お使いのMacの起動や動作が重い・遅いと感じる方は、日頃のメンテナンを怠っていませんか?長年蓄積させた不要なファイルデータがMacを圧迫しているのかもしれません。今回は、Macが重い・遅い原因とその対処法についてご紹介します。
Macをお使いの方で、「最近カーソルの動きが遅い」「すぐレインボーカーソルになってしまう」と遅い動作にイライラしている人はいませんか?たまにあるけど特に気にしていないという方も、よろしければ最後まで記事を読んでみてください。
遅かれ早かれ、使用歴が長くなるとMacの起動・動作スピードは落ちてきます。その時のために、動作の重いMacを軽くする対処法をこの機会に覚えましょう。
Macの起動・動作スピードが遅い時、基本中の基本の対処法は「Mac本体の電源の再起動」です。単純なシステム誤作動や、調子の悪さは、一旦電源を切ることでリセットされます。
「今日はMacの動作が遅いな」というときは、まずは一旦Macを再起動させましょう。
Macの再起動方法は、以下の通りです。
①ディスプレイ上部のメニューアイコンをクリック。
②「再起動」をクリック。
簡単なショートカットキーを利用したいときは「control+電源ボタン+R」を同時に押しましょう。
「セーフブート(セーフモード)」とは、Macの起動方法の1つです。Macを起動した時に一定のチェックを自動的に行い、ソフトウェアの自動読み込みや起動をさせないようにします。「セーフブート(セーフモード)」起動に変更することで、Mac起動時に自動で不要なキャッシュファイルなどを削除してくれます。
「セーフブート(セーフモード)」起動方法は、以下の通りです。
①Macを起動または再起動して、すぐに「shift」キーを押し、そのまま押し続ける。
②「Appleロゴ」が表示されたら、「shift」キーを放す。
「セーフブート(セーフモード)」を終了したいときは、一旦Macを再起動させ、起動中にどのキーも押さないようにしてください。これで「セーフブート(セーフモード)」が終了します。
Macの起動・動作が遅い原因は、使用年数によるものが大きいです。そしてその年数の中で、お使いのMac内に蓄積され続けているデータ量やファイル量がおおもとの原因です。起動・動作の遅いMacに対処方を試す前に、まずは基本的な原因を1つずつ確認していきましょう。
お使いのMacのデスクトップはフォルダでいっぱいになっていませんか?ゴミ箱に不要なデータを溜めてばかりではありませんか?「とりあえずデスクトップに保存しておこう」とデスクトップに置いてしまうとついつい削除し忘れるもの。ゴミ箱に入れたデータも、定期的に「空にする」をクリックしないと、不要なデータはいつまでたってもMacの中に残り続けます。
Macの起動・動作を早くするために、デスクトップ・ゴミ箱の定期的な整理を心がけましょう。
「ウェブブラウザのキャッシュ」とは、一度表示したWebページをPC内に一時的に保存しておくことをいいます。これにより、一度表示させたWebページを再ダウンロードすることなく表示できます。しかし、一時的な保存も積み重なるとMac自体の起動・動作を遅くする原因にもなります。
一度もキャッシュを削除したことがないという方は、大量のキャッシュがMac内に溜まってしまっているかもしれません。
「Dock」とは、Macの画面下部にあるアプリケーションのアイコン表示のことをいいます。「Dock」に設定していないアプリケーションでも、直近で使用したものは最大3つ表示され、インターネットからのダウンロードしたものも表示してくれます。
Macを使いやすくしてくれる便利な機能ではありますが、お使いのMacの起動・動作スピードが遅い原因の場合もあります。
Macのストレージ空き容量が少なくなると、起動・動作が遅くなります。Mac内にあるデータを整理し、不要なデータを削除しましょう。ゴミ箱を空にするのはもちろん、管理してるファイルの中にも不要なデータがないか1つ1つ確認しましょう。長らく使っていないアプリケーションも削除するとストレージの空き容量が一気に増えることもあります。
Macの魅力に、スタイリッシュなデザイン性の高さがありますが、これらのためにMacには様々なエフェクトがかけられています。Macの主なエフェクトが「ディスプレイ画面の透明度」や、画面切り替え時の「視差効果」です。
そうしたデザイン性も大切ですが、実はこれらの機能はMacへ大きな負担をかけています。「ディスプレイ画面の透明度」を下げる、「視差効果」をオフにすることで、Macの起動・動作を軽くすることができます。
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