2019年08月09日更新
Audacityのダウンロード・インストール方法!音声編集ソフトの導入方法を解説!
音声編集に役立つソフトAudacityのダウンロード・インストール方法について解説します。WindowsやMacといった機種別にAudacityをダウンロードして、音声編集をしましょう。Audacityのファイル形式対応方法についても併せて紹介します
目次
- 1Audacityは音声編集・書き出しソフト
- ・Audacityは無料でもプロ級の多機能な編集ソフト
- ・AudacityにはWindows版とMac版がある
- 2Audacity音声編集ソフト【ダウンロードの方法】
- ・Audacity for Windowsのダウンロード
- ・Audacity for Macのダウンロード
- 3Audacity音声編集ソフト【インストールの方法】
- ・Audacity for Windowsのインストール
- ・Audacity for Macのインストール
- 4Audacity for Windows【MP3・AAC・WAV形式対応の方法】
- ・lame_enc.dllのダウンロードと設定
- ・音声ファイルをMP3形式に書き出す方法
- ・ffmpegのダウンロード・インストール
- ・Audacityを使って音声ファイルをAAC形式に書き出す方法
- ・Audacityを使って音声ファイルをWAV形式に書き出す方法
- 5Audacity for Mac【MP3・AAC・WAV形式対応の方法】
- ・LAMEのダウンロードとインストール
- ・Audacityを使ってMP3で書き出す
- ・ffmpegのダウンロード・インストール
- ・Audacityを使って音声ファイルをAAC形式に書き出す方法
- ・Audacityを使って音声ファイルをWAV形式に書き出す方法
- 6Audacity音声編集ソフトをダウンロードしてみよう
Audacityは音声編集・書き出しソフト
WindowsやMacなどのパソコンを使って音声メディアなどのデータ編集を普段からしている方は少なくありません。それに限らず、時に音声ファイルを編集する必要性が出てくる場合もあります。そんな時に役立つソフトの1つに「Audacity」というものがあります。今回は、このAudacityをWindowsやMacにダウンロードする方法を紹介します。
ここで、Audacityというキーワードが出てきました。急にAudacityという名称を挙げてもあまりイメージできない方もいます。ダウンロード・インストール、そして使用方法の説明をする前にまずはAudacityとはどのような役割を果たしてくれるソフトなのかということについてから紹介します。初めてAudacityを耳にする方はチェックしてください。
Audacityは無料でもプロ級の多機能な編集ソフト
Audacityというのは、フリーソフトで提供されている音声編集ソフトになります。音声編集ということですから音声ファイルを特定の形式で書き出すことはもちろん、細かい箇所まで自由に編集できるソフトがAudacityになります。プリインストールの音声編集アプリでは思うように音声を編集できない場合が良くありますので便利なソフトです。
Audacityは、先ほども触れましたが、フリーソフトということで配信されています。もちろん無料でパソコンにダウンロードすることが可能です。プロ並みの音声編集ソフトを使うと莫大な料金を支払わなければならないことが多く、手が届かないソフトもあります。しかし、Audacityでは、プロ並みの機能が多く搭載されているのが魅力の1つです。
AudacityにはWindows版とMac版がある
またAudacirtyにはもう1つの魅力があります。それが、使っているパソコンがWindowsであってもMacであってもそれぞれに対応したAudacityのソフトが配信されているということです。音声ファイルをするためにパソコンを変える必要性は皆無ということになります。お使いのパソコンにそのまま無料でダウンロード・インストールしてください。
WindowsでもMacでもAudacityは自由に使えるというのは非常に心強い点です。今回はWindowsでもMacでも迷いなくダウンロード・インストールができるように機種別に導入方法を紹介していきますので、お使いのパソコンに合った方法でインストールを進めていきましょう。WindowsでもMacでもやり方はそれほど難しくありません。
Audacity音声編集ソフト【ダウンロードの方法】
Audacityのソフトについてどのような役割を果たすソフトなのかということについて簡単に紹介してきました。Audacityはフリーソフトで提供されていますので誰でもすぐにお使いのWindowsやMacのパソコンにインストールできてしまいます。プロ並みの機能が備わっているAudacityを理解できましたら、早速次へ進みましょう。
ここからはAudacityのダウンロード方法を紹介します。Audacityは先ほども説明しましたようにWindowsでもMacでも使えます。そのため以下の説明ではAudacityのソフトをダウンロードする方法について機種別に案内しています。いずれか適切なやり方をチェックしてください。基本的にはサイトからソフトをダウンロードする流れとなります。
Audacity for Windowsのダウンロード
まずはWindowsのパソコンを使っている方に向けたAudacityのダウンロード方法になります。Audacityをダウンロードするには、Audacityのソフトを配信しているページにアクセスする必要があります。以下のリンクからアクセスして、「Download Audacity」をクリックします。「Audacity for Windows」を選択してダウンロードを開始します。
Audacity for Windowsをクリックすると、ダウンロード可能なデータが一覧で表示されるページに移行します。この時にWindows Installerと記載されているパッケージファイルをダウンロードしてください。間違った種類のデータをダウンロードすると、適切にインストールができなくなりますので注意して選んでください。
Audacity for Macのダウンロード
次にMacのパソコンを使っているという方のAudacityのダウンロード方法の説明になります。基本的には機種が違っていても操作はほとんど同じです。上記で紹介したリンクから公式ページにアクセスして「Download Audacity」をクリック後、「Audacity for Mac OSX / mac OS」をクリックすることでダウンロードが可能になります。
Audacity音声編集ソフト【インストールの方法】
Audacityのソフトをダウンロードする方法を説明しました。Audacityの公式ページにアクセスできればWindowsであってもMacであってもすぐにダウンロードができるようになっています。ただし、WindowsとMacでは別のバージョンになりますので、適切なAudacityのダウンロードボタンを選択して導入してください。
WindowsやMacのパソコンにAudacityのパッケージファイルがダウンロードできましたら、次のステップに進みましょう。ここからは、Audacityのソフトをインストールする方法を説明していきます。お使いのWindowsやMacにダウンロードしたAudacityのデータファイルを開いてパソコンで使える状態にしていきましょう。
Audacity for Windowsのインストール
まずはAudacity for Windowsをダウンロードした方のインストール方法になります。パッケージファイルをダウンロードした保存箇所から「audacity-win-」をダブルクリックして開始します。言語は日本語も選択できます。「次へ」を進めていくとインストールが完了します。最後に表示された画面の「完了」ボタンで導入ができます。
Audacity for Macのインストール
次にAudacity for Macのファイルをダウンロードした方に向けたインストール方法です。Macの場合でも基本的には動作に大きな違いはありません。Macの場合はdmgと呼ばれる形式になりますのでこれを展開してインストールを進めていきます。画面に従ってドラッグアンドドロップしてください。
Audacity for Windows【MP3・AAC・WAV形式対応の方法】
Audacityのパッケージファイルを展開してソフトをパソコンにインストールする方法について解説してきました。Audacityのインストールが完了すれば、そのまま音声編集の機能を使っていくことが可能です。ここからは、MP3やAAC、WAVといった形式に対応させる方法について解説します。Windowsの場合のやり方から見ていきましょう。
lame_enc.dllのダウンロードと設定
Audacity for WindowsのソフトでMP3に対応させるためにプラグインをダウンロードする必要があります。「lame_enc.dll」をAudacityに追加します。Audacityの「編集」から「環境設定」をクリックし、「ライブラリ」を選択すると「LAME MP3」という部分があります。MP3に未対応の場合は「ダウンロード」と表示されますので追加します。
音声ファイルをMP3形式に書き出す方法
LAMEをダウンロードしましたら、あとは音声ファイルをMP3で書き出すことが可能になります。先ほどの「ライブラリ」メニューで「場所」をクリックして、ダウンロードしたファイル保存箇所を指定して完了です。Audacityで開いている音声ファイルで「ファイル」から「オーディオの書き出し」を選択して「MP3」を選択するだけです。
ffmpegのダウンロード・インストール
次にAACのファイルを書き出すために必要なプラグインのダウンロード方法になります。先ほどの「ライブラリ」部分で「ffmpeg」をダウンロードしてください。MP3の時の作業と同じように「ダウンロード」をクリックして進めます。完了後に、ffmpegをダウンロードしたファイルの場所を指定することまで完了させてください。
Audacityを使って音声ファイルをAAC形式に書き出す方法
AudacityでAACに対応できるプラグインをダウンロード、追加できましたら、実際にこの形式で音声ファイルを書き出してみましょう。Audacityで開いている音声ファイルを書き出す場合は先ほどと同じ「ファイル」から行います。「オーディオの書き出し」から「AAC」を選択することで、簡単に書き出しが可能です。
Audacityを使って音声ファイルをWAV形式に書き出す方法
音声ファイルでもう1つよく使われる形式があります。それがWAVです。Audacityでは、WAVにも問題なく対応しています。WAVの形式は、プラグインを個別にダウンロードする必要はありません。そのままWAVとして書き出すことが可能な仕様になっています。「オーディオの書き出し」部分から「WAV」をクリックで選択して完了です。
Audacity for Mac【MP3・AAC・WAV形式対応の方法】
Audacity for Windowsのソフトで音声ファイルを書き出すためにそれぞれの形式に対応させる方法を解説しました。Audacityに追加されていない場合は「ダウンロード」をクリックするだけで簡単に追加できます。ここからは、Macを使っている方の形式対応方法を解説していきます。Windowsとさほど変わりませんので覚えておいてください。
LAMEのダウンロードとインストール
まずはMP3の書き出しに対応させる方法です。Audacityのソフトをダウンロードした際に、すでに対応している場合もありますので「ダウンロード」部分が表示されていない方はやらなくて結構です。LAMEのプラグインを追加するには、上部メニューの「Audacity」から「環境設定」を選択します。「ライブラリ」からダウンロードしてください。
Audacityを使ってMP3で書き出す
LAMEがAudacityに追加できた方は、早速音声ファイルをMP3の形式で書き出してみましょう。書き出す方法もWindowsと同じようにできます。Audacityで音声ファイルを開き、「ファイル」から「オーディオの書き出し」を選択して形式一覧の中から「MP3」を選択することで書き出しができるようになっています。
ffmpegのダウンロード・インストール
次にMacのAudacityでAACの形式に対応させる方法です。AACに対応させるには「ffmpeg」というプラグインが必要になります。これは同じく「ライブラリ」から「ダウンロード」をクリックして追加できるようになっています。この後、ダウンロードした場所を指定することでAACのファイル形式が利用できるようになります。
Audacityを使って音声ファイルをAAC形式に書き出す方法
Audacity for MacでAACの書き出しに必要なプラグイン「ffmpeg」がダウンロードでき、追加まで完了しましたら、AACのファイル形式で書き出してみましょう。音声ファイルを開いた状態で、「ファイル」から「オーディオの書き出し」を選択して、次に表示される書き出し可能ファイル一覧から「AAC」を選ぶことで書き出されます。
Audacityを使って音声ファイルをWAV形式に書き出す方法
最後にAudacity for Macを使ってWAVの形式で書き出す方法について解説しておきます。Mac版のAudacityにおいてもWAV形式に必要なプラグインは個別に用意する必要はありません。そのままWAV形式に書き出すことが可能です。「ファイル」から「オーディオの書き出し」を選択して、「WAV」を選んでください。これでWAV形式が利用できます。
Audacity音声編集ソフトをダウンロードしてみよう
今回はAudacityという音声ファイル編集ソフトについて紹介してきました。公式サイトにアクセスして、お使いのパソコンに合ったバージョンのAudacityをダウンロードして導入してください。MP3やAAC、WAVなどのメジャーな拡張子に対応できますので、不自由を感じることなく利用できます。ダウンロードして多彩な機能を使ってみましょう。