iPhoneの「ファイル」アプリとは?使い方やファイル管理方法を解説!

「ファイル」アプリとはios11バージョンからiPhone,iPadに追加された、iCloudと他社クラウドサービスを連結させ、ファイルを一元的に管理できる機能をもたせたアプリです。データの移動、編集、保存と便利に活用できそうです。

iPhoneの「ファイル」アプリとは?使い方やファイル管理方法を解説!のイメージ

目次

  1. 1iPhone「ファイル」アプリとは?
  2. 2iPhone「ファイル」アプリで個人データを一元管理!
  3. iPhone「ファイル」アプリとはiCloud Driveから進化!
  4. 各社クラウドファイルサービスのアクセスが可能
  5. 3iPhone「ファイル」アプリの設定方法
  6. iPhoneを iOS11以降にアップデートする
  7. 4iPhone「ファイル」アプリに各社クラウドを追加
  8. 全デバイスの各社クラウドサービスを追加有効にしておく
  9. 5iPhone「ファイル」アプリ機能の簡単な使い方
  10. ファイルの開き方
  11. ファイルの並べ替え方
  12. タグを使った整理の仕方
  13. ファイルの移動またはコピーの仕方
  14. フォルダの新規作成の仕方
  15. フォルダ名とファイル名の変更の仕方
  16. 友達と保存ファイルの共有の仕方
  17. 6iPhone「ファイル」アプリを使ってみよう

iPhone「ファイル」アプリとは?

iPhone,iPadに追加された”「ファイル」アプリ”の使い方として、デバイスに「Dropbox」「one Drive」「Googleドライブ」など、インストールされているすべてのクラウドサービスにアクセスが自由ということが挙げられます。
 

データファイル

iPhone”「ファイル」アプリ”とはiPhoneやiPad等、ios最新のファイル管理ソフトになります。ios11から追加されたこのアプリをiCloudと、機能的にどうちがうの?と思われている方も,使い方は?と戸惑っている方も、本記事を参考にして自由自在に使いこなして頂けたらと存じます。
 

ファイルアプリ

ここで解かりやすく、どのようなアプリかといいますと、パソコンでいえばwindowsの「エクスプローラー」、macPCの「Finder」のようなファイル管理ソフトをイメージしていただくとよいでしょう。使い方は直感的にファイルやデータを扱えることです。

インターネット上でデータやファイルの移動、コピーや簡単な書き換え、加筆、マーキングなど編集も行え、各クラウドアプリ間でファイルの保存なども相互に行えるようになりました。

ファイル整理

iPhone「ファイル」アプリで個人データを一元管理!

「ファイル」アプリとは、個人データをすべて、このアプリの中からiCloudを通じて他社のクラウドサービス内のファイルにアクセスが可能になり、ファイルの一元管理ができるようになりました。

逆に他社のクラウドアプリからも、iCloud内のファイルにアクセスでき、同じようにファイルの移動やデータ編集、データ保存などのファイル操作ができます。
 

データファイルデータのクラウド管理

そのためには、iPhone,iPadのバージョンをios11以上にアップグレードして「Apple ID」を共通なアカウントで設定しなくてはなりません。Appleのアプリ間でのデータの管理機能、ファイルのやり取り、データの保存をスムーズにするためです。

ファイルアプリ整理

iPhone「ファイル」アプリとはiCloud Driveから進化!

iPhone「ファイル」アプリの元のスタイルはiPhone10までの「iCloud Drive」です。iCloud Driveでは単にデバイス内のファイル、写真等、資料ファイルをインターネット上のiCloudに保存したりダウンロードするだけの機能でしたが、

「ファイル」アプリは他のドロップボックスやGoogleドライブ、iCloud Drive,windows PCのone Driveともファイルのコピー、移動、編集ができるようになりました。その上ひとつのデバイス上の操作を、各クラウド上のファイルに反映させることができます。

クラウドサービス

各社クラウドファイルサービスのアクセスが可能

「ファイル」アプリからインストールされている各社クラウドファイルアプリに、アクセスすることが可能です。ファイルアプリを開いて画面の「ブラウズ」か「場所」をタップすると、左ポップアップに各社クラウドアプリが表示されアクセスできる状態になります。

クラウドサービス管理

iPhone「ファイル」アプリの設定方法

iPhone「ファイル」アプリの設定方法といってもApple ID以外、特にむずかしいことはなく「ファイル」アプリと連携させたい他社クラウドアプリを、ダウンロードしてインストールアカウント設定までしておくことくらいです。

iPhone11

iPhoneを iOS11以降にアップデートする

「ファイル」アプリを効率よく機能的に運用するに際して設定するうえで、大事な設定条項があり、以下に参考までに、記載してありますので設定をする際、見直していただけるようお願いします。。

  • 使用するiPhone,iPad,等のバージョンをios11以上にしてくださ
  • 使用するiPhone,iPad,等のiCloud Drive設定を有効にしてください
  • 使用するiPhone,iPad,等のAppleのサインインを同様のものにしてください

クラウドサービス追加4

iPhone「ファイル」アプリに各社クラウドを追加

「ファイル」アプリに各社クラウドアプリを追加と言いましても特別な設定はありません。詳しい使い方はこれから解説していきますが、iPhone、iPadに連携させる他社クラウドアプリを、

一元的に管理できるのですから、Googleドライブもmicrosftのone Driveも使用しない手はありません。使い方を、機能をマスターして、PCにスマホにファイル管理でどんどん利用しましょう。
 

ファイルアプリを使う

「ファイル」アプリでスマホからパソコンのデータ、ファイルへのアクセスも容易にできるようになり、microsoft windowsのone Driveへアクセスすることができ、エクセルファイルやワードファイルの編集も行えるようになります。

クラウドサービス管理

全デバイスの各社クラウドサービスを追加有効にしておく

上記での説明にもある通り、スマホもパソコンも,ios11(iPadやiPhone)を通してクラウドアプリ上でファイルのやり取り、簡単なファイル編集も行えるようになります。全デバイスの各社クラウドサービスを追加して有効にしておきましょう。

下の画面でiPadから説明してまいります。iPadを開きホーム画面の「ドック」に入っているフォルダの形をした、「ファイル」アプリのアイコンをタップします。

  • 「ホーム画面」から「ファイル」アプリをタップ

クラウドサービス追加1

「iCloud Drive」のページが開きましたら、上の「場所」か下の「ブラウズ」をタップしますと、左側面にポップアップが出ます。

  • 「場所」か「ブラウズ」のどちらかをタップ

クラウドサービス追加2

左のポップアップにはまだ「iCloud Drive」と「このiPad内」しか開けるページがありませんが、矢印の「編集」をタップしますと、このipadで連携できるアプリが表示されるようになります。

  • 「編集」をタップ

クラウドサービス追加3

「編集」をタップしますと、ポップアップメニューに他社クラウドサービスのアイコンが出ますから、対応するトグルをスライドさせて、各、他社クラウドサービスの機能を有効にします。

  • 他社クラウドサービスを有効にする

クラウドサービス追加4

すべて、有効化できたら矢印の「完了」をタップして確定します。これでクラウド上のファイルをiCloud他、複数のクラウドサービスで管理することができます。

  • 「完了」をタップ

クラウドサービス追加5

iPhone「ファイル」アプリ機能の簡単な使い方

ファイルの開き方

「ファイル」アプリのファイルの開き方は特別変わりはありません。ファイルをタップすれば開けて、閲覧できます。

ファイルを開く

ファイルの並べ替え方

並べ替えメニュー

「ファイル」アプリでのファイルの並べ替えの使い方は、並べ替え用選択欄が、上部に常時表示されていて、選択して各項目ごとに並べ替えることができます。特に、タグによる並べ替えには工夫がなされていてユーザーの使い方次第で視覚的により見やすく配置することができます。

  • 「日時」で並べ替える

並べ替え方10

  • 「サイズ」順に並べ替える

並べ替え方20

「ファイル」アプリのタグ別の並べ替え機能とはデータやファイルを保存、管理するうえでユーザーの使い方により、極めて能率的に作業を補助してくれます。

  • 「タグ」別に並べ替える。

並べ替え方30

  • タグ別に並べ替える2

並べ替え方312b

  • 「日時」別に並べ替える

並べ替え方40

タグを使った整理の仕方

保存したファイルの管理の仕方にタグ付けという機能があります。いろいろと散らばったファイルをタグ付けをしておくことで、階層をたどらず探し、まとめることができ便利な使い方ができます。

タグには視覚的に分かりやすい「色タグ」用途別に自由に名前をつけられる「文字タグ」等、選択できます。タグ別にファイル、データを整理するには、まず、タグ付けしたいファイルを選んで長押しします。

  • 任意のファイルを長押しします

タグ付け10

ファイルの上部にポップアップメニューが出ますから「タグ」をタップします。

  • ポップアップメニューから「タグ」を選択

タグ付け20

現れるタグの種類から選ぶことができます。有意義な名前をつけてタグをつくることもできます。その場合「新規タグを追加」を選択します。ここではファイルに「レッド」をつけることにします。

  • タグを選択

タグ付け30

選択した”レッド”にチェックがはいりました。

  • 選択したタグにチェックが入る

タグ付け40

先ほど選択したファイルに赤い”レッド”のタグがつきました。ちなみにタグ付けされたファイルが増えてきますと同じタグ同士が自動的集められて、グループ化します。

  • 選択したファイルがタグ付けされた

タグ付け60

ファイルの移動またはコピーの仕方

気の向くままに作成保存を繰り返していますと、日増しにファイルの数が増えてきて、ファイルフォルダへの整理整頓や他ドライブへの移動やコピーの必要に迫られる場合があります。まず、フォルダへまとめる場合、ファイルをフォルダへ移動するにはドラッグアンドドロップで移動することができます。

しかしドライブ間のファイルの移動、コピーにはドラッグアンドドロップでは移動できません。ファイルを選択して「移動」ボタンをタップしてという方法がとられます、そしてこれも二通りの方法があります。
 

移動ファイル

第一の移動、及びコピーの方法とは、オーソドックスにファイルに選択欄を表示させ「チェック」を入れ指定して、「移動」「コピー」ボタンで移動するという手順です。

  • 「選択」をタップ

ファイルの移動20

フォルダとファイルアイコンに選択欄が表示されますので、チェックを入れ、下の「移動」ボタンをタップします。

  1. チェックを入れる
  2. 「移動」ボタンをタップ

ファイルの移動10

移動先のドライブ名とアイコンが表示されますので、任意のクラウドサービスを選択します。

  • 移動先を選択

ファイルの移動30

移動先ドライブを選択しますと、さらに移動先のファイルを保存するとフォルダも指定できます、フォルダを指定して「コピー」をタップします。どうやら純粋なファイルの移動はこの場合できないようです。

  1. ファイルの移動先フォルダを選択
  2. 「コピー」をタップ

ファイルの移動40

第二のファイルを移動、コピーする手順は、ファイルアイコンを直接”長押し”して出たポップアップメニューから「移動」を選択します。すると先ほどのファイルの移動先がプルダウンメニューで選択できます。

ファイルの移動50

フォルダの新規作成の仕方

「新規フォルダ」を作成するには、「場所」「ブラウズ」以外の任意のページで、①~右上に「̟⊕」のついた「フォルダアイコン」をタップするか、②~空いているところを「長押し」してポップアップメニューより「新規フォルダ」を選択するの二通りの方法があります。

フォルダアイコン

一つ目のフォルダの作成方法とは左上のフォルダアイコンをタップします。すると”名称未設定フォルダ”が現れフォルダ名を入力できフォルダを作成することができます。

  • 左上のフォルダアイコンをタップ

フォルダの新規作成10時

二つ目のフォルダ作成手順とは画面上のスペースで長押しするとポップアップ(吹き出し)メニューが出てきます、その中の新規フォルダを選択すると、「名称未設定フォルダ」が出ます、これに名前を入力すれば新フォルダが作成できます。

  • ポップアップメニューの「新規フォルダ」をタップ

フォルダの新規作成20b

「新規フォルダ」を選択しますと、新しい「名称未設定フォルダ」が現れますので名前を入力してください。

  • フォルダの名称を入力

フォルダの新規作成40b

フォルダの名称を確かめ「完了」をタップしてフォルダの作成を確定します。

  • 「完了」をタップ

フォルダの新規作成50b

フォルダ名とファイル名の変更の仕方

フォルダ名が意に添わなかったり、ファイルの蓄積でフォルダ名とファイルの内容がそぐわなくなってきたら、フォルダ名の変更も行うとよいです。基本的にファイル名の変更もフォルダ名の変更と同じです。

  • 変更したいフォルダを長押しします

フォルダ名称変更10

長押しして出たポップアップメニューから「名称変更」をタップします。

  • 「名称変更をタップ」

フォルダ名称変更20

名前のところが入力できるようになりますので、任意の名称を入力します。

  • 入力欄に変更名を入力

フォルダ名称変更30

フォルダやファイルの名称変更が済みましたら「完了」をタップして確定します。

  1. 変更した名を確認
  2. 「完了」をタップ

フォルダ名称変更40

フォルダ名の変更を確かめます。

  • フォルダ名を確認

フォルダ名称変更50

友達と保存ファイルの共有の仕方

友達とのファイルの共有の仕方について説明します。iCloudでのことでしたら、右上の「選択」ボタンをタップし任意のファイルにチェックを入れ、下段に「共有」ボタンが表示されるのでタップすればファイルを「友達」と共有できるようになります。

フォルダにはチェックを入れることはできるのですが、「共有」は表示されず「友達」との共有はできないようです。因みにフォルダ内からのファイルの「共有」はできます。

ファイルの共有

  1. 「選択」をタップ
  2. 任意のフォルダにチェック

共有1020

  • フォルダは「共有」できない
  • ファイルには「共有」が出る

共有3040

  • フォルダ内からファイルを「共有」できる

共有50

「ファイル」アプリでのファイル操作で一つ不満な点をあげると、「写真」アプリがアクセス先にないことです、「写真」からファイルをiCloud等にアップロードできるが、iCloudから「写真」にアクセスはできません。

ファイルアプリを使う

iPhone「ファイル」アプリを使ってみよう

今まで繰り返し述べてきました通り、「ファイル」アプリを使用することにより、クラウドサービス間の垣根が取り払われ「ファイル」アプリ機能の使い方によりインターネット上のクラウドサービスにファイルを保存、管理、編集がデバイスのメモリを消費せずにできるようになりました。

アプリを切り替えることもなく、ファイルの移動、コピーもでき、編集して保存がどのドライブにもでき管理できる、という大変操作性がよくなりました。機能的な面でこれからも、アップデートされ改善、発展していくのではないでしょうか。

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Original
この記事のライター
山口 長二
きょうは霜が降りていました冬本番ですね。皆さんがんばりましょう。