WeChat Pay(微信支付)の使い方!日本から登録・チャージ・決済はできる?
日本人でも登録可能WeChat Payについてご紹介します。WeChat Payの有効化は日本人の私たちにとって簡単な方法ではありませんが、ポケットチャージを利用すれば日本人の私達でも他人の力を借りずにWeChat Payのウォレットを有効化する事が可能です。
目次
- 1WeChat Pay(微信支付)とは
- ・中国の代表的なスマホ決済サービス
- ・WeChat Pay(微信支付)は日本人も使用できる
- 2WeChat Payの使い方!登録方法を解説
- ・まずはWeChat(微信)アプリをダウンロード
- ・WeChat(微信)アプリでアカウントを登録する
- ・WeChat Payの登録方法
- 3WeChat Pay(微信支付)にチャージする
- ・登録したWeChat Payを有効化するにはチャージが必要
- ・チャージをする方法は3種類ある
- 4WeChat Pay(微信支付)のユーザーから送金してもらう手順
- ・チャットで送金してもらう場合
- ・QRコードを使って送金してもらう場合
- 5日本人でも登録可能!WeChat Pay(微信支付)を活用しよう
WeChat Pay(微信支付)とは
皆さんWeChat Payをご存知でしょうか?本記事冒頭の本章ではWeChat Payとはどういったサービスなのかをご紹介していきます。
中国の代表的なスマホ決済サービス
WeChat Pay(微信支付)とは、中華人民共和国の企業であるテンセントが提供しているWeChatアプリ内のスマートフォン決済サービスアプリのことです。WeChatは相手とメッセージを送り合うことでコミュニケーションをとることができるアプリで、中国版のLINEアプリと考えてください。
WeChatは中国での生活で重要な役割を果たしており、WeChatアプリは、基本的に全て無料で利用することが可能です。2019年2月現在WeChatの利用ユーザーは10億人以上のアクティブユーザー数を誇り、世界最大の無料通話アプリといっても過言ではありません。
WeChatアプリは日本でも利用することが可能で、全世界200カ国にアクティブユーザーが存在します。そんなWeChatの中で利用されている決済サービスのWeChat Payですが、WeChat Payの中に搭載されているウォレットに現金、またはクレジットカードからお金をチャージすることで、様々な決済に利用することが可能なのです。
そんなWeChat Payですが日本人の私たちでも利用することはできるのでしょうか?次の章では、その疑問についてお答えしていきます。
WeChat Pay(微信支付)は日本人も使用できる
そんなWeChat Pay(微信支付)ですが、日本国内に在住している日本人でも利用することが可能です。中国の銀行口座を保有していなくても利用することができ、またWeChat Payを利用して友人にお金を送金する仮想通貨のような使い方をすることも可能なのです。
中国ではALIPAYと並ぶ決済方法としてWeChat Payが君臨しています。その為、これから中国に旅行に行く方は、日本で事前にWeChat Payに登録、及び使い方を覚えておくと非常に便利です。
本記事ではWeChat Payの日本国内での使い方や、日本人の私たちがどのようにWeChat Payに登録するかをご紹介していきます。次の章では日本国内でWeChat Payを登録する方法をご紹介していきます。
WeChat Payの使い方!登録方法を解説
本章ではWeChat Payの使い方から、WeChat Payの日本での登録方法までを詳しく画像付きで解説していきます。これからWeChat Payを利用したいと考えている日本人ユーザーの方は、本章の使い方・登録の解説や手順を見て、実際にWeChat Payを登録・利用してみてください。
まずはWeChat(微信)アプリをダウンロード
WeChat Payの使い方を解説する前に、まずはWeChatアプリをスマートフォンにインストールする必要があります。下記のリンクにアクセスして、WeChatアプリをインストールしてください。
・Androidユーザーの方はこちらのリンクからインストールしてください
・iOS(iPhone・iPad・Apple Watch)ユーザーの方はこちらのリンクからインストールしてください。
・Windows・Macパソコンユーザーの方はこちらのリンクからインストールしてください。
WeChat(微信)アプリのインストールが完了したら、次はWeChatアプリのアカウント登録を行っていきます。
WeChat(微信)アプリでアカウントを登録する
WeChat(微信)アプリのアカウント登録方法をご紹介します。
インストールしたWeChatアプリを起動して”登録”をタップしてください。
新規登録画面が表示されます。まずはお使いのスマートフォンの電話番号とパスワードを入力してください、また国番号は日本に設定します。電話番号の入力が完了したら"登録”をタップします。
WeChatアプリに電話番号の入力が完了すると、登録した電話番号に4桁の確認コードが記載されたSMSが送信されます。SMS確認コードを受信したらWeChatの登録画面に入力して"送信”をタップしてください。
認証コードの入力が完了するとプロフィール設定画面が表示されます。名前はサムネイル写真を追加し、プロフィール設定が完了したら"次へ”をタップします。
以上でWeChatアプリの新規登録は完了です。新規登録中に音声認識の確認や利用規約の同意画面が表示されることもあるので、表示される手順に従ってWeChatアプリの新規登録を完了してください。
WeChat Payの登録方法
WeChatアプリの新規登録が完了したらWeChat Payの新規登録を進めていきます。
日本のクレジットカードで登録できる
WeChat Payにはクレジットカードを登録する必要がありますが、日本のクレジットカードでも登録することは可能です。日本のクレジットカードを利用してWeChat Payに新規登録する方法は下記の通りです。
WeChatアプリを起動してください。スクリーン下のメニュータブから"チャット”を選択し、画面右上の"+"アイコンをタップしてから"マネー”を選択してください。
"実名認証"というページが表示されます。下記の画像は英語で表記されていますが、メニュー一覧の一番上"カードの追加"をタップしてください。
"カードの追加"という画面が表示されます。"カード番号”の部分にクレジットカード番号を入力します。"カメラ”アイコンをタップするとクレジットカードスキャナーが起動します。クレジットカードの写真を取るだけでクレジットカードナンバーを入力することが可能です。
クレジットカード番号の入力が完了したら”次へ”をタップしてください。
"カードと身元情報を入力"という画面が表示されます。ここではクレジットカードの有効期限やCVVコード、クレジットカードの請求先住所を入力してください。
クレジットカードの情報と身元情報の入力が完了したら"支払いパスワードの設定”を行います。6桁の任意の暗証番号を入力してください。
"支払いパスワードの設定”が完了したら”マネー”ページに戻ります。"ベンダーに支払い”の項目内にある"有効”をタップしてください。
下記の画像のようにバーコードとQRコードが表示されます。このバーコードとQRコードを利用してWeChat Pay内での支払いや受取りを行いますので、厳重に管理してください。
WeChat Payの登録方法の手順解説は以上です。次の章ではWeChat Payにマネーをチャージする方法をご紹介していきます。
WeChat Pay(微信支付)にチャージする
本章ではWeChat Pay(微信支付)にチャージする方法と手順をご紹介していきます。
登録したWeChat Payを有効化するにはチャージが必要
登録したWeChat Payを有効化するにはチャージが必要です。どういったことなのかを詳しく解説していきます。
チャージすることでウォレットが表示される
WeChat Payの登録が先ほど完了しましたが、WeChat Payを有効化するにはWeChat Payのウォレットに現金をチャージする必要があります。現金をチャージしないとウォレットが表示されないので注意してください。
日本のクレジットカードではチャージできない
WeChat Payのウォレットを有効化するには、WeChat Payウォレットに現金をチャージする必要があると前述しましたが、先ほど登録した日本のクレジットカードではWeChat Payに現金をチャージすることができません。
その為、ある方法を利用してWeChat Payのウォレットを有効化する必要があります。次の章ではWeChat Payのウォレットを有効化する3つの方法をご紹介していきます。
チャージをする方法は3種類ある
WeChat Payに現金をチャージする方法は全部で3つの方法があります。WeChat Payに現金をチャージする方法は下記の通りです。
- ポケットチェンジを使う
- 中国国内で開設した銀行口座を使う
- WeChat Payにチャージしたことのあるユーザーから現金を送金してもらう
上記3つの方法を詳しくご紹介していきます。
ポケットチェンジを使う
ポケットチェンジを知らない人が多いと思いますので、ポケットチェンジとはどういったものなのかをご紹介します。
ポケットチェンジとは主要な国際空港や駅に設置されている、現金をWeChat Payにチャージできる無人マシンのことをポケットチェンジと言います。ポケットチェンジのマシンを利用することで、WeChat Payにチャージすることが可能です。
海外旅行で余った外貨を投入することで、WeChat Pay以外の電子マネーやギフトコードに交換することができるのです。使い方も非常に簡単で、東京や大阪にも複数ポケットチェンジが設置されています。
ポケットチェンジの設置場所を詳しく知りたい方は下記のリンクから確認してください。
ポケットチェンジの使い方は非常に簡単です。余った外貨や日本円をポケットチェンジに入金して、チャージ先を選択するだけでチャージ完了です。ポケットチャージの詳しい使い方を知りたい方は下記のリンクにアクセスしてください。
日本人である私たちが唯一日本円でWeChat Payに入金できるサービスです。お近くのポケットチャージ設置場所を確認して、WeChat Payにチャージを試してみてください。
中国の銀行口座を使う
WeChat Payにチャージしウォレットを有効化する方法として、中国の銀行口座を開設し、クレジットカードを発行してWeChat Payにチャージする方法があります。ですが日本人にとって中国の銀行口座を開設してWeChat Payのウォレットを有効化するのは至難の技であると言えます。
中国で銀行口座を開設するためには、中国政府が発行する納税番号、及び中国に住んでいるという住所証明が必要です。そのため、中国に旅行にいった際に気軽に銀行口座を開設するという訳にはいかないのです。
中国に在住していたことのある日本の知人を探し出し、WeChat Payにチャージしてもらうという方法もありますが、日本人の知人に中国の銀行口座を持っている人を探すのは困難なため、WeChat Payのウォレットを有効化する方法の中でも難しい方法であると言えます。
WeChat Pay(微信支付)のユーザーから送金してもらう
最後のWeChat Payウォレットを日本から有効化する方法です。WeChat Payをすでに利用している日本のユーザーから、WeChat Payのウォレットに送金してもらいウォレットを有効化するという方法もあります。この方法も、WeChat Payをすでに利用している日本のユーザーを見つけることが難しいことから有効的な方法でありません。
もしWeChat Payを利用したことがある日本の知人がいれば、1円でも構わないので送金してもらいWeChat Payウォレットを有効化してください。
WeChat Pay(微信支付)のユーザーから送金してもらう手順
本記事最後の本章ではWeChat Payユーザーから、自分のウォレットに現金を送金してもらう方法をご紹介します。難易度の高いものではありますが、覚えておくといざという時に便利なので覚えておくことをおすすめします。
チャットで送金してもらう場合
WeChatのチャット機能を利用して送金してもらう方法をご紹介します。
WeChatを起動して、スクリーン下部のメニュータブから"チャット"を選択し、送金を依頼したユーザーを選択し、送金の依頼メッセージを送信してください。
QRコードを使って送金してもらう場合
QRコードを使って送金してもらう場合は、先ほど設定したWeChat Payアカウントで、QRコードのスクリーンショットを撮影し、入金依頼をするユーザーに送信してください。
日本人でも登録可能!WeChat Pay(微信支付)を活用しよう
本記事では日本人でも登録可能なWeChatとWeChat Payの使い方についてご紹介しました。WeChat Payの有効化は日本人の私たちにとって簡単な方法ではありません。ですがポケットチャージを利用すれば、日本人の私たちでも他人の力を借りずにWeChat Payのウォレットを有効化することが可能です。
近い将来WeChat Payがより簡単に利用できることを願っていますが、現状のところ本記事で紹介した方法以外にWeChat Payのウォレットを有効化する方法はないので、WeChat Payの利用を考えている方は、本記事をよく読んで検討してみてください。