RSSリーダーを使うとWebサイトやニュースの新着情報を簡単に取得できます。ここではおすすめのRSSリーダーアプリをご紹介します。人気のあるFeedlyやinoreaderのほかにも、便利でおすすめのアプリがたくさんあります。
多くのWebサイトにはRSSという表記がありますが、これは何を意味しているのでしょうか。まずはRSSで何ができるのかを説明します。
RSSは「Really Simple Syndication」の略で、Webサイトの更新情報を配信する文書フォーマットを指します。RSSフィードを配信しているWebサイトであれば、定期的にWebサイトを閲覧しなくても、記事が更新された時に通知が届きます。
RSSフィードとは、最新の投稿があると通知が届くシステムです。多くのニュースサイトやブログで活用されています。またOutlookでRSSフィードの同期を有効にすると、Outlookの「RSSのサブスクリプション」フォルダーに自分が購読しているフィードと投稿が直接配信されるので便利です。
RSSリーダーは、RSSフィードを受信できるアプリのことです。PCではChromeの拡張機能などを使えばRSSリーダーを導入できます。スマホアプリを使えば手軽にニュースサイトの更新が把握できるので、とても便利です。アプリにもよりますが、記事が更新されるとページタイトル・アドレス・見出し・要約・更新時刻などが表示されます。
複数のサイトをRSSリーダーに登録しておけば、自分好みのサイトを集めたニュースアプリとして使えます。
Googleリーダーは2007年に正式リリースされ、それ以来RSSリーダーの中でも圧倒的な人気を誇っていましたが、2013年7月にサービスが終了しました。サービスが終了したのは、Googleリーダーの利用者の減少したからだと言われています。
またGoogleリーダーの元プロダクトマネージャーのブライアン・シー氏は、当時Googleが推し進めていたGoogle+に注力するためだと推測しています。Googleリーダーの存続を求めて15万人もの人々が嘆願書に署名しましたが、Googleリーダーが復活することはなく、2019年現在に至っています。
Googleリーダーが終了してからは「Feedly」と「inoreader」というRSSリーダーが普及しています。Feedlyは2008年から提供されている人気のRSSリーダーです。シンプルなRSSリーダーで、だれでも簡単に利用できます。
inoreaderはSNSとの連携機能が充実していて、RSSフィードだけでなくツイートなども受け取れます。日本語にも対応しており、有料のProプランであればフィルター機能などの便利な機能を利用できます。
Feedlyとinoreaderのほかにも、便利なRSSリーダーがたくさんあります。その中から、特におすすめのRSSリーダーを4種類ご紹介します。
Simple RSS Rederは、極力シンプルに設計されており、簡単にサイトの更新情報を入手できます。サイトの登録は、キーワード検索またはURLを入力すると行えます。サムネイルの有無や記事の最大表示数、並び替えのみカスタマイズ可能です。
Feedlyやinoreaderに比べて機能が少ない反面、情報を取得したいサイトが少ない場合には、すぐに必要な情報を閲覧できます。
Flipboadはニュースアプリですが、RSSリーダーの機能も備わっています。そのため、ニュースアプリとRSSリーダーをまとめたい方におすすめです。Flipboadアカウントを作成するか、GoogleまたはFacebookアカウントでログインすると、検索して表示されたサイトをフォローできます。
検索する際に「記事」「雑誌」「ソーシャル」といったジャンルごとに検索できるので便利です。個人ブログの場合は「ソーシャル」タブで検索すると簡単に探せます。
The Oid Readerは、API連携によってさまざまなアプリやOSなどに対応しているので便利です。フリープランと有料プランがあり、フリープランでは登録できるフィードは100までで、有料プランにすると500まで増えます。
日本語には対応していません。またTrending機能といって、The Oid Rederで流行っている記事をまとめてくれる機能もありますが、言語フィルターがないため英語や中国語・アラビア語などの記事が多数表示されます。API連携のあるものは以下の通りです。
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