Zoomの偽アプリダウンロードに注意！正規サイトと検索時の注意点を紹介！

在宅勤務が推進される中で、ビデオ会議システムのZoomを導入する企業が増えています。自宅でも会社にいるのと同様に仕事をするために、Zoomは欠かせないツールです。しかし、偽サイトからアプリをダウンロードしてしまう被害が多発しています。

スマホアプリの場合は、アプリストアで厳重に管理されているため、偽アプリをダウンロードする心配はありません。パソコンの場合は、サイトから直接ダウンロードするため、偽Zoomをダウンロードしてしまうことがあります。

この記事では、偽Zoomをダウンロードしてはいけない理由と、正規版のダウンロード方法、偽物をダウンロードしないための注意点をお伝えします。まずは、偽Zoomをダウンロードしてはいけない理由を解説します。

偽Zoomは、パソコンに悪い影響を及ぼします。

偽Zoomをダウンロードしてしまった方の多くが、PC上にポップアップ広告が表示されてしまうという被害に遭っています。このポップアップ広告は、偽Zoomをアンインストールしても消えないことがあります。一度偽Zoomをダウンロードしてしまうと、余計なポップアップに悩まされるようになるので、注意しましょう。

偽Zoomをダウンロードしたことが原因で、偽のセキュリティ広告が表示されてしまい、偽物のセキュリティアプリのダウンロードを促されてしまう、という被害も出ています。パソコンがウイルス感染したと表示が出ますが、実際にはウイルス感染していません。

ウイルス対策効果が全くない偽のセキュリティアプリをダウンロードさせて、パソコンの中の情報を抜き取ることが目的です。怪しいセキュリティ広告が表示された場合は、すぐにそのページを閉じて、パソコンに入れてあるセキュリティアプリでウイルスチェックをすることをおすすめします。

Zoomの正規版をダウンロードできるサイトは、上記のサイトです。偽サイトと見分けるコツは、ドメイン名が「zoom.us」になっている点です。ドメインは「com」や「net」など、いろいろとありますが、正規のドメインは「us」です。

偽サイトは正規のドメインらしく見せるために、ドメイン名をそれらしく見せています。正規のドメインは「zoom.us」だということを覚えて、絶対に偽Zoomをダウンロードしないように気を付けましょう。

パソコンにZoomのアプリをダウンロードする際の注意点を解説します。

Zoomを探す際の検索エンジンは、Googleを使いましょう。検索エンジンといえばYahoo!やbingも有名ですが、Googleではトップに表示されるZoomアプリが偽物だったという報告はありません。Googleで検索すれば、必ず上位に正規のZoomアプリが表示されるため、検索エンジンはGoogleを利用しましょう。

その一方で、偽Zoomをダウンロードしてしまったという被害が多発しているのは、bingです。bingでは、最上位や検索結果の上に表示される広告が偽Zoomだった、ということがありました。そのため、偽Zoomをパソコンにダウンロードしてインストールしてしまう被害が、広がってしまいました。

被害の声を受けて、bingでは改善もしているようですが、Googleの安全性には敵いません。bingではなくGoogleで検索して、Zoomを探しましょう。

また、Zoomのアプリをダウンロードする前に、ダウンロードサイトのURLが「zoom.us」かどうかを確認しましょう。これ以外のドメイン名のサイトは、偽サイトです。それをよく覚えておきましょう。

この記事では、Zoomをダウンロードするときに偽アプリをダウンロードしないための注意点を解説しました。Zoomが必要な人が増えているからこそ、偽アプリが付けこむ隙が大きくなっています。ぜひ、ダウンロードする際は、正規アプリかどうかをよく確認するように気をつけましょう。