ブータブルUSB作成ソフト「Rufus」の使い方やダウンロード方法を解説します。「Rufus」を利用すれば、USBメモリを起動メディアとして利用できるように調整できます。「Rufus」の使い方をマスターしてISOイメージファイルをUSBメモリに実装しましょう。
今回は、ブータブルUSB作成ソフトRufus(ルーファス)の使い方を紹介します。ブータブルUSB作成ソフトRufus(ルーファス)とは、USBメモリに外付けハードディスのような階層フォーマットを施し、OSのISOイメージファイルを実装することで、起動メディアとして利用できるように調整できるソフトウェアです。
ブータブルUSB作成ソフトRufus(ルーファス)は、無料で使用できるソフトウェアのため、誰でもすぐに利用できます。
ブータブルUSB作成ソフトRufus(ルーファス)を使えば、USBメモリー内のストレージ環境を任意の環境に再フォーマットできます。詳細は後述しますが、Rufusはパーティション構成などを詳細に設定できます。
ブータブルUSB作成ソフトRufus(ルーファス)を使えば、USBメモリー自体をOSの起動メディアとして構築できるので、OSにトラブルが発生した場合に備えて予備のOS起動メディアを作成できます。
次に、ブータブルUSB作成ソフトRufusのダウンロード方法について解説します。
ブータブルUSB作成ソフトRufus(ルーファス)はインストール不要で使用可能です。Rufusはファイルをダウンロードするだけで利用できます。
ブータブルUSB作成ソフトRufus(ルーファス)は、公式ページからダウンロードできます。下記のリンクからRufusの公式ページにアクセスし、下方にスクロールするとRufusのダウンロードリンクが現れます。
通常は「Rufus (バージョン)」のリンクをクリックしてください。Rufusのデータファイルがダウンロードされます。その他にRufusのポータブル版も用意されています。また、「他のバージョン」のリンクをクリックすると、Rufusの過去バージョン(過去OS対応バージョン)もダウンロードできます。
次に、ブータブルUSB作成ソフトRufus(ルーファス)の設定項目について解説します。
「パーティション構成」はパーティションスタイルを設定し、「ターゲットシステム」は起動モードを指定します。パーティション構成とターゲットシステムの設定は対になっていると理解しておきましょう。
通常は「パーティション構成」→「MBR」、「ターゲットシステム」→「BIOS (または UEFI-CSM)」と、設定します。
UEFI モードで実装したい場合は、「パーティション構成」→「GPT」、「ターゲットシステム」→「UEFI」と、設定します。
「MBR」は従来のパーティション形式で、2TBまでのハードディスク容量までしか認識できません。それに対して「GPT」最近採用されているパーティション形式で、2TB以上のハードディスク容量を認識できます。PCのハードディスクはどちらかのパーティション形式でフォーマットされています。
「パーティション構成」の設定によって、「ターゲットシステム」で指定する起動モードが異なりますが、自分のPCのハードディスクの「パーティション構成」を確認したい場合は、まず「Windows」キー + 「X」キーを押します。
表示されたメニューで「ディスクの管理」を選択します。
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