Amazonフォトは動画も保存できる！使い方や削除方法を解説！

プライム会員なら完全無料で利用でき、あらゆるファイル形式の画像を保存できるAmazonフォトですが、動画も5GBまでストレージ容量を消費することで保存できます。以下でAmazonフォトで動画を保存する場合の特徴や使い方、デメリットなどをいくつか押さえておきましょう。

Amazonフォトには、対応しているファイル形式の画像や動画をアップロードやダウンロード時の画像劣化を気にせず保存できるという特徴があります。画像は完全無制限に動画は5GBまで保存できます。また、ファミリーや友人間で共有して複数人でアカウントにデータを保存できます。

プライム会員は画像に関して完全容量無制限に使用できるので、メモリーカードなどのように容量を気にする必要がありません。Amazonフォトアカウントにアップロードすることで、新たにメモリーカードなどの記憶媒体を消費せずに画像データを無制限に保存できます。

プライム会員になると、会員特典としてAmazonフォトでの画像保存容量が無制限プランに無料でアップグレードされます。プライム会員になると完全無料で利用できます。動画は5GBまで保存できます。プライム会員になるには、月々約500円のサブスクリプションを購入することでアップグレードされます。

保存可能なファイル形式は[png,jpeg,GIF,TIFF]などの形式の他、一部のRAW画像も保存可能です。動画の形式には[mp4,AVI,MPG,HEIF]などがあります。

一眼レフを扱う方やアップロードやダウンロード時の画像劣化を抑えたい方などにおすすのサービスです。デメリットになる点は一部のRAW画像に関してアップロード時にデータが変換される場合がある点です。

非対応のファイル形式は[IOSバースト写真,Google モーションフォト,Samsungモーションフォト,3D写真]などです。3D画像(GLBファイルを使用しました。)を保存してみると以上のようなエラーメッセージが表示されます。

また、RAW画像に関して、Nikon(NEFファイル)やCanon(CR2ファイル)などのファイルは変更される可能性があるようです。ファイル形式をAmazonヘルプで確認しておきましょう。

Googleフォトのデメリットは容量無制限プランで保存すると画像が圧縮(劣化)され、画像圧縮なしを選択するとストレージ容量が消費される点です。それに比べて、Amazonフォトのメリットは画像のアップロード時の圧縮(劣化)がなく、ストレージも消費されない点です。画質をそのままでアップロード、ダウンロードできます。

GoogleフォトとAmazon フォトの違いの一つに保存時の画質の圧縮(劣化)の有無があります。Googleフォトは画像の保存時に容量無制限を選択すると、画像を圧縮して保存します。

そうでない場合は、ストレージ容量を消費して保存します。その他にもAmazonフォトではファミリーや友人をアカウントに招待することで5人まで一緒に利用でき、アルバムを作成したりなどのメリットがあります。

クラウドストレージサービスのAmazonフォトは撮影した写真や動画をドラッグアンドドロップでアップロードするだけで保存できます。コンテンツの編集をしたい時などに自分の端末で操作する場合は、コンテンツをダウンロードして自分の端末で編集などの操作が行えます。

アップロード方法はドラッグアンドドロップやフォルダを参照して追加などの方法があり、簡単に保存できます。ウェブサイトを開いてAmazonフォトにログインした状態で、ファイルをドラッグアンドドロップしてみましょう。

ファイルのアップロードが完了すると、ポップアップメッセージが表示されます。アルバムに追加したり、共有ができます。

アルバムは画像をカテゴリー別に保存するのに役立ちます。ファミリーで共有している場合など、個人間で管理したい場合にも活用できます。Amazonフォトの写真タブ画面で写真を選択して[アルバムアイコン]からアルバムを作成したり、左のメニューからアルバムタブを選択して、アルバムを作成できます。

写真や動画の削除方法はAmazonフォトにログイン後、コンテンツを選択してごみ箱に移動を選択します。ごみ箱内の動画ファイルなどのコンテンツは30日後に削除されます。ごみ箱に移動したものを[永久削除]を選択すると、アカウントからコンテンツを完全に削除できます。永久削除後はデータの復元はできません。

Amazonフォトへ動画を保存してみましょう。また、アカウントに同期して更新情報が反映されるように設定してみましょう。同期設定はAmazonフォトPCアプリなどの端末を使用する際に任意で設定します。

動画の保存も画像の保存と同様にドラッグアンドドロップやファイルを選択して保存します。5GBまでの容量の動画を保存できます。例えば、4GBの動画ファイルをAmazonフォトに保存すると、Amazon Driveのストレージから4GB消費されます。

共有はPCやスマホアプリから行えます。PC版アプリではコンテンツ共有の操作はできません。アップロードやダウンロード、自動バックアップや同期の設定などを操作できます。

スマホから保存する場合はブラウザやアプリからアップロードできます。アプリダウンロードするにはGoogle PlayやAmazon App Storeからダウンロードしましょう。コンテンツを保存するにはAmazonフォトアプリを開き、画像や動画を選択してアップロードしましょう。

画像などの共有をPCで行う場合はAmazonフォトサイトから、単一または複数のコンテンツを選択後、[共有マーク]選択で共有できます。コンテンツの共有マークを選択することで直接共有できます。メールのファイル送信容量を超えなければ動画も送信できます。

プライムフォトからのダウンロードにはAmazonフォトサイトやAmazonフォトPC版アプリからアクセスして行います。

ブラウザ上で操作すると選択したコンテンツが一つならアップロードした時と同じファイル形式でダウンロードされ、選択したコンテンツが2つ以上の複数なら[.zip]形式でダウンロードされます。PCアプリやスマホアプリではアップロード時の状態でコンテンツがダウンロードされます。

Amazonが提供しているストレージサービスにAmazon Driveがあります。Amazonフォトの同期と併用してバックアップも取っておきましょう(Driveへのファイル保存には容量消費があります)。

必要に応じてアップグレードすることで、容量をサブスクリプション形式で追加できます。※Amazonフォトでストレージを消費すると、その分Amazon Driveでの容量も制限・消費されます。

写真が表示されない場合はアプリを再起動したり、同期設定を確認してみましょう。ブラウザの場合はサイトをプリロード(再読み込み)したり、ログインを確認してみましょう。

Amazonフォトを利用する際に注意しておきたいデメリットについて確認しておきましょう。プライム会員を退会した場合のデータ扱いなどのデメリットを見ていきます。

Amazonフォトを利用する際に注意しておきたいデメリットは、データの自動削除です。Amazonプライムを退会した際にはデータの削除までに180日間の猶予があります。180日を過ぎると5GB以上のデータは削除されるのでどこかに保管しておきましょう。

データの制限後、容量過多で消失するデータの基準は初めにアップロードしたコンテンツの内、5GBまでのコンテンツまでとなります。5GB以内のコンテンツが保存され、それ以上は制限の対象となり、180日後に完全に消去されます。ストレージタブなどから完全データ消去までの残り日数を確認しましょう。データ移行時には同期設定やバックアップの設定を確認しながら不本意なデータ損失を避けて行いましょう。

動画の保存容量は5GBで、画像容量とは別にカウントされストレージ消費の対象となっています。動画を5GB以上保存したい場合はAmazon Driveなどをアップグレードすることで容量を増やしてみましょう。現在ワンランク上の100GBにアップグレードする場合は料金が年間で\2480となっております。画像の他に動画を保存する場合などには活用してみましょう。

Amazon Driveへのデータのアップロード量がAmazonデータセンターのHDD普及率を上回るとサービスは縮小していくでしょう。しかし、技術が発展するにつれて、より効率的にデータを多く保存できる媒体が発明されるようになるとその問題も解消します。

スマホなどのストレージ容量がなくなってきた、でも削除はしたくない、そんな場合にはAmazonフォトを利用して画像を保存できます。アルバムでのファミリーや友人間での共有機能があり、5人までの複数人で一つのアカウントにアクセスできるので、ユーザーを招待して利用してみましょう。