表示されます。白い四角の枠内に、クレジットカードを写してください。手動でクレジットカード番号を入力する場合は、「カード情報を手動で入力」をクリックしてください。
カード情報画面が表示されます。「名前」と「カード番号」は自動的にクレジットカード情報から反映されます。もしクレジットカード情報が反映されないときは、手動で入力してください。クレジットカード情報が正しかったら、右上の「次へ」をクリックしてください。
クレジットカードの「有効期限」と「セキュリティコード」を入力し、「次へ」をクリックしてください。
利用規約が表示されます。「同意する」をクリックしてください。
クレジットカードが追加されたことを確認する画面が表示されます。クレジットカード情報が正しいか確認してください。
QUICPayで利用できることが確認できます。「次へ」をクリックしてください。
支払いを、このクレジットカードで優先して支払うかどうかが聞かれます。「自動で選択」または、「自動で選択しない」をクリックしてください。
以上で、クレジットカードの新規登録は終了です。
カードを追加する
iPhoneのWalletアプリを開いてください。以下のような画面が表示されます。右上の青丸の「+」をクリックしてください。
すると、次のような画面が表示されます。「続ける」をクリックしてください。
カードを追加画面が表示されます。白い四角の枠内に、クレジットカードを写してください。手動でクレジットカード番号を入力する場合は、「カード情報を手動で入力」をクリックしてください。
カード情報画面が表示されます。「名前」と「カード番号」は自動的にクレジットカード情報から反映されます。もしクレジットカード情報が反映されないときは、手動で入力してください。クレジットカード情報が正しかったら、右上の「次へ」をクリックしてください。
クレジットカードの「有効期限」と「セキュリティコード」を入力し、登録を完了してください。
対応しているクレジットカード
Apple Payは、日本のほとんどのクレジットカードとプリペイドカードに対応できます。
iPhoneのWalletの使い方〜Apple Payの設定〜
ここでは、iPhoneのApple Payの設定や、メインカードの登録方法、クレジットカードの削除方法をご紹介します。設定アプリの「WalletとApple Pay」から情報の変更やメインカードの設定、Walletアプリから登録したクレジットカードの削除が行えます。
請求先や連絡先の情報の変更
iPhoneの設定画面から、「WalletとApple Pay」を選択します。
「支払い設定」から、情報を変更します。
または、Walletで、利用可能になったクレジットカードをクリックします。右下の青い丸をクリックします。
以下の画面になったら、「問い合わせる」をクリックします。
情報を変更します。
メインカードを設定
メインカードを設定するには、「設定」の「WalletとApple Pay」をクリックします。
メインカードをクリックします。
メインにしたいクレジットカードにチェックを入れます。
「戻る」をクリックし、メインカードの欄が、自分の選択したクレジットカードになっていることを確認します。
メインカードが最初に表示される仕組み
iPhoneのWalletで、何枚かのカードを登録しているとき、「WalletとApple Pay」の、「メインカード」の欄に指定されているクレジットカードが、iPhoneのWalletで一番前に表示される仕組みです。
メインカードを変更するには、「WalletとApple Pay」の、「メインカード」を変更してください。
登録したカードを削除
iPhoneのWalletで、削除したいカードを選択してください。右下の青い丸をクリックします。
一番下に「カードを削除」のタブがあります。クリックしてください。
「削除」をクリックします。
iPhoneのWalletの使い方〜パスの管理〜
ここでは、iPhoneのWalletにパスを追加したり、削除する方法をご紹介します。iPhoneのWalletにパスを追加するには、「Wallet用のAppを検索」タブや「Apple Walletに追加」タブ、「コードをスキャン」タブから行います。
iPhoneのWalletからパスを削除するには、「パスを削除」タブを使用します。
Walletにパスを追加する
Walletを開きます。下にスクロールし、「Wallet用のAppを検索」をクリックします。
App Storeに遷移します。「Wallet対応App」に表示されるアプリから、任意のアプリをダウンロードします。
下にスクロールし、アプリを入手します。
Pontaカードを例に説明します。Pontaカードのアプリを開きます。「Apple Walletに追加」をクリックします。
下の画面が表示されます。「次へ」をクリックします。
「自動で選択」または、「自動で選択しない」を選択し、「完了」をクリックします。
iPhoneのWalletを開き、Pontaカードが設定されていることを確認します。
コードをスキャンする方法もあります。iPhoneのWalletから、「コードをスキャン」を選択します。
カメラアプリが起動しますので、コードを映してスキャンします。Walletアプリの「パス」欄にコードが反映されていることを確認してください。
次に、ANAのパス設定方法をご紹介します。ANAアプリの「My booking画面」を表示し、予約確認画面から「Walletに追加」をクリックし、続いて「Apple Walletに追加」をクリックしてください。
右上に「追加」と表示されます。「追加」を押すとパスが生成されます。Walletアプリでパスが作られたことを確認してください。
Walletからパスを削除する
Pontaカードを例に説明します。iPhoneのWllalletを開きます。右下の青い丸をクリックします。
以下の画面が表示されます。下の「パスを削除」をクリックします。
「削除」をクリックします。
ANAを例に説明します。iPhoneのWalletを開き、ANAのパスをクリックします。
右下の青丸の「!」マークをクリックします。チケット情報が表示されます。使い終わったチケット情報を削除します。下に「パスを削除」のタブがありますので、クリックします。「削除」をクリックします。
Walletのパスを使う
Pontaカードを例に説明します。iPhoneのApple Payを利用するには、WalletのPontaカードを選択し、「リーダーにかざしてください」を表示します。iPhoneを端末にかざし、使用する仕組みです。
ANAを例に説明します。iPhoneのWalletアプリを開いて、ANAのチケットをクリックします。
座席指定を済ませると、2次元コードを利用できます。2次元コードをANAの端末にかざすと、搭乗できる仕組みです。iPhoneのWalletアプリにパスを登録すると、空港で自動でチケットを表示できたり、出発時刻や、ゲートの情報が登録される仕組みです。
Walletのパスの設定を変更する
Pontaカードを例に説明します。iPhoneのWalletで設定を変更したいカードを選択し、右下の青い丸をクリックします。
以下のように情報が表示されます。「自動アップデート」のオンとオフの切り替え、Pontaカードが使用できる店舗での「自動で選択」のオンとオフなどの設定の変更ができます。また、このページで、パスを削除することもできます。
iPhoneの電子チケットを他のiPhoneに送るには、チケットを表示し、「パスを共有」をクリックします。
パスが表示されないなどの不具合は?
iPhoneのバージョンiOS10で、パスを追加、登録できないパターンが報告されています。iPhoneのバージョンを最新にすることで解決できるようです。iPhoneのiOSのバージョンは常に最新にアップデートしましょう。
iPhoneのiOSのバージョンを最新にするには、「設定」の「一般」タブから、「ソフトウェア・アップデート」を選択しアップデートできます。
iPhoneのWalletの使い方〜Suica〜
iPhoneに「Suica」を追加する方法をご紹介します。iPhoneに「Suica」を追加するには、 iPhone7やiPhone7 Plus、iPhone8や iPhone8 Plus、iPhoneX以降のデバイスが必要になります。また、iOSのバージョンが最新であることも必要です。
そして、「設定」から「一般」の中の、「言語と地域」が日本に登録されていることも必要です。iPhoneのWalletに「Suica」を追加、登録するには、「Suica」のカードも必要になります。追加、登録前に用意してください。
WalletからSuicaを転送か追加する
iPhoneのWalletに「Suica」を追加する方法は、ICカードにiPhoneをかざす方法と、iPhoneのWalletの追加から、手動で情報を入力し登録する方法があります。それぞれの登録方法を説明します。
まず、「Suica」のICカードをiPhoneに転送する方法を説明します。「Suica」のカードの上に、iPhoneの上部分をかざします。そのまま動かさず、「Suica」のカードの上にiPhoneの上部分をくっつけた状態で置いておきます。
すると「Suica」のカードからiPhoneの情報が転送されます。「Suica」の残高の情報は転送されるまで、しばらく待ってください。
「Suica」カードから、iPhoneへ情報が転送されたら、Walletに「Suica」が表示されます。iPhone7やiPhone7 Plus、iPhone8や iPhone8 Plus、iPhoneX以降のデバイスでApple Payが利用可能なります。
「Suica」のICカードは利用できなくなりますので、廃棄してください。iPhoneのWalletを開き、「Suica」が登録されていることを確認してください。
新たに「Suica」にチャージしていない状態で、「Suica」のカードからWalletに情報を転送した場合、Suicaの預り金500円がWalletの「Suica」に残高として表示される仕組みです。
次に、iPhoneのWalletの追加から、手動で情報を入力し登録する方法を説明します。iPhoneのWalletを開きます。右上の青い丸をクリックします。
「続ける」をクリックします。
交通系ICカードの「Suica」を選択します。
以下のような画面になります。「SuicaID番号」と、「生年月日」を入力してください。
「SuicaID番号」とは、「Suica」のプラスチックカードの裏面に記載されている、4桁の番号です。以下の大きく表示されている4桁の番号が「SuicaID番号」です。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。利用規約が表示されますので「同意する」をクリックします。
Suicaにチャージ
「Suica」のチャージは、「自動券売機」、「多機能券売機」でチャージする方法、Apple Payに「Suica」を登録する方法、ビューカードからオートチャージする方法、コンビニやセブン銀行でチャージする方法があります。
この内、Apple Payで「Suica」にチャージする方法をご紹介します。「Suica」のアプリをApp Storeからダウンロードします。「Suica」のアプリを開きます。トップ画面から「Suica発行」をクリックします。
「Suica」の種類を選択し、「発行手続き」をクリックします。会員規約に同意したら、「会員登録」をクリックします。必要事項を入力します。「金額を選ぶ」から入金金額を設定し、決済方法を選択します。
初回登録は、最低金額が1000円のチャージすることが必要です。iPhoneのWalletを開き、「Suica」が登録されていることを確認してください。
交通機関で使う
自動改札機の読み取り部分にiPhoneをくっつけて、「ピッ」と音がすると、iPhoneの「Suica」が読み取れています。iPhone7やiPhone7 Plus、iPhone8や iPhone8 Plus、iPhoneX以降のデバイスでiPhoneの「Suica」が利用可能になります。
エクスプレスカードとして設定
「Suica」のエクスプレスの設定をしておくと、Touch IDやFace IDなしでiPhoneの「Suica」を自動改札機で利用できます。「設定」の「WalletとApple Pay」をクリックします。
Touch IDとは、指紋認証のシステムのことで、iPhone5s以降に搭載されている仕組みです。Face IDとは、顔認証システムのことで、iPhoneX以降に搭載されている仕組みです。どちらもiPhoneで事前登録が必要です。
「エクスプレスカード」をクリックします。エクスプレスに設定するカードにチェックをいれます。
iPhoneのWalletの使い方〜電子マネー〜
Apple Payはほとんどのカードに対応していますので、新しくカードを作る必要がなく、手持ちのカードをWalletに登録するだけで、Apple Payを利用できる仕組みです。
Apple Payを使うと、コンビニや、交通機関などでの支払いが、チャージいらずで、クレジットカードから引き落とされます。携帯さえあれば、カードやお財布がなくても、お支払いが可能です。
少額の支払いでも遠慮せずに使えて、日常使いに便利です。また、家電量販店などでも対応しており、高額商品のお買い物も可能です。便利に使えて、クレジットカード情報を、iPhoneに保存しない仕組みなので、安全に使えます。
ここでは、iPhoneのWalletを電子マネーとして利用する時の使い方をご紹介します。初めは慣れないかもしれませんが、使い始めると、簡単で、快適に利用できます。
電子マネーとして対応店舗で使う
iPhoneのWalletの使い方は、iPhoneのWalletを開き、使用するカードをタップします。「パスコードで支払う」を選択します。
パスコード入力画面が出てきます。パスコードを入力します。
「リーダーにかざしてください」とうながされます。端末にiPhoneをかざしてください。
読み取り機から音が鳴り、iPhoneの画面も支払い完了画面に切りかわります。これで支払いが完了する仕組みです。
登録されたクレジットでiDかQUICPayになる
Apple Payは、登録しているクレジットカードの種類により、支払い方法が「iD」か「QUICPay」に分かれます。「iD」か「QUICPay」のどちらかについては、Wallet内のクレジットカードに「iD」または「Q」と書かれています。
下のSoftBankカードは、「iD」と書かれていますので、「iD」で支払う仕組みです。支払い時に、「iD」で支払うことを店員に伝えてください。
下のYahoo!JAPANカードは、「Q」と書かれていますので、「QUICPay」で支払う仕組みです。支払い時に、「QUICPay」で支払うことを店員に伝えてください。
Apple Payの電子マネーは、「iD」か「QUICPay」のどちらかの支払いになります。「Apple Payで支払う」とお店で店員に伝えても、伝わらないので注意が必要です。
iPhoneのWalletの使い方を覚えて活用しよう
Apple Payは、「Suica」と「iD」、「QUICPay」に対応しています。それぞれの対応店舗や、電車、バスで利用できます。
「Suica」や「iD」、「QUICPay」は、日本ではメジャーな決済手段です。対応店舗も多く、Apple Payを導入したiPhoneさえあれば、お出かけに財布も必要がありません。
Apple Payは、Suicaカードや、クレジットカード、プリペイドカードを、最大8枚まで登録できます。登録さえ済ませれば、使うのは簡単で、スムーズに決済できます。
「Suica」と同じような、交通系のICカードとしては、「PASMO」や「ICOCA」、「PiTaPa」などがありますが、Apple Payには対応していません。「Suica」はその代わりに、全国で利用できます。
Apple Payの使い方は、Walletで、使いたいカードを選択し、パスコードを入力したら、店舗の読み取り機にiPhoneをかざすだけです。
「Suica」は事前にチャージが必要ですが、「iD」や「QUICPay」は事前にチャージが必要なく、後でクレジットカードに請求がくるシステムです。
iPhone一台で、生活の不便さが解消され、少しのお出かけなら、財布も必要ありません。iPhoneのWalletに、お手元にある「Suica」や、クレジットカードを登録してください。コンビニやスーパーでの電子決済に、ぜひApple Payを利用してみてください。