無料の文字起こしアプリ・ソフト9選を比較!音声データをテキスト化・変換しよう!
文字起こしできるアプリやソフトがあると、様々な場面で便利に使えます。今回は無料で使える文字起こしアプリやフリーソフト9つを比較して、Windows・Macで使える音声データのテキスト化(変換)にうってつけな情報を厳選してお伝えしていきます。
目次
- 1文字起こしアプリ・ソフトが便利!
- ・音声をテキスト化するアプリ・ソフト
- ・文字起こしアプリ・ソフトを使うメリット
- 2文字起こしができるおすすめ無料アプリ・ソフト【PCソフト編】
- ・googleドキュメント提供の自動文字起こし機能
- ・MacPC標準搭載文字起こしソフト
- ・WindowsPC標準搭載文字起こしソフト
- 3文字起こしができるおすすめ無料アプリ・ソフト【iOSアプリ編】
- ・speechy
- ・Recoco(レココ)
- ・グラバー
- 4文字起こしができるおすすめ無料アプリ・ソフト【Androidアプリ編】
- ・Speechnotes
- ・Edivoice
- ・音声入力 Voice
- 5文字起こしができるおすすめ無料アプリ・ソフトの比較
- ・PCソフト
- ・iOS用アプリ
- ・Android用アプリ
- 6文字起こしアプリで簡単に音声データをテキスト化しよう!
文字起こしアプリ・ソフトが便利!
仕事柄、誰かの話を聞いて記事したり広告を作成する際に手書きで記録していたものが、音声をその場でテキスト化してくれるアプリやフリーソフトがあるととても便利です。それ以外にも、聞いた言葉をそのまま文字起こししてくれるアプリがあれば、授業や会議の内容が文章として残ります。
また、ちょっとメモを取りたい時にも手書きする必要もありません。アプリを起動してワンボタンで音声が文章として残れば、目で見てわかりやすいでしょう。そんな文字起こしアプリやソフトが無料で使えると、様々な場面で使えます。
今回はそんな無料で使える文字起こしアプリやフリーソフト9つを比較し、PCで使えるフリーソフト・スマホで使える音声テキスト化アプリを紹介していきます。仕事上インタビューが必要な場合、文字起こしの作業時間を短縮することも可能です。
音声をテキスト化するアプリ・ソフト
Windows・Macそれぞれで使える音声テキスト化可能なフリーソフト、Android・iPhoneでも使える文字起こしアプリもそれぞれ紹介していきます。
スマホでも文字起こしアプリは利用できるので、いつでも外出先で利用できます。若しくは音声を持ち帰り、PCでフリーソフトを使って文章化するのもよいでしょう。使い方次第で、無料の音声テキスト化フリーソフトはとても便利です。
アプリやソフトによっては、用途によって不便を感じるものもあるでしょう。そのため、実際に使ってみた方のレビューや体験談を元に文字起こしできるアプリやソフトを詳しく紹介していきます。
文字起こしアプリ・ソフトを使うメリット
文字起こしアプリやフリーソフトがない場合、上記でお伝えした音声を手書きで一端テキスト化することが基本となっている方は多いでしょう。これから文字起こしアプリやフリーソフトを使うことで、多くのメリットがあります。
文字起こしアプリやソフトは、PCやスマホに付属したマイクで音声を拾って、テキスト化をおこないます。スマホに文字起こしアプリを入れておけば、その場の音声を即座にテキスト化してくれるので大変便利です。
文字起こしは大変
文字起こしをおこなったことのある方であれば、文字起こしアプリやソフトのメリットを痛感されることでしょう。それだけに、文字起こしは時間のかかる作業です。一般的に1時間のインタビューを文字起こしにかける時間は、2時間程と言われています。それに対して、文字起こしアプリやソフトを使えばその手作業にかかる時間が不要になります。
普段何気なく取っているメモや記録、スケジュールの管理に文字起こしのアプリやソフトが使えれば、スマホの操作が今以上に簡単と感じることがあります。一度高性能な文字起こしアプリやソフトを使いこなせると、文字起こしの大変さを知っている人であれば無くてはならないものになるでしょう。
文字起こしアプリ・ソフトはフリーのものでも優秀
文字起こししてくれるアプリやソフトは沢山あるので迷うところですが、有料だから特別優れているとは言い難いようです。そのため、今回はフリー(無料)の文字起こしアプリやソフトを中心に、9つを比較して特に使い勝手の良いものを紹介していきます。
文字起こしができるおすすめ無料アプリ・ソフト【PCソフト編】
PCで使える、無料の文字起こしアプリやフリーソフトを中心に紹介していきます。特にGoogleを使っている方であれば、スピーカーでの設定を変えるだけで簡単に使える自動文字起こし機能が便利です。Mac・Windowsどちらでも簡単に使える文字起こしアプリやソフトは以下の通りです。
googleドキュメント提供の自動文字起こし機能
下記にあるリンク先から「VB-CABLE」をインストールします。インストールしたフォルダーを展開します。タクストレイにあるスピーカーマークを右クリック「サウンド」→タグにある再生・録音それぞれにインストールした「VB-CABLE」を既存の通信デバイスとして設定します。
Googleドキュメントを選び、上部にある「ツール」→「音声入力」を選びます。一部漢字の変換違いがあるものの、マイクが拾った音声をテキスト化したものが、下記の画像です。テキスト化するのに数秒かかるものの、タイピング不要で文字起こしされるので仕事効率も上がります。
Googleのドキュメントで使える文字起こしのテキスト化は、スピーカーの設定を変えるためYouTubeが聞けなくなります。使用する時は、スピーカーの変更をおこなうため、その都度切り替えの手間が必要です。
MacPC標準搭載文字起こしソフト
文字起こしアプリやソフトの替わりになる機能が、MacPCには標準搭載されています。「Apple メニュー」→「システム環境設定」→「キーボード」→「音声入力(入)」→音声入力オプションから選択します。
文章をかく全ての人に読み上げ機能。インタビューの文字起こし、編集、修正を繰り返してたら、ゲシュタルト崩壊した。1日寝かせるパターンもあるがそんな時間ないので読み上げ機能。聞いてると、誤字脱字はもちろん「いやいや話ついてけないわ」みたいな箇所がわかる。Macの設定方法👇 pic.twitter.com/9EsevZ8B3z
— ささくれ🇻🇳🇲🇾 (@sasakuremomoko) May 27, 2019
WindowsPC標準搭載文字起こしソフト
Windowsにも文字起こしソフトが標準搭載されています。もちろんマイクがなければ文字起こしできないので注意が必要です。「スタート」→「コントロールパネル」→「コンピューターの簡単操作」→「音声認識」→「マイクのセットアップ」をクリックします。
音声認識ソフトを起動させるためには、「コントロールパネル」→「コンピューターの簡単操作」→「音声認識の開始」をクリックします。ヘッドホンマイクを使用しても、Googleドキュメントで使える音声入力に比べて、正確さに幾分なんが感じられる内容になっています。様々な作業が音声でできる点はメリットです。
音声認識エンジンはWindowsのを使ってて、辞書自体は違うんじゃないかと思わせる結果がこれ。コルタナさんって言い続けたら、Windowsはがっつり反応するが、VoiceAttackの結果はこうなった。 pic.twitter.com/OnY0GOxEkD
— goo2 (@goo2) November 4, 2017
適応対象はWindows8.1とWindows7になりますが、Windows10にも音声認識による文章作成が可能です。成功率が低い場合は、ヘッドセットマイクの使用がおすすめです。他の音を拾いやすいマイクほど、文字起こしが難しい事を覚えておくとよいでしょう。
文字起こしができるおすすめ無料アプリ・ソフト【iOSアプリ編】
アップル製のIOS端末におすすめの文字起こしができる無料アプリ・ソフトをまとめて紹介していきます。iPhone対応の文字起こしアプリがあれば、出先のインタビューや会議にも持ち込みやすく、その場で文字起こししてくれるので、見直しできるメリットがあります。
iOSの音声認識機能(Siri)に「俳句を詠んで」と頼んでみた結果…そこは素直になって下さいよSiriさん… pic.twitter.com/iFzgxTNH1y
— たけさん (@HighwayStar787) December 30, 2013
文字起こしできる無料アプリのなかでも、特に評価が高くレビュー内容が好評なものを厳選して選んでいます。ワンボタンで利用できる時間やデータ料など、アプリによって違いがあります。特に使い勝手の良いおすすめの文字起こしアプリをお伝えしていますので、是非参考にしてみてください。
speechy
なんといっても、シンプルな操作性が好評のspeechyはおすすめです。テキスト化はもちろん、追加で編集できる機能を搭載しています。それに付け加え、テキスト翻訳と多言語の音声翻訳まで可能です。レビューには、長時間の使用で保存データー量が多くなる等のコメントがあります。
speechyも無料の文字起こしアプリな上に、評価も高いので使ってみる価値は十分にあります。外出先での利用が可能なので、とても便利に使えます。
Recoco(レココ)
iPhoneで使える無料文字起こしアプリのなかで、次に人気なのがRecocoです。会議や講演会で取っておきたいメモをRecocoで残せます。録音アプリとしても使えます。
なんといっても、リアルタイムで文字起こしをしてくれるアプリですが周囲の音やデーター通信の状況によっては、正しく文字起こしができないようです。
グラバー
ボタン一つで録音開始し、録音した音声を文字に変換します。なんといっても自動でバックアップし、シェアしやすのがポイントです。音声認識の精度は高いものの、保存したデータの消去や管理にやや手間を感じる人もいるようです。
文字起こしできる音声時間は、15秒と短いため何度もボタンを押して音声メモのデーターを保存することになります。音声認識精度は高いものの、長時間の文字起こしに不便を感じることもあるでしょう。
文字起こしができるおすすめ無料アプリ・ソフト【Androidアプリ編】
Android端末で使える無料文字起こしアプリの中で、おすすめのものを紹介していきます。なんといっても、持ち歩いてすぐに使えるアプリである事と、それぞれの特徴をお伝えします。自分にあった無料アプリ選びの参考にしてください。
Speechnotes
インタビュー記事にとどまらず、会議や講義をスマホアプリでメモに取ってもらうことはもちろん、PC版Speechnotesとしても使えます。音声認識の正確さも安定しています。
音声をテキスト化するために待機している時間も長く、沢山ある文字起こしアプリの中でも高評価のレビューが多いのが、Speechnotesです。文字起こしが多少遅いものの、メールなどでシェアできます。
Edivoice
マッシュルーム対応キーボードからの呼び出し可能なほか、タップ不要で音声認識の連続動作やシェアができます。広告除去のため有料オプションを必要とします。オフライン作業が可能ですが、用途に合わせて追加アプリが必要です。
通常音声によるテキスト化となると、句読点や改行を後から編集しなければならないものですが、音声入力とキーボード同時使用が可能です。文字のサイズの変更など見やすさもあり、文字起こしアプリ選びに迷っている方であれば一度試してみる価値があります。
音声入力 Voice
音声入力で文章作成できるのはもちろん、好きなアプリへシェアも可能です。作成した文書を確認できる履歴機能や、電話帳検索機能で登録電話番号呼び出しなどスマホ使いをより一層便利にしてくれるアプリです。アプリが不安定なこともあり評価は他の文字起こしアプリに比べ低めですが、スマホの利便性を上げたい向けのアプリとも言えます。
文字起こしができるおすすめ無料アプリ・ソフトの比較
上記でお伝えしてきた文字起こしアプリやソフト以外を中心に、わかりやすく紹介していきます。こちらのアプリやソフトも全て無料で使えます。文章などを作成するライターであれば、一度使ったらくてはならないものになるでしょう。
Googleの音声自動文字起こしアプリ「音声文字変換」がテキスト保存に対応 https://t.co/RcZXiVjQSw pic.twitter.com/Gh9BkNRJMd
— Impress Watch (@impress_watch) May 17, 2019
PCソフト
音声データをマイクで取り込み、文章の文字起こし(テキスト化)をおこなうならPC向けのソフトは高性能なものが多くあります。無料ソフトはもちろん、PCに標準搭載されている音声ソフトは使えます。ただし、マイクの性能、周辺の音を拾ってしまうため正確性を求めるのであればGoogleドキュメントで使える音声入力がおすすめです。
また、PCで使える文字起こしのフリーソフトではマイクの性能如何によって、正確なテキスト化が可能です。用途に合わせた外部機器を選びをするとよいでしょう。
iOS用アプリ
PCソフトとも同様に、周囲の雑音で音声を拾いにくいことが原因で、テキスト化が難しい場合があります。しかしiPhoneで利用できる文字起こしアプリは、変換性能も高くテキスト化の後の文章校正もできる仕様になっています。シェアができるものであれば、文字起こしアプリで作成した文章をPCへ送って文章校正をおこなうのもよいでしょう。
文字起こしアプリで叫んでみたけど、解読の必要がある pic.twitter.com/Z5kqMzW886
— 鶉🦉6号館B06b💚8/25 (@_uzuland) February 4, 2019
改めて文章校正をおこなう場合、speechyであれば音声データの保存を利用できます。テキスト化された文章さえあれば、音声をそのまま手書きで書き起こす時間を削減でき、仕事の効率化に効果的です。
Android用アプリ
Androidアプリ用の文字起こしアプリの中には、使用中の広告や短時間で切れてしまうなど、特徴を持つアプリもあるために用途に合わせたアプリ選びが必要です。
文字起こしアプリで叫んでみたけど、解読の必要がある pic.twitter.com/Z5kqMzW886
— 鶉🦉6号館B06b💚8/25 (@_uzuland) February 4, 2019
どの文字起こしアプリにも同様のことが言えますが、自分の声をマイクで拾って文字起こしする場合と、会議や講義など周囲の音も入ってしまうような環境下だと上手く文字起こしアプリの性能が生かせないことがあります。
文字起こしアプリで簡単に音声データをテキスト化しよう!
インタビューした内容を記事にするライターであれば、文字起こしアプリは非常に使えます。音声を手書きで文字に起こす作業時間の短縮化はもちろん、メモを頻繁に取る会議中にアプリが活躍します。目的の音声を選んで聞くよりも、目につきやすい文章データの方が探しやすさもあるでしょう。
留守電文字起こしアプリ、変な文字起こししてくるので、おっちょこちょいなカワイイやつという感じでかなり癒されるんだよな。 pic.twitter.com/9dekZIFo54
— jonathan (@iemukot) January 18, 2018
iPhoneやAndroidを使用した文字起こしアプリの場合、データ量がかさんでストレージを圧迫してしまうことがあります。そのため、シェア機能やデータを保存できるクラウドなどを利用するのがおすすめです。