Google Chromeを利用していると、画像検索などでリダイレクトの警告が表示されて、Webページが表示されないことがあります。この記事では、リダイレクトの警告とはどのようなもので、どのような危険性があるのか詳しく解説します。
Google ChromeでWebページをネットサーフィンしていると、リダイレクトの警告が表示されて、Webサイトが正しく表示されないことがあります。この記事では、リダイレクトの警告とはどのようなもので、どのように対処したらいいのか詳しく解説します。まずはリダイレクトの警告とはどのようなものなのか詳しくお伝えします。
リダイレクトとは、ページを訪問した人を自動的に他のページへ移動させる仕組みのことです。本来クリックしたURLとは別のURLのページへ誘導する仕組みをリダイレクトと言います。
リダイレクトを利用するのは、主にURLを変更した時です。Webサイトを引越した場合でも、前のURLの検索エンジンなどからの評価をそのまま引き継ぎたい場合があります。
この時に、リダイレクトを設定しておくことで、URLが変更してもGoogleなどの検索エンジンに対して、同一ページであるとアピールできるのです。
リダイレクトの種類には301リダイレクトと302リダイレクトの主に2種類があります。この2つの種類のリダイレクトの詳しい違いは、Webサイトを運用しているのでなければ特に必要ないでしょう。
簡単にお伝えすると、301リダイレクトは、ずっと新しいURLでWebサイトを運用して、元のURLには戻らない場合に利用します。302リダイレクトは一時的にURLを変更するだけで、元のURLに戻す可能性が高い場合に利用します。
リダイレクトとは、上記の様に利用されるものですが、Googleがリダイレクトの警告を発するのはどのような場合なのかお伝えします。
Googleがリダイレクトの警告を察する場合とは、Googleが何らかの危険の察知をした場合です。通常のリダイレクトは、上記で説明して301リダイレクトか302リダイレクトしかないはずです。
しかし、フィッシング詐欺などで悪意のあるホームページに誘導したい場合に、本来踏んだURLとは別のURLへのリダイレクトが設定されている場合があります。
Googleでは不正なリダイレクトを検知した場合に、リダイレクトの警告を発して、そのWebページを表示しないようにします。
なお、Googleの画像検索でもなぜかリダイレクトの警告が表示されてしまうことがあります。Googleの画像検索では、検索結果に短縮URLでリンクが表示されることがあります。
不正なリダイレクトの多くで、短縮URLが使われているために、画像検索の結果に表示される短縮URLが、不正なリダイレクトのための短縮URLと間違えられてしまう模様です。
リダイレクトの警告が出た場合にはどのように対処したらいいのかお伝えします。
まずは、クリックした先のWebサイトが安全なサイトなのかどうか確認しましょう。自分や知人が運営しているサイトや、今まで確実にアクセスできていて、とくに問題がないサイトだということが確認できなければ、悪意のあるサイトの可能性があります。
安全なサイトかどうか確認できない場合には、リダイレクトの警告が表示されたサイトはアクセスしない方が安心です。
安全なサイトなのにリダイレクトの警告が表示されてしまう場合の対処法は次の通りです。
まずは、ブラウザを再起動して、もう一度アクセスしてみましょう。ブラウザを一度閉じてリフレッシュすることで、アクセスできるようになる可能性があります。
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