食品ロスアプリ「Reduce GO」とは?月額1980円で飲食店の余剰食品が食べれる!

食品ロスアプリ「Reduce GO」とは食品ロスの削減をテーマに発足したサービスです。食品ロスアプリ「Reduce GO」を利用すると、月額1980円で飲食店の余剰食品を引き取れます。食品ロスの削減という興味深いテーマに切り込んでいる注目アプリです。

目次

  1. 1食品ロスアプリ「Reduce GO」とは?
  2. Reduce GOは食品ロスを削減するために生まれた
  3. 月額料金1,980円でテイクアウトできる
  4. 2食品ロスアプリ「Reduce GO」の登録方法・使い方は?
  5. アプリに登録する
  6. 余剰食品の引き取り方
  7. 3食品ロスアプリ「Reduce GO」の加盟店
  8. 店側の利益は?
  9. 利用エリア
  10. 4食品ロスアプリ「Reduce GO」で注意したい点
  11. 未成年者は条件付き
  12. 支払い方法
  13. 返品・キャンセル
  14. 消費期限
  15. アレルギーについて
  16. 食中毒が発生した場合
  17. 5食品ロスアプリ「Reduce GO」のデメリット
  18. 運賃や時間
  19. 企業数が少ない
  20. 偏った食事
  21. 6食品ロスアプリ「Reduce GO」は余剰食品を減らして社会に貢献している!

食品ロスアプリ「Reduce GO」とは?

近年は様々なアイデアあふれるスマホアプリが提供されていますが、近年のアプリの大きなテーマの1つに「シェアリング」があります。

スマホ人口が増えるにしたがって、容易に国内の人・世界中の人と通信を通してコンタクトできるようになっています。この様な環境は、いままで成し得なかった、物理的距離を越えた人と人とのつながり・コミュニケーションを可能にしています。

「シェアリング」という概念は通信コミュニケーションに持ち込まれることで、今まで不可能であった「社会間の無駄の改善」を可能にしています。

「シェアリング」をテーマにした通信コミュニケーションサービスの成功例で有名な例を挙げれば、AirBnBやUberなどがあります。AirBnBは宿泊施設、Uberは配車サービスとして「シェアリング」の要素を持ち込んで成功している例です。

いずれも通信コミュニケーションを使って、サービスを供給できる側(機能を持て余している側・余剰がある側)とサービスを求めている側をうまくつなぎとめることで、コストを抑えて満足のいくサービスを受けられるシステムの構築に成功しているソーシャルネットワーキングサービスです。

こうした成功例から分かることは、世の中には物・機能が行き渡っていても、使用されずに無駄になっているものが多いということです。今後の未来的な発想として、個人間のこうした余剰所有物・機能をどうやって社会にうまく還元できるかという発想は益々注目度が高まる可能性があります。

今回紹介する食品ロスアプリ「Reduce GO」は、国内の飲食店で無駄に廃棄される食品をリーズナブルな手数料で消費者とシェアしていくことを目的に運営されているサービスです。

まだ、発展途上のサービスですが、国内で無駄に廃棄される食品の量(詳しくは後述します)を考えると、こうしたサービスの大切さや普及価値について、認識を新たにせずにいられません。

以下、食品ロスの削減をテーマにした食品ロスアプリ「Reduce GO」の使い方・特徴・利用上の注意点などについてレビューします。

Reduce GOは食品ロスを削減するために生まれた

Reduce GOは食品ロスを削減するために誕生したサービスです。低額の月額料金で、廃棄になる前の段階(もちろん食して問題がない状態)の余剰食品を引き取れるサービスです。

食品ロスの問題に関しては、まず、日本の食品廃棄量の現状を理解する必要があります。日本の食品廃棄量は世界規模で比較するとトップクラスに入ります。日本では年間約600万トン以上の食品が廃棄されているといわれますが、これは、国連が食糧の緊急支援のために保有している量(約320万トン)と比較すると、その総量の約2倍にあたります。

こうした実態が数字で示されているにもかかわらず、現状が改善されない理由は、経済システムとして、実際に必要な食品の量よりも多い食品を受注生産することが、ある意味常識化してしまっているといえます。つまり、捨てると分かって作っているということです。

このような国内の事情に鑑み、ソーシャルネットワーキングサービスを利用して「シェアリング」を持ち込むことで、国内の食品ロス問題の改善(食品ロス削減)に取り組もうと開始されたサービスが「Reduce GO」です。2018年4月よりサービス提供が始まっています。

月額料金1,980円でテイクアウトできる

「Reduce GO」の基本的な仕組みは、月額料金1,980円で、事実上、飲食店で見切り食品(販売品ではなくなった食品)となった余剰食品を毎日2回まで注文・テイクアウトできます。加盟飲食店数は東京都内を中心に少しずつ拡大しています。

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食品ロスアプリ「Reduce GO」の登録方法・使い方は?

次に、食品ロスアプリ「Reduce GO」の登録方法・使い方について解説します。

アプリに登録する

食品ロスアプリ「Reduce Go」の利用の仕方は簡単です。初めに公式アプリをインストールし、利用登録を行います。必要な情報を入力した後、利用規約と「食品の持ち帰りは自己責任で行う」旨に同意すれば登録完了です。登録したメールアドレスに「登録完了」のメールが届きます。公式アプリのインストール・利用登録には一切料金はかかりません。

‎「Reduce GO」をApp Storeで
Reduce GO - Apps on Google Play

登録は無料だが利用料金は1,980円

「Reduce Go」の利用料金について整理しておくと、公式アプリのインストール・利用登録(無料会員登録)までは料金は発生しませんが、実際に余剰食品を注文する際には月額利用料金として1,980円を支払うことになります(この時点で有料会員になります)。

つまり、どんな食品が注文できるかなど、アプリを操作して利用状況を確認するまでは無料で行えます。

余剰食品の引き取り方

「Reduce Go」の注文の仕方・余剰食品の引き取り方も、とてもシンプルで簡単です。公式アプリを立ち上げると、注文できる(引き取れる)余剰食品がエントリーされるので、自分が引き取りたい余剰食品をタップして注文し、表示されている時間までに余剰食品を提供する飲食店まで足を運び、注文番号を告げて余剰食品を引き取ります。

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食品ロスアプリ「Reduce GO」の加盟店

次に、食品ロスアプリ「Reduce GO」の加盟店(飲食店)についてレビューします。

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この記事のライター
KOUSUKE
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