無料の動画編集ソフト「AviUtl」を使用して、動画に部分的にモザイクやぼかしなどを入れる方法の解説記事になります。固定された部分だけでなく、手動、自動の2通りでAviUtlで移動物にモザイクやぼかしなどをいれる方法も解説しています。
昨今のインターネットが普及した社会では、著作権の問題やプライバシーの観点から、画像や動画の匿名性は非常に大事なものとなっております。この記事では、無料で公開されている動画編集フリーソフト「AviUtl」で、動画に部分的にモザイク(フィルタ)をかける方法をご紹介いたします。
AviUtlの開発者は「KENくん」という方で、個人開発で公開されているソフトです。
AviUtlは1997年に開発された歴史があり、無料、動作が軽い、様々な拡張機能がある、ネットでの情報が多いのでトラブルに強いなどの理由から、古くから多くのユーザーに愛され続けている動画編集フリーソフトです。
実際にAviUtlを使って動画にモザイクをかけていきます。今回は例としてコアラの画像にモザイクをかけます。
(1/6)AviUtlを開き、「設定」→「拡張編集の設定」を選択。
(2/6)モザイクを入れたい動画を拡張編集の「Layer 1」にドラッグ&ドロップ。※今回は画像のみをとりこんでいます。
(3/6)「動画のLayerより下のLayer」を右クリック。「フィルタオブジェクトの追加」→「部分フィルタ」を選択。
AviUtlのメインウィンドウに「点線の囲い」と、「部分フィルタ」のウィンドウがでてきます。ここでモザイクをかけたりぼかしをいれたりと様々なことができます。
(4/6)部分フィルタウィンドウ右上の「+」をクリック→「モザイク」を選択。点線の中にモザイクがかかります。
(5/6)部分フィルタウィンドウの左上の、「X」「Y」「回転」「サイズ」「縦横比」それぞれを調整して、モザイクをかけたい形と位置に調整します。左下の「マスクの種類」から四角形以外の丸型などから選択もできます。
(6/6)「ファイル」から「~出力」を選択、お好みの動画方式に出力して完成。
AviUtlの部分フィルタには様々な機能があります。いくつかご紹介いたします。「マスクの反転」にチェックを入れれば点線の外側にモザイクをかけることができます。
「タイル風」にチェックを入れれば、タイル風のモザイクにできます。
AviUtlの部分フィルタを使いこなせば、動画に様々な効果をつけられます。上記の(4/6)で「+」をクリックした際に様々なものがでてきます。これからご紹介するものはそちらで選択できます。
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