Apple Watchアクティビティアプリの設定と使い方!運動/活動量の確認方法を解説!
Apple Watchに搭載されている「アクティビティ」というアプリを使えば、自分の運動状況を簡単に確認することが出来ます。健康維持のために生活習慣を見直したい方におすすめのツールです。Apple Watchのアクティビティアプリの使い方をまとめました。
目次
- 1Apple Watch アクティビティとは?
- ・Apple Watchに搭載された健康管理アプリ
- 2Apple Watch アクティビティ三種のリングについて
- ・活動量・消費カロリーを表示(ムーブ)【赤色のリング】
- ・1日に運動した量を測定・表示(エクササイズ)【緑のリング】
- ・立っていた時間を測定・表示(スタンド)【青のリング】
- 3Apple Watch アクティビティの使い方【初期設定編】
- ・Apple Watchでアクティビティアプリを起動する方法
- ・アクティビティアプリで個人情報を入力する方法
- ・アクティビティアプリで目標値(ムーブゴール)を設定する方法
- ・アクティビティアプリからは通知が受け取れる
- 4Apple Watch アクティビティの使い方【進捗状況の表示編】
- ・グランス画面で素早く表示する方法
- ・アクティビティアプリで詳しく表示する方法
- ・一日の進捗状況を確認する方法
- ・コンプリケーションにアクティビティを設置する方法
- 5Apple Watch アクティビティの使い方【iPhoneで確認編】
- ・アクティビティの履歴をiPhoneで確認する方法
- ・成果バッジの確認方法
- ・アクティビティリングを共有する方法
- 6Apple Watch アクティビティを使いこなそう!
Apple Watch アクティビティとは?
「アクティビティ」は、Apple Watchに標準搭載されているアプリです。Apple Watchの購入後に簡単な初期設定を行うだけで自動的に記録がスタートし、日々の生活の中で達成した運動状況を正確に確認することが出来ます。
「健康のためにダイエットをしなければ」と心の中で思っていても、実際に行動に移すためには強い意志を必要とします。その点、Apple Watchのアクティビティを活用すれば、無理にエクササイズの時間を作らなくても日常生活の範囲内で必要最低限の運動量を確保できるメリットがあります。
Apple Watchのアクティビティ⌚️
— イケパパ@筋トレブロガー (@hmpp0111) July 4, 2019
毎日710kcalの消費カロリーを目標にしていますが、筋トレ開始した6/14からはほぼ毎日クリアしています!
筋トレすると普段の生活の歩数も上がって、活動的になっていると言えますね🏃♂️
毎日少しずつ積み重ねましょう!#ダイエット #筋トレ #AppleWatch pic.twitter.com/bioHTve8S2
Apple Watchに搭載された健康管理アプリ
Apple Watchには高性能センサーが内蔵されています。本体の向きや動きから腕振りのムーブメントを認識できるだけでなく、緑色のLEDライトを活用した光学式心拍数センサーによって呼吸・脈拍のリズムまで確認できます。
アクティビティアプリは、これらのセンサーを駆使して主に3種類の運動データの計測活動を行ってくれます。アプリに採用されているクールなデザインも見所の一つで、3種類のデータの進捗状況を一目で確認できます。ゲーム感覚で体を動かすことが出来るため、健康管理に大変重宝します。
Apple Watch アクティビティ三種のリングについて
Apple Watchのアクティビティアプリは、3種類の運動データの計測値を3色のリングで表現します。リングの一周が目標値の到達を意味しており、自分に不足している運動状況をパッと見ただけで確認できる秀逸なデザインになっています。
各カラーがどのような活動データを意味しているのか、具体的に見ていきましょう。
活動量・消費カロリーを表示(ムーブ)【赤色のリング】
一番外側に配置されている赤色のリングは、「ムーブ(move)」と呼ばれています。ムーブは、体を動かすことによって消費したカロリーを表しており、単位はkcal(キロカロリー)です。
激しい有酸素運動を行わなくてもムーブの数値は増えていきます。例えば、Apple Watchを装着した状態で階段を上り下りしたり犬の散歩に行ったりするだけでも、カロリーが消費されてムーブの赤リングが拡大していきます。
1日に運動した量を測定・表示(エクササイズ)【緑のリング】
外側から2番目に配置されている緑色のリングは、「エクササイズ(exercise)」と呼ばれています。エクササイズは、早歩き以上の強度の運動を行った時間を表しており、単位は「分」です。
毎日30分以上のエクササイズを行うことは、ストレス発散や生活習慣病予防に役立ちます。運動を健康効果につなげる上で、エクササイズは最も重要なパラメータと言えるでしょう。
なお、エクササイズの活動データは「ワークアウト(Workout)」というアプリで各測定値を細かく確認できます。
立っていた時間を測定・表示(スタンド)【青のリング】
一番内側に配置されている青色のリングは、「スタンド(stand)」と呼ばれています。スタンドは、普段の生活の中で立っていた時間を表しており、単位は「時間」です。
自動車やパソコンなどの普及により、現代人は長時間座って活動することが多くなりました。しかし、座りっぱなしの生活を続けていると、下半身の筋力が低下する上に2型糖尿病の進行リスクが高まります。
その点、アクティビティのスタンドには、Apple Watch装着者が50分以上座り続けている時に通知を発して起立を促してくれるリマインダー機能が実装されています。スタンドの通知機能を活用して、最低でも1時間に1回は椅子から離れて軽くストレッチングを行いましょう。
Apple Watch アクティビティの使い方【初期設定編】
Apple Watchのアクティビティアプリの使い方は、「初期設定」→「進捗状況の確認」→「iPhoneでの確認」の3段階に分かれています。
最初にアクティビティアプリに自分の性別や年齢などを入力することで、自分の身体に合ったムーブ・エクササイズ・スタンドパラメータをセッティングしてくれます。まずは初回起動時のアクティビティアプリの設定の仕方から見ていきましょう。
Apple Watchでアクティビティアプリを起動する方法
- 画面をタップするかデジタルクラウンを押してApple Watchを起動させる
- Apple Watchのホーム画面でアクティビティアプリをタップして起動させる
- アクティビティアプリの説明画面を左にスワイプする
- 「さあ、始めよう!」をタップする
Apple Watchの基本的な使い方に沿って操作するだけなので、特に難しいことはありません。
アクティビティアプリで個人情報を入力する方法
- 画面の指示に従って性別・年齢・身長・体重等の必要事項を入力していく
- その際は、各項目をタップしてデジタルクラウンを回せば数値を調節可能
- 全項目の設定が完了したら「続ける」をタップする
ここで入力した設定が後のアクティビティアプリの使い方に影響してくるので、自分の個人情報を正確に入力していきましょう。
アクティビティアプリで目標値(ムーブゴール)を設定する方法
- 「通常、あなたはどれくらいアクティブですか?」という質問に対し、「少しだけ・適度に・とても」の中から自分のライフスタイルに合ったものを選んで「ムーブゴール(運動の目標値)」を設定する
- 質問の回答に応じてムーブゴールの数値が自動的に割り振られ、「ムーブ開始」をタップすると初期設定完了
なお、アクティビティアプリが自動的にセットしたムーブゴールの数値は、後で自分でカスタマイズすることも可能です。
- デジタルクラウンを1回押す
- ホーム画面上でアクティビティアプリのアイコンをタップする
- バイブレーションが軽く作動するまで画面を長押しする
- 「ムーブゴールを変更」をタップする
- 「+」・「−」をタップして数値を変更する
- 「アップデート」をタップして完了
アクティビティアプリからは通知が受け取れる
初期設定を終えてアクティビティアプリを使用していると、ムーブ・エクササイズ・スタンドの記録状況に応じて様々な通知が送られてきます。
- 目標値到達までの残り具合をお知らせ
- 目標値到達のお知らせ
- 50分間座り続けていたら立ち上がるように注意(スタンド)
これらの通知を活用することで、ムーブ・エクササイズ・スタンドの目標値を効率的にクリアしていくことが出来ます。
Apple Watch アクティビティの使い方【進捗状況の表示編】
実際にApple Watchでアクティビティアプリを使用する際には、ムーブ・エクササイズ・スタンドがどのくらい目標値に近づいたのか、定期的な状況確認が必要です。残りのリングの長さと就寝までの時間を照らし合わせて、大まかなペース配分をイメージすることが出来ます。
ここでは、アクティビティアプリでムーブ・エクササイズ・スタンドの進捗状況をチェックする使い方について見ていきましょう。
グランス画面で素早く表示する方法
Apple Watchをスリープから解除すると、一番最初に「文字盤」が画面に表示されます。この文字盤を下から上にスワイプすると、カレンダーや天気など各種情報を一目で確認できる「グランス(glance)」が表示されます。
グランスの画面を左右にスワイプしてアクティビティアプリのグランスを表示すれば、ムーブ・エクササイズ・スタンドの3リングが出現して現在の進歩状況を瞬時に確認できます。
アクティビティアプリで詳しく表示する方法
Apple Watchのホーム画面上でアクティビティアイコンをタップ、またはアクティビティのグランス画面をタップしてアクティビティアプリを起動してください。
画面を横にスワイプすれば、ムーブ・エクササイズ・スタンドの進歩状況を個別に確認することが出来ます。大まかではなく具体的な数値を逐一チェックしながら活動状況を調整する使い方が可能です。
一日の進捗状況を確認する方法
アクティビティアプリを起動して画面を上にスワイプすると、消費カロリー量や合計歩数など一日あたりの活動の進捗状況を確認することができます。
デジタルクラウンを回せば時刻別に表示することもでき、タイムスケジュールに合わせて運動を行う使い方に対応しています。
コンプリケーションにアクティビティを設置する方法
Apple Watchの文字盤には、時刻だけでなく天気やバッテリー残量など様々な情報を表示しておける「コンプリケーション」という機能があります。よく使うアプリをコンプリケーションに設定しておけば、いちいちアプリを起動して最新情報を確認する手間を省けます。
コンプリケーションにアクティビティアプリを設置すると、文字盤を見るだけで活動の進捗状況を把握できます。必要に応じてアプリを起動して詳細を確認する使い方も出来るので、コンプリケーションがある機種ならぜひ有効活用しましょう。
Apple Watchのコンプリケーションは、iPhoneからカスタマイズを行えます。
- iPhoneの「Watch」アプリを開く
- 「マイ文字盤」にてカスタマイズしたい文字盤をタップする
- カスタマイズ作業を行う画面でカラーを選択する
- コンプリケーションの位置を変更していく
- 「マイウォッチ」をタップする
Apple Watch アクティビティの使い方【iPhoneで確認編】
Apple WatchとiPhoneをペアリングすると、iPhoneにアクティビティアプリが追加されます。そのアクティビティアプリから、アクティビティの履歴を確認することができます。
iPhoneの大きめの画面で過去の活動履歴をまとめてチェックしたい時に便利な使い方です。iPhoneでアクティビティアプリを活用する使い方を見ていきましょう。
アクティビティの履歴をiPhoneで確認する方法
Apple WatchとペアリングしているiPhoneで、アクティビティアプリアイコンをタップして起動してください。「履歴」タブをタップすると、アクティビティの履歴を確認することができます。
画面をスワイプして一日単位で履歴を表示できる他、画面左上の月表示をタップしてカレンダー表示にする使い方もあります。きっちり目標値をクリアできた日にはマークが付くため、全体的な活動状況が一目で分かります。
成果バッジの確認方法
アクティビティアプリでは目標値をクリアしたり特定の記録を達成したりすると、アプリからバッジを貰えます。このバッジは一種の勲章のようなもので、積み上げてきた努力が結実した喜びを堪能できます。
アクティビティアプリの「成果」タブをタップすれば、これまでに取得したバッジを確認することが可能です。また、各バッジをタップすると、その取得条件を再確認できます。
Apple Watchのアクティビティ機能は典型的なB型の私にぴったり🌟
— あこりーぬ♡ (@acorin1223) January 15, 2018
コレクション癖があるからバッジ集めたくて毎日がんばれる〜☺️もっとバッジ増やしてほしい👼🏻
それにしても三が日の動いてなさやばい😂 pic.twitter.com/aj0cX8wjz1
アクティビティアプリで貰えるバッジには、主に以下のようなものがあります。
バッジ | 取得条件 |
---|---|
ムーブゴール200% | 1日のムーブゴールの2倍の数値を達成(300%や400%のバッジもあり) |
ムーブゴール100回 | 1日のムーブゴールを100回達成(500回や1,000回のバッジもあり) |
新記録(カロリー消費) | アクティビティアプリ開始後10日目以降に、1日のカロリー消費の最高記録を達成 |
完璧な1週間(全アクティビティ) | 1週間を通して、毎日3つすべてのアクティビティゴールを達成(ムーブ・エクササイズ・スタンドの個別バッジもあり) |
完璧な1カ月 | 1日から月末まで、毎日ムーブゴールを達成 |
アクティビティリングを共有する方法
Apple Watchのアクティビティ共有結構面白いからみんなやるといい pic.twitter.com/ZEnGqxmd27
— ぽへねも (@0hanami) March 5, 2018
アクティビティアプリを使うと、他のApple Watch・iPhoneユーザーとアクティビティリングを共有することが出来ます。メッセージと共に自分の活動状況を自慢することで、ダイエットのモチベーションアップにつなげられることでしょう。
- iPhoneでアクティビティアプリを開く
- 「共有」タブをタップする
- 友達を選択して「送信」をタップする(相手の承認を待つ)
また、「競争」を選択すると、相手とアクティビティの達成状況を競い合うゲームを開始できます。
- タイムリミットは7日間
- アクティビティリングを埋めたパーセント分のポイントを獲得
- 1日に最大600ポイントを獲得可能(1週間の合計ポイント数は最大で4,200)
- タイムリミット時点で獲得ポイント数が多かった方が勝ち
- 競争が終わったら両者ともに参加賞のバッジを進呈(勝者は特殊なバッジも獲得できる)
Apple Watch アクティビティを使いこなそう!
今回は、Apple Watchのアクティビティアプリの使い方をご紹介いたしました。最後に本記事の要点をまとめると、以下の5点が挙げられます。
- Apple Watchには日常生活における運動状況を計測してくれる「アクティビティ」というアプリがある
- 赤・緑・青の3本のリングがそれぞれ消費カロリー・運動時間・起立時間を表している
- 目標値の登録などの初期設定を行ったら、後は全自動で測定・通知が行われる
- 一定の目標をクリアするごとに「バッジ」を貰えてコレクション出来る
- 友達とアクティビティリングを共有したり競争したりできるコミュニケーション機能もある
Apple Watchのアクティビティアプリには、現代人に不足しがちな運動習慣をサポートしてくれる利便性があります。操作も非常に簡単で扱いやすく、初心者の方でもすぐに使いこなせるのが魅力的です。
Apple Watchをお持ちの方は、ぜひ本記事を参考にしてアクティビティアプリを使ってみてください。