プロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」とは?料金や使い方を解説!
年を追うごとに変化していく会社の就業形態、チームでプロジェクトを遂行していくうえで、Backlogのようなプロジェクト管理ツールの導入が必要な時代です。使い方もわかりやすくセキュリティも厚いBacklogの魅力を本記事で詳細に解説します。
目次
- 1プロジェクト管理ツールBacklog(バックログ)とは?
- ・国内利用者数100万人突破
- ・働き方改革に利用できる
- ・初めての人でも扱いやすいUI
- 2Backlogを使うメリット
- ・チームコラボレーション
- ・プロジェクト管理に使える機能が豊富
- ・仕事の状況把握に使えるタスク管理機能
- ・バージョン管理機能
- ・外部サービスが豊富
- ・セキュリティが厚い
- ・大容量ファイルの取り扱いが可能
- 3Backlogの料金
- ・無料プラン
- ・有料プラン
- 4Backlogの使い方
- ・Backlogへのサインアップ
- ・プロジェクト作成
- ・課題作成
- 5Backlogをスマホで使うには?
- ・Backlogのモバイルアプリで外出先でも利用可能!
- 6Backlogを活用して働き改革をすすめよう!
プロジェクト管理ツールBacklog(バックログ)とは?
国内利用者数100万人突破
近年,会社で毎日多くの業務をこなしていくなかで、プロジェクト、タスクの管理や業務上の課題をクリアするツールとして”プロジェクト管理ツール”の導入は管理職への負担軽減と効率向上を目指すとき、時代の要請であろうかと存じます。
これから紹介する「Backlog」(バックログ)は、福岡県の「ヌーラボ社」が制作したSaas型のプロジェクト管理ツールであり、国内利用者数100万人突破の秀逸な、使い方もわかりやすいプロジェクト管理ツールです。
働き方改革に利用できる
現在、「リモートワーク」「時短勤務」「在宅勤務」などオフィスを中心に進む勤務形態の多様化を,積極的に受け入れ採用する会社がふえてきています。昭和、平成初期、では当然であった”同じ場所で同じ時間内に同じ仕事を共有する”従来の日本型の働き方では対応困難なケースが企業間に生じています。
Backlog(バックログ)は「ソフトウェア」の開発、運用、WEBサイトの制作などのIT分野のみならず、一般業務の「営業」「総務」等のタスク、課題の管理のような非IT分野の働き方にも、おおいに貢献できるのではないかと期待されています。
初めての人でも扱いやすいUI
そのうえBacklog(バックログ)は福岡のヌーラボ社で開発された純国産のプロジェクト管理ツールで、日本人の働き方に合う、豊富な取り扱いドキュメントが用意され、ユーザーコミュニティーの運営も活発で初めての方でも心配ありません。
それゆえメンバーのBacklog(バックログ)への習熟度に関係なく色彩豊かに、可視化された「ガントチャート」や「バーンダウンチャート」を一見するだけで、プロジェクトやタスクの進行を把握できます。
Backlogを使うメリット
Backlogではチームメンバーにキャラクターアイコンを登録できたり、絵文字も許されます。使い方に細やかな心配りのあるBacklogですが、その他にも目を引く機能がたくさんあります。下記に使い方の一部を記載してあります。参考にしてください。
チームコラボレーション
チームでプロジェクトを進める上でコミュニケーションをとり、チーム内のタスクの進捗具合を共有することはとても重要なことです。「Backlog(バックログ)」にはコラボレーションを促すチャット機能があり、社内メンバーだけでなく、取引先(ゲスト)とも、チャット機能を利用して意見の交換ができるようになります。
プロジェクト管理に使える機能が豊富
プロジェクト管理は「Backlog(バックログ)」の得意とするところです。使い方が簡単なうえ、従来のエクセルやメールでのタスク管理の弱点を改め、「ガントチャート」「バーンダウンチャート」で、タスクの進捗度を棒グラフやメンバーをキャラクター化して表現するなど、プロジェクトの「メンバー」や「タスク」を可視化できます。
そのうえBacklogのチャット機能も活用して、メンバー同士のコミュニケーションもとりやすくなり、従来のエクセルやメールで行えなかった指示や報告の変更がBacklogでは瞬時に反映できるようになります。
仕事の状況把握に使えるタスク管理機能
Backlogは仕事を全体の進行具合を表すバーンダウンチャートに個別のタスクの進行具合や振り分けを表すカンバン型のガントチャートで状況把握をメンバー全員で共有できるタアスク管理機能に特筆すべきものがあります。
バージョン管理機能
ソフトウェア、アプリケーション、ウェブサイトの制作、運用を管理するうえでバージョンの維持、上位アップデートの提供には神経をつかいます。Backlog(バックログ)にはバージョン管理システムで「Git」「Subversion」のリポジトリ機能(データベース)でプロジェクトとコミット履歴とソースコードを関連付けてチーム内で共有できます。
外部サービスが豊富
上記で社外の取引先とのコメントの使い方もBacklog(バックログ)上でやり取りできると記述してありますが、社外のパートナーがBacklog(バックログ)を採用していない場合にも下記に示すように、同期、共有できる外部サービスが多数あります。
Chatwork,Redmine,Jira,Jenkins,iCal,cybozuLive,メール,Googleスプレッドシート,Android,ios,API
セキュリティが厚い
Backlog(バックログ)の信頼性はセキュリティーに定評のあるAmazonのAmazon Web Services(AWS)を利用しています。は世界中で利用されているネット通販ショップAmazonで開発され、セキュリティの設計、運用の信頼性は抜群です。
①通信は暗号化(SSL)される
②データの紛失に備え瞬時に別のサーバで複製、保存される
③独自のURL
などによって、使い方もやさしく、強固な安全性を実現しています。
大容量ファイルの取り扱いが可能
backlogの強みは初心者にもわかりやすいガントチャートや、バーンダウンチャート、のように一目でタスクの進捗度が理解できる”見える化”にあります。それに加え共有ストレージによる大容量ファイルの取り扱いに対応できることは、Backlogの特筆すべき利点です。
Backlogの料金
Backlogには多彩なプラン(機能形態)が用意され使用料金もさまざまです、仕様、料金は下に記載されている通りで、コストパフォーマンスを考慮し、選択できます。なお料金比較する際には”月払い料金”と”年払い料金”がありご注意ねがいます。
無料プラン
Backlogをインストールして使い勝手の比較検討をする場合、ホーム画面を見てコントロールの配置で良否を判断するにはBacklogの”無料プラン”でじゅうぶんですが、Bcklogの各機能を試す場合は他の有料プランの「30日間無料お試し」をインストールしたほうがよいでしょう。
プロジェクト数 | 1 |
ユーザー数 | 10 |
Subversion/Git | 〇 |
ファイル共有 | 〇 |
アクセス制限 | ✖ |
ガントチャート | ✖ |
バーンダウンチャート | ✖ |
属性のカスタマイズ |
✖ |
親子課題 | ✖ |
総容量 | 100MB |
有料プラン
Backlog有料プランには下記に個別に示してある通り、エンタープライズ、プラチナプラン、プレミアムプラン、スタンダードプラン、スタータープラン、の5種類あります。価格と仕様は個別のプランの項を参照してください。ここでは使用する上でのいくつか注意点を記載します。
- 無料プランではガントチャート、バーンダウンチャート、は使用できません
- 有料プランから無料プランへの変更はできません
- 課金開始は無料期間(30日)終了の翌日からです
- 解約はご利用ごとのプランで異なります、その際Backlogデータは削除されます。
- 解約後にデータの復旧はできません
エンタープライズ
エンタープライズ~料金150,000円/年、30日間無料お試し~あり
ストレージ~無制限、プロジュクト数~無制限、プラン~10人から、Subversion/Git、
ファイル共有、ガントチャート、バーンダウンチャート、アクセス制限(無制限)、属性のカスタマイズ、ActiveDirectory連携、Cacooエンタープライズとの連携、
プラチナプラン
プラチナプラン~料金50,000円/月、30日間無料お試し~あり
ストレージ~300GB、プロジェクト数~無制限、ユーザー数~無制限、Subversion/Git、ファイル共有ガントチャートバーンダウンチャート、アクセス制限(無制限)、課題のテンプレート、属性のカスタマイズ、2段階認証によるアクセス制限、容量追加、プライオリティサポート、初回導入サポート、アクセスログの提供、セキュリティチェックシートの提供、チャットツール連携
プラミアムプラン
プレミアムプラン~料金19,800円/月、30日間無料お試し~あり
ストレージ~100GB、プロジェクト数無制限、ユーザー数、~無制限、Subversion/Git、ファイル共有、ガントチャート、バーンダウンチャート、アクセス制限(100個まで)、課題のテンプレート、属性のカスタマイズ、2段階認証によるアクセス制限、チャットツール連携、
スタンダードプラン
スタンダードプラン~料金11,800円/月、30日間無料お試し~あり
ストレージ~30GB、プロジェクト数~100、ユーザー数~無制限、Subversion/Git、ファイル共有、ガントチャート、バーンダウンチャート、アクセス制限(50個まで)、課題のテンプレート、ッチャットツール連携、
スタータープラン
スタータープラン~料金24,00円/月、30日間無料お試し~あり
ストレージ~(1GB)、プロジェクト数~5、ユーザー数~30、Subversion/Git、ファイル共有、チャットツール連携、
Backlogの使い方
Baclogの使い方はアカウント登録後、第一に携わるプロジェクト名を入力します。つぎに携わるメンバーの登録を済ませ、社外の取引先の登録と進み、プロジェクトの課題を作成しバーンダウンチャート、ガントチャートに反映させます。
Backlogの有料プラン(スタータープラン以外)ではガントチャート(下の図)、バーンダウンチャート(上の図右端)、がプロジェクトやタスクの進捗を知るBacklog独自の「見える化」機能です。バーンダウンチャートのグラフの見方はグレーの線が理想の進捗度を表しオレンジの線が予想される進捗度を表します。
「ガントチャート」をクリックして表示するとプロジェクトにおけるメンバーの「タスク割り」と進捗度が一目でわかります。
Backlogへのサインアップ
これから料金なしのBacklogフリープランをインストールして使い方の一部をお見せします。上記のBacklogのリンクサイトから各有料プラン及び30日間のお試しプランがインストールできますが、右端に「フリープランはこちら」というインストールボタンがあります。
インストール画面はアカウント入力からです。”1”の「スペースID」はBacklogを使うためのIDです。”6”はスキップして大丈夫です。”7”は視力テストのようなものです。
無事テストにチェックが入りましたら、「無料で試してみる」をクリックします使い方のイメージをつかんでください。
プロジェクト作成
アカウント作成が済みましたら、プロジェクト名の作成です。
会社名「cy食研」プロジェクト名「cy自然食ホームページ」と表示されています。プロジェクトメンバーには、”ウラノカキ”さんがプロジェクトメンバーを変更しましたとあります。この画面から「プロジェクトの追加」「ユーザーの追加」「課題の追加「プロジェクトメンバーの変更」ができます。
課題作成
課題(下のフォーム)を追加しますと多数のフォームが表示されますが、すべてを入力する必要はなく件名を検索しやすいものにしておくとよいでしょう。課題を開きますとコメントが送れるようになり他のメンバーや外部のゲストともやりとりがスムーズにできます。
プロジェクト管理ではだれがなにをするのか、のタスク管理とだれがどこまでしているのか、の進捗の共有、ファイルの共有が重要です。従来のやり方のメールやスプレッドシート(エクセル)はプロジェクト管理では本来の使い方ではありません。
肝心の業務メールが大量の一般メールに埋もれ見逃しタイミングを逸してしまう恐れもありま。、そしてメールにもスプレッドシートにも通知機能がなくプロジェクト管理者に負担が集中してしまうデメリットもあります。
Backlogをスマホで使うには?
Backlogのモバイルアプリで外出先でも利用可能!
BacklogはBacklogは「ios⦆「Android」双方のスマートフォンに対応していてインストールして、利用できます。スマートフォンにインストールしておきますと、得意先訪問などの出先でもプロジェクト、タスクの進捗度を確認でき、適切な指示のやり取りをすることができます。
iPhoneでのBacklogBacklog「課題」の表示されている画面です。「App Store」からダウンロードできます。
携帯モバイルでBacklogをインストールしておくと、Backlogのチャット機能で業務の連絡がタスクの進捗を見ながら、リアルタイムでやり取りできる使い勝手の良さと強みがあります。「Google Play」からダウンロードできます。
Backlogを活用して働き改革をすすめよう!
いままではメールやSNS,エクセルで行っていたプロジェクトのタスク管理も、Backlogを使うことにより、特定の人に偏りがちであった、負担を適切に振り分けることができます。ぜひ日々のタスクに追われていると感じているとしたら、タスク管理ツールの導入を提案すべきでしょう。