2019年09月18日更新
iPhoneで画面の明るさを変更・調節する方法!自動/手動の設定を解説!
iPhoneの画面の明るさや色合いを調整する方法について紹介しています。iPhoneの画面が明るくて目が疲れてしまったり、手動で好みの明るさに設定したはずなのに勝手に変わってしまう場合の対処法やブルーライトカットの方法を紹介していきます。
目次
iPhoneの画面の明るさを手動で変更する方法
スマホは現代の生活で切り離せないツールですが、そのスマホの使い過ぎで目を酷使してはいませんか?特にiPhoneを使っている方は多いでしょうが、同時に画面の見過ぎによる目の疲労や肩こり、頭痛に悩まされる方も少なくないのでしょう。これらの対処法として、iPhone画面の明るさを調整したり、ブルーライトを軽減する方法を紹介していきます。
まず、iPhone画面の明るさを手動で変更する方法を紹介します。iPhoneの画面下部から上方向にスワイプして、コントロールセンターを表示させましょう。明るさ調節スライダー(赤枠部分)を上下にドラッグすることで、明るさを手動で変更できます。明るさは上ほど明るく、下ほど暗くなります。自分好みの明るさに調節しましょう。
画面の明るさ自動調節機能をオフにしておく必要がある
手動で明るさを変更する際に一つ注意しなければならないことがあります。それは画面の明るさ自動調節機能をオフに設定することです。これはiPhoneのデフォルトの設定で、画面の明るさ自動調節設定がオンになっているためです。この設定をオフにしないと、せっかく手動で設定しても自動で明るさが変更されてしまいます。設定方法については後述します。
iPhoneの画面の明るさを自動で調節する方法
次にiPhoneの画面の明るさを自動で調節する方法を紹介します。iPhone画面の明るさを自動調節する、というのはつまり、明るい場所では画面の明るさを上げて暗い場所では画面を暗くするという意味です。この設定をオンにすることにより手動で調整しなくても、周囲の明るさに合わせてiPhone画面を見やすい明るさに自動で調整してくれます。
iPhone画面の明るさを周囲の明るさに関係なく一定にしたい、と考える方は手動で変更しましょう。反対に、周囲の明るさに応じて自動調節してほしいと考える方は今から紹介する方法で設定してみましょう。iOS11とiOS10それぞれの設定手順を紹介していきます。お手元のiPhoneのiOSを確認したら、次へ進みましょう。
iOS 11の場合の設定手順
まず、iOS 11のiPhoneの場合の設定手順です。iPhoneの設定画面を開いて、『一般』をタップしましょう。
『アクセシビリティ』をタップしましょう。
視覚サポートの『ディスプレイ調整』をタップしましょう。
『明るさの自動調節』をタップしましょう。下画面のように緑色になっていればiPhone画面の明るさ自動調節設定がオンの状態です。もう一度タップすると灰色になりますが、これは設定がオフの状態です。明るさを手動で調節したい場合はここを灰色にしておきましょう。
iOS 10の場合の設定手順
続いてiOS 10のiPhoneの場合の設定手順です。iOS 11のiPhoneの場合と若干手順が異なります。iPhoneの設定画面を開いて、『画面表示と明るさ』をタップしましょう。
『明るさの自動調節』をタップしましょう。緑色になっていればiPhone画面の明るさ自動調節設定がオン、灰色がオフの状態です。
iPhoneの画面の明るさを調節してブルーライトを軽減する方法
iPhone画面を長時間見ていると目が疲れてきて、肩こりや頭痛、睡眠障害につながってきます。目の疲れを抑えるためにはブルーライトを軽減させることが重要です。iPhoneの機能にNight Shiftモードという機能があります。Night Shiftモードはブルーライトの軽減に役立つ機能です。この機能の概要と設定方法について紹介していきます。
Night Shiftモードを使おう
Night ShiftはiPhone画面の色温度を黄味がかった暖色系に変化させることにより、ブルーライトを軽減して目への刺激を減らす機能です。Night Shiftモードを活用することで目を疲れにくくすることができます。
iPhoneをNight Shiftモードに設定する方法
お手元のiPhoneをNight Shiftモードに設定してブルーライトを軽減しましょう。
コントロールセンターを開こう
まずはiPhoneの画面下部から上方向にスワイプしてコントロールセンターを表示しましょう。続いてコントロールセンターの『Night Shift:オフ』をタップしましょう。
Night Shiftモードの作動条件を決めよう
下画面が表示されます。『7:00までオン』をタップすると、今すぐにNight Shiftモードに切り替わり、朝の7時までブルーライトを軽減することができます。
Night Shiftモードの作動条件を決める画面が表示されます。『スケジュール設定』をタップすると、下画面が表示されます。Night Shiftモードの開始時間と終了時間を自由に設定することができます。『手動で明日まで有効にする』をタップすると、すぐにNight Shiftモードに切り替わります。
また、色温度のスライダーを左右にドラッグすることでiPhone画面の色温度を調節可能です。左の『冷たく』の方へ行くにつれ寒色系に、右の『暖かく』の方に行くにつれ暖色系に変化します。設定変更して自分好みの色温度を見つけましょう。
明るさを限界まで下げる方法とは?
夜寝る前に電気を消した状態で、ベッドで横になりながらiPhoneを触る方も少なくないでしょう。そういった時に、画面の明るさを一番暗い状態にしてもまだ明るいと感じたことはありませんか?真っ暗な部屋で明るい画面を見ていたら目がとんでもなく疲れてしまいます。そういった時の対処法として、iPhone画面の明るさを限界まで下げる方法を紹介します。
まずiPhoneの設定画面を開きましょう。続いて『一般』、『アクセシビリティ』、『ディスプレイ調整』の順にタップしましょう。下画面が出るので『ホワイトポイントを下げる』をタップしてオンの状態(緑色)にしましょう。その後、ホワイトポイントのスライダーを右に動かしていき100%にすれば、iPhone画面の明るさを限界まで下げることが可能です。
iPhoneの画面の明るさを調節して黄色っぽさをなくす方法
iPhoneの画面が黄色っぽいと感じることはありませんか?普段はあまり感じなくとも、場所によってはiPhoneの画面が黄色っぽく見えてしまう場合があります。暖色系の照明の下にいるときは、画面が黄色っぽく見えてしまいます。見づらいと感じる場合は、True Toneという機能を使ってみましょう。
True Toneを使おう
True Toneは周囲の光に合わせて画面の色合いを自動調整してくれる機能です。この機能を使えば画面の黄色っぽさを解消することができます。コントロールセンターから簡単に設定可能です。
True Toneに対応しているのはiPhone X・iPhone 8・iPhone 8 Plusの3機種
残念ながらすべてのiPhoneが対応しているわけではありません。True Toneに対応しているのはiPhone X・iPhone 8・iPhone 8 Plusの3機種のみになります。いずれかをお持ちの方はこの機能を試しに使ってみましょう。
True Toneの設定手順
iPhone画面下部から上方向にスワイプしてコントロールセンターを開きましょう。続いて、コントロールセンターの赤枠で囲んだ部分を長押ししましょう。
『True Tone』アイコンをタップしましょう。これでTrue Toneがオンになり、周囲の光に合わせて画面の色合いを自動調整してくれます。iPhoneの画面が黄色っぽいと感じた方はこの設定をオンにしてみましょう。
iPhoneの画面の明るさは状況に合わせて変更しよう
通勤時に電車の中で、昼休みにご飯を食べながら、夜寝る前にベッドで横になりながら、等iPhoneの画面を見る機会はたくさんあるでしょう。一日に何時間もiPhoneを使う人は、特に目の疲労を軽減することも考えた方がいいでしょう。目を疲れにくくする方法として、今回紹介してきた画面の明るさ設定は最適といえます。
手動で明るさを固定させることもできますし、周囲の環境に合わせて自動調整もできます。単純に画面を暗くするだけでなく、Night ShiftモードやTrue Toneを設定してブルーライトカットしたり、画面の黄色っぽさを修正する等して、iPhone画面を自分好みの明るさ、色合いに調整しましょう。どちらもコントロールセンターから簡単に設定可能です。
限界まで画面を暗くしたいときは設定画面からホワイトポイント設定画面に行き、スライダーを右に動かして100%にしましょう。このようにiPhoneに備わっている画面の明るさや色合いを調整するための機能を活用して、寝る前はNight Shiftモードをオンにして画面を暗くしてブルーライトを軽減する等工夫をしましょう。