ANAの飛行機のチケットをお得に買う方法があれば知りたいという人も多いのではないでしょうか。今回は、飛行機にお得に乗るために必要なANAマイルの購入方法などを詳しく解説します。マイルを利用してお得にチケットを購入して飛行機に乗りましょう。
まずは、特典航空券のチケット交換などに必要なANAのマイレージを正攻法で貯める基本的な方法を紹介していきます。
本来のマイルを貯める方法は、飛行機に乗ったフライトの距離等に応じて加算される「フライトマイル」を集めることです。ANAの国内線及び国際線に乗ると「フライトマイル」と「ボーナスマイル」の2種類のマイルがたまります。それぞれフライト距離に応じたマイルに細かく設定されている積算率を乗じて算出されます。
また、ANAの飛行機以外にもスターアライアンスに加盟している航空会社やその他連携航空会社の飛行機に乗った場合にもANAマイレージが貯まります。現在、合計37社でANAマイルを貯めることが可能です。
次に、ANAマイルが貯まるクレジットカードを使ってマイルを貯める方法です。ANAが発行しているクレジットカードはもちろん、それ以外の会社が発行しているクレジットカードにもANAマイルを貯められるものがたくさんあります。
ANAマイルを最も貯めやすいクレジットカードは、ANAカード、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブカードなど、カード利用1,000円につき10マイル相当のポイントが貯まるものですが、これら高還元のクレジットカードはマイル移行手数料が有料となっています。たくさん利用して貯まったポイントを一気にマイルに交換する人におすすめです。
マイルの付与率こそANAカード、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブカードなどの高還元カードには劣るものの、移行手数料が無料になっているクレジットカードもあります。
比較的、移行レートが高く、ボーナスポイントのマイル移行に制限がないクレジットカードを選んで使うのがお得なのでおすすめです。三井住友カード、オリコカード、JCBカード、ジャックスカード、セゾンカード/UCカードなどがこれに該当します。既にお持ちの方はこれらのクレジットカードを積極的に使うのもいいでしょう。
ANAマイルは他社のポイントサービスと多数提携をしており、各社ポイントとANAマイルの相互交換が可能です。もちろん、他社ポイントから交換したマイルも同じように特典航空券とチケット交換できます。
Tポイントや楽天スーパーポイント、nanacoポイントといったかなり一般的となっているポイントや、みずほマイレージクラブのポイントやヤマダ電機のポイントなど交換対象ポイントのジャンルはかなり幅広く、日常生活で何かを買う時などに貯まったポイントで ANAマイルに交換できるのが魅力です。
交換レートは各ポイントによって異なりますが、例えば、楽天ポイントは2ポイント=1マイルで交換できます。1マイルあたり2円相当で交換可能なのでお得に航空券を買うことができます。
ご紹介したように、いろいろとANAマイルを貯める方法はありますが、「手っ取り早くANAマイルを購入したい」と思っている人もいるのではないでしょうか。ここからは、ANAマイルを買うことができるのかという疑問にも答えていきます。
残念なことに、ANAからは直接マイルを買うことはできません。ユナイテッド航空やイベリア航空など海外の航空会社では自社ホームページでマイルを買うことができるのですが、日本の航空会社のマイレージは一般個人が買うことはできなくなっています。しかし、間接的にANAのマイルを買う方法があるので、その購入方法を解説していきます。
マイルを買うことを「バイマイル」と言います。ここでは、バイマイルの方法を3つご紹介します。
「Buy Airline Miles」はアメリカのサイトです。海外のサイトなので全文英語表記に抵抗がある方や不安に思う方もいるかもしれませんが、このサイトを使えば、簡単にバイマイルできます。
「お得で快適な旅」を目指し、なるべくリーズナブルにバイマイルできる仕組みを作ったのがBuy Airline Milesで、多くの人がこのサイトを使ってマイルを購入しているようなので、英語に抵抗さえなければBuy Airline Milesでバイマイルも有効でしょう。
トップページに表示されている航空会社の中から一つを選んで、必要マイル数や名前、アドレス、電話番号といった情報を入力することでバイマイル可能で、購入完了後は購入者のアカウントに2〜3日程度でマイルが直接加算されます。
面倒な移行手続きなどが不要でマイルを買うことができるのも、Buy Airline Milesが支持されている理由になっています。
以前は1000マイルから購入できたのですが、現在は20000マイルからしかバイマイルできなくなっています。たくさん飛行機に乗る人や海外へ行くなど、たくさんマイルを必要とする人にはいいですが、特典航空券とチケット交換するのにあと少しマイルが足りないというような人には少し購入しにくいという点があります。
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