GitHubがモバイル向けアプリiOSベータ版をリリース!Androidは?
開発者にとっては絶対に欠かせない開発用プラットフォームのGitHubからモバイル用アプリが登場しました。現在はiOS版のみのリリースですが、Android版も近々発表されます。この記事ではGitHubのモバイル用アプリはどのようなものなのか覗いてみましょう。
目次
GitHubのiOS用のモバイルアプリが登場!
GitHubは、ソフトウエア開発に欠かせない開発用プラットフォームです。複数の開発者と協同してコードをレビューしたり、プロジェクト管理がしやすいため、多くのアプリ開発会社で利用されています。
GitHubは、今までPCで利用するしかありませんでした。しかし、モバイル用GitHubアプリが発表されたことで、話題になっています。モバイル用GitHubアプリでは、どんなことができるのか、この記事ではご紹介します。
スマホでGitHubの機能を使える!
GitHubのモバイル用アプリでは、GitHubのすべての機能が使えるわけではありません。しかし、PCがないと全く仕事が進められなかったGitHubでの開発が、スマホでできるようになったことは、大きな変化です。
隙間時間でもちょっとした仕事ができる!
GitHubのモバイルアプリが発表された意味は、アプリ開発でバグが見つかった時に、いつでもどこでも緊急対応ができるようになった、ということを意味します。本格的なアプリ開発でコードを書く作業は、PCでなければできません。
しかし、作成したコードを確認してレビューすると作業は、PCがなくてもスマホやタブレットでできます。モバイル用アプリが使えるようになったことで、空間的な制約を受けず対応できるようになったのは、大きな変化です。
GitHubのスマホアプリでできること
GitHubのモバイル用アプリでできることは、次の通りです。
数行程度のコードの確認
モバイルアプリでは、コードを書いてプログラムを組み立てることはできません。しかし、出来上がったコードの一部を確認できます。バグを見つけた場合は、コードを変更できます。
簡単なディスカッションやフィードバック
また、モバイルアプリでは、チャット機能も利用できるため、グループと簡単なディスカッションや、送られてきたコードに対するフィードバックもできます。空間の成約がなく、いつでもどこでも議論に参加できるようになるのが、このモバイルアプリの登場の大きなメリットといえるでしょう。
モバイルアプリならではの機能も!
GitHubのモバイルアプリでは、目に優しいダークモードを選択できます。また、利用しているユーザーに対して、メンションが送られた場合にプッシュ通知を送る機能もあります。モバイルアプリならではの機能も追加されている点に、注目しましょう。
GitHubのAndroid用アプリは?
現在リリースされているGitHubモバイルアプリは、iOS版のみですが、Android版を望む声が多くあります。Android版についてはどうなのか、今後の見通しについてご紹介します。
近いうちにリリース予定!
Android版については、ごく近い将来にリリース予定だと発表されています。2020年のごく早い時点で、Android版も登場する模様です。Androidユーザーの方は、今しばらく待ちましょう。
GitHubのモバイル用アプリを試してみよう!
この記事では、GitHubのモバイル用アプリについてご紹介しました。今やソフトウエアの開発はさまざまな場面で行われており、作業も細分化されています。担当者でなければわからないことも多い中で、休みの日にはレビューが得られないと、全体の作業が滞ってしまいます。
その点、モバイルアプリでいつでもレビューが得られる環境を作れば、全体の作業の効率化に役立ちます。また、会社以外の場所で働きやすい環境も作りやすくなり、働き方改革の助けにもなるでしょう。ぜひ、GitHubを利用している会社や組織は、モバイルアプリの活用も検討していきましょう。