Kindleの使い方は電子書籍を使う上で非常に精緻な設計になっています。単純に本を読むということではなく、Kindleだからこそできる使い方もご紹介します。今回はKindleの使い方及び画面操作の方法や本の削除方法などの注意点についてご紹介します。
言わずもがな、本と電子書籍は違います。リアルな世界に所蔵されている本にできないことでも電子書籍であれば、Kindleであればできることは多くあります。本にできないことでもKindleであればできることを覚えていくことで読書の楽しみを増やすことができます。
ただし、Kindleにできることをすべて覚えることは難しく、中には全く使わない機能もあります。今回は電子書籍を読む上で欠かせない基本や覚えておくと便利な機能を優先してお伝えします。Kindle初心者の方でも実践しやすいように記載していくので、すでにKindleを使い始めてる方は応用編から読むことをおすすめします。
Kindle内の本を読むときに一番多く行う画面操作はページをめくることです。この画面操作をするためにはスワイプをするだけで良いです。ページを進めたいときは右方向にスワイプし、戻りたいときには左方向にスワイプしてみましょう。これだけでKindleで一番よく使う画面操作は完了です。
Kindleでは本を読む上で使う頻度の高い機能をすぐに使えるようにしてあります。まずはKindleで電子書籍を選び、読む際に文章を軽くタップしてみます。すると画面上部にいくつかのアイコンが表示されます。それぞれのアイコンの意味は以下の通りです。また、画面操作しやすいように電子書籍がズームアウトされるようになっています。
v | 本を閉じる |
≡ | メニュー表示 |
虫眼鏡 | 検索 |
Aa | フォントや表示スタイルの変更 |
ノート | メモやブックマークの整理 |
リボン | ブックマーク |
・・・ | 拡張機能 |
今、ご紹介したアイコンの中でもKindleのメニュー表示は使う機会が多いと思います。”≡”をタップして画面下部に移動していくと目次が表れます。タイトルから読みたい場所へすぐ行けるというのは操作性が良いということでもあります。また、Kindle内の本を読む際には是非使っていただきたい機能でもあります。なぜなら、本と電子書籍の違いを一番感じやすいポイントだからです。
また、Kindleでも本のようにしおりを挟むことができます。しかも複数個所にしおりを挟むことができます。アイコンの中からリボンマークをタップすれば、今読んでいる電子書籍のページにしおりを挟むことになります。再度、リボンマークを押せばしおりを外すこともできます。しおりを挟んだ箇所は画面下部に黒い点として表れます。
この機能はKindleの中でも使う頻度が高い機能となっています。本と違い、しおりを挟むための動作が少ないため、ここでも操作性の良さが見られます。Kindleの基本操作は以上のことを知っておけば十分でしょう。また、電子書籍を読む上では欠かせない機能たちですので日ごろから使っていくようにしましょう。
Kindleで電子書籍を読むときには基本編でお伝えした機能だけでは満足できない人もいるでしょう。それは本を読むという行為からKindleの電子書籍を読むという行為へシフトチェンジしているからです。Kindleだからこそできる機能を使って、もっと電子書籍を楽しむことにしましょう。
このときに重要となるのは、Kindleというのは画面上で多くの機能を使いこなすことができ、読書の助けになるということです。お伝えする機能をすべて使え、ということではなく、Kindleを使う上でどれが自分に合っているのかを見極めながら使うようにしてみてください。
応用編のKindleの使い方に入る前にしおりとブックマークの違いに触れておきます。本ではしおりをつかい、Kindleではブックマークを使います。この2つに違いはなく、少なくとも本記事中では違いはありません。したがって、アプリ上のブックマークの使い方としおりの使い方は同一ということになります。
希望するページをアプリ上で開き、リボンマークのアイコンをタップすればブックマーク完了となります。ブックマークを削除したい場合は再度、リボンマークのアイコンをタップすれば削除できます。
Kindleアプリではマーカーではなく、ハイライトを残して気になる文章を目立たせることができます。Androidであれば任意の箇所を長押ししてバーを調整することで文章を選択できます。選択された部分にアイコンが表示されるので〇が複数重なった場所をタップすればハイライトをつけることができます。iPhoneの場合は文章を選択後、選択箇所を再度タップすればアイコンが出現します。
また、ハイライトの有無に関係なく選択した文章にメモを残すこともできます。ハイライトの時と同様にアイコンを開き、左から2番目のアイコンをタップしましょう。するとフリーテキストでメモを残すことができ、最後に”完了”をタップすればメモを残したことになります。
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