2019年03月09日更新
DropboxアプリをMacとWindowsにダウンロード・インストールする方法!
Dropboxはクラウドにデータ保存できる便利なサービスで、利用にはDropboxアプリをダウンロード・インストールする必要があります。そこで、Dropboxアプリをダウンロード・インストールする方法について、WindowsとMacそれぞれでご紹介します。
目次
- 1Dropboxとは
- ・DropboxアプリをPCにダウンロードするメリット
- 2DropboxアプリをMacでダウンロード・インストール
- ・Dropboxアプリをダウンロード
- ・Dropboxのアカウント作成
- ・Dropboxアプリのインストール完了
- 3DropboxアプリをWindowsでダウンロード・インストール
- ・Dropboxアプリをダウンロード
- ・Dropboxのアカウント作成
- ・Dropboxアプリのインストール完了
- 4DropboxアプリをPCにインストールできない対処法
- 5Dropboxの便利な活用方法
- ・データー共有が簡単にできる
- ・Officeのデーターを編集・保存できる
- ・スマホの写真を自動で保存・共有ができる
- 6Dropboxアプリをダウンロードして便利な機能を活用しよう
Dropboxとは
「Dropbox」とは、クラウドストレージサービスの一つで、パソコンやスマートフォンから様々なデータを保管、参照、ダウンロードできる、インターネット上の「保管場所」として活用できます。利用の用途に合わせて3つの料金プランが用意されていますので、まずは無料プラン「Basic」から始めてみるといいでしょう。
無料プラン「Basic」は2GBの容量が利用でき、様々なデバイスでファイルを扱えるほか、会社のメンバーなどとデータを共有できる「Dropbox Paper」という機能が使えるのが特徴です。
もっと容量が必要な場合は、月額1,200円の「Plus」で1TB、月額2,400円の「Professional」で2TBもの容量が使えるプランが用意されています。
DropboxアプリをPCにダウンロードするメリット
DropboxにはPC用のアプリが用意されています。このアプリをインストールすることで、次のようなメリットがあります。
・「Dropbox」フォルダで通常のフォルダと同様に操作できる
Finder左側の「よく使う項目」に「Dropbox」フォルダが登録され、通常のフォルダと同様に扱えます。ここにファイルをドラッグ&ドロップすれば、自動的にDropbox.comに保存されるので、非常に簡単な操作が可能です。また、このフォルダは、クラウド上のフォルダと常に同期するため、他のデバイスから保存されたファイルも自動的に表示されます。
・右クリックまたは「control + タップ」で簡単にDropboxに保存できるファイルをDropboxに保存したい場合は、右クリック(Windowsの場合。Macの場合は「control + タップ」または副ボタンクリック)することで、メニューに「Dropboxに移動」が選択できます。これにより、簡単にDropboxへのファイル保存が可能になります。
注意点
Dropboxアプリを使用する場合の注意点があります。無料プラン「Basic」および「Plus」プランの場合、Dropbox.com(クラウド)に保存されたデータとPC側に設定した「Dropbox」フォルダの内容が同期されるため、それら全てのデータの容量がPC側にも必要となりますので、上限を超えると、保存ができなくなります。保存容量に注意しましょう。
DropboxアプリをMacでダウンロード・インストール
それではまず、MacにDropboxアプリをダウンロード、インストールする手順についてご説明します。MacにはApp Storeがありますが、DropboxアプリはApp Storeに登録なく入手できないため、Dropbox.comのサイトから入手することになります。
Dropboxアプリをダウンロード
Webブラウザから「Dropbox」と入力して検索するか、以下のリンクからDropbox.comサイトに移ります。
この画面で一番下までスクロールすると、Dropboxの「デスクトップアプリ」というリンクがありますので、これをクリックします。クリック後、次の画面でダウンロードを促す指示があるので、「Dropboxをダウンロード」をクリックします。
ボタンクリック後、Mac用のインストールファイルがダウンロードされます。なお、このファイルは、インストールに必要なデータ全てが含まれているわけではなく、必要なデータをインストール作業中に自動的にダウンロードしながら進んでいきます。ダウンロードしたファイル名は「DropboxInstaller.dmg」です。
ダウンロードが完了したら、ファイルをダブルクリックしてインストールを開始します。
最初に出る画面は英語ですが、中央のDropboxアイコンをダブルクリックすることでインストールが開始されます。
すると、MacOSシステムから、Dropbox.comサイトからダウンロードしたアプリケーションのため、開いて良いか確認のウィンドウが出てきますが、ここでは「開く」ボタンをクリックして先に進みます。
Dropboxアプリのインストールに必要なデータが自動的にダウンロードされ、インストールが進んでいきます。インストールが終わるまで、しばらくこのままで待ちましょう。
インストールが完了すると、Dropboxへのログイン画面が表示されます。しかし、登録がまだ済んでいない場合は、まず登録(アカウントの作成)から始める必要があります。下図のウィンドウ左下にある「登録」をクリックして、アカウント作成画面に移りましょう。
Dropboxのアカウント作成
ここでは、Dropboxのアカウントを作成する方法をご説明します。上の図の「登録」クリックから、アカウント作成画面(下図)に変わりますので、氏名、メールアドレス、設定したいパスワードを入力して、利用規約確認後に同意のチェックを入れたら、「登録」ボタンクリックでアカウント作成完了です。
Dropboxのアカウントをすでに持っている場合
もしDropboxのアカウントを既に持っている場合は、登録画面の一つ前の画面にて、メールアドレス、パスワードを入力してログインしましょう。(Dropbox.comトップページにて、「ログイン」をクリックすることでもログインできます。)
Dropboxアプリのインストール完了
Dropboxのアカウントが無事作成できましたら、インストールが完了した旨の画面が出ます。これで、Dropboxを使用する準備ができました。「自分のDropboxを開く」をクリックして、次に進めましょう。
「Dropboxへようこそ」の画面が出たら、「スタートガイド」で、Dropboxの概要を確認しましょう。複数のステップを経れば、最初のガイダンスは終了です。
最後に、Dropboxの同期方法についての確認画面です。ファイルをローカル(自分のPCなど)にも保存し、オフラインでファイルを開いたり編集したりすることが多い場合は、「Dropbox Basic」を選択しましょう。初めての場合は、まずBasicから始めることをおススメします。クラウド内の保存が多い場合は、Professionalを選択しましょう。
以上で設定は終了です。Dropboxのフォルダが表示されましたら、MacでDropboxが使えるようになりました。
DropboxアプリをWindowsでダウンロード・インストール
では次に、DropboxアプリをWindowsでダウンロード・インストールする手順についてご説明します。基本的な流れはMacと同様ですが、一部異なる点がありますので、ご確認ください。
Dropboxアプリをダウンロード
DropboxアプリをWindowsでダウンロードするには、二通りの方法があります。方法1では、Macと同様、WebブラウザでDropboxと検索するか、以下のリンクからDropbox.comサイトにアクセスします。
Webサイト最下部へスクロールし、「デスクトップアプリ」リンクをクリックします。
ダウンロード画面に移ります。お使いのOSに合ったダウンロードファイルが自動的に設定されます。ダウンロードファイルは、Windows用のファイルで、「DropboxInstaller.exe」です。
ダウンロードされたファイル「DropboxInstaller.exe」をダブルクリックして、インストールを開始しましょう。このファイルはインストールに必要な全てのデータが含まれているわけではなく、インストール中に必要なデータが適宜ダウンロードされる仕組みです。
インストールが完了しましたら、まずログイン画面が出てきます。最初にアカウントを作成する場合は、この画面に左下、「登録」ボタンをクリックして、アカウント作成に移りましょう。
2つ目のダウンロード方法は、「Microsoft Store」で入手する方法です。MacのApp Storeには登録がありませんが、Windowsの「Microsoft Store」にはDropboxが登録されています。Windowsの初期設定でタスクバーに表示されている『Microsoft Store」アイコンをクリックして、Microsoft StoreにてDropboxを検索します。
Mac版と同様、Windowsでも、インストール中は必要なデータを追加ダウンロードしながらインストールが進んでいきます。インストールが終了したら、完了通知画面が表示されますので、「起動」ボタンでDropboxアプリを起動させましょう。
Dropboxのアカウント作成
WindowsのDropboxもMac同様に、アカウント作成画面では、名前、メールアドレス、任意のパスワード、最後にDropboxd利用規約を確認のうえで同意のチェックボックスにチェックを入れて、登録ボタンをクリックします。
なお、Microsoft Storeからインストールした場合は、アカウント作成画面が下記のものが表示されます。
Dropboxのアカウントをすでに持っている場合
Dropboxのアカウントを既にお持ちの場合は、先ほどのアカウント作成画面の前の画面、もしくは、Dropbox.comサイトのトップページから、Googleまたはメールアドレスとパスワードでログインできます。
Dropboxアプリのインストール完了
Macと同様、Windowsでも、Dropboxのアカウントが作成できましたら、インストール完了の画面が出ます。「自分のDropboxを開く」をクリックして、次に進めましょう。
DropboxアプリをPCにインストールできない対処法
ここでは、DropboxアプリをPCにインストールできない場合の対処法についてご紹介します。アプリをPCにインストールできない原因については、おおむね以下のような原因が考えられます。
PCがDropboxの稼働要件を満たしていないためインストールできない
Dropboxは、PCのデバイスやシステムに最小要件があります。例えばデバイスは、保存ドライブが500MB以上、メモリが2GB以上とされており、要件を満たさないとインストールできない場合があります。また、PCのOSも必要なアップデートがされていないとインストールできない場合があります。
インターネット接続に問題がありインストールできない
インストールを開始したのに、途中で止まってしまう場合は、PCのインターネット接続に問題が生じたためにインストールできなかった可能性があります。以下のアドレスから完全版をダウンロードして試してみてください。
セキュリティ対策ソフト等がアクセス制限していてインストールできない
お持ちのPCのセキュリティ対策ソフトや、ファイアウォールがアクセスを制限して、ダウンロードできない場合があります。セキュリティ対策ソフトや、ファイアウォールの設定を確認してみましょう。
Dropboxの便利な活用方法
Dropboxは便利な活用方法がさまざまにあります。ここでは、Dropboxの活用方法についてご紹介します。
データー共有が簡単にできる
Dropboxのもっとも便利な活用方法として、データーの共有が簡単にできることでしょう。自分の各デバイス間でデーターを閲覧したり編集するなどができるだけでなく、例えば会社のメンバーとデーターの共有が簡単にできます。これが、「Dropbox Paper」という機能です。
Dropboxを開いて、「Paper」を選択すると、他の人とデーターを共有する画面に移ります。ここで、「招待」をクリックし、相手のメールアドレスとメッセージを入力して送信すると、メールを受信した人が、共有設定されたデーターを閲覧できるようになります。
Officeのデーターを編集・保存できる
Dropboxの便利な点のひとつに、Officeのデーターを直接編集・保存できることが挙げられます。Dropboxに保存した状態から、Microsoft Office Onlineが無料で使えるので、Officeがインストールされていない環境でも、編集作業ができる点が非常に魅力的でしょう。
ExcelやWordなどのファイルの場合、「次で開く」からMicrosoft Office Onlineを選択することが可能となります。Web上で、直接編集作業ができるので、非常に便利な機能と言えます。
スマホの写真を自動で保存・共有ができる
スマホにDropboxアプリをインストールし、あらかじめ設定しておくことで、スマホの写真を自動で保存し、他の人と共有できるようになります。設定は、Dropboxアプリの「アカウント」から、「機能」の「カメラアップロード」を選択し、機能をオンにするだけです。
Dropboxアプリをダウンロードして便利な機能を活用しよう
Dropboxは他のクラウドサービスにない機能が豊富で、非常に便利なサービスです。ぜひ、Dropboxアプリをダウンロードして、便利な機能を活用しながら、快適なクラウド作業を体験してみませんか?