Macにあるファイルを移動させるとき、コピーをしてしまってファイルが2つになり、削除する手間を感じたことはありませんか?Macのファイルの移動はコピーすることなく移動ができ、操作も簡単です。ファイル/フォルダの移動方法を3つ紹介します。
Mac内のファイルを異なるハードディスク等へドラッグ&ドロップして移動させると、ファイルがコピーされて移動元と移動先の両方にデータができます。データをコピーすることなくMacのファイルを移動させる方法は、マウスを使ったドラッグ&ドロップと、キーボードを使ったショートカットと、タブを利用する方法があります。
まず、ドラッグ&ドロップの方法を紹介します。
Macにあるファイルやフォルダは、異なるハードディスク等に移動するためにドラッグ&ドロップすると、そのデータはコピーされます。移動元の保存場所と移動先の保存場所の両方にデータができるので、意図せずデータが2つになってしまうと、移動元を削除しなくてはならないという手間がかかります。
ドラッグ&ドロップでMacにあるファイルやフォルダを移動するには、commandキーを押しながらドラッグ&ドロップします。commandキーはファイルを選択(クリック)してから押します。commandキーを押すとマウスポインタに表示されていた「+」が消えます。
commandキーを離さないままドラッグして移動先でドロップすると、コピーせずにファイルを移動できます。
ドラッグ&ドロップではなく、ショートカットキーを使ってMacのファイルやフォルダを異なるハードディスク等に移動する方法を紹介します。
ショートカットキーを使ってファイルやフォルダを移動させる方法は、主な操作をキーボードで行います。そのため、マウスではなくトラックパッドを使う人にとっては、ドラッグ&ドロップで移動させる方法よりも使いやすいのではないでしょうか。
ショートカットキーを使ってファイルをMacのFinderから異なるハードディスク等に移動するには、まず、Finderの中にある移動したいファイルを選択します。次に、command+Cでファイルをコピーします。
移動先のフォルダでoption+command+Vの3つのキーを押すと、コピーすることなくファイルを移動できます。
command+Vは”ペースト(貼り付け)”のショートカットキーなので、optionキーを押さずにcommand+Vだけ押すと、移動先にデータがコピーされて移動元にデータが残ってしまいます。ショートカットキーでファイルを移動するときはoptionキーを押し忘れないように注意しましょう。
Macのファイルを移動させる方法には、ドラッグ&ドロップやショートカットキーを使う方法以外にも、タブを活用して移動させるやり方もあります。この方法ではMacのFinder間のファイル移動が簡単に行えます。
タブ間でMacのファイルやフォルダを移動する方法は、まず、移動させたいファイルがあるFinder内のフォルダを開きます。
次に、command+Tで新しいタブを開き、移動先のフォルダを表示させます。ショートカットキーを使わずに新しいタブを開くには、”ファイル”をクリックしてファイルメニューを開き、”新規タブ”をクリックすれば新しいタブを開けます。
1 / 2
続きを読む