Macでアプリを作業中によく起こるのがアプリがフリーズしてしまって動かなくなってしまうことです。こういうときはアプリを強制終了させないといけません。この記事ではMacでのアプリの強制終了の方法やどうしようも無くなったときの対策についても説明していきます。
Macのアプリで作業している際に、虹色のマーク(レインボーマーク)がクルクルと回り始め、終わらずに作業ができなくなる時があります。このフリーズしている状態ですが、何らかの原因でアプリを処理するのに時間がかかっている状況のことを言います。フリーズの原因は主に以下の4つに分類することができます。
こちらはMacのアプリがフリーズを起こす主な原因ですが、実際はいろいろな原因が重なり合って発生していることも多く、どれが原因でフリーズしているかを特定することは難しいです。この記事では、Macのアプリでフリーズしてしまい処理ができなくなった時の対処方法について説明していきます。
Macでフリーズが頻繁に発生する場合は、機器の故障の前兆であることもあります。多くの場合はMacのメモリが不足していることや、Macのアプリで不具合が起こっているために処理に時間がかかってしまっていることで発生します。一部、MacOSの不具合でフリーズが起こりやすくなることもありますが、多くの場合は以下の二つが原因となります。
Macのアプリで動画編集や画像編集など、大きなファイルを扱うアプリで作業はメモリを多く消費します。このような作業をしてフリーズする場合は、同時に起動しているアプリを終了させてから作業することをお奨めします。また、ファイルが大きすぎる場合も、メモリが足らず、開くときにフリーズすることもあります。
特定のアプリでフリーズが頻発するのでは無く、Mac全体で動作が遅かったり、細かなフリーズが頻発する場合は、メモリ不足が原因で発生している場合が多く、メモリの使用状況を確認することをお奨めします。
メモリの使用状況を確認するには、アクティビティモニタを利用します。アクティビティモニタの起動方法は次の通りです。「アプリケーション」フォルダで「ユーティリティ」フォルダをクリックしてください。
「ユーティリティ」フォルダ内にある「アクティビティモニタ」をダブルクリックしてください。
「アクティビティモニタ」が起動されますので、「メモリ」タブをクリックしてください。
Macで使用されているアプリやプロセスのメモリ使用状況が表示されます。メモリの使用状況状況を確認し、メモリ使用量多いアプリやプロセスを終了させることでメモリ不足が改善する場合があります。また、確認した上でメモリの使用量が多いアプリについては、使用する前に他のアプリを終了させておくようにしてください。
特定のアプリでフリーズが頻発する場合は、アプリ自体に問題がある可能性があります。アプリがバグを発生していることでプリーズが発生する場合や、アプリの動作条件をMacが満たしておらずフリーズが発生する場合もあります。
まずは、公式サイトなどでアプリの動作条件を確認し、使用しているMacが対応しているかことを確認してください。同時にアプリでバグなどが発生していないかも確認してください。
Macが対応してる場合は、アプリにエラーが発生している可能性があります。アプリの公式サイトやApp Storeでアップデートプログラムが無いかを確認してください。アップデートがない場合はアプリが何らかのエラーが発生している可能性がありますので、アプリを再インストールすることで改善することがあります。
アップデートや再インストールしても改善しない場合は、Macにインストールされているアプリをいったんアンインストールし、再度インストールし直すことで改善する場合があります。Macのアプリをアンインストールするときには、AppCleanerなどのアプリを利用して、Mac上から完全にプログラムを削除してから、再度インストールすることをお奨めします。
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