Yahoo!知恵袋の質問が怖い！怖すぎる本当にあった相談を紹介！

Yahoo!知恵袋と言えば、一般ユーザー同士が質問・回答を交わし、最後に最も質問者が納得した回答に「ベストアンサー」の評価をつけて締めくくるという、ユーザーの生の意見を交わせるネット掲示板です。

Yahoo!知恵袋は、質問者・回答者の当人同士だけでなく、同じ疑問をもっているユーザーにとっても参考になる情報として利用されています。

Yahoo!知恵袋は、このようにネット上で得られる情報源として長い間、多くの閲覧者に利用されてきていますが、数ある質問の中には、「質問の内容が怖すぎる」と話題になるほど少し度が過ぎた内容を投稿している例もあります。今回はそうした例をいくつかピックアップしてレビューします。

まず紹介するのは、一見普通の主婦の質問なのですが、最後の最後で大どんでん返しがある投稿を紹介します。

相談の内容は、ある主婦がママ友に仲間外れにされていて困っているという内容で、仲間外れにされた理由は、自分の子どもがある友だちの家に遊びに行ったときに、汚れた手で高級なピアノに触らないように再三にわたって注意を受けたにもかかわらず言うことを聞かなかったことが原因で、ママ友を怒らせてしまったのが原因としています。

この質問に寄せられた意見や回答は、「しばらく距離を置くべき」「関係を改善するのは難しい」「無理に仲直りしようとがんばらなくて良い」などの様々な角度の視点から寄せられましたが、最終的に「ベストアンサー」に選ばれた回答は、仲間はずれにしたママ友を擁護する意見でした。

そしてその「ベストアンサー」に対して質問者が語ったコメントで驚愕の事実が明かされます。実は、質問したユーザーは仲間外れにされた主婦ではなく仲間外れにしたママ友で、立場を装って質問したと語り、「自分の立場を理解してくれる人がいることが分かって安心した」と締めくくっています。

さながらちょっとした推理小説のようですが、現実にこうした状況を見させられると、怖すぎるはなしです。この顛末を目の当たりにした閲覧者からは、「怖すぎる」「ゾッとした」「釣りが目的なら見事」といったコメントが寄せられています。ちなみに「釣り」とは、ネット上でわざと注目を浴びるような演出を仕掛けて、閲覧者の気を引くことをいいます。

次に紹介するのが、家に謎の物体が出没するのでどうしたら良いかという内容の怖すぎるはなしです。

相談の内容は、3～4ヶ月前から起きている事件で、自宅の天井からある黒いものが下に向かってぶら下がってくるようになり、初めは2箇所だったのがだんだん増えて今は５箇所までになっていて、ぶら下がっているものを見ても何なのか正体が全く分からないので、誰か対処法が分かったら教えてほしい、というものです。

内容を聞くと、ほとんど意味不明のホラーのような怖すぎる話ですが、その後補足コメントの添付写真で現場の状況を報告していて、見ると確かに何か不思議なものが天井から抜き出ているのが分かります。

テープでふさいでも突き抜けてきて、何重かにしてテープ貼ると別の場所から突き抜けてきてしまうそうです。想像すると怖いイメージしか浮かびません。

この質問に寄せられた意見や回答は、さすがに明確な対処法をアドバイスしているものはなく、怖いという単純な感想ばかりでした。テープを何重かにして貼ると別の場所から突き抜けてくるということに関しては、「何かがまとめて天井から落ちてきては大変なので、早めに大工などに頼んで天井裏を点検した方が良い」というアドバイスもありました。

結局、「ベストアンサー」に選ばれた回答は、「怖いよー天井裏気になる>_<」でした。解決策や現状がはっきりしないまま、この案件は終了しています。ただ、ユーザーの注目度は高く、閲覧回数は100万回を越えています。

次に紹介するのが、犯罪を匂わせるような不気味な怖すぎる投稿です。

この投稿は、１つの投稿だけでなく、同じ投稿者が複数の投稿を行っており、その全ての内容が関連付けて考えられる内容になっているので、閲覧者は隠喩がきいたリアリティをイメージさせられます。

初めの投稿は「血痕や匂いを完全に消す方法を教えてほしい」というもので、理由は「訳があって大型動物を風呂場で解体したいのだが、借り家住まいなので血痕や匂いを残したくないため」としています。

大家や家を世話してくれている会社に迷惑を変えたくないので、検出されない数値まで痕跡を失くす方法を教えてほしいと、かなり具体的な陳述があります。

また、解体したいという大型動物の大きさも明記されていて、「長さ1m少し、重さ23kg」といういたずらに幼児犯罪を連想させるような情報が織り込められています。

更にこの投稿者は、その後も投稿を続け、同種の怖い内容の質問を挙げています。以下、その内容をいくつか抜粋します。

仕事で幼児（小学生低学年）とコミュニケーションをとらなくてはいけないことになったので、子供の心をつかむコツを教えてほしい、警戒心を解いてすぐに仲良くなりたいので、子どもと話す姿勢や態度も教しえてほしいと質問しています。「マジック・ペット・人気アニメ」などの話題を使おうとも思っているという現実的な描写も含んでいます。

この質問だけであれば、ただの一般的な相談としか思いませんが、前述の質問のすぐ後にこうした質問が挙げられました。

また、他の怖い質問として、「5～10歳の女児に与える睡眠薬の目安を教えてほしい」という質問が挙がっています。食品で代用できるものがあれば教えてほしいとも聞いており、妙な現実感を思わせる内容になっています。

更に、怖い質問が続きます。「自分になついている小学生の女の子がいて、その女の子の進学祝いに、彼女が行きたがっていた海に連れていきたいと思っているが、道中退屈させたくないし、サプライズのプレゼントという意味もあって、女の子を眠らせて連れて行きたいと考えているが、これは犯罪になるか」という内容の質問が挙がっています。

これは、質問するための口実として作られた創作話にも感じますが真相はわかりません。思わせぶりな質問で、閲覧した人の心にモヤモヤした感情を残します。

これら一連の質問を閲覧したユーザーからは、「大型動物ではない」「小学生のことを言っているのではないか」「悪意に満ちた投稿だ」などの意見・感想が寄せられました。

これらの投稿については既に全て削除されており、警察に通報したユーザーもいたようです。内容はあまりにできすぎていて、ただ目立ちたいだけ、もしくは閲覧者の反応を見たいだけのいわゆる「釣り」目的の創作にも思えますが、そうだとしても悪意のある質問内容なので、こうした質問は今後挙げられないように取り締まってほしいものです。

実は、この種の怖い投稿は、後を絶ちません。例えば、「子供と連絡が取れなくなって心配になるのは、何時間くらいか」「舌を切ると声は出なくなるか」「血液の捨て方を教えてほしい」などの怖い投稿は多くあります。

こうした傾向は今の世相を反映しているとも考えられますが、閲覧する人に嫌悪感を持たせる・心配させるような悪質な質問はできるだけ人目につかないうちに取り下げられることを願います。

Yahoo!知恵袋に挙げられている質問の中には、意外に多くの怖い質問があります。創作の話であればただのホラー系の面白い話ですが、Yahoo!知恵袋は現実の質問を挙げるプラットフォームなので、閲覧者は初めから現実としてとらえてしまいます。

なんでも質問できるという門戸が広いところがネット掲示板の良いところですが、度が過ぎた質問は控える方が賢明です。