短縮URLを無料で作成できるおすすめサイト!リンク切れに注意しよう!
サイトの構成が複雑であるほど長くなってしまうURLは短縮が可能です。短縮URLを作成すればスペースをとらず、シンプルで見やすいURLの掲載が可能です。そこで今日は無料で短縮URLを作成できるおすすめのサイトを注意点やメリット・デメリットと合わせて紹介します。
目次
短縮URLを利用するメリット・デメリットとは?
長いURLアドレスや複雑なURLアドレスを短く省略する、短縮URLの作成サービスを利用するメリット・デメリットを挙げていきます。
短縮URLを利用するメリット
まずは短縮URLサービスを利用するメリットから見ていきます。
(1)URLを省略しスペースの有効利用
長いURLはそれだけでSNSなどのスペースを占領します。その長いURLアドレスを省略することでスペースが確保でき、そのスペースを有効に利用できます。特に文字制限のあるTwitterなどのSNSは長いURLを貼ると、それだけで少ない文字制限を圧迫してしまいます。
(2)日本語URLのようにリンク切れがない
日本語を取り入れたURLアドレスは企業をはじめとして個人でも利用されています。ですが日本語全角文字など非ASCII文字を含むURLアドレスをTwitterやメールに書き込むと、リンク切れになってしまう場合があります。その解決策として短縮URLを使うことでリンク切れを防ぐことができます。
(3)アドレスが短く見た目をスッキリできる
Webサイトで長いURLは見た目の美しさやまとまりを邪魔します。ページをスッキリさせることはWebサイトはもちろんSNSでも読者をひきつけるために有効です。
短縮URLを利用するデメリット
(1)URL短縮サービス終了によるURLリンク切れ
短縮URLの作成サービスを提供していた会社がサービス提供を止めた場合、その会社のサービスを利用して作成した短縮URLは使えなくなり、リンク切れになってしまいます。リンク切れになると、過去にSNSに載せた短縮URLはそのままになるのでリンク先が不明となります。
実際に2017年9月29日にpixiv社の短縮URLサービスが終了しました。この影響でpixivが提供した約880万の短縮URLがリンク切れとなりました。
(2)URLからリンク先が分かりにくい
長いURLが省略された短縮URLは意味をなさない文字の羅列なので、その短縮URLアドレスからリンク先のサイトの判別ができません。そのため横行するネット犯罪に巻き込まれることを懸念し、読者がURLを開かない可能性が高くなります。短縮URLを提供する側としてはリンク先訪問数を伸ばすための短縮URLが逆に訪問者数増加の足を引っ張ってしまうことになりかねません。
(3)リダイレクトによる読み込み遅延
短縮URLを使うということは、その短縮URLサービスを提供する会社のサーバーを経由してからサイトへ移動しますのでその分リンク先の表示に時間がかかります。人気の短縮URLサービスの場合アクセスが集中すればその分サーバーに負担がかかり、さらに読み込み遅延になりますし、短縮URLのサーバーに不具合が発生した場合はリンク先の表示エラーになることもあります。
短縮URLを無料で作成できるおすすめサイト【日本語対応】
短縮URLを利用するメリット・デメリットが分かったところで、ここからは短縮URLを無料で作成できるおすすめのサイトを紹介していきます。
日本語対応のURL短縮サービス
まずは日本の会社が運営する日本語の短縮URLサービスを提供している、おすすめ短縮URL作成サイトの紹介です。
(1)URX.NU
株式会社ギガファイルという日本の会社が提供する無料の短縮URL作成サービスです。このURX.NUがおすすめの理由は、短縮URLの期限設定やQRコードが作成できるだけでなく、Googleマップとウィキペディアとの連携サービスも提供しています。
短縮URLを作成する際に会員登録等の必要はなく、下記リンクよりサイトへアクセスし、短縮・省略したいURLを入力後に「変換する」をクリックするだけです。
(2)ニコ.コム
ニコ・コムは他の短縮URLサービスとは違い独自の路線でサービスを提供してくれています。通常短縮URLは意味をなさないアルファベットの羅列ですが、このニコ・コムでURLアドレスを短縮すると、カタカナだけのURLに変換・短縮されます。
例えば上記のような長いURLアドレスをニコ・コムで変換させると、カタカナだけの短縮URLが出来上がります。仕事や目上の人とのやりとりなどには注意が必要ですが、口頭で伝える際には役立つかもしれません。
(3)ux.nu
ux.nuも日本の会社による無料短縮URLサービスです。ux.nuの特徴はクッションページを設定できることにあります。クッションページとは、短縮URLから目的のサイトへジャンプする前にリンクされている目的のサイトの省略されていないURLアドレスとサイトの画像が表示されるページのことです。目的サイトへジャンプする前にワンクッションおくために、クッションページと呼ばれています。
クッションページの設定は「ホーム画面」の「設定」から行います。ux.nuでの設定はクッションページに関しての設定のみです。右の画像が実際のux.nuのクッションページです。短縮URLからのクッションページです。クッションページが設定してあると利用する側としては事前にサイトの確認ができるので安心です。
短縮URLを無料で作成できるおすすめサイト【外国語】
続いて、短縮URLを無料で作成できるおすすめの英語サイトです。
日本語非対応のURL短縮サービス
(1)TinyURL
英語版の短縮URLサービスの中でもTinyURLはとてもユーザー数の多いサイトです。サード―パーティー製Tiwtterに長いURLを貼った場合自動で長いURLが短縮されていますが、そのほとんどがTinyURLが利用されているため、知らないうちにTinyURLを利用している日本人も多くいます。
「make TinyURL!」をクリックして短縮URLを作ると、本来のURL(緑枠)と短縮URL(オレンジ)とプレビュー用短縮URL(水色枠)の3つのURLが表示されます。相手によっては水色枠のプレビュ―用の短縮URLを貼った方が良い場合もあります。
(2)bit.ly
bit.lyはアメリカニューヨーク生まれの短縮URLサービスです。2017年の時点で1ヶ月に月間6億個以もの短縮URLがbit.lyで作成されています。会員登録を行わなくても短縮URLの作成は可能ですが、会員登録(無料)を行うと、短縮URLの作成以外に短縮URLのカスタマイズやアクセスの解析まででき、短縮URLをクリックした国も分かるようになっています。
(3)is.gd
is.gdの特徴はとにかく短縮URLが短いということです。元々長すぎるURLを省略してシンプルに表示させたいための短縮URLですので、他の短縮URLよりドメインが短いという点で人気です。
どの程度他と差があるのか、is.gdとbit.lyを同じURLを短縮させてみました。is.gdが20文字、bit.lyが22文字となりました。たった2文字の差と思うかもしれませんが短いに越したことはありません。また、is.gdでは会員登録なしでQRコードの作成も可能です。ただし、is.gdにはカスタマイズ機能やクリック追跡機能はありません。短縮URLサービスの基本であるURLの短さに特化した短縮URLサイトです。
(4)Tiny.cc
TinyURLと名前がかなり類似していますが別の短縮URLサービスです。そのままSNSにシェアできたり、QRコードが作成できたり、統計機能があったりと一通りのサービス機能を備えた短縮URL作成サイトです。
(5)Bit.do
Bit.doも他の短縮URL同様に、認証やアカウント登録の必要がなく、クリックするだけで短縮URLとQRコードが同時に作成できます。統計情報も確認できます。
短縮URLを無料で作成して活用しよう!
長いURLを省略できる短縮URLは文字制限をクリアし、サイトをスッキリさせてくれます。また短縮URLだけでなくQRコードや統計情報ができるなどメリットが沢山あります。ですがメリットだけでなくデメリットも存在することを忘れずに、上手に短縮URLを活用していきましょう。