ミラティブのエモモの使い方!バーチャル3Dアバターの作り方は?
スマホだけで実況配信できるコミュニケーションアプリ、ミラティブのエモモとは画面上で配信者の声に合わせて動く3Dアバターです。作り方が簡単でパソコンや機材なしで誰でもVTuberになれると人気のミラティブのエモモについて、今日は作り方・使い方を詳しく説明します。
目次
ミラティブ(Mirrativ)のエモモとは?
ミラティブ(Mirrativ)とは、ライブ配信プラットフォームでスマホ1台だけでゲームの生配信や録画ができる生放送・実況配信アプリです。このミラティブ(Mirrativ)に2018年9月6日よりバーチャル3Dアバターエモモという機能が追加されました。
ミラティブで使えるバーチャル3Dアバター
このエモモとは、アバターとしてライブ配信の画面に登場させることができるバーチャル3Dアバターのことです。
バーチャル3Dアバターエモモの作り方はとても簡単です。各パーツ輪郭や目・鼻・口・髪型・体型などをタップで選んでいくだけで自分好みの3Dアバターを作成をすることができます。感情表現やアクションの使い方も簡単、さらには配信者の声にあわせて口パクまでしてくれます。
対応機種
ミラティブ(Mirrativ)のリリースは2015年8月ですが、3Dアバターエモモの配信は2018年と、まだエモモ配信から1年経っていません(2019年2月現在)。そこでまず気になるのが自分のスマホは対応機種なのかということではないでしょうか。
iPhone
ミラティブ(Mirrativ)はリリース当初、Androidの場合スマホ単体で配信が可能でしたが、iPhoneの場合はパソコンを経由させての配信のみでした。これが2017年よりiPhone単体での配信が可能になり、さらにエモモも登場し、ミラティブ人気が一気に加速しました。
iPhone単体でライブ配信したりエモモを使うには、iOS 11である必要があります。理由は次項の「スマホの設定」でお話しします。
iPad
iPadに関してもiPhoneと同様に、iOS 11以降でiPad単体でライブ配信が可能です。とはいえ、iPhoneに比べてiPadは重いため、長時間のライブ配信には腕が疲れるので向いていない、というのがVTuber達の意見です。
私はiPhoneでゲームしてます。最初はiPadでもやっていたんですけど、iPhoneの方が持ち運び便利で手で持った時、重たくないので、iPadではやらなくなりました。
Android
Androidの場合、ミラティブでエモモを使ってのライブ配信はAndroid OS 5.0以上が必要です。
Android OSのバージョンの確認は、モデルによりますがほとんどの場合、メニューの設定>システム>端末情報で確認できます。Android OS 5.0はリリースされたのが2014年12月20日にリリースされたもので、2019年2月1日現在で約4年前のリリースであり、スマホのモデルとしては約3年ほど前のモデルのスマホがこのAndroid OS 5.0となります。
ミラティブでエモモを使いたいならまず配信を!
エモモはミラティブの機能の一つなので、ミラティブ(Mirrativ)をインストールしなくてはエモモは使えません。
以前はミラティブ(Mirrativ)アプリのインストール後にライブ配信を行わないとエモモの作成・使うことができませんでしたが、2019年2月1日現在、配信をしなくてもエモモの作成が可能です。
配信方法
iOSではスマホ自体にミラティブ(Mirrativ)を使ったライブ配信のための設定が必要になりますので、アプリのインストールとiOSでのスマホの設定などについて紹介します。
ミラティブ(Mirrativ)アプリをインストール
まずはミラティブ(Mirrativ)アプリをインストールします。iPhone、iPadはApp Storeから、AndroidならPlayストアからそれぞれインストールしましょう。
配信設定
配信設定とは、ライブ配信するための設定です。友だち限定にするかどうか、Twitterをオンにするかオフにするかの設定、また、配信のタイトルを入力します。
以前はこの「配信設定」をし、配信を行わないとバーチャル3Dアバターエモモの作成に辿り着けませんでした。ですが、2019年2月1日現在、ミラティブ(Mirrativ)アプリをインストールしてミラティブを開くと、まず開くのがエモモの作成画面です。
つまりエモモの作成に辿り着くための配信は行う必要がなく、また、今回はエモモの作り方・使い方説明ですので、配信設定についての詳細は下記リンクを参照してください。
スマホの設定
iOS(iPhone、iPad)の場合、ミラティブはiPhoneの画面収録機能を使ってライブ配信を行います。この画面収録機能がiOS11以降の機能となっているため、ミラティブのライブ配信・録画に対応できるのが、iOS11以降ということになります。
iPhoneの画面収録の設定方法を説明します。iPhoneで画面収録を行うには「コントロールセンター」に録画ボタンを表示させる必要があります。設定の手順は、設定からコントロールセンターを開き"コントロールカスタマイス"をタップします。一覧から”画面収録”を探してタップすると、コントロールセンターに録画ボタンが表示されます。
コントロールセンターに表示された「画面収録」ボタンを長押しすると、アプリの選択画面が開きます。"Mirrativ"を選択します。
エモモの口パク動作に必要なのが外部音声です。そのために"マイクオーディオ"をオンにします。この「マイクオーディオ」は外部の音声を録音するための機能です。スマホのスピーカー設定で音を出していればそのまま音声も録音されますが、マナーモードなどで音消しをしておくと録画した動画は音のない無音になりますので気をつけましょう。
配信
以前はエモモの作成画面を開くためには配信設定とともに実際に配信が必要でしたが、2019年2月1日現在、配信は必要ありません。
配信後再びミラティブ(Mirrativ)アプリを開く
2019年2月1日現在、配信・配信設定とともに必要のない手順です。
エモモ編集画面表示
2018年のエモモの作り方の説明サイトでは、一度配信してから、再度ミラティブ(Mirrativ)アプリを開くとやっとエモモの編集画面が表示され、エモモの設定が可能となっています。
ですが、2019年2月1日現在の流れでは、ミラティブ(Mirrativ)アプリをインストールし、ミラティブ(Mirrativ)を開くと一番最初にエモモの編集画面が現れます。
エモモの編集画面が表示されない対処法
配信してもエモモの編集画面が表示されない場合、1日待って再度アプリを開く、という対処法が紹介されていました。これは以前必要だった「まず配信する」という手順がシステム内で更新されるのに少し時間がかかる場合があるから、とされていました。
ですが2019年2月1日現在、ミラティブ(Mirrativ)アプリをインストールし、ミラティブを開いて"はじめる"をタップすればエモモ編集画面が必ず開き、エモモを作成することができます。もしエモモの作成・編集画面が開かない場合は、通信状態やスマホに不具合が起きていないか確認してみましょう。
2019年2月1日現在のミラティブ(Mirrativ)アプリインストールからエモモ編集画面が開くまでの流れを紹介します。
上の画像がミラティブ(Mirrativ)アプリをインストール後に開いてから、エモモ作成に入るまでの画面になります。この通り、アプリインストール後に最初とりかかるのがエモモ作成です。
ミラティブのバーチャル3Dアバター「エモモ」の作り方
自分の分身としてライブ配信に登場する、ミラティブ(Mirrativ)のバーチャル3Dアバター「エモモ」の作り方を紹介していきます。
最初に設定できるパーツ
ミラティブのエモモは性別から顔の輪郭・肌の色、髪型・髪の色、表示させる範囲、帽子や背景まで沢山のパーツの設定が可能です。
2019年2月1日現在、エモモのパーツはすべてミラティブ(Mirrativ)アプリインストール直後に作成することができます。
性別
エモモの設定で一番最初に開く画面が上の画像です。最初に髪の長い3Dアバターの女の子が登場しますので、ここからパーツ全てを変更しながら自分好みのアバターエモモを作りこんでいきます。
アバターの大まかな作り方は、まず各パーツが帯で表示されますので、その各パーツ>選択肢から好きな物を選んでいくだけです。一番左が性別の選択ですので男の子・女の子を選びましょう。他の配信者のエモモを見ると、女の子が多いようです。
輪郭・肌の色
エモモの作り方の2つめは輪郭です。輪郭は4パターンから選択します。肌の色は9色から選べます。画面右側から好みの肌色を選びましょう。
体の大きさ
エモモの作り方、3つ目は体の大きさの設定です。体の大きさとは、画面に表示される体の範囲です。上画像のように4段階から選択ができます。エモモの表示の大きさは変わっても画面上を占める面積に変わりはなく、表示範囲が広くなる分エモモが画面から離れるかたちになります。
ヘアスタイル・カラー
エモモのヘアスタイルとヘアカラーを選びます。ヘアスタイルは12タイプ、ヘアカラーは16色から選択可能です。
目
エモモの目の形も選べます。男の子・女の子どちらの目のパターンが含まれており、全部で11タイプから選べます。
口
エモモの口を閉じている時の口の形が選べます。大きくにっこりしたような口からおちょぼ口まで4タイプです。
表示位置
ライブ配信中、エモモは画面の右下に表示されます。β版の時点ではエモモを視聴画面のどこに表示させるか選ぶことができましたが、ミラティブ(Mirrativ)バージョン8.7.1(2019年2月1日更新)では表示位置の選択は設定に含まれていません。
後日設定できるパーツ
以前はしばらくエモモを使ってライブ配信を行わないと設定できないパーツがありましたが、2019年2月1日現在、アプリをインストールした直後からすべての設定が可能となっています。
服装
エモモに着せる服装は制服や着ぐるみ、私服など13パターンが用意されています。
服の色
エモモに用意されている13パターンの服装それぞれに、服の色の設定が可能です。服装によって選べる色の数は変わりますので、納得がいくまで服装と色を組み合わせてみて下さい。
背景
エモモの背景は全部で62パターンもあります。服装に制服があるためか、学校の教室や放課後の背景もあります。
エモモの性別選択から背景までの設定が終わると、エモモを使ったプロフィール画像の作成に移ります。"撮影する"をタップして次に進みます。
エモモを使ったプロフィール画像の撮影では、エモモのポーズが18パターン用意されていますので好きなポーズをとらせましょう。ポーズが決まったら、画面下にある"カメラマーク"をタップしてエモモの写真撮影します。
プロフィール画像にエモモの写真が入った簡単なプロフィール設定画面が開きます。ライブ配信で使いたいハンドルネームを入力し"はじめる"または"Twitter"のどちらかをタップすればミラティブ(Mirrativ)のインストールからバーチャル3Dアバター「エモモ」の作成、プロフィール設定まで、最初の一連の手順が完了です。
エモモ作成の注意点
2018年9月6日に本格リリースする前、βテスト期間が設けられていました。このβテスト期間中は作成したエモモはテスト期間終了と共に消滅してしまうと注意書きがされていましたが、βテスト期間も終了し、本格リリース以降はエモモが消滅することはありませんので存分に作り込めます。
エモモガチャ
今年一発目のガチャで星4の振袖が当たりました!#Mirrativ #ミラティブ#エモモガチャ pic.twitter.com/WbYzvvgp2j
— KAZ (@kazuhiro2021) January 1, 2019
エモモガチャとはミラティブ内のコインを使用し、「ガチャ」を回してエモモのアイテムを獲得できる機能のことです。このエモモガチャ機能は2018年10月18日に配信がスタートとした新機能です。
ミラティブのエモモガチャで星4あたりました!!0人の時に出たのが残念でしたが、すごい嬉しかったです!#ミラティブ#エモモ#エモモガチャ pic.twitter.com/7rLPdJFKRp
— Ryo@ゴリ押し特攻隊 (@ryo11052004) November 4, 2018
ライブ配信90分ごとに1回ガチャが回せます。そのためガチャを回すためだけにライブ配信を長時間にわたり配信している人もいるほどです。
コインを手に入れるには
コインを手に入れるには3つの方法があります。①オーブを貯めてコインと交換する、②コインを購入する、③ログインする、の3つです。
①つめのオーブを貯めてコインに交換する、から説明します。まずオーブとは英語でOrb、意味は珠・宝玉といった意味の単語です。このオーブを貯めるのは配信者向けの方法ですが、ライブ配信すると、総視聴者数やコメント数、受け取ったギフトに応じて配信者は翌日オーブを受け取ることができます。このオーブを貯めるとコインに交換できるという仕組みです。
②つめ、コインを購入するとは、字の通りお金でコインを買うことです。一度に購入するコイン枚数が多いほど、1枚当たりのコイン単価は安くなります。
支払いは、AndroidならGooglePlay(Googleプレイカード)で、iPhoneならiTunesで支払いが可能です。
③つめ、ログインする、とはログインすると無償コインが貰える仕組みになっているということです。かなりコツコツ派の人向けになりますが、課金は避けたい・配信より視聴が好きという人には良いかもしれません。
ミラティブのバーチャル3Dアバター「エモモ」の使い方
バーチャル3Dアバターエモモはただ可愛い・かっこいいだけではありません。表情や動作をさせ、さらに、ライブ配信者の声に合わせて口パクもしてくれます。
今回はエモモの基本的な使い方を紹介します。ライブ配信でのエモモの使い方はまた別途お話しするとして、今回は表情を変化させる基本的な使い方の紹介です。
上下にフリックで感情を表現
まずは一番基本のエモモの使い方である感情表現の方法です。
エモモの感情表現は3段階で使い方はとても簡単です。
上の画像で真ん中が通常のエモモの表情です。下にフリックすると画像左の悲しい表情のエモモになります。悲しい顔からニッコリ笑顔のエモモにするには、悲しい→通常→ニッコリ笑顔となりますので、2回上に向けてフリックさせます。
声を出すと口パクしてくれる
口パクには使い方の手順は必要ありません。ライブ配信時にエモモを表示させ、声をだせばその声にあわせてエモモが口パクしてくれます。エモモの口パクは上の動画で確認してみて下さい。
ミラティブのバーチャル3Dアバター「エモモ」を使って配信しよう!
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