2020年05月20日更新
Zoomウェビナーの使い方!Web会議のやり方やミーティングとの違いを比較!
Zoomには一方通行のセミナーを開催できるウェビナーのプランがあります。ウェビナーと通常のZoomミーティングの違いとはどのようなものがあるのでしょうか。この記事では、Zoomのウェビナーで使える機能や設定方法、使い方を詳しく解説します。
目次
Zoomのウェビナーとは?
Zoomでオンライン会議を開く方が増えていますが、一方でオンラインセミナーへのZoomの活用も広がっています。セミナー講師や、企業の研修担当者の中には、自宅に居ながらにして受講できるセミナーや研修に、Zoomを活用したいと考える方も少なくありません。
Zoomでオンラインセミナーを開催する場合には、Zoomウェビナーを使うと便利です。この記事では、Zoomウェビナーとはどのようなもので、どのような使い方をするのか解説します。
Zoomのオンラインセミナー機能
Zoomビデオウェビナーとは、Zoomをセミナーに特化して利用できるZoomのプランです。Zoomをオンライン会議だけではなく、セミナーに活用する方も増えています。
しかし、もともとZoomはオンライン会議を行うためのツールなので、無料プランでも有料プランでも、通常のプランではオンラインセミナーは不便な点があります。
Zoomビデオウェビナーを購入すれば、通常のZoomではオンラインセミナーで不便だった、さまざまなデメリットが解決されているので、もっと簡単にセミナーを開催できます。ぜひ、オンラインセミナーや、テレワークでの研修が必要な企業や団体、セミナー講師の方は、Zoomウェビナーの活用も検討してみましょう。
有料プランで事前登録が必要
Zoomで開催するオンライン会議は無料プランでも利用できます。しかし、Zoomウェビナーは有料プランに登録して、なおかつウェビナープランを購入しなくては利用できません。Zoomウェビナーに月額5,400円支払えば、100人までが参加するオンラインセミナーも開催できるようになります。
最大1万人参加のWebセミナーの開催が可能
ウェビナーを開催したい場合は、ウェビナープランを購入します。ウェビナープランは、100名未満から最大1万名まで参加できる6つのプランがあります。最も安いまでのプランなら月額5,400円で利用できます。参加人数によって価格が変わってくるので、必要なウェビナープランを購入しましょう。
ZoomのWeb会議と違い双方向ではなく一方通行
Zoomのビデオウェビナーの特徴は、通常のZoomミーティングとは違い、一方通行のセミナーを開催できる点です。通常のZoomでセミナーを開催するときは、参加者のビデオやマイクをオフに切り替える作業がかなりの手間になります。
しかし、ビデオウェビナーは基本的に参加者のマイクやカメラは利用できずに視聴のみとなります。一方通行のセミナーを開けるので、参加者が乱入してくる心配もありません。
パネリストの参加も可能
セミナーは講師が1人でしゃべり続けるものもありますが、メインの講師の他に、司会者やパネリストなど、複数の人が登壇することもあります。Zoomのウェビナーでも、パネリストが100名まで参加できます。視聴のみの参加者と違い、パネリストとして設定された参加者は、ホストと同じ機能がすべて利用できます。
チャットやQ&A機能で質疑応答が可能
参加者は視聴のみでも、質問をしたり、意見を述べたりしたい場合は、利用できる機能があります。それが質疑応答ができるQ&Aや、チャット機能です。
Q&Aでは、ホストやパネリストがリアルタイムで質問に答えてくれます。チャットはホストの設定によって、出席者もプライベートチャットを利用できます。
Zoomでウェビナーを使うメリットとは?
Zoomで通常のオンラインミーティングでセミナーを開催するのではなく、ビデオウェビナーを使うことに次のようなメリットがあります。
ミーティングとは違いホスト側が参加者のビデオやマイクをオフにする操作が不要
通常のオンラインミーティングでセミナーを開催すると、参加者のマイクやカメラをオフにする作業が必要です。講師が自分一人であれば、参加者全員のマイクとビデオをオフにしてしまえばいいのですが、パネリストがいる場合は、全員を個別に設定しなくてはいけません。受講者が多い場合は、これがかなりの手間になります。
Zoomウェビナーであれば、あらかじめパネリストはパネリストとして登録して、他の受講者のビデオとマイクはオフになっています。一人一人のオンオフを切り替える手間がない点は大きなメリットです。
参加者も自分の部屋の見え方など気にする必要がない
Zoomでオンライン会議開くときは、部屋が汚いと見え方が気になってしまいます。しかし、ウェビナーであれば浩志パパネラー以外の参加者の様子はビデオに映りません。受講者は部屋を片付けなくても、パジャマや部屋着のままで参加しても、講師や他の参加者にバレない気軽さがあります。
ウェビナーなら実践セッションで事前準備ができる
通常のZoomミーティングは、ミーティングが始まってしまうと、ビデオがオンになってしまいます。しかし、ウェビナーであれば実践セッションで準備できます。ウェビナーの設定で実践セッションの機能をオンにしておけば、セミナーを開始する前に受講者に接続せずにビデオやマイクの設定をチェックできます。
パネラーがちゃんと参加できているかも確認できます。余裕をもって事前準備できるのは、Zoomのウェビナーの大きなメリットです。
Zoomでのウェビナーの使い方
Zoomビデオウェビナーの使い方を具体的に解説します。
事前準備について
Zoomビデオウェビナーでセミナーを開催するために、事前の準備が必要です。
ウェビナープランの購入
まずはウェビナーを利用するために、Zoomの有料プランを購入しましょう。100名までのウェビナーd得大丈夫なら、通常の有料プランで大丈夫です。
100名以上の参加者のウェビナーを開催したい場合は、ウェビナープランを購入します。Zoomの公式ホームページの有料プランの選択からは、ウェビナーは購入できないので注意しましょう。
こちらのZoomウェビナーのページの「今すぐ購入」からウェビナープランを購入できます。尚、ウェビナープランを購入するために、プロ以上の有料プランに加入している必要があります。また、参加できる人数によって、ウェビナープランの月額料金が違うので、必要なプランを購入しましょう。
イベントの事前登録
Zoomビデオウェビナーを利用してセミナーを開催するために、イベントを事前に登録する必要があります。
ウェビナーを事前にスケジュールして設定する
ウェビナーの登録は、Webのマイウェビナーにサインインして、ウェビナーをスケジュールすることで登録できます。
こちらのリンクからZoomにサインインして、マイウェビナーからウェビナーをスケジュールしましょう。
参加者を招待する
ウェビナーを登録したら、参加者に招待状を送る使い方も解説します。
パネリストを招待する
パネリストを招待する場合は、Zoomのウェブポータルの「マイウェビナー」から、招待するウェビナーを選択します。「招待状」のタブで「パネリストの招待」の「編集」をクリックします。
すると、名前とメールアドレスを入力できます。こちらに招待したいパネリストの名前とメールアドレスを入力して送信すると、パネリストとして招待できます。
閲覧のみの出席者を招待する
閲覧するだけの参加者をウェビナーに招待する場合も、パネリストの招待と同じように、ZoomのWebポータルの「マイウェビナー」から招待します。「パネリストの招待」の下に「出席者の招待」があるので、そちらから招待状を送ります。
ウェビナーを開始する
Zoomウェビナーの使い方、最後はウェビナーの始め方です。全ての準備が整い、ウェビナーを開始する時間が近くなったら、ウェビナーを開始しましょう。ウェビナーを開始する方法は、Zoomクライアントのミーティングから開始する方法と、カレンダーにスケジュールしている場合は、カレンダーから開始する方法があります。
Zoomクライアントから開始する場合は、「ミーティング」の一覧の中に登録したウェビナーがあります。こちらの「開始」のボタンをクリックすると、ウェビナーを開始できます。
カレンダーの場合は、Zoomにサインインしていることを確認した上で、カレンダーのウェビナーをクリックします。すると、Zoomが起動してウェビナーの画面が開きます。
Zoomのウェビナー機能も使いこなしてみよう!
この記事では、Zoomのウェビナーの解説してきました。通常の会議モードでもウェブセミナーを開催することは可能です。しかし、セミナーをするのなら、ウェビナーを利用したほうが便利でおすすめです。ぜひ、セミナー講師や、研修などでセミナーや講義を主催する方は、ウェビナーの使い方もマスターしていつでも使えるようにしておきましょう。