Dropboxはクラウドにデータ保存できる便利なサービスで、利用にはDropboxアプリをダウンロード・インストールする必要があります。そこで、Dropboxアプリをダウンロード・インストールする方法について、WindowsとMacそれぞれでご紹介します。
「Dropbox」とは、クラウドストレージサービスの一つで、パソコンやスマートフォンから様々なデータを保管、参照、ダウンロードできる、インターネット上の「保管場所」として活用できます。利用の用途に合わせて3つの料金プランが用意されていますので、まずは無料プラン「Basic」から始めてみるといいでしょう。
無料プラン「Basic」は2GBの容量が利用でき、様々なデバイスでファイルを扱えるほか、会社のメンバーなどとデータを共有できる「Dropbox Paper」という機能が使えるのが特徴です。
もっと容量が必要な場合は、月額1,200円の「Plus」で1TB、月額2,400円の「Professional」で2TBもの容量が使えるプランが用意されています。
DropboxにはPC用のアプリが用意されています。このアプリをインストールすることで、次のようなメリットがあります。
・「Dropbox」フォルダで通常のフォルダと同様に操作できる
Finder左側の「よく使う項目」に「Dropbox」フォルダが登録され、通常のフォルダと同様に扱えます。ここにファイルをドラッグ&ドロップすれば、自動的にDropbox.comに保存されるので、非常に簡単な操作が可能です。また、このフォルダは、クラウド上のフォルダと常に同期するため、他のデバイスから保存されたファイルも自動的に表示されます。
・右クリックまたは「control + タップ」で簡単にDropboxに保存できるファイルをDropboxに保存したい場合は、右クリック(Windowsの場合。Macの場合は「control + タップ」または副ボタンクリック)することで、メニューに「Dropboxに移動」が選択できます。これにより、簡単にDropboxへのファイル保存が可能になります。
Dropboxアプリを使用する場合の注意点があります。無料プラン「Basic」および「Plus」プランの場合、Dropbox.com(クラウド)に保存されたデータとPC側に設定した「Dropbox」フォルダの内容が同期されるため、それら全てのデータの容量がPC側にも必要となりますので、上限を超えると、保存ができなくなります。保存容量に注意しましょう。
それではまず、MacにDropboxアプリをダウンロード、インストールする手順についてご説明します。MacにはApp Storeがありますが、DropboxアプリはApp Storeに登録なく入手できないため、Dropbox.comのサイトから入手することになります。
Webブラウザから「Dropbox」と入力して検索するか、以下のリンクからDropbox.comサイトに移ります。
この画面で一番下までスクロールすると、Dropboxの「デスクトップアプリ」というリンクがありますので、これをクリックします。クリック後、次の画面でダウンロードを促す指示があるので、「Dropboxをダウンロード」をクリックします。
ボタンクリック後、Mac用のインストールファイルがダウンロードされます。なお、このファイルは、インストールに必要なデータ全てが含まれているわけではなく、必要なデータをインストール作業中に自動的にダウンロードしながら進んでいきます。ダウンロードしたファイル名は「DropboxInstaller.dmg」です。
ダウンロードが完了したら、ファイルをダブルクリックしてインストールを開始します。
最初に出る画面は英語ですが、中央のDropboxアイコンをダブルクリックすることでインストールが開始されます。
すると、MacOSシステムから、Dropbox.comサイトからダウンロードしたアプリケーションのため、開いて良いか確認のウィンドウが出てきますが、ここでは「開く」ボタンをクリックして先に進みます。
Dropboxアプリのインストールに必要なデータが自動的にダウンロードされ、インストールが進んでいきます。インストールが終わるまで、しばらくこのままで待ちましょう。
インストールが完了すると、Dropboxへのログイン画面が表示されます。しかし、登録がまだ済んでいない場合は、まず登録(アカウントの作成)から始める必要があります。下図のウィンドウ左下にある「登録」をクリックして、アカウント作成画面に移りましょう。
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