本記事ではクラウドストレージサービス「Dropbox」の使い方を紹介します。無料登録の仕方や初期設定方法、ファイル共有方法まで「Dropbox」のすべての使い方を解説するので、クラウドストレージサービス選びに悩んでいる人は参考にしてみてください。
本記事冒頭の本章では「Dropbox」を知らない方のために、「Dropbox」とはどういったサービスなのか詳しく解説していきます。「Dropbox」とはクラウドストレージサービスで、無料で利用できるプラント有料プラン、ビジネスプランの中からプランを選択して利用します。
みなさんがデータの持ち運びなどで利用しているUSBメモリや外付けHDDなどのストレージツールを、Web上のクラウドストレージで管理してくれるサービスです。
オンラインストレージサービスである Dropbox は、パソコンやスマホなど手元にあるデバイスとは別のところ(Dropbox のサーバー)にデータを保存するためのサービスです。手元にあるデバイスはハードディスクのクラッシュや紛失、盗難など物理的な要因によって大切なデータを喪失してしまうリスクが付きまとい、バックアップが欠かせません。また、操作ミスによってデータを喪失することも考えられます。
Dropbox はオンライン上に設けられた自分専用のスペースに大切なデータを保管でき、その上デフォルト設定で削除してしまったファイルや保存前のファイルを 30 日間保存してくれます。これにより、フォルダ・ファイルの自動的なバックアップが可能です
「Dropbox」はクラウドストレージサービスなので、外出先でもスマートフォンやタブレットから「Dropbox」にアクセスすれば、いつでもデータの編集・管理が可能です。スマートフォン・タブレットで「Dropbox」を利用する場合は、専用のアプリを端末にインストールする必要があります。
「Dropbox」は個人でクラウドストレージとして利用できるだけでなく、チームでクラウドストレージを管理できます。メールやアプリを利用せずに、「Dropbox」にアクセスするだけで、複数人が1つのDropboxアカウントを利用することができます。
「Dropbox」は基本プランの2GBのストレージプランであれば全ての機能を無料で利用することができます。それ以上のデータストレージが必要な場合は、1TB・2TBとプランを変更することが可能です。またお得なチームプランもあり、企業でDropboxを利用するユーザーも増えてきています。
Dropboxは3つの料金プランを提供しています。ここでは個人向けプランの紹介を紹介します。3つの個人向けプランと料金は下記のリストを参照してください。
Plusプラン | Professionalプラン | |
---|---|---|
月額料金(月払い) ストレージ容量 |
1,200円(税込価格) 1,000 GB (1 TB) |
2,400円(税込価格) 2,000GB(2TB) |
月額料金(年払い) ストレージ容量 |
12,000円(税込価格) 1,000 GB (1 TB) |
24,000円(税込価格) 2,000GB(2TB) |
Basicプラン (無料) |
Plusプラン (有料) |
Professionalプラン (有料) |
|
---|---|---|---|
Dropboxへのアクセス | ○ | ○ | ○ |
モバイルアプリ オフライン利用 |
☓ | ○ | ○ |
ドキュメント スキャン機能 |
○ | ○ | ○ |
フォルダ内検索機能 | ☓ | ☓ | ○ |
Dropboxの使い方【新規登録編】を紹介します。Dropboxの新規登録方法とは、どのように行うのか、またログイン方法とはどのようなものなのかを詳しく解説していきます。
Dropboxを初めて使用するにはDropboxアカウントを新規作成する必要があります。Dropboxのアカウント登録はDropboxの公式サイトから登録ができます。下記のリンク先にアクセスしてください。なお、Dropboxの新規登録はすべて無料です。
上の画面が表示されるので、「必要な項目(姓・名・メールアドレス・パスワード・Dropbox利用規約に同意)を入力」し「登録する」をクリックしてください。iPhoneやAndroidスマートフォンからDropboxの新規アカウントを登録する場合は、Dropbox専用のアプリから登録するのが簡単です。
1 / 4
続きを読む