myMailという無料スマホアプリをインストールすれば、複数のメールアカウントを一括管理できて大変便利です。メールアドレス登録や自動振り分けなどmyMailの基本的な使い方や、ドコモメールを受信できない時の設定方法などをまとめました。
無料SNSの普及に伴い、LINEやTwitterなどのダイレクトメッセージ機能を使って情報伝達を行う社会人が増えました。しかし、フォーマルなビジネスシーンでは今なおEメールが連絡手段の主流であり、高性能メールアプリは根強い需要を誇っています。
複数のメールアカウントを簡単に管理できるツールをお探しの方には、「myMail」という無料スマホアプリをおすすめします。
myMailとはどのようなメールアプリなのか?myMailアプリの特徴や、利用するメリット・デメリットを見ていきましょう。
myMailは、オランダのアムステルダムに本社を構える多国籍企業グループ・My.comによって開発・提供されている無料メール管理アプリです。2013年の11月にリリースされて以来、世界中のEメールユーザーから愛用されています。
ここでは、一般的なメールアプリと異なるmyMail独自の特徴を解説していきます。
myMailアプリは、複数のメールアドレスを一括管理する使い方に対応しています。
通常、GメールやYahoo!メールなどのアカウントを使ってメールを送受信するためには、メールアプリを個別に起動したりブラウザから公式サイトにアクセスしたりする必要があります。
その点、myMailを使えばワンタップでメールアカウントの切り替えが可能です。大量のメールアドレスを持っている方でも、myMailアプリ上で受信メールの確認・返信などをスピーディーに行えます。
myMailアプリは、パソコンで利用している無料メールアドレスも登録可能です。
あらかじめmyMailアプリに対象のメールアカウントを設定しておけば、わざわざパソコンを使わなくてもスマホ上で受信メールを確認することができます。屋内に長時間留まることができない多忙な現代人のニーズに合った使い方と言えるでしょう。
Appleの公式サイトなどで販売されているSIMフリースマホには、キャリアスマホより価格が安くて乗り換えが簡単、しかも余計なアプリがインストールされていないというメリットがあります。
しかしキャリアメール用の無料メールアプリも無いため、ドコモメール等のキャリアメールをリアルタイム受信できないという問題があります。
その点、myMailアプリは登録したメールアドレス宛てのEメールをリアルタイムで受信する使い方が可能です。SIMフリースマホユーザーに最適なサービスと言えます。
iPhoneの標準メールアプリでは、受信メールを「VIP」フォルダに自動振り分けすることが可能です。しかし、他のフォルダには自動振り分けできないため、受信メールをメールアドレスごとに細かく分けて管理したい時に不自由します。
myMailなら、自分で設定したフィルタに応じて受信メールを個別フォルダに自動振り分けできます。iPhoneの標準メールアプリの弱点を補完する使い方ができるのは大きなメリットです。
myMailアプリは、非常に優れたプッシュ通知機能を搭載しています。送信者のメールアドレスやメールを受信した時間帯などの条件に応じて、その都度プッシュ通知の方法を切り替える使い方が可能です。
一般的な無料メールアプリでは真似できない使い方をサポート。スマホの画面を見ただけで受信メールの重要度を識別できるため、複数のメールアカウントを持っている方にとって非常に重宝することでしょう。
myMailは、POP3・IMAPに対応しているメールサービスなら、ほぼ全てのメールアカウントを登録することが可能です。myMailアプリが対応しているメールサービスを見ていきましょう。
myMailアプリに設定できるメールサービスをまとめると、主に以下の表のようなものが挙げられます。日本国内で主流のフリーメールは全て網羅されていると言っても過言ではないでしょう。(myMailに登録できない無料メールサービスもあり。)
メールアカウント | メールアドレス |
---|---|
Gmail | ×××××@gmail.com |
Outlookメール | ×××××@outlook.jp ×××××@outlook.com ×××××@hotmail.com |
iCloudメール | ×××××@icloud.com |
AOLメール | ×××××@aol.jp |
Yahoo!メール | ×××××@yahoo.co.jp ×××××@yahoo.com |
My.comメール | ×××××@my.com |
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