2019年07月05日更新
iPhoneのおやすみモードとは?設定方法と電話着信やアプリ通知の音がどうなるかを解説!
iPhoneのおやすみモードとNight Shiftをご存知でしょうか。おやすみモードは就寝中など邪魔されたくない場合に便利です。Night Shiftとは異なります。今回はiPhoneのおやすみモードの設定方法と通知を切り替えるとどうなるのか解説します!
目次
iPhoneのおやすみモードとは?
iPhoneで使用できる三日月マークの「おやすみモード」とは、着信音などの通知は鳴らなくなり、点灯もしないので夜中に起こされない機能です。着信音だけではなく、バイブ、メール音も鳴らないです。また、時間指定もできるので、時間になると自動的に「おやすみモード」になり、終了の時間になると自動的にオフになります。
おやすみモードという名前から、就寝時間のみ使用するものと思えますが、映画館や会議中、集中したい作業、ゆっくり寝たいときにも利用すると便利です。カスタマイズすることで、大事な電話は逃すこともないので不要な通知から解放されます。
Night Shiftとは機能が違います。Night Shiftは夜間のブルーライトをカットして目にやさしくしてくれる機能です。Night Shiftはブルーライトの明るさで目がさえて寝つきを悪くします。「おやすみモード」に入る前にNight Shift設定で徐々に目を心地よい状態にもっていくことで、ゆっくり寝ることができます。
iPhoneをおやすみモードにするとどうなる?
iPhoneのおやすみモードとは、夜中に着信音などの通知音が鳴らない機能であるとご説明しました。実際に、iPhoneをおやすみモードに設定すると、電話・メールの着信通知やアラーム音などはどうなるのかご紹介します。
電話・メールの着信通知
iPhoneのおやすみモードを設定すると、電話・メールの着信通知は鳴らないです。しかし、特定の相手からは、着信が鳴る設定にすることができます。「よく使う項目」に設定している相手のみ着信を許可することができます。繰り返しの着信には、3分以内に2回着信が鳴ったときだけ通知する設定も可能です。
アラーム
iPhoneをおやすみモードに設定すると、アラーム機能は通常通りに使うことができます。おやすみモードですので、寝ている間だけ機能します。
おやすみモードでは、アラームは鳴るのですが、鳴らない場合はアラームの時刻設定の間違いや曜日設定を指定していないか、アラームのサウンドなしに設定している場合もアラームが鳴らないので注意しましょう。
iPhoneのおやすみモードを設定する方法
iPhoneのおやすみモードで時間になるまで着信音が鳴らない機能・通常通り指定した時間に鳴る機能(アラーム)についてご説明をしました。ここでは、iPhoneのおやすみモードを設定する方法をご紹介します。
設定からおやすみモードをオンにする
ホーム画面から「設定」>「おやすみモード」をタップします。
「おやすみモード」をONに切り替えます。画面の下にも記載されていますが「おやすみモード」が有効の場合、着信と通知は知らされないです。
コントロールセンターからおやすみモードをオンにする
コントロールセンターとは、よく使う機能にすぐにアクセスできる機能で「画面の下から上にスワイプ」することでアクセスできます。
iPhoneのコントロールセンターから「おやすみモード」が登録されているので設定することができます。ホーム画面を上にスワイプします。「おやすみモード」の三日月マークをタップしてONとOFFを切り替えることができます。
- 「コントロールセンター」をカスタマイズする方法をご紹介します。
- はじめに、「設定」>「コントロールセンター」の順にタップします。
- 続いて、「コントロールセンターをカスタマイズ」をタップします。
- 最後に追加するものは「+」に、削除するものには「ー」をタップします。
iPhoneのおやすみモードをカスタマイズしよう
iPhoneのおやすみモードは、ONとOFFを設定するだけではなく、時間になると自動的におやすみモードに切りかえるなど細かいカスタマイズ設定をすることができます。
おやすみモードの時間を指定する
- 「おやすみモードの時間を指定」する方法をご紹介します。
- はじめに、「設定」>「おやすみモード」>「時間指定」をONをタップします。
- 続いて、おやすみモードの「開始」と「終了」を設定することで有効になります。
- 指定した時間に「画面におやすみモードが有効になっている」ことが表示されます。
場所やスケジュールで指定する
iPhoneで「1時間だけ」「今日夜まで」「明日の朝まで」を指定する場合は、以下の手順でおやすみモードを設定できます。
- 「場所やスケジュールで指定」する方法をご紹介します。
- はじめに、画面を下から上にスワイプして「コントロールセンター」を開きます。
- 続いて、「おやすみモード」のアイコンを強く押します。
- 次いで、オプション画面から「1時間」「今日の夜まで」「明日の朝まで」「この場所から出発するまで」を選択します。
「現在地から離れるまで」おやすみモードを設定する場合は、以下の手順でできます。
- 「現在の場所にいる間だけ」おやすみモードを設定する方法をご紹介します。
- はじめに、「コントロールセンター」から「おやすみモード」アイコンを強く押します。
- 続いて、「この場所から出発するまで」をタップすると、現在地から離れるまでおやすみモードが動作します。
iPhoneのカレンダーに予定が入っている場合「イベント中だけ」おやすみモードを設定することもできます。
- 「イベント中だけ」おやすみモードを設定する方法をご紹介します。
- はじめに、iPhoneのカレンダーに予定を設定していることを確認します。
- 続いて、イベント時間帯に「コントロールセンター」から「おやすみモード」アイコンを強く押します。
- 次いで、「このイベントが終了するまで」をタップします。
- イベント終了するまで「おやすみモード」が設定されます。
「運転中だけ」おやすみモードに設定することもできます。
- 「運転中の通知を停止」する方法をご紹介します。
- はじめに、ホーム画面>「設定」>「おやすみモード」をタップします。
- 続いて、「運転中の通知を停止」から「アクティベート」をタップします。
- 「自動」「車載Bluetoothに接続時」「手動」から運転中か判断するを選択します。
- コントロールセンターから「運転中の通知を停止」する方法をご紹介します。
- はじめに、ホーム画面>「設定」>「コントロールセンター」>「運転中の通知を停止」を「+」に変更します。
- 続いて、コントロールセンターを開いて「運転中の通知を停止」の車のアイコンをタップします。
- 同時に、おやすみモードもONになるので設定は完了です。
特定の相手の着信を許可する
iPhoneのおやすみモードでは、電話は鳴らないですが、特定の相手からは着信許可をすることができます。
- 「特定の相手を指定する」方法をご紹介します。
- はじめに、「よく使う項目」を設定します。ホーム画面の電話のマーク>「星マーク」をタップします。
- 続いて、左上の「+」をタップします。
- 最後に許可したい相手を連絡先から登録します。
繰り返しの着信は許可する
- 「3分間に同じ番号から繰り返し着信があった場合、通知を許可」する方法をご紹介します。
- はじめに、ホーム画面>「設定」>「おやすみモード」をタップします。
- 続いて、「繰り返しの着信」を「ON」にします。
- 3分以内に2回着信が鳴った場合は、着信許可されます。
緊急の電話の場合は、繰り返しになるので、特定の連絡先に設定するか、繰り返し着信許可しておくと便利です。
iPhone操作中は着信を許可する
- 「iPhoneを操作中は着信を許可する」方法をご紹介します。
- はじめに、ホーム画面>「設定」>「おやすみモード」をタップします。
- 続いて、「通知」から「iPhoneのロック中は知らせない」を選択します。
- ロック中(iPhoneを操作していない間)の着信は通知されます。
「iPhoneのロック中は知らせない」とは、ロックされている時のみ通知(着信やメール)は鳴らないです。例えば、アプリやメールを操作している間の通知は受け取りする場合に使用します。
「常に知らせない」とは、iPhoneを操作中であっても通知はされないです。例えば、アプリや電話に出れない状況に通知を受けたくない場合に選択します。
Night Shiftも設定!
疲れて「おやすみモード」で熟睡したい人は、日の入りから「Night Shift」を設定しましょう!長い時間PCなどで目を酷使している人はNight Shiftで目の負担をへらしましょう。
- 「Night Shift」を設定する方法をご紹介します。
- 「設定」>「画面表示と明るさ」>「Night Shift」をタップします。
- (Night Shiftのデフォルト設定では22時~7時です)
iPhoneのおやすみモードを上手く活用しよう!
iPhoneのおやすみモードとは、就寝中や会議中、運転中に着信音やメールなどの通知・点灯がしない機能です。おやすみモードは手動でONしなくても、カスタマイズすることで、指定した時間に自動的におやすみモードが有効になります。また現在地のみ、1時間だけ、イベント中だけ有効にするなど、細かく設定ができます。
iPhoneのおやすみモードを上手く活用しすることで、勉強中や映画鑑賞中など、集中したい時間や邪魔されたくない時間に使用することもできます。ロック中のみに有効にしたり、常に通知を受け付けないこともできます。緊急の場合は「3分以内に2回同じ連絡先」から鳴ることで、本当に大切な電話だけ受け取ることができます。おやすみモードを利用して、プライベートな時間を充実させましょう。