2019年01月22日更新
子供のYouTubeの視聴時間や動画閲覧を制限する方法!
YouTubeにはあらゆるジャンルの動画が投稿されてます。子供がYouTubeを利用するときに、視聴時間を制限したり閲覧できる動画を制限したりすることができます。今回はYouTubeを子供が視聴するときの時間の制限と閲覧の制限のやり方をご紹介いたします。
目次
- 1YouTubeで視聴時間を制限したい時は?【iPhone】
- ・iPhoneの設定から視聴時間を制限
- ・視聴時間制限を設定するやり方は?
- 2YouTubeKidsで視聴時間制限をする場合
- ・タイマーを使って視聴時間を制限するやり方
- 3YouTube動画の閲覧を制限する方法
- ・YouTubeの制限付きモードを使う
- ・子供用のGoogleアカウントを作って閲覧を制限
- ・子供用アプリ【YouTubeKids】で閲覧を制限する
- 4YouTubeの制限付きモードで閲覧を制限する方法
- ・動画の閲覧を制限付きモードにするやり方【PC編】
- ・動画の閲覧を制限付きモードにするやり方【スマホ編】
- 5子供用GoogleアカウントでYouTubeの閲覧を制限する
- ・子供用Googleアカウントの作り方【iPhone&PC】
- ・子供用Googleアカウントの作り方【Android】
- ・アカウントで閲覧制限をするメリットとデメリットは?
- 6YouTubeで閲覧や視聴時間制限で安心!
- ・
- ・YouTubeのこの記事が気になった人へのおすすめ!
YouTubeで視聴時間を制限したい時は?【iPhone】
あなたの子供はYouTubeで動画を見ていますか?YouTubeはPC、iPhone、Androidのいずれでも見ることが可能で、子供たちの中にはTV番組を見てるよりYouTubeで動画を見ている時間の方が多いということもあると思います。なぜなら、YouTubeには自分が興味のあるジャンルの動画が大量にあり、しかも日々増え続けています。
TV番組は時間枠が決まっていますが、YouTubeはそれらの動画を自分が見たいときに見ることができます。また、YouTubeを見れる媒体もPC・iPhone・Androidと複数あり、家族とのTVの取り合いになることもありません。もうTV番組を見る時代は終わったのかもしれません。
そんなYouTubeですが、子供が見るにあたっていくつか心配なことはありませんか?YouTubeの動画の見すぎで宿題や他のやらないといけない事が疎かになる、内容が過激で子供に悪影響がありそうな映像を見てしまわないか等、考えると心配になるような事があります。
そんな親御さんに今回は子供がYouTubeを見る際、視聴時間制限を付ける方法や制限付きモードで視聴できる動画の制限を設ける方法を、PC・iPhone・Androidの各媒体毎にご紹介したいと思います。
※方法によってはアプリも使用します。
iPhoneの設定から視聴時間を制限
それではまずは視聴時間制限のやり方をご紹介いたします。まず、YouTubeの公式アプリには視聴時間制限の機能はありません。まぁ、YouTube側からしてみれば、動画を見ていただくサービスを売りにしているので、わざわざYouTubeを利用していただく時間を制限するような機能は作らないのかもしれません。ですので、iPhoneの機能であるアクセスガイドを使った視聴時間制限をご紹介いたします。
※iPhoneの既存機能なので別アプリなど不要の既存機能です。そのため、PCやAndroidではできません。
視聴時間制限を設定するやり方は?
それでは実際にiPhoneでYouTubeの視聴時間制限をする為に、アクセスガイドの設定をしていきましょう。iPhoneユーザであれば一度は開いたことはあるであろう設定を開いて下さい。その中から一般を選択してください。
一般を選択して開いた画面の中からアクセシビリティを選択してください。
アクセシビリティを選択して開いた画面の中からアクセスガイドを選択してください。※結構下の方にある項目です。
アクセスガイドを選択して開いた画面の中でアクセスガイドを有効にしてください。
アクセスガイドを有効にすると、パスコード設定・時間制限・ショートカットを表示の項目が表示されます。パスコード設定ではアクセスガイドを解除する際のパスワードを設定します。時間制限は実際に視聴時間が過ぎる前に警告としてアラームを鳴らすか、残り時間を読み上げるかのオプションが選択できます。
パスコードと時間制限の設定が完了したら、ショートカット表示を有効にしてください。これで準備は完了です。実際にYouTubeでアクセスガイドの視聴時間制限を試してみましょう!
それでは実際に視聴時間制限をやっていきます。まずはYouTubeのアプリを開いてください。YouTubeの画面を開いたら、ホームボタンを3回押してください。これがアクセスガイドを呼び出すショートカットです。
YouTubeを開きながらiPhoneのホームボタンを3回押すと、アクセシビリティの画面が立ち上がります。立ち上がったら、左下のオプションを選択してください。
オプションを選択すると上記のような項目が表示されます。制限した項目を有効にして設定するようになっているので、今回は時間制限を有効にしてください。※初期設定では時間制限がOFFになってます。
時間制限を有効にすると実際にYouTubeの視聴に制限が掛かるまでの時間を設定できます。1分~23時間59分の時間の幅が用意されていますので、用途に合った視聴時間制限を設定してください。時間制限の設定を終えたら完了を押してください。
オプションの設定が完了しましたので、アクセスガイドの画面右上にある開始(又は再開)を選択してください。これで設定した視聴時間制限のカウントダウンが始まり、視聴時間制限が過ぎると画面がロックされYouTubeが見れなくなります。ロックはパスコードでしか解除できません。
アクセスガイドでのYouTubeの視聴制限の設定の流れを箇条書きにすると以下のようになります。
- iPhoneの設定を開く
- 一般を選択
- アクセシビリティを選択
- アクセスガイドを選択
- アクセスガイドをON
- パス設定、アラーム設定、ショートカットをON
- YouTubeアプリを起動しながら、ホームボタンを3回押す
- オプションで時間制限をONにする
- オプションで視聴時間制限を指定して完了(0分~23時間59分)
- アクセスガイドの開始(時間のカウント開始)
アクセスガイドの視聴時間制限を行うことで、子供がiPhoneでYouTubeを長時間見すぎてしまうの防ぐことができます。また、YouTube以外のアプリにもアクセスガイドの時間制限は使えますのでぜひお試しください。
YouTubeKidsで視聴時間制限をする場合
YouTubeの公式アプリには視聴時間制限が無いとお伝えしましたが、子供用YouTubeアプリであるYouTubeKidsなら設定することが可能です。他にも子供向けに色々と調整されているので基本的な機能と時間制限の方法をご紹介いたします。※iPhone・Androidのどちらでも利用可能なアプリです。PCでは利用できません。
YouTubeKidsアプリを起動した際の画面です。子供が動画を見る為だけのアプリなので本家に比べてかなりシンプルな作りになっています。画面上部に動画のジャンル、画面右上に検索機能、画面右下に保護者用機能のアイコンがそれぞれあります。今表示されているのが学ぶジャンルの動画一覧です。本家のような動画投稿に関する機能などはYouTubeKidsには一切ありません。
他にもアニメや
発見(子供向けディスカバリーチャンネルのようなジャンル)
音楽のジャンルが用意されています。一覧に表示されているサムネを見て想像もついてると思いますが、YouTubeKidsは基本的に子供向けの動画が表示されるようになっています。なので本家の制限付きモードがデフォルトになっているようなイメージです。それではYouTubeKidsでの視聴時間制限のやり方を紹介していきましょう。
タイマーを使って視聴時間を制限するやり方
YouTubeKidsの視聴時間制限の設定は、YouTubeKidsのTop画面の右下にある保護者用機能アイコンからおこないます。アイコンを選択してください。
保護者用機能アイコンを選択すると、ロックウィンドウが開きます。これは子供が保護者用機能を触るのを防ぐためのセキュリティーです。簡単な算数の問題が解けないと設定を変更できないようになっています。ただ、結構簡単な問題なので、子供が解けそうなのであれば独自のパスコードを設定するようにしてください。
計算の答えか、独自のパスコードを入力して送信を選択してください。
上記のようなアイコンが表示されますので、タイマーを選択してください。
タイマーを選択すると設定用のウィンドウが表示されます。MAXで60分までのタイマーが設定できますので、タイマーを設定し「タイマーを開始」を選択してください。
これで設定は完了です。あとはYouTubeKidsを利用中にタイマーが切れると上記のような画面に切り替わりYouTubeの動画が見れなくなります。解除するには右下のアイコンをクリックしてパスコードか算数の計算を解く必要があります。
以上がYouTubeKidsの紹介になります。小さいお子様にYouTubeを見せるなら本家より断然YouTubeKidsの方がよいかと思います。本家では動画投稿者がすこしでも再生回数を上げる為に、サムネをやたらと過激な物にして視聴者の目を引こうとする傾向があります。
その点、YouTubeKidsならそもそも表示される動画自体が子供向けの物になっているので心配いりません。画面右上の検索機能も設定で無効化することも可能です。
※ちなみ上記画面はYouTubeKids起動時に流れるアニメーションでしっかりしたアニメーションになってます。
YouTube動画の閲覧を制限する方法
ここまではYouTubeを見る際の視聴時間制限について、iPhoneの既存機能であるアクセスガイドとアプリのYouTubekidsをご紹介してきました。次はそもそもYouTubeで見られる動画の制限の仕方についてご紹介していきたいと思います。
※ここからの方法はPCでも利用可能な方法があります。
既にお伝えした通り、YouTubeに投稿されている動画の中には非常に刺激が強く子供に見せたくないものが数多くあるかと思います。また、非常に楽しい内容の動画ではあるが、子供がマネをしてケガをする恐れのある動画も数多く存在します。そういった暴力的・ショッキング・アダルトなものを制限する為の方法として
- YouTubeの制限付きモード
- 子供用Googleアカウント制限
- YouTubekids(紹介済み)
をご紹介いたします。
※概要を説明後、1と2については設定の方法をスクリーンショット付きでご紹介いたします。
YouTubeの制限付きモードを使う
まずはYouTubeの機能である制限付きモードからご紹介いたします。ブラウザ版のYouTubeの設定で制限付きモードをONにするだけで完了です。これをするだけで、YouTubeが定めた指標を満たさない動画・ユーザーから不適切だと報告の上がった動画は表示されなくなります。しかもブラウザの設定なのでPCだけでなく、iPhoneやAndroidにも使えます。
欠点としては、設定が簡単なだけあって子供がその存在に気付いた場合、簡単にOFFにできてしまう事です。これに関してはYouTubeを責めるのではなく、子供の洞察力を褒めましょう。
子供用のGoogleアカウントを作って閲覧を制限
次にご紹介するのは子供用のGoogleアカウントを作成しそれでYouTubeにログインする方法です。子供用のGoogleアカウントと連携したYouTubeにはデフォルトで閲覧制限が掛かります。デフォルトなのでYouTubeの制限付きモードのように子供に解除される心配もありません。
ただこちらにも欠点があります。Googleのアカウントは13歳未満では作成できないという欠点です。そんな時は、低年齢向けのアプリを使いましょう。
子供用アプリ【YouTubeKids】で閲覧を制限する
既にご紹介しましたが、YouTubeKidsです。上記でタイマーの説明をした際にも触れましたが、そもそもこのアプリでは子供向けの動画しか表示されません。なのでiPhoneやAndroidを持ってる13歳未満の子にはこれでYouTubeを見るようにしてもらいましょう。
YouTubeの制限付きモードで閲覧を制限する方法
それではYouTubeの制限付きモードのやり方を具体的に紹介していきます。PCとiPhone・AndroidではYouTubeの制限付きモードのやり方が異なるのでPCのやり方とスマホのやり方の2パターンを紹介いたします。
※iPhoneとAndroidはどちらもYouTubeの公式アプリを利用します。
動画の閲覧を制限付きモードにするやり方【PC編】
PCでのYouTubeの制限付きモードの設定方法をご紹介いたします。YouTubeの画面を開き左のメニューから設定を選択してください。
YouTubeの設定画面が開きますので、画面を一番下までスクロールし制限付きモードを選択してください。
すると画面下部にオン/オフの選択が現れますので、オンを選択し保存を選択してください。これでYouTubeの制限付きモードの設定は完了です。特にひねりもなく簡単な設定なので、子供がYouTubeのこの機能に気づいた場合には簡単に解除されますので注意してください。
動画の閲覧を制限付きモードにするやり方【スマホ編】
続いてスマホでのやり方をご紹介いたします。YouTubeアプリを使うので、iPhoneとAndroidのどちらも同様の手順で設定ができます。まずはYouTubeアプリを起動し右上のアカウントアイコンを選択してください。※スクリーンショットはiPhoneの物です。
アカウント画面が開きますので、設定を選択してください。
設定画面が開きますので、制限モードを有効にしてください。これでスマホのYouTubeの制限付きモード完了です。非常に簡単です。
子供用GoogleアカウントでYouTubeの閲覧を制限する
それでは続いて子供用GoogleアカウントでのYouTubeの制限のやり方についてご紹介いたします。具体的には13歳~18歳の年齢になるようにGoogleのアカウントを作成し、そのアカウントでYouTubeにログインすればOKです。PCとiPhoneは同じやり方で、Androidだけ別の方法があるのでその2パターンをご紹介いたします。
子供用Googleアカウントの作り方【iPhone&PC】
まず、Google アカウント 作成で検索をしてください。そしたら1件目にヒットしてくるページを選択してください。
Googleのアカウント作成画面が開きますので、情報を入力して次へを選択したください。
ここで生年月日を入力し、次へを選択してください。お子さんの年齢が13歳以上であれば、次の画面でGoogleの規約に同意すると、アカウントの作成が完了します。その後、そのアカウントでYouTubeにログインすると、自動的にフィルタリングされた動画しか表示されなくなっています。これでPC・iPhoneの設定は完了です。
子供用Googleアカウントの作り方【Android】
次にAndroidのやり方を紹介いたします。Androidの設定を開きアカウントを選択してください。
次にアカウント追加を選択したください。
一覧の中からGoogleを選択してください。
googleのアカウント追加を尋ねられますのでまたは新しいアカウントを作成を選択してください。その後、PCと同様の手順でアカウントを作成しYouTubeにログインすればAndroid完了です。
アカウントで閲覧制限をするメリットとデメリットは?
この方法でのメリットとデメリットについて記載します。メリットについては子供が容易に解除ができないという点です。これがYouTubeの制限付きモードとの大きな差です。デメリットについてはアカウントの作成に年齢というハードル(13歳~18歳)がある点です。
YouTubeで閲覧や視聴時間制限で安心!
いかがでしたでしょうか?今回はYouTubeの制限方法をご紹介致しました。数ある動画の中に子供に悪影響を与えるものがかなり多く含まれていると思います。ですが、そんなYouTubeの動画を子供が見てしまうことを恐れて、YouTubeを見る事自体を禁止にしてしまうのは子供がかわいそうです。禁止はせず、大人が知識をつけてしっかりと子供に害が及ばないように守ってあげられるようにしましょう。