Amazonで楽天カードは使える!ポイントを貯める方法や使えない時の対処法を紹介!
楽天カードは競合他社であるAmazonでも使えることをご存知でしょうか?Amazonの代金を楽天カードで決済すると、楽天スーパーポイントを無駄なく貯めることが出来てお得です。楽天スーパーポイントをAmazonで利用する方法や注意点などをまとめました。
目次
Amazonで使える楽天カードは?
楽天カードは、楽天グループによって発行・運営されている年会費無料のクレジットカードです。楽天市場で利用するとポイント還元率がアップする特典が付帯しており、楽天会員にとって必携のクレジットカードと言えます。
楽天カードは楽天市場以外での買い物にも使えるカードであり、楽天とライバル関係にあるAmazonでも利用可能です。もちろん、利用金額100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントを貯めることも出来ます。
同じ商品でもAmazonの方が楽天市場より安く販売されていることが多いため、楽天カードをお持ちの方はAmazonでも楽天カードを使えることを覚えておいた方が良いでしょう。
楽天カード国際ブランド3種がAmazonで利用可能
楽天カードの発行を申し込む際に、楽天カードに付帯するブランドを自分で選択することができます。
楽天カードは「MasterCard」・「JCB」・「VISA」・「American Express」の4種類のブランドに対応しており、これらのブランドはいずれもAmazonで利用可能なクレジットカードブランドと一致します。
つまり、どのブランドを選択した楽天カードでもAmazonで利用可能ということになります。
楽天カードの種類 | 楽天カードに付帯できるブランド | Amazonで利用可能なクレジットカードブランド |
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※デザインタイプによって選択できる国際ブランドは異なる |
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楽天カードアカデミー |
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楽天銀行カード |
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楽天カードにはメリットが多い
Amazonで楽天カードを利用する最大のメリットは、効率的に楽天スーパーポイントを貯めることが出来る点にあります。
楽天カードは、利用金額100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが付与されるクレジットカードです。ポイント還元率は1%。他社のクレジットカードより比較的ポイントを貯めやすい特長があります。
楽天グループのサービスだけでなくAmazonでも利用すれば、楽天スーパーポイントをさらにお得に貯めることが可能です。
楽天カードポイントはいろいろなものに交換できる
貯めたポイントを様々な方法で使えることも楽天スーパーポイントのメリットの一つです。
- 1ポイント=1円のレートで、楽天市場や楽天トラベルなどの代金支払いに使える
- 楽天証券で投資信託にポイント投資できる
- 楽天EdyやANAマイルと相互交換できる
特に、楽天スーパーポイントを楽天Edy残高との交換に使えるのは大きな利点です。楽天スーパーポイントを楽天Edy残高に交換すれば、楽天スーパーポイントをAmazonでの支払いに利用するという裏技的手法も可能となります。(詳細な手順は後述。)
Amazonで楽天カードのポイントを貯める方法
楽天カードは、楽天グループ以外のショップで利用しても全く問題ありません。Amazonで楽天市場より安く販売されている商品を見かけたら、積極的に楽天カードを利用していきましょう。
ここでは、Amazonのショッピング代金を楽天カードで実際にクレジットカード決済する方法について解説していきます。
Amazonで楽天カード支払いをする方法
楽天カードを使ってAmazonでクレジットカード決済する方法は非常に簡単です。一般的なクレジットカードを使う時と同様、Amazonの決済画面で楽天カードのカード番号等を入力して支払いを済ませるだけです。
レジの画面で楽天カードの情報を直接入力する方法、前もってアカウントサービスから楽天カードの情報を登録しておく方法、2種類のパターンを見ていきましょう。
(1)カートから支払い方法設定画面で設定する
- Amazonで欲しい商品を探し、「カートに入れる」をクリックする
- 欲しい商品を全てカートに入れたら「レジに進む」をクリックする
- お届け先住所を設定する
- 発送オプションと配送オプションを選択する
- 「クレジットカード」の「カードを追加」をクリックする
- 楽天カードの「カード名義人」・「カード番号」・「有効期限」を設定して「クレジットカードを追加」をクリックする
- ご登録のクレジットカードの中から先程追加した楽天カードのラジオボタンをクリックし、Amazonの注文を確定させる
(2)Amazonアカウントサービスから設定する
- Amazonのアカウントサービスページに移動する
- 「お支払い方法」をクリックする
- 「クレジットカード」の「カードを追加」をクリックする
- 楽天カードの「カード名義人」・「カード番号」・「有効期限」を設定して「クレジットカードを追加」をクリックする
これで自分のAmazonアカウントに楽天カードの情報が登録されました。あとは同様の手順で欲しい商品を探し、楽天カードを選択してクレジットカード決済するだけです。
Amazonで楽天カードが使えない原因と対処法
Amazonでの買い物時に楽天カードを利用しようとしても、何故か楽天カードを使えない場合があります。通常なら何の問題もなく楽天カードを使えるので、何が原因なのか注意深く調べる必要があります。
ここでは、Amazonで楽天カードが使えない原因とその対処法について解説していきます。
Amazonで楽天カードが使えない原因
Amazonで楽天カードが使えない原因として、主に以下の3点が考えられます。これらのケースに当てはまっていないか、注意しながら一つずつ検証してみてください。
(1)入力情報間違い
一つ目の注意点は、楽天カードの入力情報間違いです。楽天カードには16桁のカード番号が割り当てられており、一つでも入力を間違えるとエラーになります。また、カード名義人や有効期限も入力間違いしないように注意してください。
(2)クレジットカード有効期限切れ
二つ目の注意点は、楽天カードの有効期限切れです。
楽天市場の会員情報に楽天カードを登録した場合、楽天側でクレジットカードの更新手続きを自動的に行ってくれるため、ユーザーが自分で特別な作業を行う必要はありません。(楽天ビジネスカードや家族カードを除く。)
しかし、Amazonに登録した楽天カードの情報は自動更新されません。有効期限を過ぎたクレジットカードはAmazonで使えないため、手動で楽天カードの有効期限を修正する必要があります。
楽天カードに限ったことではありませんが、クレジットカードの有効期限には常に注意を払いましょう。
(3)カード利用承認が得られない
夫がAmazonで買い物したら、Amazonから「クレジットカードの利用承認が得られません」とメールが来た。カード会社に問い合わせたところ、なんと不正利用がありカード会社がストップをかけたとのこと。どこでカード情報が漏れたのかしら。恐ろしい。
— Savon (@savon0627) January 16, 2019
三つ目の注意点は、カードの利用制限です。入力間違いや有効期限切れ等の原因に引っかかっていないにもかかわらず、Amazonから突然「カードの利用承認が得られません」というメールが送られてくることがあります。
Amazonからクレジットカードに関する警告メールが来た場合、何らかの理由で楽天カード自体が使えない状態に陥っている可能性があります。以下のような事柄に心当たりがないか注意してください。
- 楽天カードの利用限度額に達している
- カード代金の支払いを遅延してブラックリストに登録された
- 楽天カードを第三者に不正利用され、監視プログラムにブロックされている
楽天カードが使えないときは原因に注意し対応
ユーザーがいろいろ対処してもAmazonで楽天カードを使えない場合は、楽天カードの情報をオンラインで調べられる「楽天e-NAVI」にアクセスしましょう。
利用限度額に引っ掛かった、支払いに遅延があった、などの事態が発生していれば、楽天e-NAVIに注意メッセージが表示されます。
どうしても原因が分からない時は、楽天カードのサポートに問い合わせすると良いでしょう。
Amazonで楽天カードのポイントが使えない原因
楽天カードを使ってAmazonで買い物すると、楽天スーパーポイントを効率的に貯めることが可能です。
しかし、Amazonで買い物した後に付与された楽天スーパーポイントが、何故か楽天市場での支払い代金への充当や他のポイントへの交換などに使えない場合があります。
ここでは、楽天スーパーポイントが使えなくなるケースについて解説していきます。
楽天ポイントが使えない原因
楽天スーパーポイントが使えない原因として、主に3つのケースが考えられます。以下のような理由に当てはまっていないか、注意しながら一つずつチェックしてください。
(1)ポイントがない
一つ目のケースは、そもそも使える楽天スーパーポイントが無い場合です。
楽天カードを使ってAmazonで買い物しても、すぐに楽天スーパーポイントが還元されるわけではありません。毎月末日までの楽天カード利用金額が合計され、その1%分が翌月の15日前後にまとめて付与されます。
(2)ポイント有効期限が切れていた
二つ目のケースは、楽天スーパーポイントの有効期限切れです。
楽天カードを使ってAmazonで買い物した際に付与される通常ポイントには、最後に獲得してから1年間という有効期限があります。
1年以上前に楽天カードを使ってAmazonで取得したポイントは、そのまま放置していると失効します。早めに充当や交換に使いましょう。
(3)月間利用可能ポイント上限を超えた
三つ目のケースは、利用可能ポイント数の上限に達している場合です。
楽天スーパーポイントには以下のような利用条件があり、無制限に使えるわけではないことに注意が必要です。
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ダイヤモンド会員 | |
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1回の支払いに使える楽天スーパーポイント上限 | 30,000ポイント | 500,000ポイント |
1か月間に使える合計楽天スーパーポイント上限 | 100,000ポイント | 500,000ポイント |
Amazonで楽天カードでなく楽天Edyも使える?
楽天スーパーポイントは、ANAマイルとの相互交換が可能とはいえ、基本的には楽天グループのサービスをお得に利用するためのポイントサービスです。
楽天市場や楽天トラベルなどの代金に楽天スーパーポイントを充当することは出来ますが、Amazonのショッピング代金に楽天スーパーポイントを直接充てることは出来ません。
しかし、Amazonでの買い物時に楽天スーパーポイントを使う裏技的テクニックも存在します。ここでは、楽天スーパーポイントをAmazonで利用する方法を見ていきましょう。
Amazonで楽天Edyも利用できる
Amazonで楽天スーパーポイントを利用する方法とは、楽天グループの電子マネーサービス「楽天Edy」を使って決済することです。
- Amazonは「楽天Edy」・「Suica」・「iD」・「JCB PREMO」の電子マネー決済にも対応している
- 楽天スーパーポイントは楽天Edyと相互交換できる
- 楽天スーパーポイントを使ってチャージした楽天Edy残高でAmazonの代金を支払えば、間接的に楽天スーパーポイントをAmazonで利用することが可能
しかも、楽天EdyでAmazonの代金を支払うと、200円につき1ポイントの楽天スーパーポイントを貯めることが可能です。
期間限定ポイントは楽天Edyへのチャージに使えませんが、余っている楽天スーパーポイントがあれば積極的に楽天Edyに交換してAmazonでの買い物に使いましょう。無駄なく楽天スーパーポイントを貯めることの出来るメリットがあります。
楽天Edyまじ卍便利
— 好きなことに生きる上田 晃祐 (@dakkun611) January 15, 2018
Amazonの買い物もこれで出来るとは
Amazonの買い物代金を楽天Edyで支払う手順は以下の通りです。
- Amazonで欲しい商品を探し、「カートに入れる」をクリックする
- 欲しい商品を全てカートに入れたら「レジに進む」をクリックする
- お届け先住所を設定する
- 発送オプションと配送オプションを選択する
- お支払い方法で「コンビニ・ATM・ネットバンキング・ 電子マネー払い」を選択して注文を確定する
- 商品の発送準備が整い次第、Amazonから「お支払い番号」を記載したメールが送られてくる
- メール内の「お支払い方法について」のリンクをクリックする
- 支払い方法一覧の中から「電子マネー」の「楽天Edy」を選択する
- メールアドレスを入力して「送信」をクリックする
- Amazonから送られてきた「Edy決済開始メール」内のリンクをクリックし、画面の指示に従って楽天Edy決済を行う
なお、Edy決済のやり方には「楽天Edyリーダーを使ってパソコン上で行う」・「おサイフケータイを使ってモバイル端末上で行う」・「PaSoRi(パソリ)を使ってパソコン上で行う」の3種類があります。
それぞれのやり方でのポイント交換・決済手順を見ていきましょう。
(1)楽天Edyリーダーを使う
Edy機能付き楽天カードのようなカードタイプの楽天Edyをそのまま利用する場合、まずは以下のリンクにアクセスして楽天スーパーポイントを楽天Edyに交換申請してください。(チャージ可能なポイント数の上限は、1回あたり25,000ポイント、1か月あたり100,000ポイント。)
ポイントチャージ申請を行ったら、交換申請から30日以内に以下の手順を実行して楽天Edy残高を受け取ってください。
- ファミリーマートのFamiポートで「電子マネー(楽天Edy)」をタッチする
- 「Edyを受け取る」をタッチする
- Edy機能付き楽天カードをFamiポートの読み取り部分にかざす
- 交換申請した楽天Edyを選択して「OK」をタッチする
後は、パソコンに楽天Edyリーダーを差し込んでEdy機能付き楽天カードをセットし、上述のAmazonのEdy決済画面にて支払いを完了するだけです。
なお、楽天Edyリーダーをお持ちでない方は、以下のリンクから購入することができます。
(2)おサイフケータイを使う
おサイフケータイ対応のAndroidスマホ・ガラケーでモバイルタイプの楽天Edyを利用する場合、楽天Edyアプリからポイントチャージの交換申請を行ってください。(チャージ可能なポイント数の上限は、1回あたり25,000ポイント、1か月あたり100,000ポイント。)
- アプリを起動する
- 「ポイントチャージ」をタップする
- 交換したいポイント数およびパスワードを入力する
ポイントチャージ申請を行ったら、アプリ上で楽天Edy残高を受け取ってください。
- 「Edyを受け取る」をタッチする
- 交換申請した楽天Edyをタップする
後は、おサイフケータイ対応端末で上述のAmazonのEdy決済画面を表示し、支払いを完了するだけです。
なお、フィーチャーフォン向け楽天Edyアプリのサービスは2020年3月17日をもって終了します。ガラケーで楽天Edyを利用している方はご注意ください。
(3)カードリーダー利用でEdyで支払う
楽天Edyリーダーをお持ちでない方でも、PaSoRi(パソリ、RC-S380)をカードリーダーとして代用してAmazonで買い物することが可能です。
まずは以下のリンクにアクセスして楽天スーパーポイントを楽天Edyに交換申請してください。(チャージ可能なポイント数の上限は、1回あたり25,000ポイント、1か月あたり100,000ポイント。)
ポイントチャージ申請を行ったら、交換申請から30日以内に以下の手順を実行して楽天Edy残高を受け取ってください。
- ファミリーマートのFamiポートで「電子マネー(楽天Edy)」をタッチする
- 「Edyを受け取る」をタッチする
- Edy機能付き楽天カードをFamiポートの読み取り部分にかざす
- 交換申請した楽天Edyを選択して「OK」をタッチする
後は、パソコンにPaSoRi(パソリ)を差し込んでEdy機能付き楽天カードをセットし、上述のAmazonのEdy決済画面にて支払いを完了するだけです。
なお、PaSoRi(パソリ)をお持ちでない方は、以下のリンクから購入することができます。
Amazonで楽天カードを使ってポイントを貯めよう!
今回は、Amazonで買い物する際に楽天カードを使って楽天スーパーポイントを貯める方法、貯めた楽天スーパーポイントをAmazonの買い物に利用する裏技などをご紹介いたしました。最後に本記事の要点をまとめると、以下の5点が挙げられます。
- 楽天カードは、楽天の競合他社であるAmazonでも使える
- Amazonでの買い物時に楽天カードで支払うと、利用代金100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントを貯めることが出来る
- 貯めた楽天スーパーポイントは、楽天グループの利用代金支払い時に充当したりANAマイル等と交換したりすることが可能
- Amazonで楽天カードが使えない場合は、カード情報の入力ミス・楽天カードの有効期限切れ・支払い遅延による利用制限、などの可能性をチェックしてみる
- 楽天スーパーポイントを楽天EdyにチャージしてAmazonの利用代金を電子マネー決済すれば、間接的にではあるが楽天スーパーポイントをAmazonで利用できる
楽天カードは比較的審査の緩いクレジットカードであり、年収に自信のない方でも気軽に発行してポイントを貯めることのできるメリットがあります。
楽天スーパーポイントをお得に貯めることが出来る楽天カードの使い方をお探しの方は、ぜひ本記事を参考にして楽天カードをAmazonでも使ってみてください。