2019年06月15日更新
iPhoneのタイマー設定方法!アラーム音をイヤホンのみにできるアプリも紹介!
iPhoneに限らず、スマートフォンにはタイマーや目覚まし機能が欠かせません。iPhoneの場合、タイマー機能は標準搭載の時計アプリの中にあります。しかも単にタイマーのオン・オフができるだけでなく、音楽や動画の再生の停止もできるというスグレモノなのです。
目次
iPhoneのタイマーを設定する方法
カップラーメンの時間や調理時間、勉強や運動の時間計測などの際にスマートフォンのタイマーは非常に便利です。そんなタイマー機能ですが、実はiPhoneのタイマー機能には時間やアラーム音を変更するだけではなく、音楽や動画再生を自動的に停止させる機能があり、寝落ちしそうなときにも安心して音楽や動画を楽しめます。
加えて、iPhoneのタイマー機能ならSiriやコントロールセンターからも簡単にタイマーを立ち上げられます。必ず通知音が鳴って、バイブレーションのみやイヤホン音声のみの通知ができない欠点はあるものの、こうした便利なiPhoneのタイマー機能の数々について、これから説明していきます。
時計アプリからタイマーの時間やアラーム音を設定する
iPhoneのタイマー機能は標準搭載の「時計アプリ」の中にあります。そのため、iPhoneでタイマー機能を利用するには、まずホーム画面から時計アプリを選択し、右下の「タイマー」タブをタップします。そして時間を「時」「分」「秒」に分けてそれぞれスライダーでセットします。セットできるのは、最大で23時間59分59秒です。
タイマーのアラーム音は初期値では「レーダー」になっています。通常は初期値で問題ありませんが、会社や電車の中で鳴らしてしまうと、自分のタイマーのアラームか、他人のタイマーのアラームなのかの区別がつきません。そんなシチュエーションが考えられるのであれば、違うアラーム音にしておくべきです。
アラーム音は、タイマー設定画面の「タイマー終了時」の項目をタップすることで変更できます。「タイマー終了時」を選択すると、アラーム音の選択画面が表示されます。あらかじめiPhoneにインストールされている音以外にも、iTunesからダウンロードしたり自作したりした着信音や通知音をアラーム音に設定できます。
アラーム音を選択したら、画面右上の「設定」をタップすると、アラーム音が変更されます。
タイマーを開始する
タイマーの設定時刻とタイマー終了時のアラーム音が決まったら、あとは「開始」ボタンをタップすればタイマーが開始されます。画面がロック状態になっていても、設定時刻になったところでタイマーの停止用画面が表示されますので、「停止」を選択すればアラーム音が止みます。
Siriやコントロールセンターからタイマーを起動する
iPhoneのタイマー機能は、時計アプリからだけではなくSiriやコントロールセンターからも呼び出せます。Siriの場合は、「Hey Siri!」と呼びかけるかホームボタンの長押しでSiriを立ち上げたのち、「タイマー×分」と告げればタイマーがセットされます。台所仕事で指が濡れているときなど、iPhoneに触ることなくタイマーセットできるので非常に便利です。
また、iPhone 8までのiPhoneなら画面下から、iPhone Xシリーズなら画面右上からスワイプして表示されるコントロールセンターにもタイマーボタンが用意されているので、ほかの作業中でも簡単にタイマーが呼び出すことが可能です。
iPhoneで設定したタイマーを変更する方法
前章ではiPhoneのタイマーを起動する方法をお伝えしました。しかしタイマーが動いている最中でも、残り時間を確認したりタイマーを一時停止、もしくはキャンセルしたり、アラーム音を変更したくなる場合があります。以下では、そんなときの対処法をお伝えします。
タイマーの残り時間を確認する
タイマーの残り時間は、iPhoneのロック・通知画面で確認できます。ロック・通知画面の、通常なら日付と曜日が表示される部分に、タイマーの残り時間が表示されます。
アラーム音を変更する
タイマーのアラーム音は、タイマーの起動時のみならずタイマーの動作中にも変更が可能です。タイマー動作中に時計アプリを立ち上げれば、起動時と同様「タイマー終了時」の項目をタップしてアラーム音を変更できます。
タイマーを一時停止する
タイマーを動かしている最中に、ほかの作業が挟み込まれてタイマーを一時停止したい場合があります。そんなときには、時計アプリを立ち上げてタイマー画面の「一時停止」をタップします。
タイマーをキャンセルする
もしタイマーを動かしている最中に、タイマーを終了したくなった場合には、時計アプリを立ち上げてタイマー画面の「キャンセル」をタップします。
iPhoneのタイマー機能で音楽や動画を再生停止にする
冒頭に記したように、iPhoneのタイマー機能を使えば音楽や動画をタイマーで再生停止させることができます。特に寝落ち対策として有効な使い方ですが、この方法を以下で説明します。
タイマーで再生停止の設定をする
iPhoneのタイマーで音楽や動画の再生を停止させるには、タイマーのアラーム音の代わりに「再生停止」を選択します。そのためには、まず時計アプリを立ち上げ、タイマータブの「タイマー終了時」を選択し、「再生停止」を選んで「設定」をタップします。
音楽や動画を再生する
続いてミュージックやビデオで音楽を再生します。YouTubeプレミアムを使ってバックグラウンドで音声を流す場合も同様です。ただし動画再生アプリでも再生を停止させたい場合は次の節にあるタイマーを開始してから動画再生を始めてください。
タイマーを開始する
バックグラウンドで音楽が再生されたら、タイマーに切り替え「開始」ボタンを選びます。するとロック・通知画面には残り時間と再生中の音楽の情報が表示され、時間が来ると音楽の再生が停止します。
YouTubeなどで動画を見ている場合は、時間が来ると画面が切り替わってタイマー終了の通知画面が表示されるので、動画再生が自動的に終了します。
iPhoneのタイマーをバイブやイヤホンのみで通知するアプリ
以上で説明した通り、iPhoneのタイマー機能は非常に便利です。しかし、ほかの人がいるような状況ではアラーム音が外に響いてしまうという不便さがあります。残念なことに標準搭載の時計アプリは、バイブレーションのみで音を出さない、あるいは通知音がイヤホンのみで聞けるといった設定には対応していません。
そこでおすすめするのが以下に紹介するアラームアプリです。
バイブアラーム
最初に紹介するのは、音を出さずにバイブレーションのみでアラームを知らせてくれる無料アプリの「バイブアラーム」です。時間を設定するタイマー機能だけではなく、時刻が設定できるアラーム機能もあり、そのいずれもがバイブレーション機能に対応しているので、安心して社内や車内で使えます。
ただし、バイブレーションのみなので、ポケットなどバイブレーションが感知しやすい場所にiPhoneをしまっておく必要があります。間違えてカバンの中などに入れると、肝心のアラームに気づかないことにもなりかねません。
アラーム&タイマー
アラーム&タイマーは、iPhone標準搭載の時計アプリ同様、時計・アラーム・タイマー・ストップウォッチの機能を備えた無料アプリです。設定で時計のデザインなどを変えられる美しいアプリですが、特筆すべきはイヤホンのみに対して通知音を鳴らすことができることです。
iPhoneでは、イヤホンを刺した状態であってもタイマーやアラームの通知音はイヤホンだけではなく本体のスピーカーからも鳴り響きます。そのため、音楽をイヤホンで聴いていると通知音が外にも鳴ってしまいます。そんなときでも、このアプリを利用していればイヤホンのみに通知音が鳴るので、安心してイヤホンを着けた状態でタイマーを利用できます。
iPhoneのタイマー機能を使ってみよう!
以上、お伝えしたようにiPhoneのタイマー機能を使うことで、好きな時間にタイマーセットしたり、好みの通知音を利用したり、Siri経由の音声入力で時間を設定したりできます。また、それだけではなく音楽や動画を視聴している場合は、その再生をタイマーで停止させることも可能です。加えてタイマーの残り時間はロック・通知画面で簡単に確認できます。
こうしたiPhone標準搭載のタイマー機能で物足りない場合は、この記事で紹介したバイブレーションのみで通知してくれるバイブアラームや、イヤホンのみで通知してくれるアラーム&タイマーを利用してください。