2019年10月30日更新
ヤフオク!の発送方法を一覧で比較!送料が安いおすすめの方法を解説!
売りたい物、買いたい物を出品して買い物をするのがヤフオク!です。購入者に商品を届けるため、出品者はどんな発送方法を選択できるのでしょうか。また送料はどれくらいなのでしょうか。今回はヤフオク!の発送方法と送料を詳しく解説します。
目次
- 1ヤフオク!で落札されてから発送までの大まかな流れ
- ・商品の梱包の準備
- ・商品の梱包
- ・入金の2日以内に商品の発送完了の通知をする
- 2ヤフオク!の送料と発送方法(郵便で発送)
- ・ゆうパケット(おてがる版)の場合
- ・クリックポストの場合
- ・レターパックライト・プラスの場合
- ・ゆうメールの場合
- ・定形郵便・定形外郵便で送る場合
- ・ゆうパック(おてがる板)の場合
- ・ゆうパックの場合
- ・スマートレターの場合
- ・第三種郵便物の場合
- 3ヤフオク!の送料と発送(ヤマト運輸で発送)
- ・ヤフネコ!ネコポスの場合
- ・ヤフネコ!宅急便コンパクトの場合
- ・ヤフネコ!宅急便の場合
- ・宅急便(ヤマト運輸)の場合
- 4ヤフオク!の送料と発送方法(その他の方法で発送)
- ・飛脚宅配便(佐川急便)の場合
- ・らくらく家財宅急便
- 5ヤフオク!で商品を発送するときに使える裏技
- ・分解が可能な物は分解して発送
- ・衣類は圧縮して小さくする
- ・CD関係は重ねずに並べて発送
- 6ヤフオク!の送料と発送方法はよく比較して決めよう!
ヤフオク!で落札されてから発送までの大まかな流れ
ヤフオク!はYahoo! Japanが運営するインターネットオークションサービスです。日本で最も大きなインターネットオークションサービスで、1年間に出品される商品の数は2,000万個を超えています。
Yahoo!Japanの知名度の高さゆえに、ヤフオク!の出品者と入札者は共に多く、加えてオークションの他のネットオークションよりも落札率が高いことでも知られています。ヤフオク!で出品した商品が落札されると、商品の出品者と落札者が連絡を取り合い、発送方法、ならびに金額の確認を行います。その後落札者の入金を確認し、商品の発送が行われます。
では具体的に落札されてから商品の発送まで、商品の出品者はどのように準備を行うのでしょうか。
商品の梱包の準備
商品の梱包はとても重要です。商品が乱雑に包まれていると、ヤフオク!ユーザーからの評価が下がり、今後どんな良い商品を出品しても、誰も見向きをしなくなる可能性があります。また梱包がいい加減だと、配送中に大切な商品が破損する可能性もあります。これもヤフオク!ユーザーの評価を下げる原因になります。
商品の梱包は、透明テープとダンボールで丁寧に行いますが、透明テープとダンボールは、100均ショップではなくホームセンターで購入します。
商品の梱包
では具体的に、商品をどのように梱包するのでしょうか。落札者に喜ばれ、なおかつ将来の顧客になり得るヤフオク!ユーザーから好印象を得るために行える梱包方法を説明します。まず納品する商品を気泡緩衝材でキレイに包んでいきます。商品に気泡緩衝材を包み織り込んだらセロハンテープを貼って口を塞ぎます。
次に購入したダンボールの底に気泡緩衝材を入れて商品を衝撃から守ります。商品を気泡緩衝材の上に置き、その上にさらに気泡緩衝材を載せます。その後ダンボールのすべての隙間に気泡緩衝材、または新聞紙を敷き詰め、商品が配送中に動かないようにします。完了したらダンボールの口を透明テープで塞ぎます。そして伝票を貼り、配送センターに持ち込みます。
落札者に喜ばれる梱包の仕方
ヤフオク!で商品の出品や販売を今後も行って行く上で重要なのは、落札者が行う出品者への評価です。その評価を参考にして他のユーザーは同じ出品者が出品した他の商品の購入を検討します。そのため落札者に喜ばれる梱包をするのは大切です。どんな工夫を施せるでしょうか。まず行えることは、ホコリや指紋が残らないようにキレイに梱包することです。
さらに感謝のメモを同封することもできます。リピーターの獲得のために多くの企業が用いる手法です。
入金の2日以内に商品の発送完了の通知をする
商品の発送で重要なことは、購入者の立場で考えることです。購入者はできるだけ早く商品を手にしたいはずです。通常、商品を発送してから数日後に商品は届きます。ですから商品の発送はできるだけ早く、遅くとも落札者との連絡が取れてから2日以内に行う必要があります。
ヤフオク!の送料と発送方法(郵便で発送)
ヤフオク!で商品を発送する方法はいくつかあります。商品を出品し、落札者に商品を発送する出品者にとって、発送料がいくらかかるかということ、また発送条件がどのよなものか、ということは重要です。それでこれから発送方法を3つのカテゴリーに分け、それぞれのカテゴリー内にどのような発送方法があるのかを解説します。
まず考える発送方法は日本郵便です。日本郵便がどのような発送サービスを提供しているのかを考えます。9つの発送サービスを紹介します。
ゆうパケット(おてがる版)の場合
ヤフオク!の発送方法の最初のカテゴリーである日本郵便が提供する発送サービスの1つ目は、ゆうパケット(おてがる版)です。ゆうパケット(おてがる版)の発送サービスの料金などを以下にまとめて記載します。
大きさ | 厚み | 配送料金(全国同じ) | 補償 | |
3辺の合計が60cm以内(長辺34cm以内) | 3cm以内 | 210円(落札者負担の場合) | 175円(出品者負担の場合) | 補償なし |
出品者と落札者が匿名で発送できる
ゆうパケット(おてがる版)での発送方法には3つの特徴があります。1つ目の特徴は、出品者も購入者も実名を伏せて発送できるので、宛名書きをする必要がないことです。ヤフオク!が落札者への発送通知を代行してくれます。個人情報の保護という面でとても便利なサービスです。
落札者への送料負担が可能
ゆうパケット(おてがる版)での発送方法の2つ目の特徴は、落札者への送料負担が可能なことです。商品の出品者が発送料金を負担せずに、落札者に払わせることができれば、それに越したことはありません。ゆうパケット(おてがる版)は補償を付けていないので、その分発送料金も休めに設定されています。
発送できない物がある
ゆうパケット(おてがる版)での発送方法の3つ目の特徴は、ゆうパケット(おてがる版)には発送できない物があることです。基本的には貴重品、現金、危険物、生鮮食品などは発送できませんので、それらを発送したい場合は、他の発送方法を試す必要があります。下記にゆうパケット(おてがる版)では発送できない物の一覧をまとめて記載します。
発送方法 | 発送できない物 |
ゆうパケット(おてがる版) | 現金、小切手、キャッシュカード、有価証券、貴金属、宝石、美術品、骨董品、荷物の1個の価値が30万円を超える商品、生鮮食品、危険物、信書(免許証など) |
クリックポストの場合
ヤフオク!の発送方法の最初のカテゴリーである日本郵便局が提供する発送サービスの2つ目は、クリックポストです。ゆうクリックポストの発送サービスの料金などを以下にまとめて記載します。
大きさ(縦×横×厚さ) | 配送料金(全国同じ) | 補償 |
34×25×3cm以内 | 188円 | 補償なし |
宛名ラベルの印刷が必要
クリックポストの特徴は、値段の安さです。先ほどのゆうパケット(おてがる版)と比べ、送料を落札者負担にした場合の値段より22円安い値段です。しかし、1つの問題があります。それは商品の配送の際に宛名ラベルを自分で印刷する必要があることです。自宅にプリンターがあれば自分で行えますが、そうでない場合はコンビニなどで印刷する必要があります。
また商品到着までに時間がかかるというデメリットがあることも覚えておきましょう。
レターパックライト・プラスの場合
ヤフオク!の発送方法の最初のカテゴリーである日本郵便局が提供する発送サービスの3つ目は、レターパックライト、レターパックプラスです。レターパックライト、レターパックプラスの違いは、レターパックライトは発送する商品の厚みが3cmまでですが、レターパックプラスは厚みが3cm以上でも封ができれば受理してくれることです。
レターパックライト、レターパックプラスの発送サービスの料金などを以下にまとめて記載します。
タイプ | 配送料金 | A4サイズ(厚みと重さ) | 補償 |
レターパックライト | 370円 | 厚み3cm、重さ4kg以内 | 補償なし |
レターパックプラス | 520円 | 厚み無制限、重さ4kg以内 | 補償なし |
レターパック封筒に収まれば4キロまで可能
レターパックライト、レターパックプラスの特徴は、レターパックの専用封筒に商品がおさまれば、総重量4kgまで配送可能なことです。ですから4kgまでの荷物なら、レターパックの最も安い配送料金で配送できる場合があります。しかし注意点があります。それはレターパックで発送する場合、専用のレターパックに入りきらなければ配送は受理されないことです。
ゆうメールの場合
ヤフオク!の発送方法の最初のカテゴリーである日本郵便局が提供する発送サービスの4つ目は、ゆうメールです。ゆうメールの配送サービスの料金などを以下にまとめて記載します。
重量 | 配送料金(規格内) | 配送料金(規格外) | 補償 |
150g以内 | 180円 | 265円 | 補償なし |
250g以内 | 215円 | 305円 | 補償なし |
500g以内 | 300円 | 400円 | 補償なし |
1kg以内 | 350円 | 450円 | 補償なし |
2kg以内 | なし | 560円 | 補償なし |
3kg以内 | なし | 710円 | 補償なし |
着払いができる
ゆうメールの特徴は、着払いが可能なことです。着払いとは、宅配便などで配送料金を受取人、つまり商品の購入者に負担してもらう運送方法のことです。購入者は、商品が届いたときに着払いします。商品の出品者は配送料金を払うか、払わないかを決めることができます。
配送料金は「規定内」と「規定外」で異なります。日本郵便局がゆうメールのために定めた荷物の規定は、縦25cm以内、横34cm以内、厚み3cm以内、重さ1kg以内です。
郵便局と配送契約を結ぶのがおすすめ
ゆうメールを利用するメリットがあるのは、転売ビジネスをして、商品の配送を頻繁かつ大量に行うユーザーです。その場合、日本郵便局と配送契約を結べば、配送料金の大幅な引き下げを行えます。方法は直接最寄りの郵便局に赴いて、個別に契約を結びたいという旨を伝えます。毎月発送する商品の量を伝え、その後配送料金が知らされます。
郵便局と配送契約を結ぶことの別のメリットは、郵便局への配送料金の支払いが、月に1回、翌月払いで済むことです。
定形郵便・定形外郵便で送る場合
ヤフオク!の発送方法の最初のカテゴリーである日本郵便局が提供する発送サービスの5つ目は、定形郵便と定形外郵便です。定形郵便と定形外郵便はどのように違うのでしょうか。
定形郵便と定形外郵便の違いを簡単に言うと、縦9cm~12cm、横14cm~23.5cm、厚さ1cm、重さ50g以内の配送商品は定形郵便扱いになり、どれか1つでも当てはまらない配送商品は定形外郵便扱いになります。定形外郵便には「規定内」と「規定外」の2種類があります。
横34cm×縦25cm×厚み3cm、重量1kgのものは、定形外郵便の「規定内」として扱われます。
それ以上の商品でなおかつ横60cm以内、3辺の合計が90cm以内、重量が4kg以内のものは、定形外郵便の「規定外」として扱われます。さらに定形外郵便には最小サイズの規定もあります。丸筒形の場合、円の直径が3cm、長さが14cmが定形外郵便の最小サイズです。これ以外なら横14cm、縦9cmが定形外郵便の最小サイズです。
仮にこれより小さいサイズでも、大きさが6cm×12cmの厚紙で包装し名札を付ければ、定形外郵便として発送できます。
定形郵便と定形外郵便の料金などを以下にまとめて記載します。
定形郵便
大きさ | 重量 | 配送料金 | 補償 |
最小サイズ(14cm×9cm) | 25g以内 | 84円 | 補償なし |
最大サイズ(23.5cm×1cm×12cm) | 50g以内 | 94円 | 補償なし |
定形外郵便
大きさ | 重量 | 配送料金(規定内) | 配送料金(規定外) | 補償 |
最小サイズ(14cm×9cm) 最大サイズ(3辺の合計が90cm以内 |
50g以内 | 120円 | 200円 | 補償なし |
51g~100g | 140円 | 220円 | 補償なし | |
101g~150g | 210円 | 300円 | 補償なし | |
151gから250g | 250円 | 350円 | 補償なし | |
251gから500g | 390円 | 510円 | 補償なし | |
501g~1kg | 580円 | 710円 | 補償なし | |
1,001g~2kg | なし | 1,040円 | 補償なし | |
2,001gから4kg | なし | 1,350円 | 補償なし |
軽量の荷物なら安い
定形郵便と定形外郵便の特徴とメリットは、重量が軽い商品を配送するのに最も安価な配送サービスであることです。小物や株主優待券などの貴重物を発送するなら定形郵便、雑貨や洋服は定形外郵便を利用することをおすすめします。
切手の購入は金券ショップで
定形郵便と定形外郵便で配送をする際に役立つこととして、郵送する際に貼る切手は、金券ショップやネットオークション購入した方がさらに安価で購入できることです。定形郵便あるいは定形外郵便で商品を発送する際はぜひ覚えておきましょう。
ゆうパック(おてがる板)の場合
ヤフオク!の発送方法の最初のカテゴリーである日本郵便局が提供する発送サービスの6つ目は、ゆうパック(おてがる板)です。ゆうパック(おてがる板)の配送サービスの料金などを以下にまとめて記載します。
大きさ(3辺の合計) 重量は25kgまで |
配送料金(出品者負担の場合) 全国同じ |
配送料金(落札者負担の場合) 地域により変わる |
補償 |
60cm | 600円 | 630円~ | 30万円まで補償 |
80cm | 700円 | 740円~ | |
100cm | 900円 | 990円~ | |
120cm | 1,000円 | 1,230円~ | |
140cm | 1,200円 | 1,480円~ | |
160cm | 1,500円 | 1,700円~ | |
170cm | 1,700円 | 2,030円~ |
出品者と落札者が匿名で発送できる
ゆうパック(おてがる板)の特徴は、出品者も落札者も実名を伏せて発送できるので、宛名書きをする必要がないことです。
商品の受け取りは、落札者の自宅以外にも、郵便局やコンビニでもできます。配送料金の支払いを落札者負担にする場合、出品者の住まいから落札者の住まいが遠いと、落札者の配送料金の負担額がかなり高くなることがあるので、注意が必要です。
補償は300,000円まで
ゆうパック(おてがる板)の別の特徴は、30万円まで補償してくれることです。配送中に、大切な商品が揺れて破損してしまっても、30万円までなら補償対象になるので、出品者も安心して利用できます。
ゆうパックの場合
ヤフオク!の発送方法の最初のカテゴリーである日本郵便局が提供する発送サービスの7つ目は、ゆうパックです。ゆうパックの配送サービスの料金などを以下にまとめて記載します。
大きさ(3辺の合計) 重量は25kgまで |
配送料金 | 補償 |
60cm | 810円~ | 30万まで補償 |
80cm | 1,030円~ | |
100cm | 1,280円~ | |
120cm | 1,530円~ | |
140cm | 1,780円~ | |
160cm | 2,010円~ | |
170cm | 2,340円~ |
出品者と落札者が匿名での発送ができない
ゆうパックの特徴は、出品者も購入者も実名を伏せて発送できるので、宛名書きをする必要がないことです。個人情報の漏洩を防ぐことができます。
集荷の利用が可能
ゆうパックの別の特徴は、集荷のサービスを利用できることです。ですからわざわざ最寄りの郵便局まで荷物を運ぶ必要はありません。便利なサービスですが、ゆうパックは配送料金そのものが高いので、これくらいのサービスは普通と言えるかもしれません。
着払いができる
ゆうパックのもう1の特徴は、着払いができることです。落札者に配送料金を負担してもらえるのは出品者にとっては便利なサービスです。しかしゆうパックの配送料金は、他のサービスに比べて格段居高いので、着払いにして配送料金を負担してもらわないと、採算が合わないかもしれません。
スマートレターの場合
ヤフオク!の発送方法の最初のカテゴリーである日本郵便局が提供する発送サービスの8つ目は、スマートレターです。送料は全国統一で180円です。商品が届くまでの日数も短いので、急ぎで小物を発送したいときには便利なサービスです。スマートレターの封筒は、金券ショップで180円よりも安い値段で購入できるのでお得です。
A5サイズまでのものの発送は安い
スマートレターの特徴は、小物の発送に適していることです。サイズはA5までですが、送料が全国一律で180円と安く、おすすめの発送方法です。
第三種郵便物の場合
ヤフオク!の発送方法の最初のカテゴリーである日本郵便局が提供する発送サービスの9つ目は、第三種郵便物です。第三種郵便物は雑誌類を発送するのにとても便利な発送サービスです。
雑誌を配送するならお得
第三種郵便物の特徴は、雑誌類を発送するのにとても適していることです。ただ条件があります。まず発送する商品である雑誌が第三種郵便物の認可を受けていなければなりません。また配送する際にも商品が第三種郵便物であることが見えるようにしていなければなりません。しかし、送料は格安ですのでおすすめです。
ヤフオク!の送料と発送(ヤマト運輸で発送)
次に考える発送方法は、ヤマト運輸です。ヤマト運輸がどのような発送サービスを提供しているのかを考えます。4つの発送サービスを紹介します
ヤフネコ!ネコポスの場合
ヤフオク!の発送方法の2番目のカテゴリーであるヤマト運輸が提供する発送サービスの1つ目は、ヤフネコ!ネコポスです。ヤフネコ!ネコポスの配送サービスの料金などを以下にまとめて記載します。
タイプ | 配送料金(全国同じ) | 補償(引き受け限度額) | |
ヤフネコ!ネコポス(A4) | 225円(落札者負担の場合) | 195円(出品者負担の場合 | 3,000円 |
出品者と落札者が匿名で発送できる
ヤフネコ!ネコポスには3つの特徴があります。ヤフネコ!ネコポスの1つ目の特徴は、出品者も購入者も実名を伏せて発送できるので、宛名書きをする必要がないことです。ヤフオク!が落札者への発送通知を代行してくれるので、個人情報の保護という面でとても便利なサービスです。
落札者への送料負担が可能
ヤフネコ!ネコポスの2つ目の特徴は、落札者への送料負担が可能なことです。商品の出品者が発送料金を負担せずに、落札者に払わせることができれば、それに越したことはありません。集荷サービスはないので、自分でクロネコヤマトの営業所、またはコンビニのファミリーマートに荷物を持って行く必要があります。
注意点は、サイズがA4以内の大きさで、厚みが2.5cm以内、重量が1kg以内と制限されていることです。
補償は3,000円まである
ヤフネコ!ネコポスの3つ目の特徴は、3,000円までの補償が付いていることです。ただ注意点があります。発送する商品の価値が3,000円以上であれば、配送中の揺れなどが原因で商品に不具合が生じたり、破損したりしても、3,000円までしか補償してくれません。ですから配送方法は商品の価値やもしもの事態を想定して決めましょう。
ヤフネコ!宅急便コンパクトの場合
ヤフオク!の発送方法の2番目のカテゴリーであるヤマト運輸が提供する発送サービスの2つ目は、ヤフネコ!宅急便コンパクトです。ヤフネコ!宅急便コンパクトの配送サービスの料金などを以下にまとめて記載します。
大きさ | 配送料金 | 補償 | |
薄型専用(24.8cm×34cm) 専用(25cm×20cm×5cm厚み) |
380円(出品者負担の場合) | 444円~(落札者負担の場合 | 30,000円まで補償 |
出品者と落札者が匿名で発送できる
ヤフネコ!宅急便コンパクトには3つの特徴があります。ヤフネコ!宅急便コンパクトの1つ目の特徴は、ヤフネコ!ネコポスと同様に、出品者も購入者も実名を伏せて発送できるので、宛名書きをする必要がないことです。ヤフオク!が落札者への発送通知を代行してくれます。出品者も購入者も、自分の素性を隠せるので、安心できます。
専用ボックスの購入が必須
ヤフネコ!宅急便コンパクトの2つ目の特徴は、ヤフネコ!宅急便コンパクトで商品の発送を行うには、専用ボックスを購入する必要があることです。専用ボックスの値段は65円です。専用と薄型専用の2種類あります。この専用ボックスに入りきらない商品を引き取ってもらうことはできませんので注意が必要です。
保証は30,000円まで
ヤフネコ!宅急便コンパクトの3つ目の特徴は、30,000円までの補償が付いていることです。ヤフネコ!ネコポスの配送サービスと比べ10倍の補償をしてくれ、なおかつ送料も200円ほど割高になるだけなので、発送する商品が少し高額なものなら、おすすめの発送方法と言えます。
ヤフネコ!宅急便の場合
ヤフオク!の発送方法の2番目のカテゴリーであるヤマト運輸が提供する発送サービスの3つ目は、ヤフネコ!宅急便です。ヤフネコ!宅急便の配送サービスの料金などを以下にまとめて記載します。
大きさ(3辺の合計) | 配送料金(出品者負担の場合) 全国同じ |
配送料金(落札者負担の場合) 地域によって異なる |
補償 |
60cm 2kgまで |
600円 | 657円~ | 補償は30万円まで |
80cm 5kgまで |
700円 | 873円~ | |
100cm 10kgまで |
900円 | 1,111円~ | |
120cm 15kgまで |
1,000円 | 1,327円~ | |
140cm 20kgまで |
1,200円 | 1,564円~ | |
160cm 25kgまで |
1,500円 | 1,780円~ |
出品者と落札者が匿名で発送できる
ヤフネコ!宅急便には2つの特徴があります。ヤフネコ!宅急便の1つ目の特徴は、ヤフネコ!ネコポス、ヤフネコ!宅急便コンパクトと同様に、出品者も購入者も実名を伏せて発送できるので、宛名書きをする必要がないことです。ヤフオク!が落札者への発送通知を代行してくれます。
保証は300,000円まで
ヤフネコ!宅急便の2つ目の特徴は、30万円までの補償が付いていることです。ヤフネコ!宅急便で配送を依頼する際の最低価格は、出品者負担の場合600円かかり、決して安い値段ではありません。しかし発送する商品が貴金属や電化製品、電子機器など精密で高価な物であれば、この600円を保険料と考えれば安い値段と言えるかもしれません。
宅急便(ヤマト運輸)の場合
ヤフオク!の発送方法の2番目のカテゴリーであるヤマト運輸が提供する発送サービスの4つ目は、宅急便(ヤマト運輸)です。宅急便(ヤマト運輸)の配送サービスの料金などを以下にまとめて記載します。
大きさ(3辺の合計) | 配送料金(出品者負担の場合) 全国同じ |
配送料金(落札者負担の場合) 地域により異なる |
補償 |
60cm 2kgまで |
600円 | 657円~ | 30万円まで補償 |
80cm 5kg |
700円 | 873円~ | |
100cm 10kg |
900円 | 1,111円~ | |
120cm 15kg |
1,000円 | 1,327円~ | |
140cm 20kg |
1,200円 | 1,564円~ | |
160cm 25kg |
1,500円 | 1,780円~ |
出品者と落札者の住所を公表する必要がある
宅急便(ヤマト運輸)には3つの特徴があります。その1つ目は、出品者と落札者の住所を公表する必要があることです。これは他の3つのヤマト運輸が提供する配送サービスと異なる点です。出品者も落札者も、匿名での発送はできませんし、宛名書きをする必要もあります。
集荷の利用が可能
宅急便(ヤマト運輸)の2つ目の特徴は、集荷の利用が可能なことです。これもヤマト運輸の他の3つの配送サービスとは異なる点です。自分でクロネコヤマトの営業所などに商品を持って行かなくてもいいので、特に壊れやすい物や、大きかったり、重かったりして持ち運びが不便な物を発送するときは、この配送サービスを利用できます。
着払いが可能
宅急便(ヤマト運輸)の3つ目の特徴は、着払いが可能なことです。着払いで注意すべきことは、着払いにすると送料込みよりも値段が割高になってしまう場合があることです。とくに宅急便(ヤマト運輸)配送料を落札者負担にすると、済んでいる地域によって負担額が変わっていきます。着払いも同様です。
ですから今後もヤフオク!で出品し続けたいなら、落札者が後に投稿する自分への評価を考えて、着払いにするべきかどうかを慎重に考える必要があります。
ヤフオク!の送料と発送方法(その他の方法で発送)
次に考える発送方法は、その他の発送方法です。日本郵便とヤマト運輸以外でどのような発送サービスを利用できるのかを考えます。4つの発送サービスを紹介します
飛脚宅配便(佐川急便)の場合
ヤフオク!の発送方法で、日本郵便とヤマト運輸以外の紹介したい1つ目の配送サービスは、宅配大手の佐川急便が提供する飛脚宅配便です。飛脚宅配便の配送サービスの料金などを以下にまとめて記載します。
大きさ(3辺の合計) | 配送料金 | 補償 |
60cm~260cm | 770円~10,746円 | 30万円までの補償 |
出品者と落札者の住所を公表する必要がある
飛脚宅配便には3つの特徴があります。その1つは出品者と落札者の住所を公表する必要があることです。これはもう1つの宅配大手であるヤマト運輸が提供する配送サービスの宅急便(ヤマト運輸)と同じです。基本的に匿名での配送はできません。
集荷の利用が可能
飛脚宅配便の2つ目の特徴は、集荷の利用が可能なことです。ですから出品者は佐川急便の営業所や集配センターに商品を持ち込む必要はありません。特にサイズが大きかったり、重量があったりする商品を発送するには便利なサービスです。
着払いが可能
飛脚宅配便の3つ目の特徴は、着払いが可能なことです。宅急便(ヤマト運輸)の説明の際にも触れた点ですが、着払いにすると送料込みよりも値段が割高になってしまう場合があります。ヤフオク!での今後の商いを考え、着払いを選択するべきか、出品者負担を選択するかを慎重に考える必要があります。
らくらく家財宅急便
ヤフオク!の発送方法で、日本郵便とヤマト運輸以外の紹介したい2つ目の配送サービスは、らくらく家財宅急便です。らくらく家財宅急便の配送サービスの料金などを以下にまとめて記載します。
タイプ | 配送料金 地域により異なる |
補償 |
家具や家電など 3辺の合計 200cm×450cm |
4,400円~(200サイズ) | 全額補償 |
7,535円~(250サイズ) | ||
10,945円~(300サイズ) | ||
16,555円~(350サイズ) | ||
23,375円~(400サイズ) | ||
30,195円~(450サイズ) |
家具や大きな家電に対応
らくらく家財宅急便には3つの特徴があります。1つ目の特徴は、家具や大きな家電に対応できることです。ベッド、ソファー、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、家具、家電、何でも配送可能です。大きな商品の発送には便利なサービスです。
梱包作業と集荷を行ってくれる
らくらく家財宅急便の2つ目の特徴は、梱包作業と集荷を行ってくれることです。発送する商品が大きければ大きいほど、梱包も発送も一仕事です。しかし、らくらく家財宅急便は集荷してくれるだけでなく、梱包までしてくれるます。さらに配送先でも、らくらく家財宅急便は商品の開梱、梱包資材の片付けのすべてを行ってくれます。
とても便利なサービスと言えます。
売り上げから送料が引かれる
らくらく家財宅急便の3つ目の特徴は、送料は売り上げから天引きされることです。ここで注意点があります。配送料金は、規定距離を超えると追加料金を支払う必要が生じます。追加料金は出品者ではなく、購入者が負担することになります。購入者にはそのことをあらかじめ伝える必要があります。
ヤフオク!で商品を発送するときに使える裏技
これまで、ヤフオク!の発送方法として、日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便が提供する様々なサービスを考えてきました。ここからはヤフオク!送料を安くするための裏技を紹介します。3つの裏技を紹介します。
分解が可能な物は分解して発送
ヤフオク!送料を安くするための最初の裏技は、分解可能なものは分解して発送することです。組み立て式の家具などはバラして発送すればコンパクトにまとめて発送できるので、送料を安くできます。
衣類は圧縮して小さくする
ヤフオク!送料を安くするための2番目の裏技は、衣類は圧縮して小さくすることです。圧縮パックなどで衣類をコンパクトにすれば、送料を安くできます。ただその際、洋服にシワが入ってしまうので、そのことを購入者に伝える必要があります。
CD関係は重ねずに並べて発送
ヤフオク!送料を安くするための3番目の裏技は、CD関係は重ねずに並べて発送することです。重ね合わせてCDを梱包すると高さが出て、配送料金が高い発送サービスを利用しなければなりませんが、並べて梱包すればコンパクトになり、安い発送サービスを利用できます。
ヤフオク!の送料と発送方法はよく比較して決めよう!
ヤフオク!の送料と発送方法は様々です。どの宅配業者が、どんなサービスを提供しているのかをまずしっかり吟味し、自分が発送する商品にもっとも合った発送方法を選びましょう。着払いや落札者負担という選択肢もありますが、長期的に物事を見て、将来的に最も得策と思えるヤフオク!の料金、発送方法を賢く選びましょう。