2019年03月22日更新
Windows10の標準アプリを削除!不要なプログラムをアンインストールして容量不足を解決!
Windows10には標準搭載されているアプリがあります。その中の自分に必要のないアプリを削除することでWindows10の容量不足を解決していきましょう。通常アプリと標準搭載アプリの削除方法を確認し、容量不足の悩みから解放されましょう。
目次
Windows10でプログラム(アプリ)を削除するメリット
Windows10をお使いになられている方はご存知でしょうが、Windows10には標準ですでにアプリが多くインストールされています。自分が使うアプリが最初からインストールされているのはとてもありがたいことですが、使用しない不要のプログラムが入ったままですと無駄に容量を取られてしまいます。
Windows10で不要なアプリはアンインストールして、容量不足を解消しましょう。
容量不足を解決
Windows10を使用していて、標準インストールされているアプリでも自分には必要のないアプリは必ずあります。Netflixや映画&テレビなども自分はYouTube派やAmazon派だという方はこのアプリを使用することはないでしょう。
しかし、使用しない不要なプログラムをアンインストールし、削除しない限り容量を使用しています。不要なプログラムは削除し、容量不足を解決していきましょう。
見た目がスッキリする
Windows10で使用していない不要なプログラムを削除することによって、容量不足も解決する上に、スタート画面もスッキリと見た目が変わります。見た目がスッキリすると、どこになにがあるか見つけやすいですし、作業効率も上がります。不要なプログラムは削除しスッキリさせていきましょう。
Windows10で不要なアプリを削除する方法
実際にWindows10で使っていない、使う予定もない不要なアプリは削除してしまいましょう。容量不足もこれで解決できるはずです。
設定からアンインストールする
Windows10から不要なアプリをアンインストールしていきましょう。Windows10で「スタート」ボタンをクリックしましょう。シャットダウンボタンの上にある歯車マークの「設定」をクリックしましょう。
設定画面が開いたら、「アプリ」をクリックしましょう。
自分のWindows10にインストールされているアプリがすべて出てきますので、不要のアンインストールするアプリをクリックし、「アンインストール」ボタンを選択しましょう。
Windows10に組み込まれている一部アプリはアンインストールできませんのでご注意ください。またMicrosoft Store からインストールしたアプリは、Windows10の「スタート」ボタンからアンインストールしたいアプリを探し、「右クリック」から「アンインストール」を選択し、削除することもできます。
Windows10の一部のアプリは削除できない?
スタートボタンをクリックし、アプリを右クリックからアンインストールを選択し、Windows10から不要なプログラムを削除していく際に、右クリックをしても「アンインストール」の項目が出てこず、削除できないプログラムがあります。この削除できないプログラムはビルトインアプリというWindows10の内蔵アプリです。
ビルトインアプリはメールや写真や動画をクラウドで保存してくれる機能があるフォトなど利便性の高いものから、映画&テレビやGrooveミュージックなど別サイトアプリを使用していると使うことが少ないアプリも内蔵されています。上記のアンインストールの方法で削除できないビルトインアプリは以下です。
- Cortana
- Grooveミュージック
- Microsoft Edge
- Microsoft Store
- Mixed Realityビューアー
- Mixed Realityポータル
- People
- Sticky Note
- Xbox
- アラーム&クロック
- 映画&テレビ
- カメラ
- カレンダー
- 接続
- 電卓
- 問い合わせ
- フォト
- ペイント3D
- ボイスレコーダー
- マップ
- メール
- メッセージング
「People」「Xbox」などの標準搭載アプリを削除したい
ビルトインアプリの標準搭載アプリを削除するにあたって、PeopleとXboxは少し特別です。Peopleはスタートボタンをクリックしてから開かれたスタート画面からは削除出来ますが、パッケージを削除することはできません。また、Xboxは複数のコンポーネント要素で構成されており、「*xbox*」でまとめてアンインストール出来ます。
Windows10の標準搭載アプリを削除する方法
実際に、Windows10のビルトインアプリの標準搭載されているアプリを削除する方法を確認していきましょう。まずはスタート画面から右クリックでアンインストールできないアプリを把握しておきましょう。
PowerShellで不要なアプリをアンインストール
Windows10の標準搭載アプリの不要なアプリは「Windows Powershell」を使って、削除を行っていきます。Windows10のスタートボタンをクリックをし、「WindowsPowershell」を選択しましょう。
Windows Powershellが起動しましたら、コマンドと削除したいアプリ名を入力していきます。ここでは削除したいアプリ名をすべて登録することによって一度に削除可能です。
コマンドやアプリ名を間違った場合は「操作可能なプログラムの名前として認識されません」とエラーメッセージが出ますので正しいコマンドとアプリ名を入力しましょう。
正しいコマンドとアプリ名が入力できましたら、「Enter」ボタンを押して確定します。これでスタート画面から右クリックでアンインストールできない不要なアプリをWindows10のメニュー画面から削除出来ました。削除できているかを確認してみてください。
コマンドを入力する
Windows PowerShellでは、コマンドやアプリ名はすべて英字表記です。最初は少しわかりにくいですが、慣れてしまえば簡単に削除出来ます。コマンドは「get-appxpackage *アプリ名* | remove-appxpackage」を入力します。アプリ名はそれぞれ異なりますので以下の表を確認し、そのままコピーしてお使いください。
アプリ | アプリ名(コマンド含) |
Cortana | Microsoft.Windows.Cortana※アンインストールできない |
Grooveミュージック | get-appxpackage *Microsoft.ZuneMusic* | remove-appxpackage |
Microsoft Edge | Microsoft.MicrosoftEdge※アンインストールできない |
Microsoft Store | get-appxpackage *Microsoft.WindowsStore* | remove-appxpackage |
Mixed Realityビューアー | get-appxpackage *Microsoft.Microsoft3DViewer* | remove-appxpackage |
Mixed Realityポータル | Microsoft.Windows.HolographicFirstRun※アンインストールできない |
People | get-appxpackage *Microsoft.People* | remove-appxpackage※スタート画面から削除はできるが、パッケージが残る |
Sticky Note | get-AppxPackage *MicrosoftStickyNotes* | remove-appxpackage |
Xbox | get-appxpackage *Microsoft.XboxApp* | remove-appxpackage |
アラーム&クロック | get-appxpackage *Microsoft.WindowsAlarms* | remove-appxpackage |
映画&テレビ | get-appxpackage *Microsoft.ZuneVideo* | remove-appxpackage |
カメラ | get-appxpackage *Microsoft.WindowsCamera* | remove-appxpackage |
カレンダー | get-appxpackage *microsoft.Windowscommunicationsapps* | remove-appxpackage※メールと同じ |
接続 | Windows.MiracastView※アンインストールできない |
電卓 | get-appxpackage *Microsoft.WindowsCalculator* | remove-appxpackage |
問い合わせ | Windows.ContactSupport※アンインストールできない |
フォト | get-appxpackage *Microsoft.Windows.Photos* | remove-appxpackage |
ペイント3D | get-appxpackage *Microsoft.MSPaint* | remove-appxpackage |
ボイスレコーダー | get-appxpackage *Microsoft.WindowsSoundRecorder * | remove-appxpackage |
マップ | get-appxpackage *Microsoft.WindowsMaps* | remove-appxpackage |
メール | get-appxpackage *microsoft.Windowscommunicationsapps* | remove-appxpackage※カレンダーと同じ |
メッセージング | Get-AppxPackage *messaging* | remove-appxpackage |
Xboxはその他に「Microsoft.XboxIdentityProvider」、「Microsoft.XboxSpeechToTextOverlay」、「Microsoft.XboxGameOverlay」とアプリ名があります。もし、「Microsoft.XboxApp」だけですべて削除できない場合はその他のアプリ名を入力して削除を行ってみてください。
Cortana、Microsoft Edge、Mixed Realityポータル、People、接続、問い合わせの6つのプログラムはWindowsPowershellを使っても削除出来ません。
下の画像は接続のプログラムをアンインストールしようとした際のエラーメッセージです。Peopleに至っては、PeopleをWindowsPowershellを使ってアンインストールを試みますと、スタート画面のメニューからPeopleは削除できますがPeopleのパッケージは残っている状態です。
間違えてWindows10のアプリを削除してしまった時は?
自分がよく使っているアプリを間違って消してしまったときや、自分の行動パターンが変わって使うようになったアプリを以前アンインストールしていたなど、困った事態になってもまた再ダウンロード出来ます。標準搭載のアプリも再ダウンロード可能ですので確認していきましょう。
Microsoftストアから再ダウンロードする
Microsoftストアから再ダウンロードが可能ですので、スタートボタンをクリックし、メニューからMicrosoftストアを探し起動させましょう。Microsoftストアはホーム画面の最下部にアプリが掲載もされています。そちらをクリックしていただいてもかまいません。
Microsoftストアが起動しましたら、右上にある検索で再ダウンロードしたいアプリの名前を入力しましょう。今回は「Grooveミュージック」を検索します。
検索によってヒットした画面が出てきますので、その中からGrooveミュージックを選択し、クリックしましょう。
Grooveミュージックの画面が開きましたら、「入手する」ボタンをクリックしダウンロードを行えば、再ダウンロードの完了です。
Microsoftで検索
Microsoftストアのアプリを使用して、Windows10のアプリの再ダウンロードの方法を確認しましたが、Windows10からMicrosoftストアのアプリを削除していた場合はデスクトップやメニュー画面からは検索できません。ブラウザで「Microsoft」を検索し、公式のサイトからWindows10に必要なアプリをダウンロードしましょう。
Windows10でアプリを削除して容量不足を解消しよう
Windows10に標準搭載されているXboxやPeopleなどのアプリは削除するのに少し手間がかかりますが、不要なアプリは容量不足の原因です。容量不足になると、焦って必要なものを削除することになり、無駄な手間がかかることが多いです。時間のある時に、自分にとって不要のアプリをWindows10から削除し、容量不足を解消していきましょう。