掲載する許可を得ていない人が写真に写っていたら、SNSにアップする前に顔隠しアプリで加工する必要があります。顔隠しアプリにもモザイクやスタンプなどおしゃれに加工できるものがあるので、この記事ではおすすめのアプリをご紹介します。
InstagramやTwitterなどのSNSに写真を公開する人が増えていますが、最近ではモザイクやスタンプで顔隠し加工を施してからアップする人が増えてきました。SNSにアップロードする写真の中には、自分自身やインターネットで顔を公開することの許可を得られた人だけが映っているとは限りません。
インターネット上に顔を公開することの許可を得られなかった人もいるかもしれませんし、見ず知らずの人の顔が映り込んでいる可能性もあります。そんな場合には顔隠しアプリで加工する必要があります。
しかし、中には顔隠し加工で顔を隠すことをしないで平気でアップしている人も中には見受けられます。まずは顔隠しアプリの必要性について見ていきましょう。
顔隠しアプリの必要性が高まっている背景には、むやみに顔をInstagramやTwitterにアップすることがとても危険な行為であるという認識が高まっていることがあります。InstagramやTwitterなどのSNSに、人の顔を隠すことなくアップすることの危険性についてまずは見ていきましょう。
上の写真のような子供の写真をSNSにスタンプやモザイクで顔を隠すことなくアップしている人が本当にたくさんいます。しかし、SNSに子どもの顔写真をアップするということは、不特定多数の人があなたの子供の顔を覚えてしまう可能性があるということです。
名前や愛称も写真と一緒に載せている場合には、ちょっと目を離したすきに知らない人が子供に声をかけて連れていかれてしまう可能性もあります。小さな子供の場合には、親にいつも呼ばれている名前で呼ばれてしまったら、何の疑いもなくついて行ってしまう可能性も考えられます。
最近ではそのような危険性が高いことがわかってきたので、子どもの顔をスタンプなどで隠す人も増えてきました。子どもの顔は友達までの公開設定でも絶対にSNSには載せないのが基本中の基本です。
観光地や有名スポットに出かけて、友達と集合写真を撮ったら、周囲にほかの観光客の人が映り込んでいた、ということはよくあります。顔を隠す加工をしないでその画像をそのまま載せてしまったら、映り込んでいる人のプライバシーを侵害することになりかねません。
映り込んでいる人の中には、その日、その場所にいたことを家族や友人に知られたくないという人もいるかもしれません。SNSに掲載する許可を得られた友人や家族の顔なら構いませんが、掲載の許可を取ることができない人や、全く見ず知らずの人の顔は隠すように加工してからアップロードするのが現在のマナーです。
入学式や卒業式で学校の校門のところで親子で写真を撮るのは恒例行事となっています。そして、撮影した写真をSNSにアップロードするのもある意味で当たり前になっています。しかし、校門であれば当然学校名が映り込んでいるので、子どもが通っている学校名を全世界に知らせていることになります。
卒業式であっても、地元の学校を卒業したのであれば、住んでいるおおよその地域がその写真を見た人にはわかってしまいます。SNSを通した中高生の事件が多発している現在、このような行為もとても危険性が高い行為だと言えます。
子供の顔だけではなくて、学校名や住んでいる地域がわかるような情報も、顔隠しアプリを使ってモザイクやぼかしで隠す工夫が必要です。
思い出の写真を撮影するのは全く構わないのですが、撮影した写真をSNSにアップロードするということになると話は違ってきます。というのは、SNSはインターネットに接続していて、誰がどこで見ているのかわからないためです。
アルバイト先などで撮影してSNSにアップした不適切動画がさまざまな問題を引き起こしています。実はあの動画のほとんどは全体公開されていたものではありません。流出した動画のほとんどが知人までの限定公開で、24時間で消えるストーリーに投稿されたものが流出して報道されて大騒動を引き起こしたのです。
時間が経てば消えるから大丈夫、友達までの限定公開だから大丈夫、ということは現在のSNSでは一切ありません。SNSで一人でも友達に公開した動画や写真は、いつどこの誰に見られるかわからないと考えて、常に対処する必要があります。
顔隠しアプリで顔を隠す加工をしても、SNS上で加工がはがされてしまうのではないかと心配する声が上がっています。顔隠しアプリでの加工がSNS上ではがされてしまい、顔隠し効果がなくなってしまう可能性はほとんどありません。
というのは、顔隠しアプリはSNSのアプリとは別のアプリで、顔隠し加工を施した画像はいったん元の画像とは違う画像として保存されているためです。画像のデータも書き換えられているので、しっかりと顔を隠すように加工されていれば大丈夫です。
しかし、モザイクやぼかしのかけ方が甘かったり、スタンプでしっかりと顔を隠せていない場合には、誰の顔を隠しているのか特定されてしまうこともあります。顔隠し加工は元の顔が判別できないようにしっかりと行いましょう。
ここからは具体的に画像に顔隠し加工ができるおすすめアプリをご紹介していきます。まずはぼかしやモザイクで顔隠し加工ができるアプリを見ていきましょう。
こちらの顔隠しアプリはぼかしやモザイクを簡単に好きなように入れることができるということで、おすすめの顔隠しアプリです。顔を隠すときに、隠したいところを指でなぞるだけで簡単にぼかしを入れられたり、ぼかしやモザイクの種類を選ぶこともできます。
モザイクのドットの大きさや強さなども選べたり、人物の顔を隠す加工だけではなくて、背景をぼかして人物やモノを浮かび上がらせる効果なども使えます。iPhoneしか利用できませんが、こちらのアプリは使い勝手良いのでおすすめです。
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