Zoomチャットの使い方!便利な機能やファイルの送信方法を紹介!
Zoomにはチャット機能があります。チャット機能を使えば、参加者同士がプライベートでメッセージを送信したり、ファイル送信したりすることができます。この記事では、覚えておくと便利なZoomのチャット機能の使い方を詳しく解説します。
目次
Zoomのチャットで使える便利な機能とは?
Zoomにはチャット機能があります。チャット機能を使えば、ビデオ通話とは別に、テキストメッセージやファイルのやり取りが可能になり、コミュニケーションの幅が広がります。この記事では、Zoomで使いこすと便利なチャットの機能のご紹介と、チャットの使い方を解説します。まずはチャットで使える機能をご紹介します。
グループ全体への短文のメッセージ送信
Zoomのチャット機能では、ホストや参加者がグループ全体へテキストメッセージを送信ができます。ビデオ通話の途中で、ホストが全体にアナウンスしたいことがある場合や、参加者が発言や質問をしたい場合に、全体へチャットでメッセージを送信すると便利です。
個人ユーザーへの短文のプライベートメッセージ送信
Zoomのチャット機能では、個人間のプライベートチャットも利用できます。ホストが特定の参加者だけにメッセージを送信したい場合などに、プライベートチャットを利用するといいでしょう。
参加者同士のプライベートチャットのやり取りも可能
ホストが、許可すれば、参加者同士のプライベートチャットもできます。ホストは、参加者同士のプライベートのやり取りを許可するかどうかを、Zoomのミーティングを開始する前に、Webのマイページで設定できます。
ファイル送信
ホストがミーティングの開始前に、Webのマイページでファイル送信をオンにしておけば、チャット機能を介したファイル送信もできます。ミーティングの資料などを、チャットのファイル送信機能を使って、Zoomのシステムから送信できるのは便利です。
チャットログのローカル保存
Zoomではチャットのログをローカル保存できます。保存方法には、手動保存と自動保存があります。ミーティング開始前に、Webのマイページでチャットのログの自動保存を設定しておけば、ログは自動で保存されます。
自動保存を設定していない場合には、手動保存します。ミーティングで全体に向けて送信されたチャットと、自分宛に送信されたチャットのテキストログを保存できます。
なお、ホストはミーティングが開始する前に、自分が主催するミーティングで参加者がチャットを保存してもいいか設定できます。ホストが許可していない場合には、参加者はチャットのログを保存できません。
事前にできるZoomのチャットの設定について
Zoomのチャットは、ミーティング開始前に細かく設定できます。こちらでは、Zoomのチャットの事前設定の方法を解説します。
ホストは参加者のチャットへの参加の可否を設定できる
まず、ホストができる設定を解説します。ホストは、参加者全員に対して全体チャットもプライベートチャットも送信できます。その上、参加者がチャットを使ってもいいのか、チャットを許可したとしてもプライベートチャットやチャットログの保存を許可するのか、といったことをホストは設定できます。
参加者のチャットの利用をホストとして設定する場合には、上記のリンクからZoomアカウントにサインインして、「マイ設定」に入ります。
「マイ設定」の画面を下にスクロールすると、チャットの設定ができるところがあります。ミーティングの参加者にチャットの利用を許可する場合には、「チャット」をオンに設定します。許可しない場合にはオフにします。
参加者同士のプライベートチャットを許可するときには、「プライベートチャット」をオンにします。チャットを許可した状態でオフにすると、参加者は全体へのメッセージか、ホストとのみプライベートチャットのやり取りが送信できるようになります。
参加者にチャットのログの保存を許可しない場合には、「参加者がチャットを保存しないようにする」にチェックを入れます。
ホストはチャットを自動保存できます。自動保存をオンにすれば、ホストはその都度手動でチャットログを保存しなくて済みます。
チャット機能の使い方を細かく設定する方法について
参加者も、チャットの使い方を細かく設定できます。
参加者としてチャットを設定したい場合には、Zoomを起動したら、ミーティングに参加する前に、トップページの右上にある歯車マークの「設定」をクリックします。
Zoomアプリの「設定」が開きます。左サイドバーの「チャット」をクリックします。するとチャットの設定画面になります。
未読メッセージの表示やプッシュ通知を設定しよう
こちらでは、未読メッセージをどのように表示するのかや、プッシュ通知の設定ができます。
未読メッセージを上部に表示するかどうかを設定できます。
プッシュ通知の設定ができます。自分宛ではない全体メッセージのプッシュ通知が必要ない場合には「個人メッセージおよびメンションのみ」にチェックを入れれば、あなたには関係ない全体メッセージのプッシュ通知が届きません。
この他にも、メッセージを受け取った時にサウンドを鳴らすかどうか、といったことも設定できます。ミーティングが始まる前に、こちらで必ずチャットの設定を行っておきましょう。
Zoomのチャット機能の使い方
Zoomのチャット機能は使いこなせればとても便利な機能です。こちらからは、実際にZoomミーティングでチャットを使う使い方を解説します。
Zoomミーティングでチャットを使う場合には、Zoomのミーティング画面にマウスカーソルを置きます。すると下にメニューが表示されます。メニューの中に「チャット」があるので、そちらをクリックします。
すると、左サイドにチャットの画面が表示されます。こちらからチャットの送信や受信が行えます。
メッセージの送信方法
Zoomのチャットでメッセージを送信する方法を解説します。
全体へ送る方法
全体にメッセージを送る場合には、Zoomのチャット画面の「送信先」で「全員」を選択します。メッセージを入力して送信すれば、全体に送信できます。
プライベートチャットを送る方法
プライベートチャットを送りたい場合には、チャットの「送信先」の「全員∨」をクリックします。すると、ミーティングに参加しているメンバーの名前が表示されます。プライベートチャットを送る相手を選びます。
受信したメッセージを見る方法
チャットウインドウが表示されていないときに、チャットを受信した場合には、ビデオ通話画面の下のメニューの「チャット」に未読メッセージの数が表示されます。「チャット」をクリックすると、チャットウインドウが右サイドバーに開いて、受信したチャットを確認できます。
ファイル送信する方法
Zoomのチャットからファイル送信する場合には、チャットのメッセージ入力窓のところにある「ファイル」をクリックします。すると、そのPCで利用できるファイルの保管場所が表示されます。
送信したいファイルが保存されている場所を選ぶと、GoogleドライブやOneドライブ、PCのフォルダなどが開きます。こちらから送信するファイルを選択すればファイル送信できます。
チャットログを保存する方法
チャットログを保存する方法を解説します。
手動で保存する
手動で保存する場合は、メッセージ入力窓の「ファイル」の右側にある「…」をクリックします。すると、表示されていないチャットのメニューが表示されます。その中に「チャットの保存」があります。こちらをクリックすると、それまでに届いたメッセージやファイルがPCのZoomのローカル保存場所に保存されます。
保存場所は特に変更していない場合には、PCの「ドキュメント」のフォルダに自動で作成された「Zoom」の中に保存されています。
自動で保存する
ホストはチャットを自動保存できます。自動保存の設定は、Webのマイ設定から行います。まずは参加者のチャットの利用の可否を設定するところを開きます。
「チャット自動保存」をオンにしておけば、ホストがやり取りしたチャットは全て自動で保存されます。Zoomの有料プランを利用していて、クラウド録画を設定している場合には、ホストのチャットの保存先はクラウドになります。
Zoomではチャット機能も活用しよう!
この記事ではZoomミーティングで利用できるチャットの便利な機能や、実際の使い方を紹介しました。Zoomのこのチャット機能を活用すれば、ビデオミーティングの幅が大幅に広がります。ぜひ、チャット機能もどんどんと使いこなして、Zoomを使う幅をもっともっと広げていきましょう。