サイトの構成が複雑であるほど長くなってしまうURLは短縮が可能です。短縮URLを作成すればスペースをとらず、シンプルで見やすいURLの掲載が可能です。そこで今日は無料で短縮URLを作成できるおすすめのサイトを注意点やメリット・デメリットと合わせて紹介します。
長いURLアドレスや複雑なURLアドレスを短く省略する、短縮URLの作成サービスを利用するメリット・デメリットを挙げていきます。
まずは短縮URLサービスを利用するメリットから見ていきます。
長いURLはそれだけでSNSなどのスペースを占領します。その長いURLアドレスを省略することでスペースが確保でき、そのスペースを有効に利用できます。特に文字制限のあるTwitterなどのSNSは長いURLを貼ると、それだけで少ない文字制限を圧迫してしまいます。
日本語を取り入れたURLアドレスは企業をはじめとして個人でも利用されています。ですが日本語全角文字など非ASCII文字を含むURLアドレスをTwitterやメールに書き込むと、リンク切れになってしまう場合があります。その解決策として短縮URLを使うことでリンク切れを防ぐことができます。
Webサイトで長いURLは見た目の美しさやまとまりを邪魔します。ページをスッキリさせることはWebサイトはもちろんSNSでも読者をひきつけるために有効です。
短縮URLの作成サービスを提供していた会社がサービス提供を止めた場合、その会社のサービスを利用して作成した短縮URLは使えなくなり、リンク切れになってしまいます。リンク切れになると、過去にSNSに載せた短縮URLはそのままになるのでリンク先が不明となります。
実際に2017年9月29日にpixiv社の短縮URLサービスが終了しました。この影響でpixivが提供した約880万の短縮URLがリンク切れとなりました。
長いURLが省略された短縮URLは意味をなさない文字の羅列なので、その短縮URLアドレスからリンク先のサイトの判別ができません。そのため横行するネット犯罪に巻き込まれることを懸念し、読者がURLを開かない可能性が高くなります。短縮URLを提供する側としてはリンク先訪問数を伸ばすための短縮URLが逆に訪問者数増加の足を引っ張ってしまうことになりかねません。
短縮URLを使うということは、その短縮URLサービスを提供する会社のサーバーを経由してからサイトへ移動しますのでその分リンク先の表示に時間がかかります。人気の短縮URLサービスの場合アクセスが集中すればその分サーバーに負担がかかり、さらに読み込み遅延になりますし、短縮URLのサーバーに不具合が発生した場合はリンク先の表示エラーになることもあります。
短縮URLを利用するメリット・デメリットが分かったところで、ここからは短縮URLを無料で作成できるおすすめのサイトを紹介していきます。
まずは日本の会社が運営する日本語の短縮URLサービスを提供している、おすすめ短縮URL作成サイトの紹介です。
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