動画圧縮の無料オンラインツール7選を紹介!ファイルサイズを軽くしよう!
ファイル変換オンラインサービスを使えば、簡単に動画を圧縮して軽くできます。YouTube等のSNSを利用している方は、高解像度の動画ファイルを軽くする方法を習得しましょう。おすすめの無料動画圧縮オンラインツールの使い方や、利用時の注意点などをまとめました。
目次
- 1動画圧縮のおすすめな無料オンラインツール
- ・VideoSmallerについて
- ・OnlineConverterについて
- ・Zamzarについて
- ・Clipchampについて
- ・Krunchについて
- ・Avidemuxについて
- ・filmoraについて
- 2動画のファイルサイズを小さくする方法について
- ・動画全体の時間を短くする
- ・MP4などのファイル形式に変換する
- ・解像度を変更する
- ・レートを変更する
- 3オンラインツールのサイトで動画圧縮を行うメリット
- ・デバイスの空き容量対策ができる
- ・動画の送信が楽になる
- 4オンラインツールでの動画圧縮を検証!
- ・画質の劣化は少ない
- ・圧縮前後のデータ容量は大きく変わる
- 5動画圧縮でオンラインツールを使う時の注意点
- 6動画圧縮は無料オンラインツールを活用しよう!
動画圧縮のおすすめな無料オンラインツール
PCやスマホに保存してある動画ファイルのサイズが大きい時は、動画の圧縮を行ってデータを軽くしましょう。有料の動画編集ソフトを購入しなくても、無料で動画を圧縮できるサービスがあるので安心です。
ここでは、動画ファイルサイズを圧縮して軽くできるおすすめの無料オンラインサイト・ツールをご紹介していきます。
VideoSmallerについて
VideoSmallerは、Webサイト上で動画を圧縮してファイルサイズを軽くできる無料オンラインサービスです。
煩わしい会員登録や動画編集ソフトのインストールは必要無し。Webブラウザとインターネット環境さえあれば、簡単に動画の圧縮を行えます。
VideoSmallerの特徴や対応フォーマット
動画のファイルサイズを画質の劣化なしに軽量化できるオンラインツール「VideoSmaller」。ひとつためしたら75%サイズダウンした。よい。https://t.co/cCVweuQDNT
— ハラヒロシ / ウルトラエル (@harahiroshi) February 26, 2019
VideoSmallerには、以下のような特徴があります。全ての動画ファイルをオンラインで圧縮できるわけではないので、事前に動画フォーマットを確認しておいてください。
- 圧縮・変換可能な動画フォーマット:MP4・AVI・MPEG・MOVの動画ファイル形式
- 圧縮・変換可能な動画ファイルサイズ:最大500MBまで
- プライバシーに配慮し、サイトにアップロードした動画ファイルは数時間後に削除される
VideoSmallerの使い方
まずは以下のリンクにアクセスして、VideoSmallerのWebサイトを表示してください。
「閲覧する…」をクリックして、圧縮したい動画ファイルを選択します。
動画圧縮・変換の設定を行います。
- 動画圧縮時に画質を劣化させたくない場合は「Use low compression level (best quality)」にチェックを入れる(できるだけ動画ファイルを軽くしたいならチェックしない)
- 動画圧縮時に解像度を変更したくない場合は「縮小 (小さく) する動画の横幅」を「縮小しないでください」にする
- 動画圧縮時に音声を削除したい場合は「Remove audio from video」にチェックを入れる(そのまま圧縮するならチェックしない)
「動画をアップロード」ボタンをクリックすると、動画ファイルの圧縮・変換がスタートします。動画ファイルのサイズや通信状況次第では多大な時間がかかることもありますが、完了するまで気長に待ちましょう。
最後に「Completed: Download File」のリンクをクリックして、圧縮・変換された動画ファイルをダウンロードすればOKです。
OnlineConverterについて
OnlineConverterは、Webサイト上で様々なメディアファイルを変換できる無料オンラインサービスです。動画ファイルをはじめ、画像・音声・テキストファイルなどを変換・圧縮して軽くできます。
ブラウザ用のアドオンも用意されていますが、インストールしなくてもオンラインで動画ファイルサイズを圧縮可能です。
OnlineConverterの特徴
編集するならaviutl、しないならブラウザのonlineconverterとかで十分だとおもいます!
— 寝る子のさぶあか。、。 (@_ZZZO_OZZZ_) September 27, 2019
OnlineConverterには、以下のような特徴があります。テキスト表記は日本語に対応していませんが、それほど難しいことを書いているわけではないので心配無用です。
- 圧縮・変換可能な動画フォーマット:3G2・3GP・AVI・FLV・MKV・MOV・MP4・MPEG-1・MPEG-2・OGV・WEBM・WMVの動画ファイル形式
- 圧縮・変換可能な動画ファイルサイズ:最大100MBまで(大容量の動画ファイルを圧縮したい場合はプレミアムサービスへの登録が必要)
- プライバシーに配慮し、サイトにアップロードした動画ファイルは24時間後または10回のダウンロード後に削除される
OnlineConverterの使い方
まずは以下のリンクにアクセスして、OnlineConverterのWebサイトを表示してください。
右上の「Video converter」にて、変換後の動画ファイルフォーマットを選択します。よく分からない場合は「MP4」を選んでください。
「Choose Files」をクリックして、圧縮したい動画ファイルを選択します。(エクスプローラーから動画ファイルを直接ドラッグアンドドロップしてもOK。)
必要に応じて動画変換・圧縮設定を変更しましょう。「Start conversion」をクリックすれば、動画の変換・圧縮がスタートします。
動画の変換・圧縮が完了したら、自動的にダウンロードページに移動します。
「Download」ボタンをクリックして、圧縮・変換された動画ファイルをダウンロードすればOKです。
Zamzarについて
Zamzarは、Webサイト上で動画を圧縮して簡単にファイルサイズを軽くできる無料オンラインサービスです。動画・音声・テキストファイルなどを合わせると、1,200種類以上のファイルフォーマットに対応しています。
2006年にサービスを開始した老舗サイトであり、数百万人以上のユーザーから動画変換・圧縮に利用されている信頼性があります。
Zamzarの特徴
Zamzarで動画変換中 ドキュメントファイルも変換出来るっぽい
— SAEKI Yoshiyasu/佐伯嘉康 (@laclefyoshi) June 19, 2009
Zamzarには、以下のような特徴があります。テキスト表記は日本語に対応していませんが、それほど難しいことを書いているわけではないので心配無用です。
- 圧縮・変換可能な動画フォーマット:3GP・3G2・AVI・FLV・MOV・MP4・MPG・WEBM・WMVの動画ファイル形式
- 圧縮・変換可能な動画ファイルサイズ:無料版では最大150MBまでの動画ファイルを24時間以内に2つしか変換・圧縮できないが、有料会員登録を行えば最大2GBまでの動画ファイルをアップロード可能になる
- プライバシーに配慮し、サイトにアップロードした動画ファイルは24時間後に削除される
Zamzarの使い方
まずは以下のリンクにアクセスして、ZamzarのWebサイトを表示してください。
「Add Files...」をクリックして、圧縮したい動画ファイルを選択します。(エクスプローラーから動画ファイルを直接ドラッグアンドドロップしてもOK。)
「Convert To」にて、変換後の動画ファイルフォーマットを選択します。よく分からない場合は「MP4」を選んでください。(ただしMP4からMP4へのファイル変換はできない。)
「Convert Now」をクリックすると、動画ファイルの圧縮・変換がスタートします。
動画の変換・圧縮が完了したら、自動的にダウンロードページに移動します。
「Download」ボタンをクリックして、圧縮・変換された動画ファイルをダウンロードすればOKです。
Clipchampについて
Clipchampは、Webサイト上で動画の編集・変換・圧縮を行えるオンラインサービスです。利用時にログインが必要ですが、簡単に動画を圧縮してファイルサイズを軽くできる魅力があります。
オーストラリアの動画編集支援サービスながら、日本語表記に対応していて安心です。
Clipchampの特徴
clipchamp 使って動画作るの案外簡単
— エグゼ (@tyuruin) May 14, 2019
Clipchampには、以下のような特徴があります。全ての動画ファイルをオンラインで圧縮できるわけではないので、事前に動画フォーマットを確認しておいてください。
- 圧縮・変換可能な動画フォーマット:AVI・MOV・DIVX・FLV・3GP・MP4・WMV・VOB・MKVの動画ファイル形式
- 圧縮・変換可能な動画ファイルサイズ:制限なし(20GB以下を推奨)
- ローカル環境で処理が行われるため、基本的にサイトにアップロードした動画ファイルがオンラインで第三者に盗み見られることはない
Clipchampの使い方
まずは以下のリンクにアクセスして、ClipchampのWebサイトで「ビデオを今すぐ圧縮」をクリックしてください。
Googleアカウント、Facebookアカウント、またはメールアドレスを使ってログインしてください。
「自分の動画を変換する」をクリックして、圧縮したい動画ファイルを選択します。(エクスプローラーから動画ファイルを直接ドラッグアンドドロップしてもOK。)
必要に応じて、動画ファイルの変換・圧縮設定を行ってください。
「スタート」をクリックすると、動画ファイルの変換・圧縮がスタートします。
「保存する」ボタンをクリックすれば、圧縮された動画ファイルをダウンロードできます。
Krunchについて
Krunchは、Webサイト上で動画やテキストデータなどを圧縮してファイルサイズを軽くできる無料オンラインサービスです。
10MBまでのファイルサイズにしか対応していませんが、簡単にZIPやRARなどのファイルフォーマットに変換・圧縮出来て便利でした。
しかし残念ながら、Krunchはすでにサービス提供を終了しています。
現在では、KrunchのURLにアクセスするとセキュリティ関連の警告が表示されます。動画ファイルを圧縮して軽くしたい場合は、別の無料オンラインサービスを利用してください。
Avidemuxについて
Avidemuxは、動画の結合・トリミング・変換・圧縮等を行える無料動画編集ソフトです。
動画を圧縮してファイルサイズを軽くする時にオンラインサービスを利用したくない方は、自分のPCに動画圧縮用のツールをインストールすると良いでしょう。
Avidemuxの特徴
確かにAdobeのFLV書き出しとかH.264書き出しは糞なので、高ビットレートのMPEGで書きだして、avidemuxで再エンコしてる。avidemuxの圧縮率の高さと綺麗さは最強。
— かみさと (@kmsto) August 2, 2012
Avidemuxには、以下のような特徴があります。海外製の動画編集ツールなのでデフォルトでは英語表記ですが、日本語化する方法があるので心配無用です。
- 圧縮・変換可能な動画フォーマット:3GP・MP4・MKV・MOV・AVI・FLV・MPG・WEBM・VOB・WMVなどの動画ファイル形式
- 圧縮・変換可能な動画ファイルサイズ:制限なし
Avidemuxの使い方
まずは以下のリンクにアクセスし、自分の環境に合ったAvidemuxのインストーラーをダウンロードしてください。
64bitのWindows PCなら、一番上のインストーラーを選択しましょう。
インストーラーをダブルクリックし、画面の指示に従ってAvidemuxのインストールを行ってください。
Avidemuxのインストールが完了したら、以下のリンクにアクセスしてTilt氏のWebサイトからAvidemuxの日本語言語ファイルをダウンロードしましょう。
解凍したフォルダに格納されている「avidemux_ja.qm」ファイルをコピーし、Avidemuxインストールフォルダ(デフォルトではC:\Program Files\Avidemux 2.7 VC++ 64bits)の「qt5」→「i18n」フォルダ内に貼り付けてください。
Avidemuxを起動すれば、インターフェイスが日本語になっているはずです。
メニューバーの「ファイル」→「開く」から、圧縮したい動画ファイルを選択します。
画面左の「映像出力」欄にて、映像を圧縮する際に使用するエンコーダーを選択します。よく分からない場合は、「Mpeg4 AVC(x264)」を選んでください。
「構成」ボタンをクリックし、必要に応じて映像の圧縮設定を行います。
同様に「音声出力」のプルダウンメニューを展開し、音声を圧縮する際に使用するエンコーダーを選択します。よく分からない場合は、「AAC(lav)」を選んでください。
同様に「構成」ボタンをクリックし、必要に応じて音声の圧縮設定を行います。
画面左下にある「出力形式」欄にて、動画の出力ファイルフォーマットを選択します。よく分からない場合は、「MP4 Muxer」を選択してください。
メニューバーの「ファイル」→「保存」を選択し、動画の保存先やファイル名を設定して「保存」をクリックすれば完了です。
filmoraについて
filmoraは、香港と東京に開発拠点を構えるWondershare Software社によって開発されている動画編集ソフトです。高機能で動作が軽く、多くの動画編集者に愛用されています。
有料ソフトなので本来は購入する必要がありますが、無料体験版をインストールすればタダで動画の圧縮ツールとして使えます。
filmoraの特徴
やっと編集終わった!!!!!!!
— かぷちーなサブ (@xCapu_) December 6, 2019
AviUtl難しすぎて結局Filmoraの無料版でやったw
あれが一番シェアファクトリーに似ててやりやすかったかなぁ...
Filmoraのロゴはいってるけど明日の夕方にソロキャッシュカップ15kill動画出します!!!
filmoraには、以下のような特徴があります。無料体験版では出力後の動画に透かしが入ることに注意が必要です。
- 圧縮・変換可能な動画フォーマット:MPG・MP4・MOV・FLV・WMV・AVI・MKV・WEBM・OGVなどの動画ファイル形式
- 圧縮・変換可能な動画ファイルサイズ:制限なし
filmoraの使い方
まずは以下のリンクにアクセスし、「無料ダウンロード」からfilmoraのインストーラーをダウンロードしてください。
ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールを完了してください。
「ここにメディアファイルをインポートする」をクリックして、圧縮したい動画ファイルを選択してください。
インポートした動画ファイルをタイムラインにドラッグしてください。
ダイアログが表示されたら、「メディアと一致させる」をクリックしましょう。
メニューバーの「出力」→「ビデオを作成する」を選択します。
filmoraの動画圧縮機能を使うためにはアカウントが必要です。無料プランの「新規アカウント作成」をクリックしましょう。
メールアドレスまたはSNSアカウントを使ってログインしてください。
再びメニューバーの「出力」→「ビデオを作成する」を選択し、「アカウントを継続使用」をクリックします。
出力画面で「ローカル」をクリックして、変換・圧縮後の動画ファイルフォーマットを選択します。よく分からない場合は、「MP4」を選択してください。
必要に応じて、「設定」からエンコーダ・解像度・フレームレート・ビットレートなどを調節しましょう。
動画ファイルの名前や保存先を設定し、「出力」ボタンをクリックすればOKです。
動画のファイルサイズを小さくする方法について
動画ファイルを軽くできる無料オンラインサービス・ツールを紹介してきましたが、実際に動画の変換・圧縮を行う際には自分でいくつかの設定作業を行わなければならない点に注意が必要です。
動画編集初心者の方は、各パラメーターをどのように変更すれば動画ファイルが軽くなるのか分からなくて迷うことでしょう。
ここでは、動画ファイルサイズを左右する4つの要素について解説していきます。
動画全体の時間を短くする
一つ目のポイントは、動画の再生時間です。基本的に、再生時間が長い動画ほどファイルサイズが大きくなります。
無料オンラインサービスでは動画の尺を変更できませんが、動画編集ツールならトリミング可能です。不要な部分をカットして出来るだけ再生時間を短くすることが、動画ファイルを軽くするコツです。
MP4などのファイル形式に変換する
二つ目のポイントは、動画のファイル形式です。一口に動画ファイルと言っても様々なタイプがあり、フォーマットによってファイルサイズが大きく変化します。
例えばAVIは無劣化で高画質を維持できますが、その分ファイルサイズが桁違いに大きくなってしまうデメリットがあります。一方WMVは軽くてストリーミング再生に適しているものの、元の動画ファイルに比べて品質が劣化しがちです。
動画ファイルを変換・圧縮する際には、高品質で圧縮率の高い「MP4」のフォーマットを選ぶと良いでしょう。
解像度を変更する
三つ目のポイントは、動画の解像度です。解像度とは映像データを構成するピクセル数のことであり、360p(640×360)、1080p(1920×1080)などの数値で表現されます。
解像度の高い動画ほど鮮やかな映像美を再現できますが、その分ファイルサイズが大きくなりがちです。
あまりにも解像度が高すぎると動画を再生する側にも負担をかけてしまうため、360pから1080p程度の解像度に抑えると良いでしょう。
レートを変更する
四つ目のポイントは、ビットレートとフレームレートです。
ビットレートとは、一秒あたりに出力される映像・音声の情報量のこと。フレームレートとは、一秒あたりに出力される映像のフレーム(コマ)数のことです。ビットレートやフレームレートの高い動画ほど、滑らかできれいな映像となります。
基本的にこれらのレートは動画変換オンラインサービス・ツールの自動設定に任せて構いませんが、少しでも動画ファイルを軽くしたい場合は引き下げましょう。
品質にこだわらないなら、映像のビットレートは1~8Mbps程度、音声のビットレートは384Kbps程度、フレームレートは30fps程度が目安です。
オンラインツールのサイトで動画圧縮を行うメリット
動画を圧縮すればデータの損失が発生するため、撮影時の映像・音声をそのまま視聴者に伝えるために圧縮を嫌がる方もいます。しかし、動画の圧縮には様々な利点があります。
ファイル変換オンラインサービス・ツールを使って動画を圧縮するメリットを見ていきましょう。
デバイスの空き容量対策ができる
一つ目のメリットは、デバイスの空き容量確保です。
再生時間の長い高解像度の動画は、単体で数GB以上のファイルサイズになることが珍しくありません。ストレージ容量の少ないスマホの場合、あっという間に空き容量が無くなってしまいます。
その点、ファイル変換オンラインサービス・ツールを使って動画を圧縮すれば、動画を削除せずに空き容量を増やせます。MP4フォーマットなら元ファイルの品質を落とさずに圧縮できるので、利用しないのはもったいない話です。
動画の送信が楽になる
二つ目のメリットは、動作を軽くできることです。
ファイルサイズの大きい動画は、オンラインサービスに送信する際に非常に時間がかかります。その上、動画共有サイトやメールでシェアする際に、制限に引っ掛かってアップロードできない恐れもあります。
しかし動画を圧縮して軽くすれば、これらの問題を回避可能です。動画データを効率的に活用するなら、ファイルを圧縮して軽くするのは必要不可欠な作業と言っても過言ではありません。
オンラインツールでの動画圧縮を検証!
はたして、ファイル変換オンラインサービス・ツールを使うと動画ファイルはどのように変化するのでしょうか?
元ファイルと圧縮後の動画を実際に比較・検証してみました。
画質の劣化は少ない
圧縮前と圧縮後の映像を比較してみると、肉眼では全く違いが見られません。デフォルトの設定なら、圧縮しても動画の画質は心配するほど劣化しないことが分かります。
圧縮前後のデータ容量は大きく変わる
品質はほぼ同じですが、圧縮前と圧縮後ではファイルサイズが大きく変わっています。
圧縮前の動画ファイルサイズが約100MBであったのに対し、圧縮後には約30MBにまで減っています。
元の動画のクオリティーを維持したままファイルサイズを半分以下に抑えられるのであれば、オンライン変換サービス・ツールを利用する価値は十分にあるでしょう。
動画圧縮でオンラインツールを使う時の注意点
無料で動画圧縮を行えるオンラインサービスは非常に便利ですが、以下の5種類のようなデメリットがある点に注意してください。
より安全に動画圧縮を行いたいなら、ローカル環境で作業できる動画編集ソフトを使った方が無難です。
- インターネット環境が必要になる(スマホから利用すると通信速度制限に引っ掛かる可能性がある)
- 圧縮できる動画ファイルにサイズ上限やフォーマット制限がある
- 動画ファイルのサイズや通信環境次第では、圧縮完了までに多大な時間がかかってしまう
- 動画データが一定時間サーバー上に残るため、個人情報漏洩の危険性がある
- 不快な広告表示やコンピュータウイルス感染などのリスクもある
動画圧縮は無料オンラインツールを活用しよう!
今回は、動画を無料で圧縮できるオンラインサービス・ツールの使い方や注意点などをご紹介いたしました。最後に本記事の要点をまとめると、以下の5点が挙げられます。
- 高解像度の動画ファイルを無圧縮のままHDD等に保存していると、ストレージ容量を圧迫してしまう
- デバイスの空き容量確保・送信時間の短縮などのメリットがあるため、高解像度の動画データは適宜圧縮して保存しておくことが望ましい
- ファイル変換オンラインサービスに動画をアップロードすれば、高解像度の動画も無料で圧縮できる
- ただし、圧縮可能な動画ファイルに制限がある・個人情報流出リスクがある、などのデメリットに注意が必要
- オンラインサービスより安全に動画を圧縮したいなら、圧縮機能を備えた動画編集ツールをインストールしてローカル環境で作業すると良い
PCやスマホのストレージ容量は有限であり、効率的に動画ファイルを管理するためには動画の圧縮は不可欠です。
動画を撮影・制作する機会の多い方は、ぜひ本記事を参考にして無料ファイル変換オンラインサービス・ツールをチェックしてみてください。