Microsoftアカウントを作成するとMicrosoftが提供している様々なサービスを活用できるようになります。ここでは、Microsoftアカウントの作成方法や作成時の注意点、さらにはサインインの方法もご紹介しています。
Microsoftアカウントとは、Microsoftが提供するサービスを利用する際に使用するアカウントを指します。Microsoftアカウントを登録すると、Outlookのメール機能が使えたり、OneDriveのクラウドサービスが使えたり、Microsoft Storeで映画やアプリを探せたり、と様々な恩恵を受けられます。
MicrosoftアカウントはWindowsのパソコン購入時に登録できますが、場合によっては登録できないというトラブルが発生します。Microsoftアカウントが登録できないと、Microsoftのサービスが受けられません。ここでは、Microsoftアカウント登録時の注意点を説明します。
Microsoftアカウントを設定する際に、メールアドレスの入力が必須です。Microsoftアカウントの設定で入力するメールアドレスは、姓名や性別といった情報を入力した後に送信される確認用メールを受け取るメールアドレスを指します。この時点ではまだOutlookのメールアドレスを入手できないため、それ以外のメールアドレスを入力しなければなりません。
確認用メールにはよく使用しているメールアドレスを入力したいところですが、残念ながら携帯(スマホ)のメールアドレスは使用できません。もし、携帯(スマホ)のメールアドレスしか持っていなかった場合は、フリーメールのアドレスを入手しましょう。フリーメールで人気なGmailがおすすめです。
Microsoftアカウントでサインインすると、様々な機能を使用できるようになります。その中には、クラウドサービスも含まれており、セキュリティが脆弱だった場合には個人情報の流出などの問題が発生する恐れがあります。
そのため、Microsoftアカウントの設定パスワードを登録する際は、セキュリティを高めるための要件を満たしたパスワードを設定しなければなりません。
他サービスでパスワードを設定する際にも、文字数(〇文字以上)使用する文字の種類(英数字の使用など)が定められていますが、Microsoftアカウントの場合も同様に規定があります。
Microsoftアカウントのパスワードを設定する際は、「8文字以上」で「大文字、小文字、数字、記号のうち2種類以上を含む」文字の羅列でなければ、パスワードとして認められません。
パスワードを設定する際に、覚えやすいようにと自身に関連のある文字の羅列を入力してしまうことがあります。しかし、推察されやすいパスワードを設定すると、セキュリティは脆弱となるため誕生日などは使用できません。
同様の理由でMicrosoftアカウントでは、Microsoftアカウント登録時に入力した姓をパスワードに組み込んで使用できません。
確認用メールアドレスで使用した文字列がパスワードとして使用できない理由も、推察されやすい文字列を設定するとセキュリティが脆弱になるという点によるものです。
Microsoftアカウント登録時の注意点を確認したら、実際にMicrosoftアカウントを作成しましょう。ここでは、Windows10に他のMicrosoftアカウントでサインしている状態で、新しくMicrosoftアカウントを作成する際の方法についてご紹介します。
Windows10でMicrosoftアカウントを作成する際にはメールアドレスが必要となりますが、新しいメールアドレスを作成してからMicrosoftアカウントを作成する方法と、既に使用しているメールアドレスでMicrosoftアカウントを作成する方法のどちらでも問題ありません。
まず、トップ画面左下のWindowsボタンをクリックし、メニューを開きます。左下に並んでいる「設定」アイコンをクリックし、Windows10の設定画面を開きます。
Windows10の設定画面の左下に表示される「アカウント」アイコンをクリックします。
アカウントの設定画面が開いたら、左欄に表示されている「家族とその他のユーザー」をクリックします。すると、右ページに「家族とその他のユーザー」に関する設定画面が表示されます。右ページに中央に表示される「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリックします。
Microsoftアカウントのサインインページが開いたら、ページ下部の「このユーザーのサインイン情報がありません」をクリックします。
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