Zoomで会議に出席するときには、ヘッドセットやマイクが欠かせない方もいることでしょう。どのようなヘッドセットやマイクががおすすめなのかわからない方に向けて、この記事ではZoomで使えるヘッドセットの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
テレワークが広がる中で、Zoomをビデオ会議システムとして採用する企業や教育機関が増えています。Zoomを使うときに、ヘッドセットを購入するように勧められる方もいますが、本当にZoomにヘッドセットは必要なのか、疑問に思う方も多くいます。
また、どのような選び方をして、どのような商品を使えばいいのかわからない方もいます。この記事では、Zoomでヘッドセットは必要なのか、おすすめ商品はどのようなものがあるのか、解説します。まずはZoomにヘッドセットは必要なのか解説します。
現在、販売されている新品のノートPCなら、マイクが内蔵されています。しかし、古いWindows7をアップグレードして使っているWindows10の場合や、デスクトップパソコンの場合には、PCにマイクが内蔵されていないことがあります。
古いPCでもスピーカーは内蔵しているものがほとんどですが、マイクが内蔵されていない場合には、少なくとも外付けマイクが必要です。
特に周囲に音が漏れないようにヘッドセットを使うように、と指示がない場合には、PCにマイクとスピーカーが付いていれば特に必要ありません。しかし、PCに内蔵されているマイクでは、音質が悪すぎて相手に声が届かないことがあります。
また、静かな場所ならPC内蔵マイクで話ができても、周囲の騒音がひどいと使えない場合があります。その場合にはノイズキャンセリングが搭載されたマイクが必要になります。
また、企業によっては企業秘密を守るために、Zoomの通話の声が周囲に漏れないようにする必要がある場合もあります。その場合には、Zoom会議での通話ではPCのスピーカーではなく、ヘッドホンかイヤホンを利用する必要があります。
通常のヘッドホンやイヤホンでは、マイクを別に使う必要があります。両方用意するのは大変なので、秘密保持のためにヘッドセットの利用を指示された場合には、マイクと一体化したヘッドセットを利用しましょう。
一口にヘッドセット行っても種類はいろいろとあります。こちらではZoomにおすすめのヘッドセットやマイクの種類や選び方をお伝えします。
ヘッドセットの種類でまず考えるべきことは、形状の種類です。ヘッドセットの形には、ヘッドホンのようなヘッドセット型と片耳掛け、マイクだけ単体で利用するものがあります。それぞれの特徴を解説します。
Zoom会議におすすめのヘッドセットの形状の種類には、ヘッドホン型のヘッドセットがあります。ヘッドホンにマイクが付いているタイプのものです。ヘッドホンの部分は音漏れしにくいイヤーパッドになっているものが多く、特に音漏れに気を付けたい場合におすすめです。
マイクも口元の近くの最もクリアに音を拾えるところに設置できます。他の種類の商品と比べると、相手にとって聞きやすい音質で会議の音声を届けられるのでおすすめです。
Zoom会議におすすめのヘッドセットの種類には、片耳掛けもあります。こちらは片方の耳だけに掛けるタイプのものです。音は片耳からしか聞こえません。しかし、音楽やゲームを聞く時と違い、ステレオ音声やサラウンド音声はZoom会議には必要ないので、会議の音声だけならこれで十分です。
こちらはワイヤレスタイプのものであれば、装着している感じが少なくて、快適に利用できる点が大きなメリットです。ただし、マイクと口との距離が遠いので、マイク性能にいは注意が必要です。
スピーカーは別のものを利用する場合には、マイクのみ必要だということもあります。PC内蔵のマイクの性能があまり良くなくて、相手から声が聞こえないと言われてしまう場合には、マイクだけ別に用意したほうがいいでしょう。
マイクだけであれば、ヘッドセットやPC内蔵のマイクよりも高い性能で音を拾ってくれるものがたくさんあります。音楽の演奏の録音や、生配信などに使えるものもあるので、Zoom会議以外の用途に利用する場合には検討しましょう。
複数の人の声を拾えるマイクが必要な場合には、スピーカーフォンが便利です。スピーカーフォンとは、会議室などに設置すれば、かなり広い場所から音を拾える種類のマイクです。
ハウリングしたり、外部の音が入りやすいといった欠点があります。しかし、1台のPCからの参加者が大勢いて、会議の参加者全員にマイクを用意できない環境の時には、スピーカーフォンを利用するのが便利でしょう。
商品によって、数名でつかうものや、40名まで使えるものがあります。
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